最終日にC企画理事のパワハラ問題等を調査する弁護士等の費用を計上する議案が上程され、また八重樫副知事の再任、監査委員の再任の人事議案を含めて当局提出の議案はすべて可決されました。
議案第106号 補正予算(第1号)4,663千円がこのパワハラ調査費用に充当され、本会議でも臼澤勉議員と斉藤信議員が質疑が議案に対する質疑をしました。
斉藤議員が指摘したカラ出張疑惑が事実なら、職員に模範を示す立場にある上席職員としてあるまじき行為であり、即免職に当たる重大な背任行為です。斉藤議員が出席していた本人に詰め寄った時にカラ出張に関しては潔く事実を認めて欲しかったと私は思いました。しかし、それができるなら最初から疑惑を持たれることはしないはずで、望んでも無理な話だったでしょう。事実はこれから調査で明らかになるでしょうが、今月5日の総括質疑以来、個人的な問題で県政の信頼を低下させたことは事実ですから、発言の機会を与えられた昨日、この件に関して上席職員としての自覚があるのならお詫びの言及があってしかるべきでした。
この事案がここまで膨らんだのは副知事の任用にも大いに関わりがあります。副知事の任用の時期が近くなった頃に公益通報文書が相次いで出回りました。現在の県政の権力構造を憂慮する関係者が多く存在したということです。今回の問題は、以前から私が指摘しているようにC企画理事だけの問題ではありません。根っこは深く、C企画理事を手足のように利活用した人物が背後に存在していることが問題の起点になっていると私は考えています。4月から調査でそこまで行きつくことを希望しますが、おそらく難しいでしょう。
調査結果が気になるところですが、長期に及ぶほど県職員の動揺も収まらないので、早期の報告を強く望みます。
さて、今回の事案に対する知事の振る舞いについては疑義が残ります。パワハラ事案については反応して言及し、職員に広く呼びかけはしました。しかし、この種の案件は時として収拾がつかなくなるほどエスカレートするか、報復を恐れて貝のように口をつむぐかの両極端になる可能性が高く、報告と同時に県政をよくしようとする建設的な意見も同時に求めることも必要でした。
また、こうしたピンチはチャンスに変える絶好の機会と捉えて、歪んだ権力構造の一掃を図る手立てを講じる決意と方策を実行するいい機会でしたが、その強い思いの表明はありませんでした。ここに盆に暗い知事の弱点が露呈したところです。調査をしている間、C企画理事の職務の所掌がどうなるか、総務委員会では私は凍結すべきだと提言しましたが果たしてどうなるか知事の危機管理が問われます。
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