今日、開業医の方と県立病院の現状と課題について2時間ほど意見交換をしました。
その医師の方は県立病院勤務も経験のある方で、現場勤務を通じて思っていること、県の医療局がなすべきことについて率直な意見を伺いました。
自分の想像をはるかに超えた勤務実態を聞くに及び、将来の県立病院改革への道程の厳しさを実感すると同時に、小手先の改革をいくら重ねても改革の本丸には辿り着けない、問題の根の深さを感じました。
例えば、過多なペーパーワーク、医療訴訟に備える自己防衛、チームワークの大切さ など
詳しくは書きませんが、患者側からの視点では分らない実態が浮かび上がりました。
また、医師は患者から「先生、ありがとうございました。」の感謝の言葉が何よりであり、それを誇りにして医師をしているのだととも。
2月10日(火)には次の2月定例議会の議案説明会で、おそらく医療局から先に発表された新しい経営計画案の本案が出されます。
今日まで、各種報道も診療所の無床化がクローズアップされてきましたが、今日の話を聞くに及び、診療所を無床化にしたところで医師の退職が止まるという保証は全くないことの認識が深まりました。要は
本気で県立病院の存立存続にかかわった覚悟がプランに示されるのかどうか
であり、
以前から私が指摘しているように
医療局の経営体制の抜本的見直しを前提とした岩手の地域医療を守るかの県立病院設立の理念を活かした考え方が求められていると思います。
今日までのプランでは医者の一時的な退職をとめるだけであり、この考え方に沿うと中核病院ですら存続が防げなくなり、二次医療圏を中心にした県民医療の完結などは全くの絵空事になってしまいます。
一方、県民も今までのように誰かに頼めば何とかなるという幻想めいた考えも捨てなければ問題の解決の道は遠ざかっていくばかりです。
県は4月から計画を実行しなければ鬼が来るごときの姿勢でなく、じっくりと県民と対話しながら事を進めることが必要ではないでしょうか。
2009年02月05日
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