2023年05月23日

達増県政振り返りE

3⃣ 産業経済
識者は県中小企業診断士協会顧問 宮 健氏

宮氏:達増知事は、歴代知事が進めた企業誘致などによる県民所得の向上を継承、発展させてきたと言える。特にキオクシア北上工場(北上市)をはじめとする半導体を中心にした工場立地は非常にインパクトが強い。自動車産業の集積に匹敵する。

キオクシア社に関して県が貢献したのは、企業局の工業用水の調達を50年という長期間確保したことだけではないか。半導体の市況が好転したことにキオクシア社自身が即座に反応し企業努力で大型設備投資を行い、北上市(県ではない!)メインで対応した。この事実は曲げられない。

自動車産業も東日本トヨタ岩手工場の恩恵を得て本県に関連産業が進出していることは事実であるが、トヨタ社の東北地方の再編によってオイシイところは宮城県にことごとくさらわれてしまったことはあまり報道されていない。宮城県は富県構想を打ち出して仙台港へのアクセス整備などで戦略的にトヨタ社再編の果実を奪い取った。

トヨタ社の経営陣トップと達増知事はどれほどのコミニケーションを図ってきたのか甚だ疑問。そうした対談記事を目にしたこともないし、私のトヨタ社長とのトップミーティングに関することや将来のトヨタ社の戦略についても私の質問に対して自分の言葉で答えられなかった。達増知事がトヨタ社に対して積極的にアクションも起こした形跡も見えない。

今日の北上川流域の経済活況は従前の成果を踏襲したものであり、関連産業の誘致については県職員個々の努力による成果にとどまっており、決して達増知事主導によるものではないと私は断言する。

宮氏:(一次産品については)加工して付加価値を付けて販売するトレンドをさらに強めていく姿勢が今後の県政に必要だ。

宮氏のこの課題認識については同感。県内の所得格差を縮めるためにもこの政策は重点化させなくてはいけない。土地利用型農業に関してはコミニティ維持の観点からもさらに研究し施策立案すべきである。残念ながら県庁全体にこの考え方は浸透されていない。

宮氏:達増知事が消費地に出向いて県産品を売り込んでいることは評価できる。

果たしてその効果やいかに。姿勢だけではだめ。私は青森県、山形県の知事との情報発信力との差は誰も否定できまい。相対比較も必要。

宮氏:達増知事は「幸福」という言葉をよく使う。高邁な精神を感じるが「幸福」というものが具体的に県民の中に広がっているかは分からない。それは産業・経済に携わっている人たちにも言えることだ。自分の従事してきた仕事、それを通じた幸福感というものをどの程度向上させてきたのか、抽象的でない何かが欲しいと注文つけたい。

まさに我が意を得たり!私も経済人の一員としての立場からも「幸福」というゴールが見えないことをくりかえし使われるのは違和感がある。力強い本県の特色を生かした産業振興指針に基づいたリアルな施策を経済人は求めている。言葉遊びで自己満足している状況ではない。
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2023年05月22日

達増県政振り返りD

2⃣ 行財政
識者は一橋大大学院教授 辻 琢也氏

辻氏:元知事の増田寛也氏は、当時の時代の流れに乗る形で県立大創設など各種事業を行い、そこで達増知事にバトンタッチされた。

県立大創設は工藤巌知事であり識者の認識違いである。確かに西口複合施設アイーナは増田知事時代に策定されたもの。そして後に大きな議論を呼んだ新盛岡競馬場の建設も増田知事以前から企画されていた。

辻氏:県民間で議論を呼ぶ奇抜なハコモノ施設は思い浮かばない。

知事の口から突如出てきた県庁の建て替えの話は???私はこの発言で知事自身の財政規律の基本的考え方や原価観念が透けて見えたと言っていいと思う。

ここでちょっと本来の分析から離れるが

以下辻氏が指摘していた県立病院の合理化、県立高校の再編に関しての指摘についてはかなり和かな表現でまとめられている印象がある。実際のところ辻氏が座長を務めた「持続可能で希望ある岩手を実現する行財政研究会」でのイニシャルターゲットは県立病院と県立高校であったと私の印象は強いがどいうわけか最後に丸められた報告書になっている。

辻氏が最後に「改革にはリスクが伴う」とギッチリと指摘をしているのには何か含みがあるように感じられる。


私は決算総括や一般質問で知事に対して県財政の大枠に対する認識を問いただしたことがあるが、要領を得た答弁にはなっていなかった。実際は事務方に任せきりで財政に対する知事自身の意識は薄いと思う。意識が高ければ突然県庁の建て替えの話をする訳がない。

実際のところ政策の根幹を県庁内でコントロールする人は他に存在しているではないか。なんとなれば知事自身が采配を振るう場面は私の記憶にはほとんどないからである。
posted by 飯沢ただし at 23:00| 岩手 | Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月21日

達増県政振り返りC

昨年の9月に標題のタイトルで私の検証作業を行った(@〜B)が、ちょうど岩手日報社でその関連の特集を組んでいるのでそのテーマに従って達増県政振り返りを日報社が選んだ識者の見解に呼応する形で分析を加えていきたいと思う。

私は議会側から達増県政に16年間常に向き合ってきているし、なおかつ増田県政8年も経験している。この県政運営の違いを知る議員も数少ないので多面的に考察できるのではないかと思う。よって日報社が選んだ識者とは立ち位置が異なるし見解に相違があるのは当然であることを前もってお断りしておく。

1⃣ 復 興
識者は政府の復興構想会議の元委員 大西 隆氏

大西氏:岩手は被災市町村が自律的な意識で復興に臨んだ度合いが大きかったように感じる。私が岩手の復興に関わった時も県に何かを求めようという話はあまりなかった。

私の印象も同じ。復興初期段階では被災自治体は生活再建どころか現状対応が優先されて余裕もなかった。私も被災首長へのヒアリングは迷惑にならないよう配慮しながら度々行ったが、県に対するダイレクトな強い要請は感じ取れなかった。逆に私から陸前高田市長へは広域振興局は産業振興の戦略拠点なのだから積極的な仕掛けを要請したらいいのではと助言したほどである。

大西氏:達増知事は被災地の話を聞いて丁寧に進めていた印象がある。(中略)国が用意した共通のメニューの中で復興は進められた。どこかの県がユニークな復興をしたとはならず、一定のメニューを消化してきたとも言える。

これもほぼ同意。ただ県と国との折衝役に当時の上野善晴副知事(財務省出身)の働きが特段に大きく、知事自身が直接的に深く関わった印象はほとんどない。(報告は受けていただろうが)その証拠にいまだに知事と首長とのアクセスは脆弱のままである。これは河北新報社のアンケート結果により明白な事実である。
また、三沿道をはじめとした復興道路や復興支援道路の建付けは上野副知事が中心となって決定したことは直接本人から聞く機会があった。達増知事が主導的に行ったのではないことを認識するに十分な会話の内容であった。

大西氏:未来志向の話をすれば新しいニーズや仕事をどう興していくか、挑戦する人、若い人をどう支援していくかが重要になる。(中略)これから大切になるのは人材育成だ。(中略)時代は動いている。今後は「復興プラスアルファ」の部分が大きくなるだろう。

ここは大西氏の見解に激しく同意。県はハード面の目途が立ったあたりから人材育成については大胆に動くべきだった。知事にそうした強い問題意識がなかったのが動けなかった大きな要因と思料する。確かに目の前の課題をさばくのに労力を要したことは認めるが、結果的に国の一定のメニューを消化したにとどまったと言えるだろう。

復興防災プロジェクトなる一過性のイベントを行うより人材育成の基金を被災自治体に積んであげる仕組みを作り、広域振興局と共に政策を共有し実行した方がよほど効果的な予算の使い方ではなかったか。あのプロジェクトでどれだけ職員の労力を疲弊させたか知事は知っているのだろうか。
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2023年05月20日

大東中学校統合初の体育祭

五月晴れとはいかなかったけれど、前夜の雨もあがり曇天での中での新生大東中学校の体育祭が行われました。

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来賓としての招待はなくても、学校統合後の様子が気になって厚かましくも押しかけた次第です。
陣地の立地まで手が回れなかったのは種目の選定から応援団の組織の仕方まで何もかも新しい試みで行う必要があったので仕方ないところ。

グランドいっぱいに約250名の生徒が溌溂と動き歓声が上がる様子を大東地区では久しぶりに見てとても清々しい気持ちになりました。

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父兄も朝から大勢詰めかけて大いに関心が高かったことがうかがえます。

この体育祭を契機に生徒たちの団結が高まり、学校生活が豊かに過ごされることを心から期待します。

追伸:私が所属している水晶会(元大東町商工会青年部OBを中心に結成された有志の会)で優勝旗を寄贈しました。
posted by 飯沢ただし at 23:53| 岩手 ☁| Comment(0) | The Events  【各種催物】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月14日

あほんだら?(怒)



最近フェイスブックでこの動画がよく出てきているので、最後まで見てみたらあまりに酷い国会の内容を見ることになってしまいました💧
【拡散希望】との小川榮太郎氏ご本人の希望なのでここに貼り付けさせて頂きます。

小川氏が安倍晋三押しということを差し引いてもあまりにこの実態は酷い、酷すぎる。良識の府の参議院は一体どこにいったのか。

あまりに情けない。

私も不規則発言を議場でしない方ではないが、人を貶めるようなことはやりません。

「あほんだら」とか「早く座れよ」なんて何事か(怒!)

立憲民主党では小西洋之参議院議員の憲法審査会における「サル」発言の後始末の仕方など社会的に容認されないことも起きており、他の野党からも公然と批判されている状況も続いています。

posted by 飯沢ただし at 21:18| 岩手 ☔| Comment(0) | My Boom【密かなマイブーム】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月06日

甘すぎるぞ!JRA!

JRA若手騎手6人が30日間の騎乗停止 開催中にスマホ使用のため
【日刊スポーツ電子版 5/3(水) 13:45配信】

 JRAは3日、永島まなみ騎手(20=高橋康)、古川奈穂騎手(22=矢作)、今村聖奈騎手(19=寺島)、角田大河騎手(19=石橋)、河原田菜々騎手(18=渡辺)、小林美駒騎手(18=鈴木伸)の6人を、それぞれ30日間の騎乗停止としたことを発表した。 

 永島、古川奈、河原田、小林美の4騎手は4月23日第1回福島開催において、女性騎手のジョッキールームにスマートフォンを持ち込み、インターネットを閲覧。今村、角田河両騎手は同22日に、調整ルームで通話したことが履歴から確認された。これらについて、騎手としての業務上の注意義務を怠ったものと認め、日本中央競馬会競馬施行規程第147条第19号により、騎乗停止となった。

 JRAの説明によると、各ジョッキーはルールについて誤った解釈があったという。

 JRAでは公正確保のため、競馬開催中の騎手の外部との接触を禁止しており、調整ルーム内での携帯電話やスマホの使用、外部との通信を禁止している。


GW中ということもあり政治以外の気になる話題を提供したいと思います。

この不祥事は残念どころか、私は怒りさえ覚えます。

携帯電話の調整ルームへの持ち込みが絶対厳禁なのは競馬学校で教わっているはず。新人騎手(それも女性が5人)ということは教育機関が機能していなかったことであり、JRA組織の中身が伺い知れるというものです。

実は海外の競馬では調整ルームというものは存在せず、そうした流れに徐々になっていくのだろうという矢先にこうしたプロ意識の欠如たる事案が起こってしまうとその流れも当分の間なくなることは確実。ルールに従って行っている他の騎手に対して多大なご迷惑をかけたことになりました。

それにしても過去の大崎昭一事案などに比べて30日の騎乗停止の処分は甘すぎ。少なくても一年相当のペナルティが必要ではなかったと思われます。藤田騎手を除く女性騎手5名が該当したことが処分の甘さに起因したのかと疑う声も多いです。今日と明日は当該騎手らは騎乗されているようですが30年前ならパドックでファンから罵声を浴びることになったのは間違いないでしょう。

ルールに例外を作るとますます組織は緩んでいきます。JRAはしっかりしてほしいものです。 
posted by 飯沢ただし at 17:23| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月01日

今日から五月、決戦まであと4ヵ月!

かねてから準備を進めてきた「いわて県民クラブ」の街宣車から「新しい岩手をつくる」街宣車への模様替え。
先月末にもろもろの手続きも無事完了して、今日から始動開始しました。

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この街宣車(3号車と命名)は今後衆議院選挙区岩手3区内を中心に毎日稼働する予定を組んでいます。

このゴールデンウイーク中は「新しい岩手をつくる会」の集中街頭宣伝活動期間中で、弁士に千葉じゅんこさんも参加して明日は私の一関選挙区(一関市・平泉町)を回ります。明日は盛岡からくる1号車を主に稼働させ、3号車は大東地区のみサブにまわります。

主な街頭箇所は以下のとおりです。

0900 千厩  カンリョウさま前
0915 千厩  北銀さま前
0930 千厩  エスピアさん駐車場
0945 千厩  マイヤさん駐車場

1005 大東摺沢 大東貨物自動車駐車場
1020 大東曽慶 曽慶地区センター北側駐車場
1040 大東大原 旧岩手銀行前
1055 大東沖田 旧藤森電器店前
1115 大東猿沢 伊藤商店さま前

1140 東山  柴宿マルエさん前
1200 東山  旧かぢや旅館本館前
1220 東山  松川・野平集会所

その後 平泉町、一関、花泉へと引き継がれます。私の弁士としての出番も少々ある予定です。

お近くにお住いの方はぜひお寄りになって下さい。

posted by 飯沢ただし at 23:35| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月30日

卯月の終わりに

ゴールデンウィーク2日目。

本日は母校の成蹊大漕艇部が春の大目標に定めている定期戦、三大戦(成蹊・成城・学習院)の観戦応援に埼玉県戸田オリンピックコースまで出かけてきました。OBとして恥ずかしながら三大戦の生応援は39年ぶり。

今回は大学の学生部に在籍している同期の熊崎君や学校関係者も来場すると聞き及び、先般岩手成蹊会の会長に就任したことを報告することも含めての戸田入りでした。

レースの結果は男子シングルスカルと女子ダブルスカルで優勝した成蹊大が総合優勝🚩で連覇を達成。
現役諸君らは厳しい環境の中でよく頑張ったと言えると思います。

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【米本監督からと現状のチーム状況と課題について説明を受ける】


この三年間コロナ禍の影響を受けて部員の獲得が困難な状況にあり、今年度は昨年度よりもさらに厳しい状況にあることを知りました。この問題は本校だけでなく特に学習院大学に至っては現在漕手が3名という本当に厳しい状況にあります。よってレース種目にはエイトもフォアもなし。

今年の新人勧誘は現役部員から新入生に勧誘の声をかけることが禁止され、あらかじめ設置されたブースにライン等で情報発信したのを受け取った新人が来るのをひたすら待つのだとか・・・そもそも例年に比べてラインの登録者自体が少なく厳しいと監督も語っていました。

5月8日以降はコロナ感染症が第五類に降格分類される予定で平時の状況に戻ることが学園からアナウンスされているようなので、何とか巻き返しを図ってもらいたいです。

OB会としての課題も多くのOBと話し合いをすることによって私の中での課題認識も新たにしました。現状より一歩でも前進できるよう現在の私に置かれた環境の中で貢献していきたいと思います。

それにしてもコロナの影響は大学クラブ活動の運営に予想以上に大きく与えており、社会的なダメージの克服には相当のエネルギーが必要と感じました。
posted by 飯沢ただし at 23:47| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月29日

臨時議会が開かれる

昨日、臨時議会が開かれ、国から交付された新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(61億円)を活用したエネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を受けた生活者や事業者に対し、きめ細やかな支援をする議案が提出され、全会一致で可決されました。

主な事業と事業費は

・バス事業者運行支援緊急対策交付金     151、956千円
・LPガス価格高騰対策費        1、324、660千円
・配合飼料価格安定緊急対策補助     1、332、866千円
・酪農経営支援緊急対策補助         237、607千円

当初予算の組み替え動議で私たちが指摘をした対策費も盛り込まれております。外野から本予算に反対した議員は補正予算に賛成する資格はないなどと雑音が私の耳にも入ってきていますが、今回の補正予算はそもそも政府の予備費が原資であり、政府の目的に沿った政策を県民のために活用するのは当然の話なので、反対する理由などどこにもありません。

今回は臨時議会を開いてまで予算の執行をなるべく早くと県が考え予算化したものであり、その即応性については評価を致しますが、タクシー事業者への交付に3〜4か月かかるとの見通しが総務委員会で示されており、なるべく早い予算執行ができるように県当局には努力をしてほしい旨当局に対して要望しました。
posted by 飯沢ただし at 23:18| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月28日

人口減少急加速

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【4月27日 日本経済新聞朝刊第1面】


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【4月13日 読売新聞第1面】


人間というのは切羽詰まらないとなかなか動かないものです。

第二次ベビーブームあたり、昭和50年前後には人口問題について長期的に国の施策として取り組まなければならなかったはずですが、経済優先で動いてしまった結果がこうした事態になっていると私は常々思っています。

地方の人口減については増田寛也氏が2014年に世に「地方消滅」を発刊して国策の発動を促しましたが、9年を経過しても対応策にとどまっています。岸田政権が異次元の少子化対策を今年度予算から実行に移しますが、実は少子化対策だけでなく人口移動(地方→都会)についても抜本的な対策が必要と思います。例えば食糧生産基盤の再構築や上場企業の本社移転の促進、大学の都市圏集中の是正などが考えれます。

ひるがえって本県はどのような取り組みをして成果をあげているでしょうか。
東日本大震災から2〜3年後と思いましたたが人口の社会減は下げ止まったと瞬間風速的な数字を達増知事が大きく取り上げてことがありました。このことは、本県の人口減少問題の対応に迷いを生じさせたと私は思っています。

したがって今日まで年次の弥縫策にとどまっており、将来に布石を置くような施策展開にはなっていません。

この件に関しては2月定例議会の最終本会議で私の反対討論にも盛り込んでいますのでぜひご一読下さい。🔜3月29日の記事

本県こそ第一次産業にもっと光を当てた産業振興策にテコ入れをして人口減少問題に対応しなければならないと強く思っております。

posted by 飯沢ただし at 10:43| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする