2022年12月22日

7選に向けて挑戦

1671720338184 (002)x.jpg


本日、来秋施行される県議会選挙において7選を目指して挑戦することを表明し、後援会役員会でご承認いただきました。

併せて知事選の件についても私から経過説明をし、県議選ともども知事選も闘っていくことをご理解いただきました。

有権者数の激減により、厳しい選挙戦になることが予想されます。

これまで会派全体で取り組んできた人口減少問題、地域課題の解決、一次産業の新しい展開、ILCへの実現に向けて取り組むことを申し述べました。それ以外でも地域医療体制の確立(県立病院)についてもさらに力を入れて活動していく所存です。

岩手の政治体制に変化の兆しが見える中、知事選についても23年間の議員経験を生かして全力投球で目的達成のために力を注いでまいります。

ブログ読者の皆様にもどうぞご理解とご支援をよろしくお願い致します。

DSC_1280 (002)x.jpg

【翌日報道された岩手日日紙の一面】
posted by 飯沢ただし at 23:59| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月21日

クリスマス近くなると

クリスマス季節前は現在もサラリーマン時代もとにかく忙しいことしか頭に浮かびません。

今回の記事も私の備忘録ですので、関心のない方はスルーされて下さい。

先日上京した折に三井倉庫時代(かれこれ35年も前)の先輩と同僚と会食したばかりということもあり、またフォーマン時代を思い出してしまいました。確かに年末を控えて忙しかったけれど、英国の上級船員がいる船にはクリスマスはやはり特別で船内の厨房からいい匂いが漂ってくるのでした。夜勤のシフトの時には気の利いたウオッチマンさんがこっそりと料理を調達してくれたこともありました。

私の担当船会社はこのブログで何度も登場しているUASC(United Arab Shipping Co.,)の在来船。プラント輸出が末期の頃で私の退職後にはほとんどプラント輸出がなくなりコンテナ船へと振り替わりました。

ibn tufailx.jpg


ib al abbarx.jpg


上の写真はUASCのKクラスという本船で、上が前期でスコットランドのGOVAN造船所製造、下が韓国のHYUNDAI造船所製造です。ジブクレーンが韓国製は改良されて機能的になりました。アラビアンガルフ向けプラント輸出が盛んになった頃にシュタルケンと呼ばれる重量物を吊れる大型デリックを備えた本船が必要となりました。Kクラスのシュタルケンは105tまで可能です。このシュタルケンを備えるために通常のデリックを備えることになり、これが実に荷役の機能性を落とすことになっていました。3番ハッチの荷役は艫の一基のクレーンしか対応できず大変苦労した記憶が残っています。けんか巻のデリックを使えないことはないのですが揚力が2.5tと低く、本船クルーもセットすることを好みませんでした。

ところが、同じ時期にガルフ向けに作られたP&O社の本船、Starath E,Fシリーズは実にかゆいところに手が届く設計の妙を得ています。

IMG_1217 (002)x.jpg


こちらのシュタルケンは何と揚力300t。さらにデリックを備える代わりに両サイドの支柱に5tのクレーンが各々2機づつ配置されています。このクレーンは実に機能的を発揮して荷役を活性化したことと推察します。Eクラスはポーランドのグダニスク造船所、Fクラスは三菱造船所と藤岡さんから聞きました。

私はFクラスに2〜3度しか乗船経験がなかったので記憶が定かではないですが、ジブクレーンの機能速度はKクラスの方が早かったと思います。

担当していた藤岡さんがいつもお話していたようにこうして写真で見てもStarath E,Fシリーズは船体が実に美しい。

コンテナ船は主流になった現在はこうした船体美を比較して楽しむこともなくなったと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:48| 岩手 ☁| Comment(0) | Good Old Vessels【懐かしの船】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月20日

ポストコロナへのカウントダウン

コロナ交付金の事業効果、全自治体に公表要請 政府方針

【日本経済新聞電子版 2022年12月20日 14:00 】

政府は新型コロナウイルス対策で国が地方自治体に配る「地方創生臨時交付金」を巡り、2023年度末までに全自治体に事業内容と効果を公表するよう求める方針だ。過大な予算計上や不適切な使途を問題視する声が上がっており、事業の透明性を高める。使い道を検証できるようにして予算の効率的な執行につなげる。

地方創生臨時交付金はコロナ禍で影響を受けた地域経済や住民生活を支援するため、政府が20年4月に創設した。22年度までに計約17兆円を計上。うち約5兆円が「地方単独事業分」で、コロナ対応であれば、使途は原則自由となっている。内閣府が自治体の計画をチェックし、総務省が交付している。

内閣府によると、交付金で事業を実施する全国1788の自治体のうち、22年5月時点で内容を公表したのは952と約半数にとどまる。効果については693とさらに少ない。内閣府は制度の創設当初から実施状況や効果の公表を求めてきたが、進捗は鈍い。

会計検査院は22年10月の交付金に関する報告で、資金が使われないまま放置されたケースを含む不適切な活用が、抽出調査した事業で計約7億3000万円あったと指摘した。公的施設の水道料金減免や、発行済みの商品券が使用期限を過ぎても業務委託先に滞留している事例があった。

予算の適正支出の観点で、「23年度末まで」と期限を明示して全自治体による公表を目標として打ち出すことにした。各自治体による事業の効果分析や制度自体の検証も進める。

政府の要請に従わなくても罰則はない。地方財政に詳しい大阪大の赤井伸郎教授は交付金に関して「使途にほぼルールがないからこそ、自治体には説明責任がある」と話す。「透明性を持って事業展開している自治体ほど効果的に使っており、実施状況の公表は賢い予算執行の第一歩だ」と評価する。


地方創生臨時交付金の不適切な活用については、発行済みの商品券の滞留などが本県の場合、可能性としてはあろうか?

交付金の活用に関して適正、不適正が問われることが最優先で問われるものだが、その施策のタイミングや実効性によって自治体の実力が露見するものと思料する。事業内容と効果の公表についてはお手盛りの評価ではなく、第三者機関での調査を希望したいものだ。議会も決算審議においてしっかりと調査する必要がある。この作業をしっかり行うことは行政にとってとても意味のあることだと思う。
posted by 飯沢ただし at 23:22| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月19日

千葉絢子さんが知事選立候補表明、私たちの覚悟

いわて県民クラブの仲間である(15日に議員辞職)千葉絢子さんが来秋行われる岩手県知事選挙に無所属で立候補することを16日(金)に発表しました。

line_300192231733396 (002)x.jpg


自民党県連といわて県民クラブは昨夏の参議院選挙終了後から断続的に協議を重ね、最終的に千葉絢子さんに出馬要請をしたものです。要請を受けて昨日の出馬表明となりました。

達増県政は4期目という長期政権を要因とする政策、人事の固定化。政治的行動の偏り。何より達増知事自身の行動力、発信力の乏しさが県勢発展の今や大きな障害となっていると私たちは判断しています。今こそ新しいリーダー誕生によって局面を一新しなくてはなりません。私自身は達増県政1期目の後半からこのような評価であったことから知事選も積極的にコミットして挑戦を続けてきました。しかしながら3回とも大きな壁に跳ね返されてきました。

しかしながら挑戦は続けていかねば岩手は決して良くなりません。

今回は以前の苦い経験を教訓に早い段階から準備を進めてきましたし、前哨戦ととらえた全県選挙の参院選も上首尾で結果を出せたという足場を築くことができました。今回の知事選は自民党県連も公認候補並みの応援、もちろん少数ながらいわて県民クラブも全力でこの闘いに臨みます。

line_300183402678764 (002)x.jpg


line_300151998208203 (002)x.jpg


今回の知事選ではしっかりとしたマニフェストを作成し、県民に政策を訴えていきます。

まだ現職の5選出馬表明はありませんが、するものとしてその違いを県民に浸透させていかねばなりません。こちらは挑戦者の立場です。

これから具体的な政策もこのブログで紹介していきますのでぜひご覧を頂きたいと存じます。
posted by 飯沢ただし at 21:52| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月07日

にわか仕事は身につかず、もはや後の祭り・・・

一般質問でにわかに達増知事は来年の市町村からの県要望の席に知事が同席する方向で検討すると答弁したのを受けて、我が会派のハクセル美穂子議員が「なぜに今頃?選挙対策のパフォーマンス?」と迫りましたが要領を得ない答弁で逃げまくったので、

総務常任委員会で私がさらに方針転換した真意を追及しました。

IMG_2066x.jpg


私「いままで私たち県民クラブでは知事は県要望の席に同席して首長の真意を探る努力をすべきだと要望してきたが、広域振興局長が県知事の名代として受領し、それを知事に報告するシステムが最高のシステムと答弁し、一向に改善しようとはしなかった。この方針変更の意図、これまでのシステムの総括はどうなっているのか。」

ふるさと振興部長「アクションプラン二期目に人口減少問題を柱に据え、市町村の首長と意見交換することが有益と考え、知事同席を検討しているところ」


私「方針変更することはやぶさかではないが、聞きたいのはなぜに今頃変更したということだ。自慢していたシステムの総括はどうなっている」

ふるさと振興部長「くりかえしになりますが・・・」

なんとしてもこれまでの要望システムは間違っていました、足りなかったとは言いません。

私「一般質問で知事は広域振興局長が要望書を受け取るのは変わらないと答弁していたが、同席して局長が受け取るということもあるまい。知事が目の前にいてそうした方式はどうみてもおかしい。知事は一体何のために同席するのか。」

ふるさと振興部長「直に意見交換することによって・・・」

まったく生半可な検討状況であることが明白で、首長との一対一での意見交換の場が極端に少ないというアキレス健を埋めるためだけの付け焼刃的措置と私は判断しました。結局、現職の立場を利用した選挙運動という意図だったということです。

最近こうした意見交換をしてますアリバイ的行動が目につく達増知事。今頃出てきても「何をいまさら」と思うベテランの首長がほとんどではないでしょうか。


委員会では先の自治体ヒアリングを受けて、急激に人口減少モードに入っている自治体への支援策等、第二期アクションプランへの対応を含めた質問と提言をしました。


posted by 飯沢ただし at 22:59| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月30日

増田県政前夜

今日で11月が終わり、明日から師走です。
今年の11月は例年になく天気に恵まれ、私の嫌いな11月特有のしけ寒さが日に日に強まる天候ではなくて小春日和の日が多かった特異な現象でした。明日から12月議会の一般質問が始まります。いわて県民クラブからは滝沢選挙区のハクセル美穂子議員が登壇です。来週の5日(月)の日程となっています。ぜひ注目して下さい。


さて、父親の本棚から平成5年の県職員録を発見👀時は工藤巌知事時代です。

DSC_1252 (002)x.jpg


当時の財政課に後の県政屋台骨を支える人材が集結✨。副知事になられた方も複数おられます。(東磐井地区出身者が3名もいるのに私的には注目!)

増田県政時に財政課を中心にした県庁組織が解体、予算調製課と名称も変更され機能も変えました。施策と予算の実効性を重視し、その責任を部局に強く求めました。どちらがいいかと問われればどちらも一長一短があるとしか言えません。たしかに東日本大震災に対応するには中央集権型の財政課に戻すのはやむを得ない処置だとは考えますが、しかしながらその後は工夫なく現在の状態になっているとも言えます。

そこで私が問題提起した副知事の天下り問題。前職が副知事という実績で天下り先にも身分相当の報酬を設定するのは県庁内ルールであって、民間ではありえない。それを黙認しているのは達増知事の問題意識の低さであると私は指摘しました。後々いろいろ考えてみても、こうしたやり方はまさにお手盛り。県民に問うてみれば理解を得られることは難しいでしょう。

写真の上方でぼやけている当時の上席の方々はこのような実体をどのように考えているのか、ぜひ聞きたいものです。

県職員にとって人気がなかった増田県政。しかしながらこうしたお手盛りがまかり通ることは絶対にさせなかったと私は思います。

このことが物語っているのは、いかに達増知事が重要な人事案件に無頓着であるかということです。
posted by 飯沢ただし at 23:41| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月29日

科学的思考と実行

中国ゼロコロナ機能不全を露呈 経済犠牲でも感染者最高
【日本経済新聞電子版 2022年11月27日 22:37 】

新型コロナウイルスを徹底的に封じ込めるゼロコロナ政策による経済面での打撃は甚大だ。野村国際の陸挺・中国首席エコノミストらは24日のリポートで国内総生産(GDP)の増加率の予想を2022年は従来の2.9%から2.8%に、23年は4.3%から4.0%に下方修正した。

米欧や東南アジアなど新型コロナ関連の規制を緩めた国や地域の多くは経済が回復局面だが、中国は低迷したままだ。

共産党メディア・環球時報の元編集長、胡錫進氏は25日、SNS(交流サイト)で「新疆ウイグル自治区のウルムチ市は長期間、封鎖された。これは不合理で、人間が耐えられる限度を超えていた。住民らは防疫に対して怒りを示した」と言及した。抗議行動に一定の理解を示した形だ。

東北部の大連市にあるホテルは、封鎖措置などを受けて毎年1000万元(約2億円)規模の損失を出した。男性幹部は「とにかくゼロコロナ政策を早く緩和してほしい」と、日本経済新聞の取材に漏らした。

中国政府は抗議行動を巡る報道を禁止し、国内のSNSでは投稿や動画を相次ぎ削除している。


中国の国内主要都市では一部政権批判も含めた集団抗議活動が起こっており、当局は取り締まりを強化しているとも報道されている。

ゼロに封じ込めるというのは一見聞こえがいいが、もはや物理的に不可能であることは明白だ。

重症化リスクが減っているというオミクロン株の性質を分析すればウィズコロナで進めることは合理的であり、これは米国はじめ西欧諸国でもすでに実行していることなのだが、そうは簡単に引き下がれないのがお国の事情なのなのだろう。中途半端に緩和すれば党の面子は丸つぶれ、このままゼロコロナを進めれば国民の不満は募る一方という図式である。

やはり物事は人間の都合ではなく科学的に思考することが重要という典型例である。
posted by 飯沢ただし at 22:32| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月28日

サッカーは難しい

ブログを始めてからサッカー⚽ワールドカップの記事を書くのは4回目になります。

ジャパンは初戦で難敵のドイツを破る大金星✨翌日のワイドショーは上へ下への大騒ぎ。
ところが、二戦目に足元をすくわれる痛い敗北を喫するとお通夜のごときの嘆き節(この現象は以前ほどマシにはなりましたが)。

サッカー競技って順当に勝ち切るのは本当に難しい競技ですね。あらためてジャパンの2戦を見て認識しました。

将棋の激しさと碁の陣取りを合わせたような戦術的な複雑さとさらに個々のスキルや闘志、チームワーク、フィットネスが発揮され融合するのが条件で、それがそろっても絶対に勝つとは限らない。実はこれがサッカーの魅力なのかもしれません。

決勝トーナメント進出には絶対に負けられない第三戦目のスペイン戦。ジャパンの気迫に期待しましょう。


日本戦で負けた時のインタビューで冷静に負けの分析と勝ったジャパンへの賛辞を素直に述べるドイツ国民にはすばらしいと感激しました。ゲームをしっかり見ながら応援する。こうした質の高いサッカーファンでありたいですね。ミスをした選手叩きも愛情を持って批評したいものです。

勝った負けたで一喜一憂するのもスポーツ観戦の醍醐味とも言えますが、せっかくジャパンのレベルも上がってきているのは事実なので目を肥やした応援をしたいものです。

自国以外のマッチでもスタジアムの清掃をする日本のファンは今回もファインプレーで特集されていました。これは本当に誇らしい行動だと思います。
posted by 飯沢ただし at 22:49| 岩手 | Comment(0) | My Boom【密かなマイブーム】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月27日

安倍晋三さんお別れの会

本日、成蹊学園主催による「安倍晋三さんお別れの会」に出席してきました。

DSC_1248 (002)x.jpg


会場は成蹊学園本館大講堂です。

DSC_1244 (002)x.jpg


案内は関東近辺在住の成蹊会の会員を中心ということだったのですが、地方の成蹊会からも希望があれば参加可能ということを聞き、私も応募したものです。成蹊学園のご配慮によって岩手成蹊会代表という形で参加をさせて頂きました。

DSC_1249 (002)x.jpg


お別れのことばは成蹊学園関係者の3名からでしたが、どなたも格式にとらわれず清廉な言葉で思い出を語り、安倍さんがまいた種を後輩たちが育て花咲かせるとの決意が述べられました。

成蹊学園の校歌は成蹊大学混声合唱団が歌い上げ、美しいハーモニーが大講堂に響きました。

遺族を代表して令夫人の昭恵さんが述べられ、「国葬、県葬を執り行って頂いたが、本日は最も心のこもったお別れの会でした」と冒頭に感謝の意を述べられ、「主人は常にチャレンジを旨として活動してきた、どうか皆さんも果敢に挑戦し続けてほしい」との言葉でしめくくられました。

内閣総理大臣時の数々の思い出の映像の中に安倍さんの人懐こい表情が各場面に見られ、あらためて涙を流さずにいられませんでした。

P1000170x.jpg


16年前の2006年11月23日に全日空ホテルにおいて成蹊学園と成蹊会主催で安倍首相誕生を祝う会に私も出席したのがついこの前のようで、本当に今回のご逝去は未だに信じられない気持ちです。

国葬の是非をめぐって開催日まで反対派が行動を起こしておりましたが、本日は成蹊学園の関係者のみで小春日和の中、整然と心を一つにして会が進行したのはとても心洗われました。「桃李不言 下自成蹊」を最後まで誇りにして政治家としての務め果たされてきた安倍晋三さんの原点にあらためて本日触れて私も微力ながらご縁があった一人としてこれから精進していく気持ちを新たにしました。
posted by 飯沢ただし at 22:57| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月25日

ILCやるせないが、やるしかない!

本日12月議会が開会しました。
会期は短いですがコロナ対策の補正予算議案等が提出されており、しっかりと議論をしていきます。

本会議終了後に全国議長会から勤続20年と15年の議員表彰の伝達がありました。いわて県民クラブからは八幡平選挙区選出の工藤勝博議員が15年表彰されました。勝博議員とは政和・社民クラブ時代から地域政党いわて、現在のいわて県民クラブまでずっと同じ会派で活動してきた同僚議員。地域政党いわて時代には苦労が絶えず、代表の私が苦しかったときもずっと支えてくれた大事な人。勝博さんの笑顔に何度となく助けられました。自分はすでに20年の表彰を受けていますが、今回の勝博さんの受賞は自分の受賞のとき以上に喜びを感じます。勝博さんには感謝のことばしかありません。

その後ILC推進議員連盟の勉強会が開かれました。今回の講師は岩手県立大学の鈴木厚人学長。

DSC_1234 (002)x.jpg


ここ2年のILC実現への停滞ぶりは推進を図ってきた人たちにとっては心落ち込む状況でした。文部科学省が諮問した有識者会議の結論「時期早尚」という表現が世界中の見守っていた人たちを落胆させました。

具体的には書くのは控えますが、ILC推進の長というべき要職に就いた人までも文部科学省の慎重論に乗っかり推進を阻んできたのは事実です。その中で鈴木厚人学長はこうしたダメージを払拭すべく原点に立ち返って経済団体や国会議連に働きかけをしてきました。私は多くの方から鈴木学長の精力的な活動を耳にしています。

本日は鈴木学長からこれまでの取組と今後すべきことをあらためでご示唆頂きました。現状は大変厳しいですが、あらゆる資源を集中させて実現に向けて努力する以外ありません。嘆いてばかりはいられないのです。
posted by 飯沢ただし at 23:59| 岩手 ☀| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする