2023年01月01日

恭賀新年2023

新年あけましておめでとうございます。

今年の元旦は磐井清水若水送りに参加しました。11年ぶりの参加です。

11年前は中尊寺の貫主は山田貫主、平泉町長は菅原町長、一関市長は勝部市長でした。やはり時の移ろいを感じます。

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【中尊寺に到着した若水は金色堂へと移される】


東山町松川の磐井清水から汲んだ若水は本来は奈良坂峠、東岳峠を越えて手渡しで運ぶという故事にならって20キロの道のりを歩いて行うのが本来の姿ですが、コロナ禍中ということもあり今年は参加者も縮小してバスでの移動という手段になりました。

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今回偶然にも今日からが初仕事の菅原幹成副町長と勝浦一関市議会議長、石川一関市副町長と私の関高同級生がそろいました。

中尊寺ならびに金色堂で頂戴した方丈様方のお言葉を深く噛みしめながら、希望ある年になるように祈願しました。

11年前も天候に恵まれ穏やかな若水送りでしたが、今年も暖かい日でした。実は私結構持っているかもしれません(笑)
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2022年12月31日

2022年の大晦日を迎えて

2022年もあと一時間を切りました。

まだ終わりの見えないコロナの影響。ロシアのウクライナ侵攻。
世界的な大きな事象が続く中でこの一年が終わろうとしています。
燃料高が先行しインフレ進行、急激な物価高。生活の基本が脅かされた一年でした。

県は政府補正予算への迅速な対応が優先され(仕方のないことですが)未来にわたる課題について腰を据えて取り組む余裕がなくなっているのが現状です。こんな時だからこそ議会は中長期的な課題への足掛かりの議論を止めてはならないと思います。

夏の参議院選挙に4月から私は選対委員に招聘され、岩手の政治の流れを変えるの一点で選挙に参画しました。結果は上首尾に終わり、来秋の知事選に向けて流れを作ることができました。

いわて県民クラブのメンバーであった千葉じゅんこさんが知事選に挑戦することを決意しました。来年こその思いで私もこれまでの政治経験を生かして全力で応援します。私も7期目の挑戦を表明させて頂きました。地域課題の解決はもちろんのこと岩手の政治改革に向けて一生懸命頑張る所存です。

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今月上旬に上京した折に買った必勝サイダーを飲み干して片目を入れました。大願成就を目指して全力投球です。

このブログを読んで頂いている読者の皆様には心からの感謝を捧げ、どうか来年も変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

明日からはもう一段ギアアップしてブログ投稿を致します。
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2022年12月30日

悲しきお別れ

今年もとてもお世話になった人がこの世を去られました。

自分も齢60歳となれば日常のご不幸に接する機が増えては避けられないこととは自覚しつつも、本当に身近な人が亡くなると心が痛みます。82歳で亡くなった祖父が晩年にまた○○も亡くなったと日々嘆いていた姿を思い出し、そんな心もちがこれから年々深くなるのを想像すると心が重くなります。

今年はちょっと思い出してみても忠夫ちゃん、貫ちゃん、そして今日は武ちゃん。

大先輩だけれどちゃんづけで呼べれる人はそれだけ近い存在だっという証。

御三方いつもいつも会うたびに励ましてもらいました。考えてみればずっと祖父の代からお付き合いをさせてきたお家。人との信頼なんて一代だけではなかなか深くはつながりません。本当にありがたいことだと思います。

あらためて生前中にお世話になったことに対して深謝を捧げ、心からご冥福をお祈り申し上げます。

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【写真の赤丸の頭は私です】


成蹊学園の学園報が届き、先月行われた安倍晋三氏のお別れの会について詳しく載っていました。

ご本人が不本意な形で亡くなられたのに最近でも記事になることは負のイメージに関することばかりをマスコミは容赦なく書き続けます。この国はこんなにも薄情で興味本位で進んでいいのかと思います。

何にしても今生きている自分の使命を自覚して、先輩方のご恩に報いるために一生懸命に生きていかねばなりません。
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2022年12月29日

地方へ若年過程の移動をより促進

東京から移住で子1人に100万円 政府、23年度から増額

【日本経済新聞電子版 2022年12月28日 18:00 】

政府は東京から地方へ移住する世帯に給付する支援金を2023年度に増額する。18歳未満の子どもの数に応じて加算する金額を現行の1人30万円から100万円へ引き上げる。少子高齢化が進む地域へ子育て世帯の移住を後押しする。

19年度に始めた「地方創生移住支援事業」を手厚くする。対象は東京23区に過去10年のうち直近1年を含む5年以上住んだことがある世帯。同様の期間に親が東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県のいずれかから東京23区に通勤する世帯も含む。

@移住して地域の中小企業へ就業Aテレワークで移住前の仕事を継続B移住先の地域で起業――のどれかに該当すれば1世帯あたり原則100万円の支給を受けられる。世帯内の子どもの人数によって支給額を上乗せする仕組みがあり、現在は1人あたり30万円。

100万円に増額すれば子どもが2人いる4人家族の受給額は最大300万円になる。支援を受ける際の所得制限はない。

政府は地方移住をデジタル化で地方創生を促す「デジタル田園都市国家構想」の一環と位置付ける。23日に閣議決定した総合戦略は23年度からの5カ年計画をまとめ、27年度に東京圏から地方への移住者を年間1万人とする目標を定めた。


19年度に始めたと記事には書いてありますが、恥ずかしながらこの制度については勉強不足でした。
「デジタル田園都市国家構想」の一環と位置付けるならば、地方行政は単純な移住誘導をするだけでなく、独自の就業環境や生活環境の整備を併せて考慮に入れることが求められることになる。

地方行政の知恵比べにさらに火が付いた感がする。

この機に策を講じて積極的に動く県とぼさっとしている県ではどんどん差がついてくるということだ。
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2022年12月28日

自動車エンジニアの養成

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本日、岩手県自動車販売店協会の要職の方々に訪問を頂き、自動車エンジニアの養成と確保に関連したことについて相談がありました。

岩手県内に3校(千厩・宮古・二戸)県立高度技術専門校(旧職業訓練校)は、国家二級自動車整備士資格を取得するための養成機関として多大な貢献をされてこられて、これまで県内のカーディーラー等からの信頼も厚く修了者は引く手もあまたの状態ですが、近年の入校者の減少を憂慮されておるとのことでした。

このまま減少傾向が続くと3校の独立存続も心配されておりました。

確かに毎年私も千厩校の修了式(議会中のためほとんど参列できず)と入校式(できる限り参加している)の折に同校を訪れていますが、施設等も古くなってきており、入校者の減少は新たな施設整備を名目にした整備統合もありうるかもしれません。

自動車を中心とした移動手段はこれからもずっと継続していきますし、整備士の数的な確保はカーディラーにとっては必要不可欠な問題です。

岩手県高度技術専門校は年額12万程度の安価な授業料で経費が賄えますし、資格も取得できるとなればとても有効な専門校と言えます。

意見交換をしながら今後の運動展開について確認をしたところです。教育機関への周知、県当局への働きかけを今後していくことになります。私も自動車関連産業に身をおいており、自社でも整備士を抱えておりますので積極的に関わっていきたいと思います。

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2022年12月26日

いわて県民クラブで政策要望

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例年行っている「いわて県民クラブ」の政策要望会。令和5年の予算に反映できるようにこの時期に行っています。

私たちの政策の基本理念となっているのは「わたしたち、そして未来の子どもたちのために」。今必要な短期的なものから人材育成のために必要な中長期的なものまで網羅されています。

人口減少・少子化対策について具体的に提案した結婚支援センターの創設は「iーサポ」という形で実現したものもあります。決して県政批判だけをしている会派ではありませんのでご認識を頂きたいです。

少子化対策について大胆な提案として

💡企業による子育て支援の取り組みの促進について
ー次世代育成支援対策推進法では、常時雇用労働者101人以上の企業に対し一般事業主行動計画の策定が義務付けられていますが、100人以下の企業においても策定を義務付ける条例を制定し、企業による子育て支援を進めること。

💡少子化対策県民税の創設について
ー各種子育て支援策充実のための財源確保と、県民に対する少子化対策の重要性を啓発するために「少子化対策県民税」の導入を図ること。

が注目すべきものです。


本日は達増知事が公務復帰初日ということで手交時も用心されてマスクをつけたままで、私も同調させて頂きました。我が会派に所属していた千葉じゅんこさんが知事選への立候補表明をした直後でしたので応対が気になるところでしたが、いつもより真摯な応対でした。テレビメディアも珍しく数社取材に入りましたが、達増知事の表情を狙っていたのではと推察します。

任期最後の年。少しでも我々の考えを取り入れて頂き予算に反映させて頂きたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 22:21| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月25日

ILC関連予算が倍増

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昨日政府が閣議決定した令和5年度予算でILC関連は昨年度当初予算から倍増の9億7千万円を計上した。

と報道がされました。本日鈴木財務大臣と盛岡市内でお会いする機会があり、早速私からも御礼を申し上げました。倍増の予算の貼り付けは紛れもなく鈴木大臣の存在が大きいです。大臣からは実現までにはやらなくてはならないことがたくさんあるとの言葉でした。

岩手日報紙の4面で関係者と国会議員のコメントが出ていましたが、予算の倍増は後退にはならないが大きな前進とまでには到達していないとの認識はその通りなので、事を進める当事者にあるILC議連の国会議員の皆様には是非とも関係国への働きかけと国内実現へのロードマップを確実に整備して頂きたいと思います。

肝心の塩谷ILC議連会長のコメントがどうも第三者的なニュアンスに読み取れて残念な印象なのが気がかりです。

それにしても達増知事が自分の足を動かさないで面談の訪れた関係者に要請しただけで予算倍額の要求に尽力したとの、先の決算特別委員会での私の質問の答弁は今思い出しても呆れます。
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2022年12月24日

交渉会派存続なるか

千葉絢子議員が県知事選に立候補するために議員辞職をしたことに伴い、われらが「いわて県民クラブ」の所属は5名から4名となり、交渉会派の要件を割ることになり、その取扱いについて昨日代表者会議が開かれ協議が行われました。

過去にも会派間の協議で4名でも交渉会派と認められたケースがあり、他会派の懐の深い理解を期待しましたが、残念ながら自由民主党を除いては原則通りのみを主張して容認されませんでした。

第一会派においてはわが会派から候補者が出たことによってある程度予想はついていましたが、第三会派の優柔不断な態度にはあらためて失望しました。意見開陳の中で議会全体の発展的活動を促進する等についてまったく言及がなかったのは残念でなりません。

最終的には27日に行われる議会運営委員会で決定することになりますが、交渉会派の継続はかなり厳しい状況です。

交渉会派の要件を満たさないと代表者会議への出席や議会運営委員会への正委員としての出席がかなわない、政策担当者として意見書とりまとめの会議にも参加できないなど制約がでてきます。

しかしながら、知事候補者として大きな目標に向かってわが会派から千葉絢子さんを送り出したことは、それ以上の存在感を示したことになっており、うささかも恥じるものは一つもありません。議運で認められない場合は、冷静に結果を受け止め頭を切りかえてやれることをやるしかありません。

私自身も昨日の会議でさらに闘志に火が付きました。

非交渉会派となっても予算議会はあらゆる手段を講じて県民利益に資する議論を展開することをお約束いたします。

手負いの虎は何をしでかすかこうご期待。

posted by 飯沢ただし at 10:30| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月22日

7選に向けて挑戦

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本日、来秋施行される県議会選挙において7選を目指して挑戦することを表明し、後援会役員会でご承認いただきました。

併せて知事選の件についても私から経過説明をし、県議選ともども知事選も闘っていくことをご理解いただきました。

有権者数の激減により、厳しい選挙戦になることが予想されます。

これまで会派全体で取り組んできた人口減少問題、地域課題の解決、一次産業の新しい展開、ILCへの実現に向けて取り組むことを申し述べました。それ以外でも地域医療体制の確立(県立病院)についてもさらに力を入れて活動していく所存です。

岩手の政治体制に変化の兆しが見える中、知事選についても23年間の議員経験を生かして全力投球で目的達成のために力を注いでまいります。

ブログ読者の皆様にもどうぞご理解とご支援をよろしくお願い致します。

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【翌日報道された岩手日日紙の一面】
posted by 飯沢ただし at 23:59| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月21日

クリスマス近くなると

クリスマス季節前は現在もサラリーマン時代もとにかく忙しいことしか頭に浮かびません。

今回の記事も私の備忘録ですので、関心のない方はスルーされて下さい。

先日上京した折に三井倉庫時代(かれこれ35年も前)の先輩と同僚と会食したばかりということもあり、またフォーマン時代を思い出してしまいました。確かに年末を控えて忙しかったけれど、英国の上級船員がいる船にはクリスマスはやはり特別で船内の厨房からいい匂いが漂ってくるのでした。夜勤のシフトの時には気の利いたウオッチマンさんがこっそりと料理を調達してくれたこともありました。

私の担当船会社はこのブログで何度も登場しているUASC(United Arab Shipping Co.,)の在来船。プラント輸出が末期の頃で私の退職後にはほとんどプラント輸出がなくなりコンテナ船へと振り替わりました。

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上の写真はUASCのKクラスという本船で、上が前期でスコットランドのGOVAN造船所製造、下が韓国のHYUNDAI造船所製造です。ジブクレーンが韓国製は改良されて機能的になりました。アラビアンガルフ向けプラント輸出が盛んになった頃にシュタルケンと呼ばれる重量物を吊れる大型デリックを備えた本船が必要となりました。Kクラスのシュタルケンは105tまで可能です。このシュタルケンを備えるために通常のデリックを備えることになり、これが実に荷役の機能性を落とすことになっていました。3番ハッチの荷役は艫の一基のクレーンしか対応できず大変苦労した記憶が残っています。けんか巻のデリックを使えないことはないのですが揚力が2.5tと低く、本船クルーもセットすることを好みませんでした。

ところが、同じ時期にガルフ向けに作られたP&O社の本船、Starath E,Fシリーズは実にかゆいところに手が届く設計の妙を得ています。

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こちらのシュタルケンは何と揚力300t。さらにデリックを備える代わりに両サイドの支柱に5tのクレーンが各々2機づつ配置されています。このクレーンは実に機能的を発揮して荷役を活性化したことと推察します。Eクラスはポーランドのグダニスク造船所、Fクラスは三菱造船所と藤岡さんから聞きました。

私はFクラスに2〜3度しか乗船経験がなかったので記憶が定かではないですが、ジブクレーンの機能速度はKクラスの方が早かったと思います。

担当していた藤岡さんがいつもお話していたようにこうして写真で見てもStarath E,Fシリーズは船体が実に美しい。

コンテナ船は主流になった現在はこうした船体美を比較して楽しむこともなくなったと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:48| 岩手 ☁| Comment(0) | Good Old Vessels【懐かしの船】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする