2022年09月23日

達増県政振り返りA政治姿勢(独善的な県民党)

達増知事は4回選挙を行っている。時の政治状況によって微妙に中身を変えているが本質は変わらない。1期目は議会の与党勢力が不足していたために慎重な姿勢であったが、2期目は国政が民主党政権だったこともあり余裕を見せ、無投票の3期目からは野党共闘路線に軸足を完全に移し、4期目においては野党共闘運動をさらに深め、選挙で大勝するや自らを容共容社のニュータイプの知事と称して得意満面であった。

ご本人が政治活動は自由と常に議会答弁され、自由な政治活動を政治家達増卓也が行うことにより、より民主的な政治が熟成されていくというのが理論の軸である。選挙で安定的な結果をこれまで得てきたこと(特に3期目の無投票は大いに自信を与えたものと推察)がこのような発言の背景にある。

政治活動は自由。それを妨げるものは何もない。問題は県民に対して知事の仕事を県民の付託に応えてやっているかどうかにかかっている。

「選挙での自由と行政との公平を両立させるのが民主主義。これは岩手県の取りえ。知事として関われたことに自信を持っている。」(河北新報記事)

一見して何を言っているのか正直理解できない。知事の発言力の影響は大きく、達増知事自身もその影響力を意識して先の国政選挙には積極的に関わり野党候補を応援したのではないか。その時点で行政の公平という立体に別の影を作っているのではないか。野党候補者の応援演説にも達増知事と紹介されるのを受けてきたこと自体、達増知事の語る公平という考え方すでに歪んでいると私は断ずる。

地方自治法の理念に沿えば知事は県民の福祉の向上を図り、県を統括し、県民の代表として事務の管理、執行するのが知事の役目。大きな権限を保有する知事はそれを第一とすべきであるが、現実は違っている。

選挙で多数を得たのを得て「県民党」と称するのは勝者の驕り。この発言は逆に県民の多様な価値観を十分に意識しないようにもとれる。期数を重ねるほど謙虚になるべきだ。


ところで、映画スターウオーズを引いて自分の弟子とまで言った衆議院候補者のその後の後始末はどうなったのだろうか。親方は最後まで弟子の面倒を見るべきと思うが如何に。

次回以降は政策の具体的内容について分析していく。
posted by 飯沢ただし at 23:54| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月15日

達増県政振り返り@対外的なプレゼンスについて

来年の改選期までちょうど一年という節ということで新聞メディア各紙で達増知事の実績検証を特集しているところですが、私もこれまでこのブログを通じて達増県政の評価(ほとんど辛口)を綴ってきましたが、あらためて項目を立てて検証してみたいと思います。現時点で何回シリーズになるかわかりませんが、出来る限りやってみます。

第一回は👣対外的なプレゼンスについて

知事は直接選挙で選ばれる公的な県のリーダー。そのリーダーの振る舞いや情報発信力が県のイメージを印象づけることは間違いないところです。記者会見や知事が参加した公的行事は地元テレビメディアで取り上げられる機会が多く、多くの県民の目が注がれる場面です。問題はその機会を通じてどれだけ本県の発展に寄与しているかという点です。

【あまりに対比コントラストが大きかった震災復興特集番組】

NHKでは東日本大震災発災日に年に一度被災地3県知事から復興の状況と課題についての番組を組んでいますが、福島県は原発事故という特異な問題があるので比較対象から除外するとして、宮城県知事との対比でコメントの質があまりに違いすぎることに私は毎年落胆をしています。村井宮城県知事は目標値に達していない課題の分析と対応策を明確に示し政府に対する要請を具体的に提案しているのに対して、達増知事は自画自賛に多くの時間を割き、日ごろは定例記者会見では政府批判を公然と行っているのにこの時ばかりは復興大臣に漠然とした「お願いします」の要請オンパレードの繰り返し。これでは要請される側の心は動かせません。

【トヨタ社からの厳しい評価】

もう10年以上前になりますが、増田前知事が野村総研の在籍していた頃に、増田氏からこんな話を聞きました。「実は村井知事から相談を受けた。トヨタ社から東北のトヨタ社幹事県を宮城県にお願いしたいとの旨」。(トヨタ系列の旧関東自動車が岩手へ東北に最初に進出した経緯もあり、岩手が幹事県となっている経緯がある。)この話は民間会社が達増知事の評価を決定づけた話として私はとらえています。それもそのはず、トヨタ社幹部と同席の会議で胸元から常にペーパーを出してお話するようでは信用を得られる訳はありません。その後宮城県はみやぎ発展税を創設し、その資金を原資にトヨタ本体の枢要な部門を宮城県誘致に成功しました。また、実際に達増知事になってからトヨタ社社長とどれだけの頻度でトップ会談しているのか不明であり、情報発信されている実態も私は記憶にありません。

【トップセールマンとしての実力は?】

青森県知事、山形県知事は県の農産物をはじめとした一次産品の売り込みに多くのエネルギーを注いでいます。両県は一次産業振興に力を入れるだけでなく県のトップが自ら積極的に行動することによって生産者を鼓舞しているのです。宮城県も県政150周年行事の事業として150周年ロゴを県産品に添付して大いにアピールしています。本県の150周年事業でこうした取り組みはなし。経済政策と知事の発信力がリンクしていないところが残念を通り越しています。情熱と工夫が東北で一番見劣りしているのではないでしょうか。
posted by 飯沢ただし at 23:41| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月12日

河北新報社による首長アンケートからA

国と県の連携の在り方、7割超が批判的
<岩手・達増知事任期残り1年 首長アンケート(下)>

【河北新報 9/10(土) 17:33配信】

 岩手県内の33市町村長を対象に、河北新報社が実施した達増拓也知事の県政運営に関するアンケートでは、政治姿勢を巡り賛否が交錯した。国と県の連携の在り方について、7割超が批判的な立場を示した。7月の参院選で野党共闘を主導するなど、政治的スタンスを鮮明にする姿勢に懸念をにじませている。県と市町村の関係は6割が肯定的な見方を示しつつ、達増氏の指導力に関しては評価と批判が拮抗(きっこう)した。

 国との連携では「評価しない」が10人(40・0%)、「あまり評価しない」が9人(36・0%)だった。「国政の与野党対立を県政に持ち込むべきではない」「政党のしがらみから脱却し、是々非々の議論を」といった意見が目立った。

 旗幟(きし)鮮明な姿勢を評価したのは6人(24・0%)。「信念を貫いている」「県民党として地域の声を吸い上げている」と支持した。

 県と市町村の連携に関しては「県政の軸足が市町村側に置かれている」などの理由で15人(60・0%)が評価。批判的なのは10人(40・0%)で「知事との対話が少ない」「地域課題や要望に耳を傾けてほしい」などコミュニケーションの強化を求めている。

 達増氏のリーダーシップを巡る評価は二分。12人(48・0%)が肯定的に捉え、13人(52・0%)が疑問視した。「政策目標への姿勢が誠実」との意見がある一方、「ビジョン実現の力がやや不足している」と指導力を望む声が強かった。

 北上山地が建設候補地の超大型加速器・国際リニアコライダー(ILC)誘致への県の取り組みに関しては、14人(56・0%)が批判的だった。「東北ILC推進協議会でのリーダーシップ不足」など精力的な誘致活動を求めた。

 評価したのは11人(44・0%)。「政府の意思表示が示されない中でも誘致活動に取り組んでいる」「誘致の成否は県ではなく、国が挑戦するか否か」など国際的議論が進まない現状への理解もうかがえた。

 達増氏が4月、県庁舎建て替えの準備に入る意向を表明したことには15人(60・0%)が理解を示した。数百億円規模の大型事業となるだけに「必要最低限のスペックとするべきだ」との注文もあった。

 評価しなかったのは9人(36・0%)で「発言時期が(任期満了)など政治日程を見据えたものと受け止められかねない」などの指摘があった。

 調査の方法 対象は岩手県内33市町村の首長。達増拓也知事の県政運営に関する10項目計21問を設け、7月末〜8月中旬にメールやファクスで送付した。紙面掲載は匿名を条件とした。25人から回答があり、回収率は75・8%。


国と県との連携の在り方について7割が批判的という回答は衝撃的な結果である。ほとんど予算獲得等に知事の姿が見えないということ。現に政府与党との国会議員と連携して動く様子や話も聞いたことがなく、県勢発展よりも政治思考、活動の方が優先と言われても仕方のないところ。

県と市町村の関係で「知事との対話が少ない」との声はヒアリング活動でも度々首長から機会をつくることを要望され、議会でも知事に求めてきたが、ついぞ実現したとは聞いたことがない。市町村長との直接的対話を避ける達増知事は地域振興に何を求めているのか理解に苦しむところ。

国へのアピールという点でILCの実現に関する国への対話はまったく消極的で、議会でも再三指摘し、本県の振興ビジョンを戦略的に働きかけるべきと提案しても知事はまったく動かず。動かないところに情報も集まらないというのが今の現状。千年に一度の東北の好機と私が何度となく熱く語りかけても現状活動より幅を広げない。首長さん方もよく見ていらっしゃる。

達増県政15年。期数を重ねているのに今回のアンケート結果をみれば首長からは厳しい評価が増えていると言っていい。結果がすべてである。4期をかけてできないことが5期でできるということはほとんど期待できないと私は考える。
posted by 飯沢ただし at 21:11| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月11日

河北新報紙による首長アンケートから@

岩手・達増知事の手腕、6割超が評価
<任期残り1年・首長アンケート(上)>

【河北新報 9/9(金) 16:00配信】

 達増拓也岩手県知事は、4期目の任期満了まで10日で残り1年となる。河北新報社は県内の33市町村長を対象に、達増知事の県政運営についてアンケートを実施した。県政運営全般で6割超の首長が評価した。新型コロナウイルス感染症対策や東日本大震災からの復興などの手腕に合格点を与える一方、経済対策を巡っては評価が二分。人口減少対策や漁業振興では批判的な意見が目立った。

 県政運営全般については「評価する」が4人、「どちらかといえば評価する」が12人で、計16人(64・0%)が評価した。「あまり評価しない」は9人(36・0%)で「評価しない」はいなかった。

 評価した首長からは「震災や新型コロナ禍への対応などの課題に適切に対応した」「当初の目標をぶれずに遂行している」といった意見があった。評価しない首長は「躍動感に欠け、期待感が湧いてこない」「国とのパイプが少ないため岩手は遅れている」などと指摘した。

 個別政策への評価は8項目を尋ねた。新型コロナ対策は計21人(84・0%)が「評価する」「どちらかといえば評価する」と回答。ある首長は「県民に情報発信しながら一定の成果を挙げた」と理由を記した。

 コロナ禍の経済対策につて評価したのは計15人(60・0%)。評価しなかった計10人(40・0%)からは「事業者支援の分野で、市町村補助への上乗せメニューがあってよかった」などの意見が寄せられた。

 震災復興対応は計18人(72・0%)が評価。昨年12月に全線開通した三陸沿岸道を生かした振興策の必要性を強調している。


 人口減少対策に関しては「あまり評価しない」「評価しない」が計17人(68・0%)に上った。「県からの行動が見えない」「効果が県央部、県南部に集中している」などの批判が目立った。評価した首長の一人も「子育て、教育支援や移住定住に向けた施策をさらに強化すべきだ」と県のリーダーシップを求めた。

 沿岸部12市町村の首長には漁業振興についても尋ね、10人から回答を得た。このうち評価しない側の首長は計8人に上った。
 自由記述では「主要魚種不漁の中、施策が現状に対応したものとは言い難い」「エサ不足解消、藻場再生、秋サケの資源回復の支援にすぐに取り組んでほしい」などと指摘。多くが積極的な不漁対策を望んだ。


先週末から河北新報社が特集を組んで首長への達増知事へのアンケート調査を掲載している。これらの記事から自分なりの分析を上下2回にわたって付け加えてみようと思う。

まず印象的なのは、現職知事の実績に対するアンケートでこれだけ批判的なものがストレートに回答しているのは過去に例を見ないのではないかという点。県の対応も考慮に入れてなるべく波風立てないのが首長の振る舞いとしては普通なのだが・・・

人口減対策は三分の二が評価しないというのは無策に近いということ。漁業振興に関しては80%が評価しないはかなり厳しい。

評価が比較的高かった震災復興やコロナ対策については政府の手厚い復興対策や交付金があった背景もある。決して県独自の施策が評価の対象となっていないことは含んでおく必要がある。

しかし、「躍動感に欠け、期待感が湧いてこない」「国とのパイプが少ないため岩手は遅れている」の自由記述は私が常に早朝街頭宣伝にて発している内容と全く同じで、首長の表現としては私は今までこんなに厳しいのは目にしたことがない。

33市町村中25自治体が回答しているが、回答しなかった自治体には今秋の会派ヒアリングで吟味してお聞きをしたいところだ。この記事を担当した記者から聞いたところによると速攻回答した首長もあったそういで、県政に関しての思いが強まっていることを感じた次第である。

明日に続く。
posted by 飯沢ただし at 23:08| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月10日

偉大な英国女王が死去

英国のエリザベス女王が死去 96歳、在位最長の70年
【日本経済新聞電子版 2022年9月9日 2:37 (2022年9月9日 5:10更新)】

英国の女王エリザベス2世が8日、滞在先の英北部スコットランドのバルモラル城で死去した。96歳だった。在位70年7カ月は歴代の同国君主で最長。第2次世界大戦後の英国史のほぼ全てを見守り、亡くなる直前まで精力的に公務をこなした。国民から絶大な支持と尊敬を集め、歴史的な難局では常に国民に寄り添ったメッセージを発し続けた。


女王エリザベス2世は英国のみならず全世界において存在感を示した君主だったと思う。王室改革をはじめ常に新しいことに挑戦し続けた偉大な経営者でもあったのではないか。ゴッドマザーの存在はあまりに大きく王位を受け継いだチャールズ新国王のご苦労は大変だろうと推察する。英国と英国連邦やコモンウエルスとの関係にも変化が訪れるに違いない。

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君主の交代により紙幣、硬貨、切手、そして憲法にまで改定の着手されることになる。

70年もの長い間君臨されたエリザベス女王の紙幣は幾度となく改定されてきた。写真の5ポンド紙幣はその一部であるが私は真ん中の紙幣に思い出があり一番馴染んでいる。

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英連邦でも女王の肖像は多く採用され多様である。私が保有している紙幣でも真ん中のフォークランド諸島の50ペンス紙幣はレア物ではないかと思う。


英国王室を維持させていくためのご苦労は絶えなかったと思う。長い間本当にお疲れ様でした。JRAのエリザベス女王杯の冠タイトルはこれからもずっと残して欲しいと熱望します。
posted by 飯沢ただし at 23:40| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月04日

党勢拡大が第一?

来夏の岩手県知事選、小沢氏が「出馬要請」 達増氏も5選へ意欲
【2022/09/04 06:00 河北新報】

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員(比例東北)は3日、盛岡市内であった党県連会合で、来年夏にも予定される岩手県知事選について「何としても(現職の)達増拓也知事に頑張ってもらいたい」と述べ、達増氏の5選立候補に期待感を示した。来賓として出席した達増氏は「来年の知事選、県議選に向け、草の根の政治を再構築することに全力を尽くしたい」と意欲をにじませた。

 達増知事は4期目の任期が10日で残り1年となる。達増氏が師と仰ぐ小沢氏がこのタイミングで「立候補要請」をしたことは、達増氏の決断を促すとともに、前哨戦の主導権を確保する狙いがあるとみられる。
 小沢氏は党県連の会合で「(達増氏は)まだ出馬表明していないようだが、私どもは達増知事を先頭にして、岩手の発展を図っていかなければいけない」と強調した。
 会合後、達増氏は報道陣に「(知事選への)出馬を表明すべきか、そうでないか。表明するとすれば、いつかというのは、さまざま相談しなければならない」と述べるにとどめた。
 7月の参院選岩手選挙区では、達増氏が支援した立民元議員が自民党新人に敗れた。小沢勢力にとっては、昨年秋の衆院選岩手3区で小沢氏が敗れたのに続く連敗で、県政界の力学変化を印象付けた。
 達増氏は、こうした世論の動向や国政を含めた政治状況を慎重に見極めつつ、後援会関係者らとの協議を加速させ、立候補の是非を判断するとみられる。
 小沢氏の発言について、立民県連の佐々木順一幹事長は「非常に重要な重みのある発言だと受け止めた」と知事選に向け態勢構築を急ぐ姿勢を強調した。達増氏後援会の森越康雄会長は「後援会としてはまだ何も相談していない。今後判断する」と話した。


草の根の政治の再構築も結構ですが、知事職の目指すところは県勢の発展、県民生活の向上が第一ではないですかね。本人から県民という重要な単語が「いの一番に出て来ない」というところが知事職に対する立憲民主党の考え方を示しています。

達増知事は直近の選挙でマニフェストなるものを提示しない(できない?やれない?やらない?)のもこうした発言からうなずけます。

 
posted by 飯沢ただし at 22:56| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月31日

県庁舎の建て替えについて

本日閉会中の委員会があり、私の所属している総務員会では

1 継続調査(現地調査)
 「線状降水帯予報と防災対策について」
  盛岡地方気象台(会場:岩手県自治会館) 

2 この際報告 (午後)
 ・ 「(仮称)個人情報の保護等に関する条例」等の骨子案について(総務部)
 ・ 県庁舎について(総務部)

以上の調査と報告がありました。

県庁舎に関しては総務部が近年他県における新築及び改築の例が紹介され、今後のスケジュール等についても詳細な説明がありました。

総務部の職員の皆さんには達増知事が前触れもなく突然に発言した庁舎建て替え(知事は明確に建て替えと発言している!)のおかげで仕事量が増大し心からご同情申し上げるところでありますが、質疑の中で明らかになったように残り一年を残した達増知事の任期中に目途のつく内容でもなく、今後のDXによる働き方の変化も見据えながら十分に時間をかけ県民に対しても理解が深まるような検討を切に願いたいものです。

県庁界隈の内丸地区では盛岡市役所も今後の在り方検討を進めており、県も一緒になって情報共有を図っていくとの答弁でありましたが、本日の谷藤市長の記者会見によれば「県は改築で済ますんでしょ」との発言があったそうで、達増知事が当初発言していた建て替えとはまったく別の方向で水面下で話が進んでいるようです。これでは達増知事の面子も丸つぶれ。知事の本意とするところはすでにぶっ飛んでしまっいるようです。

県と盛岡市長がトップ会談をしたとの話もなく、一体全体この県庁舎の行く末はどうなるのか、まったくもって不透明です。

最近こうした実体の乏しい話が目につきますね。
posted by 飯沢ただし at 23:43| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月29日

現場が物語る国力の低下

日本、港湾の競争力低下 コンテナ船の寄港20年で最低
【日本経済新聞電子版 2022年8月27日 22:00 】

新型コロナウイルス禍で日本の港湾競争力低下に拍車がかかっている。海上物流の混乱が長期化する中、海運会社は貨物量の少ない日本への寄港に後ろ向きで、国内主要港へのコンテナ船の寄港隻数は2021年に00年以降で最低を記録した。米国の主要港への直行便が減る中、荷主は韓国など国際ハブ港経由での輸送に切り替えざるを得なくなり、輸送日数の予想が難しくなるといった問題も浮上している。


国内で主要な東京港、横浜港、名古屋港、大阪港、神戸港の外航コンテナ船の寄港隻数をみると、21年が前年比8%減、コロナ前の19年比では12%減少した。22年1〜4月では前年同期比7%減で、このペースだと通年で3年連続で最低を更新する見込みだ。

背景には世界的なコンテナ物流の混乱がある。コロナ下の旺盛な巣ごもり消費や労働力不足により、米国や中国では多いときに100隻を超える渋滞が港で発生。運航スケジュールが大幅に遅延し、海運会社は本来予定されていた寄港地を飛ばす「抜港」をせざるを得ない状況だった。中国や韓国などの世界的な主要港が存在感を維持する一方で、日本は抜港の候補になりやすい。

コンテナ輸送自体は依然として活発だ。特にアジア主要10カ国地域から米国向けの輸送量が伸びている。米調査会社デカルト・データマインによると、21年が2052万個(20フィートコンテナ換算、母船積み地ベース)とコロナ前の19年比25%増と大幅な伸びを記録した。22年1〜7月も前年同期比4%増と増勢が続いている。

一方、日本発は21年が19年比16%減と大きく減少し、全体の輸送量に占めるシェアは1%台まで低下。19年には7位だったランキングもわずか2年で9位まで下がり地位低下が鮮明だ。

日本の海運関係者は「直行便はコロナ後も戻ってこない可能性が高い」とみる。これまで生産拠点の海外移転といった産業構造の転換が日本の港湾の地位低下につながっていた。だがコロナ禍で海運会社の「日本離れ」が加速している。

直行便が減り、日本の荷主は他国でのトランシップ(積み替え)を余儀なくされている。顕著なのが韓国やシンガポールだ。デカルト・データマインの集計によると、22年1〜6月は日本発貨物に占める直行便比率が61%と前年同期(71%)から10ポイント低下。約4割が他国経由の輸送を余儀なくされている。

財務省はトランシップが増えることで「リードタイムが長期化し、製造業の競争力低下のリスクがある」と指摘する。特にコロナ禍は港湾での船の渋滞が深刻で、寄港地が増える分だけ輸送日数の見通しにくくなり、在庫管理の難しさが増す。コンテナの積み下ろしが増えると荷の中身が破損するリスクも増える。

国内の大手精密機器メーカーは「韓国の釜山港で積み替えると、余計に2〜3日かかる。競争相手である韓国や中国企業と物流上の対等な条件も保証されず、致命的だ」としている。これまで、日本の製造業の衰退とともに港湾競争力も低下してきた側面が大きかった。だが、新型コロナの新常態によってこれまで以上に日本離れが加速し、製造業の地位も一段と低下するという悪循環に陥りつつある。


今日のNHKニュースで自然科学分野での日本が発した論文がトップ10から初めて漏れたという事実が明らかになり、人材育成でも隣国に後れをとってきたこととこの記事を重ね合わせると「ものづくり日本」の地位は一気に急降下し始めていることがわかる。

そもそも日本の港湾は90年代に入ると重工業や家電製造業、プラント輸出産業がコストの安い他国へ地位が奪われるのと機を同じくして衰退の道に歩まざるを得なくなった。加えて神戸港が顕著な例だが天災のダメージによってハブ港の役割が一気に釜山港や基隆港などに奪われてしまった。

コロナ禍による影響による悪循環を断ち切る方策を今からでも用意しておかないと2030年代には大きく離されてしまう。
posted by 飯沢ただし at 00:02| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月28日

24時間テレビの日

(一部フェイスブック記事と重複しています。)

本日は某民放局が毎年今の時期に企画している24時間テレビの日です。

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買い物のお釣り(五円と一円💦)を二年間貯めたものを東山町長坂の指定場所まで届けてきました。昨年は持ち込み不可でしたので二年分になっでギッチリ満杯でした。雨の中届けに行きましたら多くの人が募金をしていまして、私の一箱など可愛いものでした・・・

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募金後に二箱の空箱を頂きました👀また来年まで少しづつ貯めていきます。少しでも社会のお役に立てれば幸いです。


24時間テレビに関しては思い出があります。

私が16歳、高校二年生の頃に24時間テレビの第一回でした。昭和53年当時は深夜にテレビ放送はなく、そのことだけで興奮したのは私だけでなく同級生も同じ思いだったようで急遽平泉の同級生、鈴木直郁君の家に集合することとなり前日の午後から朝方まで麻雀をしたり、たわいのない話をした記憶があります。酒は飲みませんでした。真面目な高校生でした💨

麻雀をしている様子を覗きにきた直郁君のお父さんには後に私の後援会活動で大変にお世話を頂きました。残念ながら直郁君のご両親、そしてまたご本人直郁君も他界されております。

直郁君のお母さんに大船渡一中出身の熊谷博君が気に入られて、朝ご飯にトーストの大盤振る舞いをされていた光景を思い出します。比較的同級生と会う機会は他の人と比べて多いのですが、卒業以来会っていない橋武浩君など当時集まった人は元気で暮らしておいでなのか気になります。

当時は社会不安などなく大学生時代を含めていい時代に学生生活を過ごさせてもらいました。その当時の仲間は一生の宝です。
posted by 飯沢ただし at 17:43| 岩手 ☔| Comment(0) | My Boom【密かなマイブーム】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月27日

安易なグローバル化からの代償

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【8月22日付けの日本農業新聞一面より】


藻谷先生がコメ中心の農業施策に一石を投じた解説です。

食料自給率は国内の農業生産を上げるための指標としてよく使われてきましたが、実際のところ海外から安価で調達できる仕組みが行き渡ってきたのでコメ生産より手間やコストがかかる小麦等については変化を促す大きな動機になり得ませんでした。

しかしながら、ウクライナ侵攻によって基礎食料の流通が滞ると一気に世界中にその影響が出てしまい、日々物価の高騰を招いています。

藻谷先生の指摘の通り、インセンティブを大きく効かしたコメから多品種への生産の転換を本気で考える時期に来ているのだと私も思います。お隣の秋田県ではコメ中心の生産体制から大規模野菜団地の転換をすでに目指して実行しています。一昨年の一般質問で私も取り上げました。

モノの流通のグローバル化によってイスラエル産の柑橘類など昔であれば想像できないような一次産品を調達することが可能になりましたが、こうした便利さを追求し経済活動優先にした先にあったのは、実は世界的パンデミックや戦争による社会不安によってその実態がいかに脆弱なものであったということも明らかになったのです。要は今までが便利過ぎたということなのかもしれません。

不自由でコストがかかるものだけれども、供給の安定、品質の安全を考えれば国内での小麦やトウモロコシなどの自給体制は強化する必要があるでしょう。しかしながら水田から畑作に転換するには土づくりからの大転換を生産者に求められ決して楽にできるものではありません。この件に関しては2月議会で水田活用交付金見直しの議論で認識は深まりました。

農産物のみならず、燃料に関してもこれから我が国の都合で調達できるとは限らず、政策の転換と国民の意識も変えていかなければならない時が来たようです。
posted by 飯沢ただし at 23:25| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする