2023年07月27日

一般質問振り返りB

1 達増県政16年の評価について

【(3)人口減少問題について質問】

県が設置したi−サポは年度ごとの予算が一定せず、増減を繰り返しており思った成果が出ていない。また、自殺対策については予算額は漸増しているものの昨年はまた全国2位へと悪化。これはこれまでの取り組みに何かが足りないだけでなく、すなわち県としての姿勢に大きな問題を抱えているのに手を打てない構造的欠陥、政策判断としての甘さがあると言えるが、知事の所感を求める。


【知事答弁】
県では、市町村や関係団体と連携してi−サポを平成27年度に開設し、それ以降、出会いの機会をより多く提供するため、拠点の増設やAIを活用したマッチングシステムの導入など、予算を確保しながら事業の充実を図ってきた。
より多く婚姻につなげるためには、結婚したいと願う県民にi−サポを十分に周知し、より多くの方々を利用へつなげることが重要であることから、今年度は、会員登録料無料キャンペーンの実施や、結婚コンシェルジュの配置による市町村との連携強化など、i−サポによる結婚支援の取組を強化したところ。
令和4年は自殺死亡率が上昇したものの、平成15年に12.3ポイントあった全国との差が、令和4年には3.9ポイントと縮小しており、自殺者数も長期的に減少傾向にあることから、着実に成果が表れてきたものと考えている。
結婚や自殺をはじめ人口減少に関わる問題については、県の施策に加え、様々な要因が影響していることから、引き続き、市町村や関係団体などと連携・協働しながら課題解決に向け取り組んでいく。

【振り返り】
今後の取り組みを紹介しただけで、成果が上がらない分析については一切言及なし。全国ワースト2位の事実は曲げられず、全国の差は他県も縮まっているので説得力はない。加えて市町村との連携については私の認識は形式的なものにどどまっているため成果が上がらない大きな要因のひとつ。達増知事の政治的なスタンスを鮮明にするがゆえに、国にすべてを転嫁する傾向があり事実、ファクトの分析ができなくなっているのではないか。

2 ILCの実現に向けた県の対応について

【知事の動きについて質問】

ILCの実現について、先頭に立つべき知事のこれまでの動きは鈍い。昨年新聞社が実施した県内首長へのアンケートでも、回答者の56%(14人)が批判的で、東北ILC推進協議会でのリーダーシップ不足が指摘されている。知事は、このような評価を受けて今後どのような動きをするのか示せ。


【知事答弁】
取組の推進にあたっては、国内外の研究者の皆様の思いに沿えるよう意を尽くしながら、県内外の産学官それぞれの関係者と連携し、日本として、更には国際社会として実現の意思決定ができるよう努めてきた。

中でも、実現の効果が及ぶ東北が一体となった活動が重要と捉え、岩手、宮城の知事等が理事を務め、産学官が連携して誘致に取り組む東北ILC推進協議会とも調整を図りながら、オール東北での活動を進めている。

先般、6月6日に開催された東北ILC推進協議会の総会においては、増子代表と懇談を行い、オール東北での推進を確認し、従来総会で実施されていた、役員を務める自治体の長等一人ひとりが決意を述べ、気勢を上げるやり方に代わり、私が出席役員の代表として、東北が一丸となった誘致活動を推進する旨スピーチを行ったところ。

今後も、国内外の研究者の皆様や県内外のILC推進団体とも進め方の調整を図り、国に対しては、関係者が一体となって、ILCの実現に向けた取組を加速し、一日も早い誘致の決断をしていただけるよう、働きかけを行っていく。

【振り返り】
スピーチをした程度で用を足したと思っていることがリーダーシップに関して私と大きな認識が異なるところ。既存組織に乗っかって役目を果たせば仕事が足りているという考えが透けて見え、まったく物足りない。岩手県はILCを契機に将来どのような地域振興ビジョンを持っているかなど関係機関に情報発信することに何のためらいがあるだろうか。ILCに限らず政府が対して本県のプレゼンスを高める行動力が足りないと感じる。

posted by 飯沢ただし at 23:43| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月26日

一般質問振り返りA

大分時間が経過しましたが、一般質問の中から特徴的な質問項目を明示して、知事の姿勢を明らかにします。

私が、総決起大会で県政の状況を例をあげて説明したところ、「そんな状態になっているとは知らなかった。」との声が多数ありましたので、あらためて知事答弁から見えてくるものはあると思います。

いわば将棋でいうところの感想戦みたいなものですが、もちろん相手方の知事は感想戦には入りません💨

1 達増県政16年の評価について

【(1)賃金について質問】

賃金構造基本統計調査によれば、平成20年に本県の所定内給与額は23万5千4百円で全国44位、令和4年は25万2千3百円で同じく全国44位、この15年間は40位台の常連様です。知事はこの結果をどのように受け止めているか。


【知事答弁】
日本全体ここ20年30年賃金が上がらない中、まず一定の上昇をみているというところはあると思う。

そして順位の問題であるが、議員御指摘の平成20年と令和4年の全国順位を比較すると、順位が5以上上がっているのは、福岡がプラス8、大分がプラス8、長野がプラス6の3県であり、一方で5を超えて順位が下がっているのは、北海道がマイナス11、鹿児島がマイナス6の2県となっている。他の42都道府県は5以内の増減であり、また、順位の増減が2以内となっているのは、順位の変動がない12の都道府県を含めて、28都道府県となっている。

一方、平成20年以降、全国平均との格差は徐々に縮小しており、こうした状況から、全国順位に変動がないことのみをもって、責任の有無を論じるようなことではないのではないかと受け止めている。

【振り返り】
「危機から希望に」を唱えて始まった達増県政は、増田県政で成果が上がらなかったことを拾い上げ、県内所得の向上を一丁目一番地の政策と掲げたが、結果15年間全国順位で下位を低迷。政策の効果が表れていないことを指摘したところ、都合の数字を持ち出して、成果が上がらないことを知事は認めない。結果がすべて。県政のトップが結果を客観的にとらえることを避けては問題の本質をとらえることは到底不可能。このことは庁内の政策推進力には決してつながらない。

【(2)自動車産業について質問】

今年4月にトヨタ自動車の社長が交代したが、知事は新社長と面会したか。面会していないとすれば、なぜ会わないのか。


【知事答弁】
豊田章一郎名誉会長お別れの会で、挨拶を交わす程度ではあったが、直接お目にかかる機会があった。

岩手県に最大の組立工場があるために、そことの関係で、デンソー、アイシン、豊田合成、トヨタ紡織、槌屋さんがあり、さらに企業の進出や工場の拡大もあり、雇用も増えて、高校卒業者の県内就職率の向上にも資するところとなり、また、賃金水準についても岩手県全体を引き上げていく方向にあるような流れで進んでいる。

そのような中で、岩手県がトヨタグループの中でどういう役割を果たすのか、トヨタグループには、EVや水素などもありますし、ガソリンに代わるバイオ燃料によって、エンジン車の将来性もゼロになるわけではなく、将来、岩手県にどのようなトヨタグループの工場を配置するのか、様々なレベルで県と関係企業との間でやり取りをして進めている。

【振り返り】
トヨタ社は車づくりで岐路を迎えている。知事が新社長といち早く面会して、新社長のビジョンを肌で感じることはとても重要。その中から岩手は何を用意できるかが見えてくるはず。様々なレベルで・・・と言っている段階で自ら動こうとしない意思が垣間見える。将来の雇用対策をはじめ先手を打つ戦略性が県民利益に直結すると考えるが、そのような道筋を得ていないことはとても残念。
posted by 飯沢ただし at 23:51| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月25日

総決起大会2023

23日(日)に総決起大会を開催しました。

多くの方々に参集を頂き、弁士の方々には身に余る激励のことばも頂き、感謝感激でした。

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あらためてこれまで多くの皆さんに支えて下さっていることに感謝のことばをいくら申しあげても足りません。本当にありがたいことだと思います。

今回は知事選と連携した大きな闘いになります。

県政の現状の真実をより多くの人に伝え、千葉じゅんこさんに岩手の未来を託す希望をつなげる役目は私たち県議候補者が本気になってやっていかねばなりません。

なぜ出生数の減少幅全国ワースト1、婚姻率ワースト2、自殺率ワースト2、健康寿命ワースト2、若者の県外流出ワースト2になっているのか。

都合の悪いデータには蓋をして希望や幸福などという曖昧で抽象的なことばで装うことは止めにしなければなりません。

16年かけてできなかったことが、次の4年間でできるのか。できる可能性は限りなく低い。

今こそ岩手県政を刷新して時代が要請する課題に真剣に向き合う、原因を突き止め確実に対応する県政を目指す必要があります。

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400人超のガンバローコールは壇上から見てものすごい迫力でした。この熱気を9月3日までにさらに燃え上がらせたいと思います。

多くの皆様がご賛同を頂けるよう頑張ってまいります。
posted by 飯沢ただし at 00:52| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月21日

7月23日に総決起大会を行います

明後日7月23日(日)に一関市民センター中ホールにて18時より

「飯沢ただし、千葉じゅんこ総決起大会」を行います。

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【2015年室蓬ホールにて行われた決起大会】


前回の4年前は、選挙戦の終盤戦に大個人演説会を行ったので決起大会は行っておりませんでした。また、今回選挙告示前一か月前に行うのも初めての試みです。というのも知事選挙にも連動させた決起大会ですのでこうした日程になった次第です。

知事選挙と連動した決起大会といえば増田知事初陣の大会が思い出されます。父の最後の県議選でもあった1995年の統一地方選挙で3月下旬に行われました。大東町民体育館に2500人を集める大集会で、増田寛也氏が中々時間通りに現れず、父が長い時間、間を取り持っていました。

今気が付きましたが、その当時の父の年齢と今の自分は同じくらいの年齢になっています💥

当時は新進党が飛ぶ鳥を落とす勢いで、聴衆の4分の1くらいは地元の建設会社からの動員でした。二階に陣取って聴衆の一人になっていた自分は選挙の熱よりも烏合の衆のざわざわとした雑音がとても気になっていたのを憶えています。

ただ、後に私が県議会に行くことになり、増田知事からあの決起集会で自分はなんとか勝ち切れるところまできたという実感を持てたという話を聞くことができました。今から思えば2500人も集めるなんて今では考えられないことで、時代を感じます。


明後日は私の思いを素直に伝える集会にしたいと考えてます。今の県政と将来に期待される県政について。

おいでになられる際にはどうぞお気をつけておいでください。お待ちしております。
posted by 飯沢ただし at 21:54| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月18日

平泉町から県への要望

来年度予算編成に向けて県への市町村要望が始まっています。

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【2007年(平成19年)8月に行われた藤沢町の県要望会の様子】

【藤沢町は当時はまだ合併前。私も岩渕誠議員も時の流れを感じます・・・】


今日は一関管内の平泉町の要望会でした。(今日の写真はありません💦撮り忘れました)

本日は2008年(平成20年)以来、なんとなんと15年ぶりに達増知事が要望会に出席しました。

先の私の一般質問で今回出席する理由について達増知事は「多くの議員に出たほうがいいと言われたから・・・」と述べていました。


結局、今日の要望会は知事が出席するということもあって、何より職員が緊張感を持って出席していましたし、事前の予定調和(県側から質問して意見交換の流れをつくる)はあったにせよ、今までとは比較にならないくらい中身の濃い要望会になったという印象でした。私からもその点についてコメントもさせてもらいました。

だからこそ、私たちは15年もの間、知事が出席した方が良いと提案してきた訳で、悪いことは何もないのです。

知事が四の五の理屈を言って15年間同席したなかったのは、単なる達増知事の手抜きだったという結論に至りました。
posted by 飯沢ただし at 19:06| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月14日

一般質問振り返り【特別編】

先の6月議会の振り返りは後日にするとして

ふと、達増県政16年の一般質問や予算・決算特別委員会での私とのやり取りについて振り返ってみると

なんら生産的なやり取りがなかったとつくづく思います。

こちらが批判や改善を求めればムキになって反論するか別の話を持ち出して交わしにかかるかの二つのパターンです。

私が県立病院の基礎をつくった郷土の偉人、佐藤公一氏の話を引き合いに出した時に、何が面白くなかったのか悔しかったのか國分知事や阿部知事の話を持ち出したりしたこともありました。(私の質問文脈に対して全く関係のないものでした。)

総じて与党議員に対しても含めて議会でのやり取りは、達増知事にとっておそらく退屈なものでしかなく、二期目のあたりからはいわば時間の経過を待っていたようなそんな態度に見えました。議員と考え方をぶつけあって切磋琢磨するとか、相乗効果を求めて化学反応を起こす期待をかけてとかそんな考え方はほとんどなかったと思います。一般質問や特別委員会の一日の日程が終われば、いち早く誰よりも先に議場を足早に去る行動がそれを証明しています(有権者の皆さんにぜひ見せたい光景です)。

逆にハラハラして見守っていたのはひな壇に御座している部長さん方で、突然、突拍子もない発言や出来事(特に土下座パフォーマンス以降)がなければいいと思っていたのではないでしょうか。

突拍子もない発言といえば、レインボーマンやマッチ売りの少女を例えに出したのはまったくの筋違いで、某議員から痛烈な不規則発言が飛び出したのは当然といえば当然です。たまに想定外のことが起きるので答弁書に集中させるような形に県幹部は移行させていました。そのためには執行部はとてつもない想定問答集を用意しなけばならない訳で、私は毎回必ず併任書記に「知事に直接聞くのだから用意しないで下さい。」と頼んでも用意しなけらばなりないのが職員の仕事であり、これも生産的な仕事になっていません。

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つくづく職員の方々にはご苦労様でしたと申し上げたい気持ちです。

でも一方では、県庁幹部にしてみれば日常いちいち細かく指示するトップより楽と言えば楽だったのかもしれませんね(謎)
posted by 飯沢ただし at 01:08| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月12日

NINJIN

珍しく朝投稿です。

今朝の朝刊各紙をチェックしたら5選を目指す達増知事の公約の発表が昨日あったようです。

その中で、リハセンの沿岸サテライト、三陸地域の「まちづくり会社」設立、産技短を県北への新設など具体的に出ていますが、これまでこれらの問題意識について議会答弁でも記者会見でも発言したことも滲ませたことはなく、とてつもなく唐突な印象がします。

達増知事は2月議会の代表質問の答弁で5期目の立候補を表明したのですが、いわて県民計画の第二期アクションプランを円滑に進めるためと立候補の理由を述べていました。この公約はそうすると第二期アクションプランとどのような関係にあるのかが不明です。現職なのですから政策の体系から外れるとご自身の政策に対する基本が揺らぐことになりますよ。

いきなり具体的な公約内容が出てくると完全に選挙目当てということが透けるどころか、よく見えます。

要は第二期アクションプランだけでは戦えないということなのでしょうね。

私は16年かけて出来ないものが17年目からすぐできるとはとうてい私は想像できません。ご本人に問題意識があったらすでにやっているか、すでに準備を進めていたでしょうに。16年もあった訳ですから。この内容には県職員もびっくりでしょうね〜

これってアレですね。民主党が政権交代を果たしたときの高速道路無料化の公約とスタイルが似てますね〜 有権者の関心引き?

しかし、いったいこれは誰が書いたものやら・・・

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【画像とこの記事にはなんの因果関係はありません】
posted by 飯沢ただし at 09:17| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月09日

事務所開き

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後援会事務所開きを行いました。

佐藤善仁市長、勝浦議長はじめ支持議員団の皆様、いわて平泉農協佐藤組合長、千葉じゅんこ新しい岩手をつくる会一関後援会佐藤会長にも参列を頂き、支援企業の皆様、また地域の方々にも多く参加を頂きました。

7期目に向ける決意、県政刷新の必要性を述べました。

最後は定番の同級生の佐藤博幸君の音頭のガンバローコール!

いよいよ9月の決戦に向けて本格始動です。
posted by 飯沢ただし at 23:43| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月08日

2倍〜2倍〜

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今日は忙しい日でした。

🚩市道松川駅舘下線開通式にオブザーバーとして参加@東山町松川
⇒元関脇高見山、渡辺大五郎氏と一緒になる
🚩白石恵一様叙勲祝賀会に参加@千厩町千厩
⇒母親が元薬剤師であることを乾杯の音頭の際に話したところほとんどの人が初耳
🚩室根七夕祭に参加@室根町折壁
⇒あいにくの雨に時折見舞われたけれど4年ぶりの開催は大盛況
🚩千厩よ市に参加@千厩町千厩
⇒いつも購買する某売店で、しっかり仕込んだ材料を道路に落とす事件発生!
🚩飯沢後援会土曜会@大東町摺沢
⇒選挙戦が確定し白熱の議論が展開

明日は後援会の事務所開き。いよいよ本格的に戦いがスタートします。

おっと!忘れていました。本日は母校の一関一高が盛岡大付属高校を零封のうえ撃破した日でした。すばらしい!

次はなんと私の地元の大東高校と対戦です。


posted by 飯沢ただし at 23:59| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月07日

賛否が交錯

今朝の岩手日報紙の4面に一般質問における達増知事の評価が分かれていることが特集されていた。

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私の質問内容についても取り上げられた。

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私の質問はいつもの調子で別に驚くことはないが、今回は公明党の小林正信議員(盛岡選挙区1期目)が再質問で人口減少問題に関して女性若者支援に関して達増知事がよく使うフレーズ「生きにくさを生きやすさ」にも言及しながら、事業が予算額に反映されていないことをくりかえし訴えていたのは印象に残った。知事の答弁はまったく抽象的で的を得ておらず、知事が細かく目配せしたいないことがよく知ることができた質問だった。

合計特殊出生率が2022年の統計でも過去最低の1.21になったことや、所定内給与月額(なぜか知事は年額で答弁)が40番台でも政策推進の誤りを認めない。これは事実を見ていない、把握していないに等しく、民間会社の社長がこんな責任逃れをするならば株主総会で即刻退陣動議が出てもおかしくない状況である。


反省なくして前進なし。トップが見せかけのやったふり答弁を繰り返していると部下もそれを真似をする。そんなもんでいいんだと勘違いする。こういう負の影響はたちまち連鎖して組織の活力を失うことになる。そんなことも意識をできないならばリーダーを務める資格はない。
posted by 飯沢ただし at 23:42| 岩手 | Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする