2023年08月18日

選挙にも時代の変化が・・・

先週行われた盛岡市長選挙と盛岡市議会選挙の結果でこれまでの選挙には表れない現象が起きたので、私なりに分析してみました。

🚩盛岡市長選挙

現職谷藤氏に3回目の挑戦をした新人の内館氏が17000票差をつけて初当選

私が持っている盛岡市の印象は保守的で、30万人という大きな街ではあるが主義主張よりも人とのつながりを大事にする印象が強い。内館氏が今回はこれまでの戦い方をさらに先鋭化させ、若年層にターゲットを絞り切ったことは当初私は実のところマーケッティングを間違えたと思っていた。

現職谷藤氏は大型船団方式で市議選との連動をさせて押し切りを図る戦い方。有権者へのアンケートでも、谷藤市政に対して評価する、やや評価するが6割を占めており、額面通りにいけば間違いなく6選という体制だったが予想外の票差がつくことに。

後日マスコミへ逆取材すると、長期政権への拒否感が意外に大きかったとのこと。議員と違い首長は大きな権限を有することから、ただでさえ判断が厳しくなる上に、二者択一の戦いだと一旦マイナスに振り出すと振り幅はさらに大きくなる。

と言えども17000の差はあまりに大きすぎる。

内舘氏が今回の選挙に賭ける情熱は半端でなく、真冬でも一日中同じ交差点に立っていたとの話も聞こえてきたりして、すさまじい執念をひしひしと感じられたし、話し方にも訴える力を工夫してきたように思う。

結果敗れてしまうと気づくものだが、現職谷藤氏のイメージカラーも地味で組織の重厚さが裏目に出てしまった感があり、政策課題も明確さを欠いてしまった印象。

いずれにしても、この17000票差の意味するところは従来型の選挙手法では勝利の方程式が成立しなくなったのは事実であり、よりビビッドなイメージを動画などの活用により躍動感とメッセージを強く打ち出すことが不可欠になってきたことは明らかである。

時代が求める「チェンジ」と内館氏が使った「チェンジ」がばっちり嵌ったということだろうか。

チャンピオン選挙は実に恐ろしい。

🚩盛岡市議会選挙

もう一人のちばじゅんこさんが史上最高得点で初当選を飾る

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ご本人が知事選の千葉じゅんこ氏との区別を図るために「もうひとりの ちばじゅんこ」のコピーが結果的にズバリ的中したと私は分析。ご本人の普段の努力がもちろん基礎にあったからこそうまく作用したものであろう。それにしても積みあがった票の大きさはインパクト大であった。

ご本人の活躍を心からお祈り致します。
posted by 飯沢ただし at 23:58| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月17日

岩手県知事選挙が告示

本日、知事選挙が告示になりました。17日間のロングランの選挙期間です。

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私も応援の弁を取らせて頂きました。用意してきたフレーズはすっかり頭から抜けてしまい、決め台詞は言わずじまい💦後悔しました。でも気持ちだけは入れました。

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今知事選挙を有り体に申せば、

重要な県政課題(県民所得・人口減少問題など)に正面から突破する勇気も見せず16年間ほぼ先送り状態にしてきたリーダーを継続するのか、リスクを伴うのを承知で果敢と挑戦するやる気と情熱のある新人を選ぶのかの選挙と私は見ています。

いままでもこのブログでさんざん書いてきましたが、都合のいい数字を持ち出して成果を自画自賛する達増氏の手法は、とうてい私のやり方とは相容れません。

達増氏は政治的スタンスを鮮明にするがゆえに、国にすべてを転嫁する傾向があり、事実、ファクトの分析ができなくなっていると思います。これでは県民利益にまったくつながりません。

今こそ、今こそ、局面を変えて、新しい岩手を創造する時です。

多くの有権者に県の現状、トップリーダーの姿を説明し、岩手を変えることができる千葉じゅんこさんを私たちはとことん応援します。

posted by 飯沢ただし at 23:52| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月15日

県政NEWSをお手元に

飯沢ただし県政NEWS(令和5年8月4日発行)を本日東磐井地区全域に新聞折り込み致しました。

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【写真は重なって見えますが、9号と10号は別物です】


10号では9号で予告していたとおり、6月定例議会での一般質問の内容を詳細に盛り込んでいます。特に後日私が感じた【振り返り】は私自身が言うのもなんですが必見モノです。

まだご覧になっていない方はぜひ見て頂きたいと思います。今の県政、特に達増知事の県政課題に対する姿勢がよくわかります。

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後援会会報誌23号と24号も併せてご覧を頂きますと、味がさらに濃密になること間違いなしです。

選挙区外でも興味のある方はメールアドレスを左袖に記しておりますので、遠慮なく申し付けて下さい。
posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月12日

山の神が降臨

帰宅したら妻から重大な報告があると興奮気味に話された件がコレ 👇

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ちょっと見にくいのでよく判る画像がコチラ 👇

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最近では摺沢町中でもカモシカを見かける機会が多くなり、珍しくもないですが、こうも我が家の庭に堂々と侵入されると、慌てますよね。

山と山里の境界がなくなり、こうした場面もこれから増えていくと思われます。

それにしても我が家の犬🐶はまったく反応せず。今日は雷が頻繁に雷鳴を轟かせており、音におびえてテーブルの下でしばらくじっとしていたそうです。
posted by 飯沢ただし at 23:10| 岩手 ☁| Comment(0) | Beauties of Nature【花鳥風月】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月10日

政治活動は自由です・・・が!

本日、いわて県民クラブの確認団体届けの最終チェックをしに県選管に出向きました。

二週間ほど前に訪問しており今回で最終チェックのつもりで臨みましたが、担当者は知事選のリハーサルのため不在でしばらくお待ちくださいとのこと。今日は前に訪問した折にお互いに十分に視界に入っていた別の職員から「何のご用ですか!」との冷めざめなる対応を最初に受けて、いかに私という存在が県庁内で薄いかを見事に知らしめることになりました。まだまだ私の努力が足りません。佐藤正春先生級になるにはさらなる修行が必要と自らを戒めるいい機会となりました。それにしても誰であろうと「ご用件を伺います。」くらいの心配りがあっていいと思いますが。

さて、話題はかわって、ある県民の方から「達増知事をよろしくお願いします。」と元県職員幹部のある方に訪問を受けたと情報が寄せられました。個人の政治信条や行動は自由ですから私から何も咎める権利もありません。

またさて、元県職員幹部のK氏が現職知事後援会の相談役になっておられると聞きました。名刺の写しも入手しています。

K氏といえば県職退職後にIGR(いわて銀河鉄道)社長を務め、自身の放漫な経営により一気にIGR社を赤字に貶めた張本人。私は総務委員会や特別委員会で経営の乱脈ぶりを追及し、情報公開を要求するなど経営の透明化を求めましたが、最後まで情報公開を拒否した人物です。

このK氏を任期途中の鈴木社長を退けてIGRの社長に差し込んだと目されているのが言わずと知れた実力者X氏。

お二人とも関係している複数の社員や職員から手紙を私に寄せて頂きました。このお二方に関する情報量は双璧です。

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K氏が堂々と活動するあたり、何かの力が及んでいると想像するのは私だけなのか。知事が代わると都合が悪い?

まぁ、個人の政治活動は自由ですから自由にやってもらいましょう。
posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月09日

これは確信犯だべ?

達増知事が個人アカウントのTwitterで以下のことを発言💥しています。

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えっ❗高校生まで医療費を無料化???そんなこと初めて聞きましたよ。


これまで議会で高校生までの医療費を県が一律で無料化にすべきと政策提案してきた、いわて県民クラブのハクセル美穂子議員が黙っていられずリツイートしたのがこれ👇

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達増知事は県がやれない理由を負担が大きすぎることと、本来国で行うべきことと答弁していました。

現物給付の仕組みをつくった=無料化なんでしょうか? 

ハクセル議員がツイートしているように県内の各自治体は自らの肉を切って高校生までの医療費を無料化にしているのが実態です。このツイートを見たら県内の首長は激オコ💥💢でしょうね。

こんな事実と反することを平気で発信する現職知事は他にいらっしゃるでしょうか?
posted by 飯沢ただし at 00:30| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月31日

結果がすべて

岩手県の自殺率2年ぶり増加 2022年、全国ワースト2位
【2023.07.30 岩手日報電子版】
 
 岩手県の2022年の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者)は前年比5・1人増の21・3人で全国ワースト2位
となったことが、厚生労働省の人口動態統計(概数)で分かった。全国平均を3・9人上回り、上から26番目に改善した前年から再び増加に転じた。県や関係機関は、自殺の兆候に気付き専門相談につなぐ「ゲートキーパー」の養成に力を入れる。

 自殺者は250人で前年から57人(29・5%)増えた。自殺死亡率の全国ワーストは秋田県(22・6人)、同3位は宮崎県(20・4)人だった。

 県は23年の自殺死亡率15人、自殺者数178人以下を目標に掲げる。昨年9月に開設した専用サイトでは相談窓口を一覧できるほか、ゲートキーパーやメンタルケアの実践例を動画で紹介している。


一般質問でも取り上げた問題ですが、本日県庁で「自殺総合対策本部」会議があったようなので再掲します。

達増知事は

・本県の自殺者はピーク時の527人から290人へとなっている
・全国が3分の2に減っている間に岩手は半減している
・自殺死亡率も全国平均との差が12.3ポイントから3.9ポイントに縮小している

と本県の自殺対策がさも順調に進んでいるように語りますが、

全国ワースト2位なのです!

全国同じ物差しで比べてワースト2位という結果は曲げられない。

自分たちに都合のいい数字を並べることの発信は何の意味があるのでしょう。これでは知事の本気度が伝わらない!

状況別にきめ細かい対応をするといっても、ワースト2位という数字を重くとらえて施策と連携を根本的に洗い出し、本気で対策を見直すことをしないといつまでたっても結果は出て来ないでしょう。
posted by 飯沢ただし at 22:41| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月30日

一般質問振り返りD

4 新笹ノ田トンネルの整備促進について

【(1) 今後の検討協議会のスケジュールについて質問】
国道343号笹ノ田地区技術検討協議会の期日を含んだスケジュールを伺う。


【県土整備部長答弁】
国道343号笹ノ田地区技術課題等検討協議会は、国道343号の最大のあい路となっている笹ノ田峠付近の現道課題について、専門的見地から、対策の必要性、効果及び技術的課題等の検討を行うことを目的として設置したものであり、今年3月に開催した第1回協議会では、県南地域と陸前高田市間の道路交通や笹ノ田地区の地形・地質の現状と課題を確認し、交通計画や法面防災の専門家から、航空レーザー測量データを活用した地形・地質状況の把握の有効性などの御意見をいただいたところ。現在、いただいた御意見も踏まえて検討を進めているところであるが、今後、対策の必要性や効果などについても検証する必要があり、現時点ではこれらに要する期間をお示しすることはできないが、引き続き、着実に検討を進めていく。

【(2)国直轄による権限代行について質問】 
今後、国直轄による権限代行実施の検討を行うための調査という流れが想定されるがいかがか。


【県土整備部長答弁】通常の直轄権限代行は、対策を行うべき道路交通上の課題が確認できるとともに「全国的な幹線道路網の観点から特に重要なもの」、「高度な技術を要し都道府県による施工が困難なもの」が採択要件となっており、道路交通上の課題やルート、構造等の調査が一定程度進んでいる必要がある。議員御指摘の直轄権限代行は事業を進めるうえでの制度の1つではありますが、まずは、協議会において、対策の必要性や効果、技術的な課題などの検討を進め、その熟度を高めながら、国と情報交換していく。

【(3) 事業採択の見込みについて質問】
事業採択は令和何年度と見込んでいるか伺う。


本年3月に設置しました協議会において、笹ノ田峠に新たなトンネルを整備する必要性や効果、技術的課題などについて、現在、具体的な検討を進めているところであり、現時点では今後のスケジュールをお示しすることはできないが、引き続き、協議会での検討を着実に進めていく。

【振り返り】
直近(平成26年〜令和4年まで)で、一般質問で6回、決算・予算特別委員会で16回、与えられた発言の機会すべてで新笹ノ田トンネルの実現に向けて取り上げて悲願達成のために注力してきたところであり、事業採択に向けて第一歩を記したことは実に感慨深い。しかし、まだ事業採択が正式に決定したものではないので引き続き中間管理をしていく。


5 JRローカル線の維持発展について

【JR大船渡線を維持する対する戦略について質問】

大船渡線を例に挙げればILCとの関連性もあり、戦略的な行動をもってJRとは接するべきと強く要望するが、JR大船渡線の発展性について県は現段階でどのような戦略を持っているか示せ。

 
【ふるさと振興部長答弁】 
 JR大船渡線は、一関市と気仙沼市を結び、さらにはBRTによって大船渡市まで繋がっており、内陸地域と沿岸地域を結ぶ重要な路線の一つであるとともに、本県の主要観光地である猊鼻渓や東磐井地域の主要地区を結んでおり、県南地域の地域経済を支える必要不可欠な社会基盤であると認識しているところ。ILCが実現すれば、新たな国際研究都市の形成も見込まれることから、ILC周辺地域を含めて交通インフラの役割がより重要になっていくと考えるところ。JRローカル線については、現状の議論にとどまらず、地域振興の視点も含めた議論が必要であり、JR大船渡線については、議員ご指摘のとおり、ILCの実現をはじめ地域の将来性を踏まえて、路線の果たすべき役割や可能性について、JR東日本に対して訴えていく。

posted by 飯沢ただし at 00:08| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月29日

一般質問振り返りC

3 知事と県内首長とのコミュニケーションについて

【市町村要望に15年ぶりに知事が同席する理由について質問】

知事が同席するということはこれまでの広域振興局長から後日報告を受ける方式について検証がなされ、課題があったため変更されたものと推察するが、変更に至った理由について明らかにせよ。


【知事答弁】
これまでの県議会において、複数の議員から「市町村要望の中で知事が市町村の話を聞く機会をつくっていくべきである」という意見や、「知事が出席することで県と市町村の関係をより強固なものにしていくことにつながる」などの意見をいただいたことから、今回、市町村要望に知事が出席することとした。

既に5市町村の要望に同席しているが、コロナ禍や物価高等による地域の実情や人口減少対策等について、市町村長や市町村職員の生の声を直接聞くことができ、良い機会であると感じている。

【再質問】
これまで、昨年度までの方式が合理的であると強弁していたが、今年度から方式を変えたなら合理的な説明が必要ではないか。


【知事答弁】
さきほど答弁したとおり、複数の議員からご指摘を受けた「市町村の話を聞く機会をつくっていくべき」、「知事が出席することで県と市町村の関係をより強固なものにしていくことにつながる」という意見は、より合理的にするというものではないが、一方、市町村の意見を聞く機会をつくり、市町村との関係をより強固なものにすることにつながることから、出席することとしたもの。

【人口減少問題について市町村との共同宣言について質問】
2月に知事が高らかに提案したはずだか、6月末現在で実現に至っていない。ポーズだけか。なぜ実現に至らないのか、何が障壁となっているのか。これまでの市町村への交渉経過も併せて伺う。


【知事答弁】
 昨年11月に開催した県・市町村トップミーティングにおいて、市町村長に対し、市町村と県の共同宣言のような形で表明することを提案したい旨を呼びかけ、特に異論がなかったところであります。 その後、市町村に対して趣旨説明等を行ったところ、多くの市町村から肯定的な反応をいただいたものの、一部の市町村からは、「県の具体的な取組を明らかにしてほしい」「十分な議論をしてほしい」等の御意見もいただきましたので、先般、実務レベルの会議を開催し、市町村・県が連携を進めることによって実効性を高めていく事業等について、意見交換を実施いたしました。 今後、市町村と県とで構築した連携体制を生かしながら、市町村ごとの特徴的な要因分析を進めて、具体的な対策の強化につなげていくという作業状態になっております。 共同宣言の時期については、様々な御意見をいただいていることから、丁寧に議論を進めながら調整してまいります。

【振り返り】
この間何度も知事には市町村の要望会に同席するべきと提案してきたが、振興局長が知事の名代として要望を受け取り、報告を後日受けることが合理的との答弁を繰り返して出席を拒んできた。その方式を変えるのなら止めるとした説明が必要なのだが、一切その件は拒否。結局、みんなから言われたから出ることにしたとの理由はリーダーがあるべき主体的な姿勢とはほど遠い。ちなみに増田知事は平成の合併前から同席していた。出席すればいい機会になるのは当たり前のことで15年間手抜きをしてきたに等しい。市町村との共同宣言も知事のその場での思いつき提案で行ったものがこの質問で明らかになり、市町村が県に即座に呼応しないのは、そもそも信頼関係が構築されていない結果が現れたもの。
posted by 飯沢ただし at 00:30| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月28日

夏の陽炎・・・

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【7月28日岩手日報朝刊より】


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【7月28日河北新報朝刊より】


達増知事の定例記者会見での発言が2紙に掲載されていた。

ご本人の政治信条まで立ち入ることはできないが、現状の立憲民主党の分裂状態や野党間の足並みの乱れを見れば、小沢一郎氏が政権の頂点に立つ実現性は天文学的に近い確率で不可能であり、第三者から知事の立場としての発言がどのように評価されるのか、ご本人は想像もできないのかと首をかしげざるをえない。結果としてこのような偏った考え方を公式の定例記者会の場で発言することは県民利益を失うことにつながるのではないかと心配する。

なにより「細川連立政権時に国民的支持があれば、日本はよりよい民主主義政治に国になっていた。」との見解はまったくの筋違いで、国民的支持がなかったから細川連立政権は崩壊したのであって、その原因をつくったのは小沢一郎氏ご本人だったのはでないのか。小沢氏主導による新進党の突然の解党がすべての始まり。その後も政党をつくっては壊し、つくっては壊しの繰り返し。これで国民的支持得られるのかと私は言いたい。

岩手の民主主義を守るというが、小沢勢力全盛時にはゼネコンの社員を集結&駆使して選挙支援体制を形成し、意に沿わない建設会社を秘書団が恫喝ともいえる手法で震え上がらせ体制に従わせた時代を知る自分は達増知事のいう民主主義とはこうした過去には目をつぶるのかと言いたい。

小沢氏の「利権政治を変える戦いが始まっている」とは利権政治を過去に誰よりも派手にやった人がよく言えたものだと呆れるばかりだ。
posted by 飯沢ただし at 22:55| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする