2022年10月13日

9月議会中間報告

一般質問も昨日で終了。

昨日は登壇者が2人にもかかわらず本会議の終了時間は17時越え。一般質問→県連質問→議案への質疑とほぼ三時間共産党タイム。知事が統一教会事案に異常な関心ありということで、県政与党を標榜する共産党はここぞとばかりに自民党攻撃を交えた質問。立憲民主党にも辻元参議院議員など接触あった方もいるのにと私は思ったのですが、そんなのは一切お構いなし。かつて勝共連合で叩かれた経緯が下地にあるとは理解はしていますが・・・

国政政党に所属をしていない私たちは県政の課題解決に集中します。

本日は、常任委員会が開催され、私の所属する総務委員会では補正予算の歳入の付託案件と県職員の定年延長に関する条例案件、請願陳情を審議しました。

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各議案と請願にもそれぞれ質疑と意見表明をしました。委員会では付託案件はすべて可決となりましたが、インボイス導入を廃止せよとの請願は賛成少数で不採択となりました。

消費税の増税と軽減税率が決定時にインボイスの導入は織り込まれていて、現在は周知期間となっています。消費税を導入している世界各国でインボイスは導入されております。我が国だけが最初の消費税導入時に免税業者(簡易課税)が設定されたことが私とすればそもそも出発点の間違いだと思っています。税の公平負担を考えればそこは明確にしなくてはいけません。消費税は右から左に移すだけなので税金を明確に明示した請求書のやり取りをすればいいだけの話です。

国家公務員と同様に地方公務員も順次定年延長となりますが、新採用枠や退職金とのバランスは今後数年間、人事課はじめや総務部では工夫が求められることになります。

来週の月曜日には本会議採決。火曜日からは決算特別委員会が設置されます。
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2022年10月08日

歴史的快挙を達成!

昨日でメジャーリーグの通常日程が終了。10月のポストシーズンへと移ります。

エンゼルスの今シーズン最終戦、162試合目で大谷翔平選手がやってくれました。投打ともに規定回数をクリアした上に投手で16勝、防御率2.33、219奪三振。打者で。273、34本塁打、94打点、90得点。投打どちら片方でも一流の成績です。

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投打二刀流はベーブルースが引き合いに出されますが、規定投球回、規定打席をクリアしたのは大谷選手が1900年以降の近代野球では初めての快挙です。こうした型破りの歴史を作ったのが本県出身というは実に誇らしいです。

以前にも書きましたが、私は1976年からの大リーグファン。

日本人がこうした快挙を成し遂げるのは夢のような話で感慨に浸っております。

2年連続MVPの期待が高まりますが、果たしてどうなるか。

シーズン中に来期1年の契約(年棒3000万ドル)を取り、2023年シーズンはエンゼルスでスタートしますが、私はシーズン途中でトレードされる可能性が高いと見ています。エンゼルス球団が身売りを検討中でもあり、球団にとって大きな価値のある大谷選手の商品価値をフリーエージェントとなる前に予め設定したというのが今契約に至った球団側の目算でしょう。

大谷選手は選手として慣れた環境でプレイすることは一番でしょうが、ご本人の夢はポストシーズンに行ける機会のある球団を希望しいることから同じロサンゼルスに本拠地を持つドジャースが移籍先の最有力と私は見ています。来年の今頃どうなっているかお楽しみです。


ポストシーズンインという話で個人的に盛り上がっているのはシアトルマリナーズが21年ぶりに進出したこと。イチロー選手がルーキーシーズンの2001年以来となります。当時の腕利きGMパット・ギリックが去った後にビル・バベシ、ジャック・ゼレンシックと無能なGMためにチームはガタガタとなり、やっと2016年から現GMジェリー・ディポトが就任してチームが整備されました。今年のシーズン中の補強もほぼ的確でした。やはり将来を見据えることができない戦略性を欠く責任者は結果が出ないということです。スポーツの世界も行政の世界も一緒ですね。

マリナーズは菊池雄星選手が在籍するトロント・ブルージェイズと対戦。

明日から和牛の全国共進会で鹿児島に出張ですが、どちらも目が離せません。東海岸の試合なので朝には試合が終わるので助かります。
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2022年10月07日

器の大きさ

本日の本会議は一般質問の初日。
いわて県民クラブからは政策審議会長の佐々木努議員が登壇しました。

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【手前のゴマ塩の頭は自分。ずいぶん頭が白くなりました💦議席が左端最上段のためテレビ番組「今日の県議会」で映る機会が少なくなりました💧】


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佐々木努議員は今任期最後の質問ということで自身のライフワークである少子化対策(結婚・出産・子育て)をはじめ地域医療問題、教育の充実、畜産振興について提案を交えながらひたむきに情熱をこめて質問しました。

県施策のうち具体的な少子化対策の柱を何に置いているのかと達増知事に質しましたが、かえって来る答えは朧気で的を得ないいつもの答弁でした。おそらく自分の中でも何も重点的なものとして置いていないのでしょう。県施策の推進役のリーダーがこれでは前には進みません。その場の答弁は繕えても実効性の薄い政策を広く並べているだけで事態は決して良化しません。もうこのような繰り返しはたくさんです。

それでもあきらめずに自身で先進地を調査し、他県でやっているのになぜできないのかと迫る佐々木努議員。その思いに沿う態度も示せない達増知事。どちらが県民のために情熱を傾けているのかは明らかです。

達増知事の答弁に活気がでるのは政治的な問題だけです。嗚呼!情けなや。

他の議員から先の参議院選挙の際に自身のツイッター発言について尋ねられ、その中で今の統一教会問題が出ていれば選挙結果は違っていただろうとの見解を示されました。

選挙結果にタラレバなどなし。

選挙に僥倖などはあり得ない。流した汗と、振り絞った知恵の結果だけが出る。
山の果てを望んでも援軍来たらず。自分でやるしかない。

田中角栄語録より


達増知事の発言は木戸口候補を一所懸命応援した人たちにも失礼だと私は思います。

自らの器の小ささを露呈させたようなものです。そういうこともわからないことが問題なのも自覚していないでのでしょう。
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2022年10月05日

迫る北朝鮮の脅威

北朝鮮ミサイル、飛距離最長4600キロ 日本上空通過
政府、Jアラート発令


【日本経済新聞電子版 2022年10月4日 7:32 (2022年10月4日 10:40更新)】

政府は4日午前7時22分ごろ、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射されたと発表した。最高高度は1000キロで過去最長の4600キロ飛行したとみられる。東北地方上空を通過して排他的経済水域(EEZ)外の太平洋に落下した。北朝鮮のミサイルが日本上空を通過するのは2017年9月15日以来、5年ぶりとなる。

全国瞬時警報システム(Jアラート)は弾道ミサイルが日本上空を通過したとみられると公表した。

政府は午前8時45分から10分間程度、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)を開催した。岸田文雄首相、松野博一官房長官のほか浜田靖一防衛相、林芳正外相らがミサイルに関する情報の報告を受け、対応を協議した。

松野氏はNSC後の記者会見で、弾道ミサイル1発が青森県付近の上空を通過し、午前7時44分ごろに太平洋上の日本のEEZ外に落下したと述べた。飛距離は4600キロ、最高高度は1000キロと推定されると説明した。

「直ちに北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に厳重に抗議し、最も強い表現で非難した」と明らかにした。

官房長官声明を発出し「国家安全保障戦略などの策定を通じていわゆる『反撃能力』を含めて検討する」と強調した。「国民は冷静に平常通りの生活を送ってほしい」と呼びかけた。

「中距離弾道ミサイル以上の射程を有するミサイル」との見方を示し、中距離弾道ミサイル「火星12」と同型の可能性があると指摘した。飛距離4600キロは過去最長と考えられると述べた。


目的は米グアムを想定する中距離ミサイルの精度をアピールと報道されているが、いつもなら北朝鮮は発射成功を喜び勇んで報じるのに今回は沈黙を守ったまま。不気味である。

いずれにしても日本列島上空を通過したという事実は我が国は安全上の脅威としてレベルを上げて対応すべきだ。『反撃能力』については確実に機能する対策をしっかり取らねばならない。それはあくまで国民の命と財産を守るためだ。

憲法9条が日本を守るという方々がこういう時には沈黙している。唯一私がネットで確認した共産党の志位委員長があらゆる外交的努力をとツイートしてるらしいが、本当にそう思っているならば自ら実践してみたらいかがかと思う。北朝鮮や中国と独自に日本共産党がアクセスする努力をした跡が確認できるならちょっとは評価してもいいが。


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2022年09月30日

9月定例県議会が開会す

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【提出議案の説明をする千葉幸也総務部長】


9月は今日1日しかないのに9月定例会。今議会は決算特別委員会が設置されるので10月31日まで1カ月まるまるかかるロングラン開催です。

コロナ対策、県有施設維持のための基金増設など喫緊の生活や将来負担に関する重要な議案が提出されています。先に発表された県財政の中期見通しも厳しい数字が発表されており、こうした状況下で急に達増知事がぶち上げた県庁建て直し事案はどのような着陸点にになるのか、おそらく一般質問等で議論になることは必至でありましょう。

県が第三者に委任して設置した研究会の「将来の岩手県の行財政改革に関する報告書」がリリースされました。
この提言を参考に県当局は策を練るそうです。最終までどういう過程を経て決定していくか注目していきます。


私は令和3年度の決算審議にあって会派を代表しての総括質疑を担当することになりました。達増県政15年の総括をするような質問にしたいと考えております。私を担当する県職員の書記さんには毎度毎度ご苦労をおかけしますが、知事に直接答弁を求めますので職員の方は知事答弁の準備をしなくても結構ですよ。15年もの蓄積があれば簡単に答えられる質問ですから。
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2022年09月29日

時代の動きが加速していく中で

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【エリザベス女王の父上 ジョージ6世国王のカナダ2ドル札】

(ジョージ6世も時代の荒波の中で大変な苦労をされた国王(在位1936年〜1957年)いつの時代も課題を抱えて動いている)

エリザベス2世女王70年即位の後死去。日中国交正常化50年。

最近起きた来事によって私自身いろいろなことを考えさせられている。

一時代の終焉。価値観の多様化。日本を取り巻く環境の大きな変化。

今この時代に生きている私たちが何をなすべきか。過去の成功体験に引きずられることなく新しい感覚による想像力が試される。

立ち止まってはいけない。これでいいだろうと安易に妥協してもいけない。

この2020年の10年は次の時代へ続く滑走路。貴重な時間を無駄にしてはいけない。

少しでも前に進もうとしている人たちを励まし、育てていくのが私たちの年代の役目ではないかと自覚を新たにしている今日この頃。
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2022年09月28日

岩城 明 元県議が逝去

たった今パソコンのメールをチェックしていたら議会事務局から岩城明氏の訃報が入っていた。享年75歳。

ご子息である県議現職の元氏から折に触れて父上の体調を聞いていたが、こんなに急に亡くなられるとは・・早すぎる。残念でならない💧。

岩城さんとは平成11年の同期当選。田村誠氏と及川敦氏と私の新人4名は増田知事与党を標榜していた県議会会派「政和会」に入会し4年間一緒に活動させて頂いた。当選直後に最初に顔合わせしたグランドホテルアネックスでの緊張した雰囲気は今でも鮮明に記憶している。

岩城さんは父上の惣一郎氏も7期県議を務めた方であり、役所勤めの経験もあり、いわゆる勘所を最初からつかんでいて会派室で隣の席だった私は色々なことを教えて頂いた。議員会館に泊まった際は一期先輩である上澤さんに連れられてよく一緒に行ったものだった。カラオケの十八番は同じ明(あきら)三田明の「美しい十代」だった。

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【千葉浩氏の叙勲祝賀会で集合した政和会の面々 前列左が岩城明氏】


岩城さんとは熱い議論も交わした時もあった。私が二回目の一般質問で県内港湾機能の重点化を取り上げたところ(後にこれが県内港湾機能の役割分担の明確化、港湾振興プランの策定につながったと自負している)岩城さんには久慈港の軽減化と聞こえたらしく、とんでもない勢いで怒られた。「港で生活している人がいるんだぞ!」と。無論私にそんな意図はないのだったが、自分だけが正しいと思ってはいけないのだと考えさせられた。

一期目の3年目に新人4人で自分たちで企画して欧州視察をしたのは一番の思い出だ。昼食と夕食は現地で思うがままの選択の旅だったが、岩城さんは和食派で、今晩は何を食べますかとリクエストを聞いたところ三日目あたりからラーメンライスを連発して皆を困らせた。


一般質問では知事はオーケストラの指揮者と決まって例えられ、リーダーシップの必要性を強く説いた。頑固一徹と柔軟性が絶妙に同居しており、これぞ政治家と思わせてくれる場面を何度か見させてもらった。仕事のオンとオフがはっきりしていてお茶目なところが魅力的だった。

議会では一期4年の短いお付き合いだったが、その後も連絡を取り合い久慈に来たときは必ず寄れと言ってくれた。実にありがたい言葉だった。

3年前にご子息の元氏が県議に当選され、ご本人は喜びと安堵の気持ちだったと推察する。

岩城さん、本当に早く逝ってしまって残念で仕方ないけれど、天から我々のことを見守ってたまには夢枕に立って叱咤激励してください。

長いお付き合いありがとうございました。安らかにお眠り下さい。
posted by 飯沢ただし at 23:51| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月27日

安倍元首相の国葬開かれる

安倍元首相の国葬、菅前首相「あらゆる苦楽ともにした」
【日本経済新聞電子版 2022年9月27日 10:00 (2022年9月27日 15:38更新)】

政府は27日、安倍晋三元首相の国葬を日本武道館(東京都千代田区)で開いた。首相経験者の国葬は1967年の吉田茂氏以来55年ぶりで、戦後2例目となる。国葬に先立ち同日午前9時半からは会場近くの九段坂公園で一般献花が始まった。

国葬は午後2時すぎから始まった。国会議員ら3600人、海外からは210を超える国・地域と国際機関の代表ら700人、あわせて4300人ほどが参列する見通しだ。

岸田文雄首相は追悼の辞で安倍氏の死を「まだまだ長く生きてもらわなければならない人だった。痛恨の極みだ」と悼んだ。安倍氏の外交戦略について「重層的な外交は世界のどの地域とも良好な関係を築いた」と評価した。「あなたが敷いた土台の上に持続的で全ての人が輝く包摂的な日本をつくっていくことを誓う」と述べた。

菅義偉前首相は友人代表として追悼の辞を読み「悲しみと怒りを交互に感じながらこの日を迎えた」と話した。菅氏は「安倍総理、あなたは日本にとって真のリーダーだった」と語りかけた。官房長官として安倍氏を支えた日々を振り返り「首相官邸でともに過ごし、あらゆる苦楽をともにした7年8カ月は本当に幸せだった」と振り返った。

天皇、皇后両陛下が送った使者による拝礼に続き、皇族が供花された。

1390人ほどの自衛隊員が参加し儀仗や弔意を示すための空砲「弔砲」を19発撃つ。音楽隊による「奏楽」を実施する。

政府は会場の設営費などでおよそ2億5千万円の国費の支出を閣議決定した。警備や外国要人の接遇にかかる費用などを含めると、国葬にかかる総額は16億6千万円程度と見込む。

国葬への賛否は割れた。日本経済新聞社の9月の世論調査では賛成が33%、反対が60%だった。

野党の対応は分かれた。立憲民主党は国葬の法的根拠が不明確などと批判し、執行役員は欠席する。共産党、れいわ新選組、社民党は党として参列しない。日本維新の会や国民民主党などは出席する方針だ。


今日は昼間に用務がありライブで国葬を見れなかったが、夜のテレビ番組で一部様子と菅元首相の弔辞はノーカットで見ることができた。二人で長い間国政を主導しててきた苦労と二人の信頼の絆を知り得ることができた。実に感動的な弔辞だった。

人それぞれに安倍元総理の評価は異なり、また国葬決定に至る経緯にも賛否がある中で開催されたが、いずれにせよ海外から多くの弔問者が参列する中で無事に終わったことは何よりだったと思う。

一般献花をされる人の中に多くの若い人たちを画面から確認することができた。親子連れで列に並んでいた方がインタビューを受けていたが、子どもがぜひに参列したいというので参加したという声が印象的であった。

一方反対を主張する団体行動も全国各地であったと報道された、いわゆる安保関連法成立を主導したことや、モリカケ桜事案に対する不信感が原因とされるのだろう。主張がそれぞれあるのは否定しないし、表現も自由であっていいと思うのだが国葬が厳粛に行われる中にシュプレヒコールは如何かと私は思う。

法的根拠になった内閣府設置法の解釈も割れている。あいまいな法整備を可決したのは国会の責任。今後の国会で論点となろうが建設的な議論にすべきだ。

成蹊学園でもお別れの会を企画していると聞く。参加が可能であれば私はぜひ参加してお別れをしたい。
posted by 飯沢ただし at 23:43| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月25日

達増県政振り返りB何が何でもやり遂げる柱がない政策

私は今、「幸福を守り育てるいわて」の長期計画を賛成したことを心底悔いている。アクションプランで年次修正毎にをかける機会があるからという悪魔の囁きに乗ってしまい議会審議の中でモノ申せばいいと妥協してしまった。すぐ手が届くような実現に近い指標を並べAかBかCかと判断する政策を数多く並べても意味が薄い(意味がないと言い切れないところも微妙)のである。


達増知事が自らマニフェストを書いて選挙に臨んだのは最初の選挙の1回のみ。その柱となるのは新地域主義戦略、岩手ソフトパワー戦略の2つ。これが県立大学の斎藤教授(当時)による検証委員会で具体的達成目標が設定されていないとしてケチョンケチョンに酷評されてからは自らの政策をマニフェストに書くことを止めた。


よってその後の選挙では東日本大震災復興計画、いわて県民計画をマニフェスト替わりに代用しているのである。本人が魂を込めた新機軸の政策などは見当たらない。(それをやらなくても選挙で勝つ見込みが立っているという要因が大きいのだが・・・)

県民も策定に巻きこみ議会も承認した計画という建付けなので批判もできないだろうという安全運転に徹している。

ゆえに冒頭の言葉に私はなってしまう仕儀となってしまうのである。実に情けない話であるが。

政策もそうだが、極端に失敗による批判を嫌う達増知事は、県立病院病床削減問題の土下座事件、DIOジャパン問題の前のめりによる大失敗の経験からリスクを背負って行動することをずっと避けている。このやり方は知事の責任の所在が見えにくいし批判も避けられるからより安全なのである。

執行部も議会からの提言は、マイナーチェンジで済みそうなものであれば採用するという手法を取るので直接的批判からは回避できる。いわゆるちょっとだけはやってみるという対応である。こうした対応は知事が岩手の課題の本質から避けていることに大いに起因している。職員は自分たちの与えられた立場で頑張っているので責められない。要は民間でいうところの社長である知事の覚悟がないから組織が弱くなるのである。

しかしながら、現実問題としてこうしたやり方は限界がある。将来不安に真っ向から切り込まないと間に合わない政策、例えば人口減少、人材育成、産業振興これらに関してはもちろん着手はしているが効果が期待できない状況にある。一歩進んで半歩下がる状態。これでは将来に大きく飛躍など期待できない。

達増知事と15年論戦を交わして知事が一体何をやりたいのかいまだに見えないのは、本当のところ何もないのでないかすらと思う。答弁からは明確な将来のビジョンではなく雲をつかむような抽象的な話ほとんどであり、中には空想に近いものもあった。過去にたとえ話で引用したレインボーマンやマッチ売りの少女はその典型とも言えるだろう。

そういう意味でも今一度、唯一最初の選挙で示された「希望王国マニフェスト」を検証する必要がある。

posted by 飯沢ただし at 23:47| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月24日

原木しいたけ栽培についての現状調査

去る22日(木)に東日本大震災復興特別委員会の現地調査があり、私の地元中の地元の一関地方森林組合を訪問し、標題の調査を行いました。

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【震災前は植菌本数毎年10000本、乾燥しいたけ生産量1500kgであった現在は約35%に減少】

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【岩渕謙一さんのホダ場を視察しながらの意見交換】


福島第一原発からの放射性物質の放出によって壊滅的な被害を受けたしいたけ生産者。11年たってもいまだに多くの課題を背負っていますが、岩渕謙一さんのように岩手から生産地の火を消してはならないという意地が生産者を支えています。

東電側は生産者への理解を示しつつも、現状復旧を基本に据えており生産者が代替わりすると補償が打ち切られるなどの非情な対応がなされていること、原木は未だに自家製は使用不可状態にあり、県内の他地区(久慈市や洋野町)から調達しているが東電補償や市補助あっても購入単価(400円〜440円)となっておりコスト増になっていること、また調達ホダ木は量優先でしいたけ栽培に適した旬の状態でデリバリーされてこないので収穫量が落ちてしまうこと等、現場の声を聞かなければ知り得ない情報がありました。

深刻な課題は風評被害による価格低迷。平成29年から全国平均で1000円安、県平均よりも安い状態が続いていること。

特に噴飯ものは中間仲買業者が被災地の生産物に対しては東電の補償があることを含んで買い叩きを止めないこと。これではいくら品質にこだわり努力を続けている生産者に冷や水を浴びせていることになります。中国産は中食に多く使用するなど中間仲買人に値つけの主導権を握られていることに歯ぎしりをしてしまいます。この現象は特用林産物だけでなく農産品にも言えることであり、農協の弱体化、市場のグローバル化など複雑な要因が絡んでいます。

除染対策などにより、汚染状況は大幅に改善されており2年前から産地では品評会も復活しました。これまでの生産者の情熱と努力には本当に頭が下がります。少しでも状況が改善するように課題解決にあたってまいります。
posted by 飯沢ただし at 23:53| 岩手 ☁| Comment(0) | ★We shall revive ! 【必ず復興】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする