2022年11月05日

2022文化の日

文化の日、今年も一関市勢功労者表彰式がありました。

元一関市市長の勝部修氏、元一関市議会議長の槻山隆氏、元農業委員会会長の伊藤公夫氏、元一関市教育長の藤堂隆則氏、そして音楽グループのNSPさんが受章されました。

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NSPの御三方のうち天野滋さん、中村貴之さんは亡くなられて、平賀和人さんのみがご存命です。表彰式には平賀さんと天野令夫人、中村令夫人も参列されました。

県議団のうち今回は私が祝辞を述べる機会を与えて頂きました。

受章者全員に関わったことを申したいところですが(皆さんそれぞれ関わった思い出があるので)時間の都合上、勝部氏とNSPさんにだけ触れさせてもらいました。

勝部氏は合併後二代目の市長に就任、市内の融和に積極的に行動され(祭、イベント、移動市長室など)庁内人事も適材適所の実力主義を貫くなど大いに市の活性化と一体化に貢献されたこと、県際交流にもひとかたならぬ努力を傾注された実績に対して感謝を述べました。ILCの実現に向けた取り組みも他の自治体(県も含み)より抜きんでた活動をされたことは特筆すべきことで、この課題は私たちがしっかり引き継ぐことを私も誓ったところです。

NSPさんは言わずと知れた一関市に所縁のあるフォークグループ。私の世代がNSPコアファンの最終世代かと思います。中学校の文化祭で2年先輩がNSPの曲を弾き歌って女学生のハートをガチッと射止め、そこから一気に男女ともNSPに走ったという現象が起ったのでした。

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しかしながら、自分はすでに洋楽に興味があり、熱狂までは至らず、NSPの楽曲は今でも数曲しか知りません(すみません。)

その中でも私は「あせ」という曲だけは詩もテンポも気に入っており、祝辞では三番のフレーズを紹介しつつ、しっかり生きていくことが大事なんだということに共感、今を生きる若い世代もこの曲のとおりしっかり生きていいことを感じてほしいとの言葉で締めました。

実は前日まで原稿にすべきかどうか迷ったのでしたが、当日御三方の表情を見ながら話をしたことは結果としてよかったと思います。天野令夫人がそっと涙を拭いていたのを見て私自身はそれだけでとても満足しています。

勝部市長の時にJRの発車メロディーに「夕暮れ時はさびしそう」が決定、中村さんが存命中に平賀さんと磐井川堤防に記念のベンチ等を設置したこと、同時に受章の席に並んだことはとても良かったと思います。

四氏とNSPさんのご尽力と偉業を讃えつつ、我々も後世につながる仕事をしっかりしていかねばなりません。
posted by 飯沢ただし at 23:28| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月31日

9月定例議会が閉会

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本日は最終本会議があり、「岩手の旅応援プロジェクト」に資する補正予算15億円が追加提案され全会一致で可決成立し、決算特別委員会に付託された令和3年度一般会計利益処分案と認定議案もともに認定されました。

いつになく長く感じた議会だったのは、会期中に地元でのご不幸があったなど不測の事態が数多く発生したことも要因でしたが、何といっても私の総括質疑における達増知事の答弁内容が希薄かつ無責任の域を越えていたことがずっと頭に残っていたからだと思います。

「ILC実現に対して周囲から言われたこと以外はやらない。」

この答弁がスラっと出てくることも驚きです。誰かがやってくれる?自分の責任ではない?ということなんでしょうか。

こんな認識を平気でいられる県のトップリーダーをこのまま放置していくわけにはいきません。



posted by 飯沢ただし at 23:50| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月30日

あきれ果てる・・・

立民・打越さく良氏、国会審議で山際担当相の信仰をただす 参院予算委で質問
【産経新聞 電子版 2022/10/19 15:28】

立憲民主党の打越さく良氏(参院新潟選挙区)が19日の参院予算委員会で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が次々と発覚している山際大志郎経済再生担当相に対し、旧統一教会の信者かどうかをただす場面があった。「信教の自由」は憲法で保障されており、国会審議の中で個人の信仰に関する質問が出るのは極めてまれだ。

打越氏の質問に対し、山際氏は「(信仰を)公の場で、公人といえ、聞くべきかどうか…」と言いよどみながらも「私は信者ではない」と否定した。


一週間前のニュース記事になっていますが、あえて打越議員の質問について意見させてもらいます。

最終的に山際大臣は大臣を辞職することになりましたが、その結果はいずれにせよ「あなたは信者ですか?」という質問を立法府の最高機関である国会で行う議員と立憲民主党の資質を問いたいです。もし信者だったとしたら国会から排除するつもりだったのでしょうか。そんなことは何人もできません。

記事にある通り言うまでもなく「信教の自由」は憲法で保障されています。こんな基本的なことを知ってか知らずか(打越議員は弁護士の資格を持っているとのことなので知らない訳がない)こんな質問を堂々と行うことが私には信じられません。野党第一党たるもの、もっとしっかりしてもらわないと政治の質が良くなりません。

立憲民主党の政調会長は憲法違反にも当たる質問ではないかと記者に問われるとコメントを避け、公党としての責任を放棄しました。日本共産党は自分たちはこういう質問はしないと突き放しました。支持率が上がらないの要因はここにあるのではないでしょうか。


それにしてもこの一件を報道したのは読売新聞と産経新聞のみ。与党叩きなら多少のことは目をつぶるということなんでしょうか。

岩手県議会にも某新聞社から統一教会との関係に関するアンケートが配布されたようですが、それは全議員ではなく一部議員のみという不可解さ。以前某全国紙新聞社からアンケートが私にも来ましたが本社直接で岩手支局は関係なし。おまけに設問1が抜けているというお粗末さ。

もっと仕事は誠実かつ丁寧に行ってほしいものです。
posted by 飯沢ただし at 00:31| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月29日

決算特別員会が閉会

決算特別委員会が付帯意見を付して27日(木)に閉会しました。

第一会派の「希望いわて」会派は恒例になった付帯意見なしで認定を主張しましたが、他会派は同意せず付帯意見付で認定案件はすべて全会一致で認定されました。付帯意見は「いわて県民クラブ」が主張した案がほぼ受け入れられた形になりました。後日、行財政研究会のワードが入ったことは執行部間で話題になったようです。

認定されたといえども、県政課題に大きく前進が図られためを画期的な事業は少なく、可もなく不可もなくという大きな失策がなかったことで認定されたようなものです。いわば消極的認定と言ったほうが正しいでしょう。こうした大きな失点を出さないのが達増県政の大きな特徴ですが、自殺対策など一年ぽっきりで効果が薄れた対策が散見されるなど、腰が入った対策を講じていないために効果が出るのは短期間のみとなるのです。これでは真の解決には至りません。

最終日、県道整備部で私は最後の質問に臨みました。

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【同僚のハクセル美穂子議員も事業採択に祈りを捧げる】


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【私の質問に答弁する田中県土整備部長】


1.道路環境整備事業の不用額91憶円の詳細について
2.一関市藤沢町黄海で採択された「北方地区圃場整備」に関連した河川、道路環境整備事業について県の総合的な対応について
3.国道343号の渋民工区沿線、道の駅整備事業と新笹ノ田トンネルの事業採択について


1の質問以外は個別地域課題となりますが、当該部の業務範囲の性格上やむをえないものと思います。菅原道路環境課長からは丁寧な回答を頂きました。

2についてはこれからの事業着手になりますので、しっかり地元からの声を聞きながら対処していきます。今回は問題意識の理解まで。

3はいつもの定番質問ですが、9万筆にも及ぶ署名に関して田中部長も時折目を通しているとのこと。ハードルはまだまだ高いですが実現するまで訴え続けます。なぜなら多くの人たちの願いが込められているからです。
posted by 飯沢ただし at 22:59| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月22日

決算委員会中盤戦

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決算総括質疑が終わってから議会ロビーで会う知己の職員から「ありがとうございました。」と声をかけられます。なんと返答していいやら戸惑いがありますが、感謝されるということは県大理事長の実態を取り上げたことは悪いことではなかったかと思いました。案内の通り県立大学理事長の威光はまだ冷めやらずの状況のようで、まだ気を使わざるを得ない職員(特に幹部)は結構いるやに聞いております。私は職員が溌剌と躍動して働く環境になることを心から願っております。院政以上の存在がうかがえます。

ふるさと振興部ではハクセル美穂子議員が県要望時に知事が出席することを首長が希望していることから、それに応えるべきと以前から問題意識を持って県に要望してきましたが、なぜ実現しないのか「ふるさと振興部」の審査で問いただしました。答弁は普段から広域振興局長が知事の名代として意思の疎通を図っており、それを知事に重要なものを選んで報告しているといつもの調子。重要なものの取捨選択はどのように行うのかの問には不明瞭な答弁。あまりに自治体に寄り添って行っているとの答弁を強調するものだから議員からは鬱積している不満が関連質問で爆発💣

私も関連質問に参戦して最近の一関市の県要望の様子を伝えながら、以前からずっと伝えている「本局に照会しましたら・・・」的の報告だけで終始する要望会にまったく広域振興局側から改良点が見えず、何のための部局再編(政策・地域部からふるさと振興部へ)と強く迫りました。達増知事が一向に同席する気持ちがないので当該部も板挟み状態とは思いつつも、答弁と実態の乖離には怒りに近いものを禁じえませんでした。どうやらこの部局再編は達増知事が首長とは直に会談はしないのを前提にしたもので結局市町村との関係は職員に丸投げされたようなものです。ハクセル議員も指摘をしていたように県と市町村は対等の関係なのに知事に対して伝言ゲームのごとき間接報告をしているようでは県政の全体像など理解できるはずがありません。河北新報社の首長アンケートでも不満が数多く書きこまれており、もはや今の知事では良化は困難なことは明白です。

医療局審査では行財政研究会が県立病院の在り方に一歩踏み込んで報告していることに医療局長の見解を求め、地域病院の役割分担の明確化を要求しました。行財政研究会の報告は財務ベースで書かれている表現が認められ、単純に地域病院がスクラップされる動きが出る前に釘を刺した趣旨でした。県立病院の経営にこの先人口減が重くのしかかることは承知していますが、このコロナ対応も県病の存在なしにはあり得ない状況でしたので自治体とよく意見交換を進めて時期県立病院経営計画の策定に入るように求めました。


知事が県要望会への出席がされていない、広域振興局の対応が工夫されていないことに質問が集中したことで、ある与党議員が私見とことわったうえで県議会議員は知事殿様の家老のような存在。殿様ばかりを責め立てるのは自分の仕事をしていないのと同じという発言がありました。
私たち議員は二元代表制の元で直接選挙で選ばれた県民の代弁者ですから、家老発言は全くのお門違い。第一、知事から俸禄をもらってなどいません。立場によっていろいろな考えがあるのでしょうが、自分には理解に及びません。
posted by 飯沢ただし at 14:27| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月19日

決算総括質疑 独り感想戦

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いわて県民クラブを代表しての決算総括質疑が終わりました。

結局時間が足らずで予定していた3つ目の県庁建て替えの質問には届きませんでしたが、2つの大きな項目を質疑するなかで私の問題意識は聞き手の方々には理解してもらえたかなとは思います。

説明を加えてわかり易い言葉で再現すると以下のようになります。

ILC実現のための知事の行動(活動)について

達増知事の活動量が低すぎる。なぜもっと本県の思いを政府をはじめ多方面にアピールしないのか?県の最高責任者ならやってもっと然るべきだろう?(県の責任者としての意識が低すぎ)河北新報社が行った県内首長へのアンケートでも50%以上の首長が知事の行動に不満を示しているぞ!自己満足では駄目でしょう!。

そこで達増知事の答弁。ILC実現は絶対に必要とは断言。あくまで自分は他団体との調和の中で動いている。他からも岩手だけ抜け出して行動せよとのリクエストはない。岸田総理や秋葉復興大臣など政府の要人が来県した時はILCについて要請している。私の行動によって文科省への来年度予算要求は倍増になった(委員会席から肯定できない意味の声があがる)。

達増知事はこんな自己満足な行動でILCを実現しようとしていることが明白となりました。大きく道を踏み違えていると思います。誰からも言われていないからやらないとは無責任の極みです。

私は最後にこう結びました。あなたが参院選の木戸口候補者の応援することに関して「タブーなし。なんでもやる。」と言い放った。この言葉はこういう時に使い実行すべきだろう!(それが知事の仕事の本文ではないのか!)

岩手県立大学理事長に係る諸問題と県庁内のマネージメントについて

現理事長が就任時から報酬は前理事長より37万を上乗せした99万円余に新たに設定。その額は鈴木厚人学長よりも一カ月の報酬額面が高い。明らかにバランスを欠いている。それも前職の任期途中にもかかわらず知事は新たに現理事長を任命しましたね。大きな増額は副知事という特別職の特権ですか?それが役所の通例ならば一般感覚からはかなりずれていますね。(せめて前職の残余任期中は報酬を据くのが普通の感覚)あらたに今年の4月からは民間会社の非常勤顧問にも就任しているが理事長職ってそんな片手間で余裕でやれる仕事?民間のフェアな競争に県が特定の会社にアドバンテージを与える印象を与えかねないですよ。知事は行政の仕事は中立公正と言っているが真逆のこと是認しているのでは?こうした勝手な振る舞いをする人を任命した責任は任命責任者の知事にある。


達増知事は思いっきり現理事長の仕事ぶりをべた褒め。担当部長である熊谷ふるさと振興部長も理事長の仕事ぶりを大きく評価。仕事ぶりに見合う報酬でございますという論陣で通しました。民間のフェアな競争を阻害するのではの問いには完全スルー。知事の手厚い擁護答弁に「会長」という思いもかけない単語が出てきました・・・

本日質問を聞いていた職員に感想を聞いたところ熊谷部長に同情を禁じ得ませんとの声が複数。実はここに大きな問題があるのです。

現理事長の実績アピール答弁は県庁外から差し込まれた?やけに詳細すぎやしないかとの議員からの感想もあり。


最期の決め台詞を言い損ねてしまいましたが、知事の活動不足、自分たちの城を守るために一般感覚からずれるはお構いなし。との言質はとれたかと思います。やはり時間が足りませんでした。

posted by 飯沢ただし at 23:45| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月17日

明日は総括質疑

いわて県民クラブを代表して知事をはじめ主要部局長が出席する決算特別委員会「総括質疑」に臨みます。

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【ちょうど2年前の決算特別委員会の総括質疑の様子】


2年前の総括質疑のテーマは「ポストコロナを見据えた県施策の方向性を探る」でしたが、ありきたりの紋切り型答弁で時間を費やされてしまった苦い思いだけが残りました。その反省を生かしてポイントを絞って明日は臨みます。

明日の総括質疑は以前から問題意識をもって総務常任委員会で取り上げてきた質問を達増知事にぶつけます。

💡1・ILC実現のための知事の活動について
💡2・岩手県立大学理事長に係る諸問題と庁内マネージメントについて
💡3・県庁建て替えに係る知事の認識と政策形成過程について


の三点です。

質疑の様子については県議会のネット中継をされます。県議会のホームページからお入り下さい。私の出番は午後3時以降となる予定です。

また、後日このブログでも報告致します。
posted by 飯沢ただし at 23:41| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月16日

達増県政振り返りC人事に関心なし

古い話になるが昭和40年代前半に総理大臣を務めた佐藤栄作氏は役所時代から「人事の佐藤」との異名を持ち、絶妙の行政のバランスを取ってきたことで有名だ。

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県庁の場合人事権に関しては知事が最高権者であり、それを有効に活用することにより本人が思いを持つ政策の推進が人事にも表れ、それが庁内へのメッセージともなる。

達増県政15年間、人事の鉈を振るう場面があるやなしや議会側から見てきたが、それらしき特筆されたものはない。達増知事は人事に無関心ではないかと思う。

その結果何が起きたかというのは、ついこの前までナンバー2が権勢を振るい、彼の思うがままの人事を行ってきたと言っても過言ではない。副知事人事案件等について最近は私はほとんど賛成してきたし、ここでは人事結果の是非を問うつもりはない。達増知事が関心がないために起きた弊害を問題にしたい。

知事自身のメッセージが伝わらない人事が続くと、庁内はどうしても人事発令の責任者に関心が及ぶことになる。そんな状態が続けば組織は閉塞的になり活気を失ってしまう。そもそも達増知事が人事権を有効に行使しないのは自分が持っている政策の実現について何もないということなのだとさえ思う。

先の一般質問の政策的な質問の答弁内容も総花的、理想的、抽象的で何一つ具体的で戦略的なものはなかった。

15年続けて変わらないものは何年やっても変わらない。
posted by 飯沢ただし at 23:02| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月15日

効果的な政府の対応が急がれる

電気代支援1月にも ガス代も軽減、与党合意
【日本経済新聞電子版 2022年10月14日 19:10 (2022年10月14日 21:51更新) 】

岸田文雄首相(自民党総裁)は14日、首相官邸で公明党の山口那津男代表と会談し、電気や都市ガスの価格上昇の負担軽減策を導入する方針を確認した。政府は電気料金の軽減策を2023年1月にも始める。エネルギー価格の高騰の影響は低所得者層ほど負担感が重い。一律の支援では財政支出が膨らむ懸念もあり、メリハリのある対策が重要になる。

10月中にまとめる総合経済対策に盛り込む。会談では電力小売事業者を通じて「毎月の請求書に直接反映するような形」で支援すると確認した。

首相は軽減の度合いについて「来年春に想定される電気料金の上昇による平均的な負担増に対応する額」と説明した。政府内には23年春以降さらに2〜3割値上がりするとの見方がある。首相は大幅な値上げが予想される来年春を待たず、1月以降、できるだけ早く導入する考えも示した。

世帯収入別でみると収入の低い世帯への影響が顕著だ。家計調査では世帯を年収別に5分類しており、低収入世帯(年収329万円以下)の消費支出に占めるエネルギー代の割合は8.1%で、前年同期から1.1ポイント上昇した。高収入世帯(同882万円以上)は0.5ポイント上昇の4.4%にとどまっている。

財務省はガソリン価格の抑制のため石油元売りに配る補助金事業で「販売価格に補助金の全額が反映されていない可能性がある」と予算執行調査で指摘した。抑制に使われた金額は支給総額を110億円下回っていたと推計されるという。

党首会談ではガソリン価格の抑制のために支給している補助金は、23年1月以降も補助の上限を調整しつつ延長することも合意した。円安の進行などによっては補助が拡大する可能性がある。

22年1月に始めたガソリン補助金は既に予算措置が3.2兆円に上り、財政支出が膨らんでいる。会談で「段階的に縮減する」ことで合意したが、時期は見えていない。今回の対策で電気、ガス、ガソリン、灯油などエネルギー全般にわたって負担を軽減することになる。全体の支援をどう終わらせるか、出口戦略も示す必要がある。


以前にも指摘したが、ガソリン価格の抑制のための補助金は元売り業者への支出であり、間接的支出は効果が薄い。そんなことは最初から分かっているはずなのにこういうまどろっこしいことをやってしまう。上記にあるように財務省の指摘はその通り。実際に数字も出ているのだから制度設計の変更は大胆にするべきだ。

電気やガス代への支援はもちろん必要だが、低所得層には厚くなるようにはならないものか。精度を要求するのは困難だが工夫をしてほしい。

燃料だけでなく円安の影響もあり、穀物飼料などの価格高騰も生産者に大きな打撃を与えている。こちらの対策も急務だ。
posted by 飯沢ただし at 23:03| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月14日

鹿児島全共を応援視察

第12回全国和牛能力共進会(鹿児島全共)に先週末に行ってまいりました。

全共は五年に一度の大会。和牛のオリンピックとも称されており、全共のテーマは和牛改良の方向性を示すもの。前回大会は宮城県で開催され宮城県が大躍進を遂げた大会でした。

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今大会で新設された7区は「和牛新時代」の象徴で、和牛のおいしさに関わるとされる脂肪の質を重視した評価。「サシ」一辺倒からオリーブ油などに含まれるオレイン酸の配点を高めた方式を取り入れました(サシの多さとオレイン酸の量を1対1)。

また、正式な出品区分として「高校及び農業大学校」が新設され、農家の高齢化が進む中、担い手の育成につながることが狙いとされています。24頭が出品した中で本県の水沢農業高校が出品した「みずのうれいか(父牛:菊福秀)が見事優等賞3席(3位)に入賞しました。

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本県は特別区を含め全9区に全出品し、7出品区で優等賞を受賞(前回大会は5出品区で優等賞)で健闘しました。

しかしながら、花形とされる6区(総合評価群)をはじめ6つの区で鹿児島県が優等賞1席、宮崎県が2つ、大分県が1つと九州勢が上位を独占する結果となり、開催地のアドバンテージはあるものの私のような素人目で見てもその差は歴然としています。今後の課題である飼料価格の高騰を踏まえた肥育期間の短縮や脂肪の量から質への転換をどのように図っていくか、しっかりとした目標を定めた市場に評価される牛づくりが求められます。
posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☁| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする