【初冬の室根山、一関市千厩町奥玉から臨む】
千厩町の奥玉地区では岩手県でも最大級規模の営農組合「奥玉農産」が組織され、今年で3回目となる「収穫感謝祭」が催されました。
東磐井地区では藤沢町黄海地区と肩を並べる広い面積の耕地がある千厩町奥玉地区。この地域では農業用水の確保が問題となっており、解決策として大規模な土地改良事業を導入しました。あわせて営農組合の設立も検討されてきた経過があります。
私も招待いただき、新米でつくたお餅や汁ものをご馳走になりました。わさびが入った醤油餅は絶品でありました。
今年は天候不順が続き、特に夏の猛暑は農産物に大きな影響を与えましたが、ここ「奥玉農産」でつくった米は全部一等米と評価されたとのことで、水田の水温度管理など組合員がまめに管理をしてきた成果が実を結んだことが報告されました。
しかし、今年に入っての米価の低迷は生産者にとって生産意欲の低下は免れず、私のテーブルでも所得補償制度の欠陥などの農政問題に話が及んでいました。生産現場の声も聞かず、価格保証制度をすっ飛ばして所得補償に舵を切ってしまった結果がこのような米価急落の大きな要因になっているのです。「政(まつりごと)は現場から」をおろそかにしてはいけなことを改めて痛感しました。
さて、12月に入り冬もこれから本格化します。
温暖化が進み私は車のタイヤ交換も雪が3回降った後にします。だから毎年12月の中旬頃ですね。
冬の本格的な訪れを感じるのは、12月定例会が始まる頃に岩手山の冠雪を見たときでしょうか。
コンビニなどでクリスマスソングが流れ出すと一気に年末か・・・冬が来たか・・と強制的に呼び起こされますが。
私的にはラグビーの早明戦があり、11月の競馬のジャパンカップが終わり暮れの中山開催が始まると一気に冬を感じます。こんな人はごく少数でしょうね

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posted by 飯沢ただし at 23:37| 岩手 ☁|
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