2024年11月23日

三度目MVPも凄いが満票が凄すぎる!

大谷翔平、可能性の翼広げた1年 前例打破の3度目MVP

【日本経済新聞電子版 2024年11月22日 11:00 】

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大谷翔平が米大リーグで2年連続3度目の最優秀選手(MVP)を受賞した。過去2度(2021、23年)は投打「二刀流」で果たしたもので、超一流の投手と打者が一つの体に共存する唯一無二の価値が、ともに満票での選出につながった。

圧巻のパフォーマンスでシーズンを快走し、MVPレースが最終コーナーに差し掛かったあたりで、大谷の3度目の受賞に異議を唱える声が上がった。攻撃面でしか貢献していないではないか、と。

06年、今季の大谷と同じく本塁打と打点の2冠に輝いたデービッド・オルティス(当時レッドソックス)がMVPを逃した。誰よりも多く打点をたたき出したが、ひとたび打席から出ると足が遅く走塁面の貢献度が低いこと、指名打者(DH)で守備に就かないことがマイナス材料になった。メジャーでは攻守にわたる貢献が重視され、昨年までDH専任の選手がMVPを受賞したケースはなかった。

その前例を大谷が覆した要因の一つは、今季59盗塁をマークした走力だろう。打つだけではない「アスリート」の側面は、走れないイメージがつきまとった従来のDHの選手にはなかったもの。確かに今季は守らなかったが、そもそも大谷には「最大の守備者」としての投手の能力を十二分に発揮してきた実績がある。

「走れない、守れない」という一般的なDH像とは一線を画す万能性に、史上初の「シーズン50本塁打、50盗塁以上」の偉業。勝利への貢献度を表す指標「WAR」で、守備もこなしてきたあまたの打者たちを抑えてナ・リーグトップの9.1(米データサイト「FANGRAPHS」による)をマークした快挙も思えば、大谷が三たびMVPの栄誉に浴したのは当然のこと。過去2度に続く満票選出の結果とともに、DHの受賞の適格性を巡る議論に終止符を打った。

大谷は対戦する投手や打者よりも、慣例や固定観念の打倒をこそ大きなテーマにしてきたのかもしれない。「二刀流は無理」という雑音を結果で吹き飛ばし、投手降板後もDHとして出られる「大谷ルール」の制定につなげた。あり得なかったはずの「規定打席、規定投球回の同時到達」も果たした。多くの者が限界という自らこしらえた障壁に囲まれた世界で悪戦苦闘する中、無限の可能性の翼を持った大谷は今年も一人、高みへと羽ばたいてきた。

その先に待っていたのがワールドシリーズ制覇という頂点。昨オフ、悩みに悩んだ末にエンゼルスから移籍したドジャースで栄冠をつかんだ大谷は、MVP受賞に「本当にドジャースの一員として、代表してもらったと思っている。それくらいシーズンもワールドシリーズも、みんなで(優勝を)つかみ取ったものだと思っている」と充実感をにじませた。

打ち立てる快記録の多さゆえに、新たな快挙達成にもファンが以前ほど驚かなくなっているのは大谷特有の現象だろう。MVPも3度目ともなれば、いずれ「大谷なら取って当然」というムードが生まれるかもしれない。それでも耐性≠ェついたファンの想像を超えてくるのが大谷。投打二刀流を再開する来季は玉手箱から何を取り出して見せてくれるのだろうか。(合六謙二)


全米の記者の投票で選ばれるMVP。一人くらいはへそ曲がりがいるかと思っていたが蓋を開ければ満票。
そして3回ともすべて満票は史上初。指名打者の選出も史上初。

これまで3回の受賞者はルー・ゲーリッグ、スタン・ミュージアル、ヨギ・ベラ、ミッキー・マントルなど大リーグのスーパースターばかり。
それに並んだということは紛れもなく大谷選手はスーパースターと認められたことになった。

昨年のこの時期に是非両リーグでの受賞を期待したい旨の記事を書いたが、まさに実現してしまった。こんな快挙はない。

日経の記事にも書いてあるとおり、慣例や固定観念を破ってきたことが大きく評価されたものだろう。アメリカ人は史上初が大好きだ。

勝手はファンは来年は投手復活となる予定なのでサイヤング賞とMVPの同時獲得をなどど言っているが、そんな簡単なものではない。しかし、チームの勝利優先を貫く大谷選手の姿勢ならば怪我さえなければ可能なのかもしれない。

またまた来シーズンが楽しみになった。
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2024年10月12日

後味の悪さが残る

競馬 藤田菜七子騎手が現役引退 スマホ不適切使用で騎乗停止
【NHK電子版 2024年10月11日 20時23分 】

スマートフォンを不適切に使用したとして騎乗停止の処分を受けていた藤田菜七子騎手についてJRA=日本中央競馬会は、11日付で藤田騎手の騎手免許を取り消し、現役引退を発表しました。

藤田騎手は去年4月ごろまで、JRAが禁止しているレース開催中の調整ルーム居室内にスマートフォンを持ち込んで通信を複数回行ったことがわかり、10日、騎乗停止の処分を受けました。

JRAによりますと藤田騎手は10日引退を届け出ていて、11日付で騎手免許を取り消し、現役を引退したと発表しました。

27歳の藤田騎手は2016年にJRAで16年ぶりに誕生した女性騎手で、2019年には日本人の女性騎手として初めてJRAの重賞を勝利するなど通算166勝をあげました。


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今朝からメディアではこのニュースが飛び交っているが、JRA側の主張では以前の調査で外部通信は行っていなかったという藤田騎手の申告が虚偽であったとして騎乗停止の処分を行ったとのこと。これが真実ならば藤田側に弁解の余地はない。

しかしながら、突如として引退にまで発展したことに対して大きく波紋を広げている。

調整ルーム内のスマホ持ち込み事案は後を絶たず、競馬施行者として社会情勢に鑑みた実態把握や現場とのコミニケーションが図られていたのかどうか、実際この間の規制については他の公営競技からJRAは甘いという指摘も以前からあったし、内容が曖昧であったことは否めない。

競技の運営に公正を図ることは最優先とすることはその通りだが、若い人材をこのような形で追い込んでしまったのは後味が悪すぎる。

藤田菜七子騎手は競馬サークル出身ではなく、努力を積み重ねて技量を上げてきたことは多くの関係者が認めるところであり、その姿が後に続く女性騎手への相次ぐ誕生のきっかけになったことは間違いない。願わくば引退をするにしても多くのファンに祝福と労いの輪の中でさせてあげたかった。

そういえば荒尾競馬所属の岩永千明騎手も同じ事案が発端で引退を余儀なくされた。

胴元のJRAの対応があまりに役所的過ぎることも相まって、藤田騎手の引退は個人的にはとても残念である。
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2024年10月02日

ピート・ローズ氏が逝去

1970年代のMLB最強の「ビッグレッドマシン」ことシンシナチ・レッズの核弾頭ピート・ローズ氏が逝去されたとの報道が昨日あった。
享年83歳。

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【高校2年時に北上書房で購入したベースボールマガジン社のレッズ来日記念特別別冊、中心がP.ローズ】


ピート・ローズ氏の放った4256安打はMLB最高安打数であること、引退後には自らのチームを賭けの対象となり球界追放になったことが記事では必ず併記されて何やら印象が交錯するが、私の記憶は紛れもなく彼は「ビッグレッドマシン」のチームリーダーだったことだ。

チャーリーハッスルのニックネームが示すようにヘッドスライディングでチームメイトを鼓舞するなど自らのパフォーマンスでチームをけん引した。監督のS.アンダーソンはチームが不振の時、ローズに喝を入れるだけで十分だったと著書で記している。V9時代の巨人の川上監督と長嶋のような関係だったと想像できる。J.ベンチやJ.モーガンもチームを運営する上で精神的な要だったが、ローズは常に前を向きで、へこたれることのない不屈の精神こそがチームの象徴だった。

特徴的なクラウチングバッティングフォーム。スイッチヒッターで右に左に打ち分ける技術と勇猛果敢なプレースタイルがファンの心を引きつけた。特にブルーカラーの多いシンチナチのファンは熱狂的に支持したと聞く。熱血な性格が1973年のリーグ決定シリーズでメッツのハレルソン遊撃手との乱闘を呼び起こしたこともあったが。

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【今でもワールドシリーズ史上最高のシリーズと呼ばれる1975年の対レッドソックス戦。第7戦で逆転の口火を切ったのもローズの一撃だった。】


このワールドシリーズからも半世紀が経つ。この頃の選手も70代後半から80代になり、すでにJ.モーガンも逝去されている。考えてみれば無理のない現実であるが、なんとも寂しい。大谷選手の大活躍で涌く昨今だが、私は70年代のMLBが最高のベースボールの魅力を持っていると信じているので、そうした大事な思い出のピースが欠け落ちていくのは心に穴が開く思いがする。

10代の頃からMLBの魅力を伝えてくれたローズ選手にはありがとうと伝えたい。
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2024年09月21日

前人未到の域へ

大谷選手がついに50−50を達成した。

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それどころか今日はホームに帰って52−52まで到達した。ロバーツ監督が翔平は覚醒しているとの発言があったが、まさに手のつけられない状態になっている。王選手の全盛時代に相手投手が意識しすぎて手元が狂う場面も見たことがあるが、そんな状態ではなかろうか。

過去に有名なスラッガーでも50本に届かないプレーヤーは数多く存在する。MLBで50本ホームランを打つというのは容易なことではない。

ゆえに大谷選手の打撃の技術は並外れていることに加えて50盗塁以上もしていることはファンのみならず選手間でも想像の域を超えている。

かつてドジャースタジアムは投手有利な球場ナンバーワンとされ、60年代にはコーファックスやドライスデールなどの好投手を輩出したが、現在はそうでもなくなってきたにしろ決して打者有利の球場とは言えない。

1977年にレッズのジョージ・フォスターが70年代で初めて50本を超えたときに話題となり、最終的にはMVPを獲得したが、当時以上の盛り上がりを感じる。

シーズンは残り8ゲーム。ホームでロッキーズと2試合、パドレスと3試合。敵地ロッキーズで3試合。

パドレスはペナントレースを争っているので勝負を避けられる可能性があるが、ロッキーズ戦が5試合もあることは、55−55までの可能性も高いとみる。ポストシーズンへの参加も決まっており、今年の秋は楽しみな燃える秋となりそうだ。
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2024年08月14日

久々の投稿です

八月に入り、何かと小忙しい日々が続き、パリオリンピックの早朝の観戦も重なり、投稿が滞っておりました。加えて咳が出るようになり体調もいまいちだったせいもありますが、今日から頑張って後れを取り戻します。

オリンピックの投稿を一度もせずに閉幕してしまったのは初めてかもしれません。メキシコ五輪から記憶に残してるオリンピックファンとしては感動をライブで伝えきれなかったのは手抜きであったと自己反省しております。

ヨーロッパ大陸で開催される大会ですから主観による採点競技には日本はかなり厳しめいに出るのではと予測はしておりましたが、あにはからんや予想は的中し、柔道競技には顕著に結果が出ることになりました。

また、柔道団体のデジタルルーレットにはまさに疑惑が付きまといますが、いずれ斎藤選手がリネール選手を打ち負かせばいいだけのことなのですがなんとも釈然としません。

こういう時こそデジタルではなくアナログで選出をすべきとの評論家のコメントがありましたが、私もそう思います。

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宝くじの矢などは一番公正ではないかと思われました。

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同じルーレットならまだルーレットマンの方がまだマシかとさえ思いました。

そうした中でも客観的に点数が出るフェンシングやアピールが許されるレスリングはまだ国際的なルールが洗練されており、日本選手に不利な判定にはならなかったのではないかと感じました。もちろんメダルを量産した両競技は競技人口の底辺の底上げ等や技術的にも体力的にも大きく向上した結果が結びついたものと思料します。

馬術や飛び込み、近代五種でもメダルを獲得したのは画期的なことだと関係者のご努力に賛辞を贈ります。

日本の前にいつも立ちはだかっていたロシア(旧ソ連含む)が出場したかったのも好成績を上げた要因かもしれません。

選手の皆さんが4年に一度の晴れ舞台で実力を発揮するのは大変なこと。この度の大健闘に心から拍手を送りたいと思います。

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2024年07月09日

ベルトクイズQ&Q

昨日は司会やレポーターで活躍された押坂忍さんがご逝去された。享年89歳。

子どもの頃に印象に残っている人が亡くなっていく。寂しい限りである。

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押坂さんといえばお昼のクイズ番組「ベルトクイズQ&Q」だ。

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【娯楽番組「時間ですよ」の番組内でクイズに参加した場面があったようだ。右側解答者は悠木千帆(後に樹木希林に改名)一問も回答できず無念の敗退】


この番組が始まったときは最高賞金が270万という昭和40年代にしてはとてつもない額でファイナルまで行き着いた解答者は私は見ることがなかった。その後公取委の指導が入って上限100万までということになったらしい。

夏休みや冬休みにはこども大会が開催されて、自分も熱心に見ていた。子どもには賞金とはいかないので勝ち抜く度に、天体望遠鏡や昆虫採集セット、ラテカセ(!)自転車などがあったと記憶している。参加者は男子が圧倒的に多かった。

サインはVに出ていた岸ユキさんもアシスタントで一時出ていたと記憶する。

司会では正統派の押坂忍さん、やさしい語り口は心に残っています。心からご冥福をお祈り致します。合掌。

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2024年06月19日

ウィリーメイズ氏が逝去

最近、同年代の知人のご逝去が相次いてとても心悲しいです。
本日も大東町で地域活動に熱心に活動された方が急死され、弔問に行ってきました。

花巻市議の大原健氏は地域政党いわてを旗揚げした時に参画してくれて、以来ずっとお付き合いをさせて頂いた唯一の市議メンバーでした。入院されていたことも知らずに訃報を聞き、とても残念です。22日(土)には心をこめて感謝の意を伝えたいと思います。


海の向こうの大リーグでも名選手が他界されました。

ウィリー・メイズさんが死去 大リーグ最高の万能選手
【日本経済新聞電子版 2024年6月19日 12:05】

【ロサンゼルス=共同】米大リーグで通算660本塁打、3293安打を放つなど「史上最高の万能選手」と呼ばれたウィリー・メイズさんが6月18日、死去した。93歳だった。米大リーグ機構が発表した。

走攻守の三拍子そろった外野手。黒人リーグを経て20歳の1951年にジャイアンツでメジャーデビューし、20本塁打、新人王。52年途中から兵役に就き、復帰した54年に3割4分5厘で首位打者になるなどし、最優秀選手に選ばれた。

同年のインディアンス(現ガーディアンズ)とのワールドシリーズ第1戦、背走しながら中堅後方への飛球を好捕した。シリーズ制覇の流れをつくったプレーは「ザ・キャッチ」として語り継がれ、メジャーの歴史で最高の守備の一つになった。

本塁打王と盗塁王は4度ずつで、54年から20年連続でオールスターに選出された。史上唯一の「3千安打、300本塁打、打率3割、300盗塁」を達成した。通算3005試合出場、1909打点、打率3割1厘、339盗塁。73年限りで引退し、79年に米国野球殿堂に入った。王貞治さんらの世界少年野球大会にも携わった。


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もちろんメイズ氏のプレーをライブで観たことはないですが、過去のVTRからみても抜群の運動能力を持った選手だったことは十分に窺える身のこなしでした。所属していたジャイアンツがニューヨークからサンフランシスコに本拠地を移転したのに伴い、メイズ氏も西海岸を中心にプレーしましたが、晩年の二年間はニューヨークに戻りニューヨーク・メッツでプレーして1973年にはワールドシリーズにも出場しました。ワールドシリーズのビデオで西海岸の日光があまりに厳しくてレフトフライを落球したシーンを記憶しています。

古の名選手が集うイベントにはよく出席されお元気な姿を拝見していましたが、とうとう帰らぬ人となってしまいました。

「ザ・キャッチ」と呼ばれる背面ポケットキャッチは今でもメイズキャッチとも呼ばれ、メイズ氏の名前はこれからも呼ばれていくことでしょう。

メイズ氏が大リーグに入る前は黒人リーグに所属していたのを知りました。大リーグ機構も最近になって黒人リーグの存在を公式に認めるようになり、明後日にはアラバマ州バーミングハムでアメリカ最古の球場でジャイアンツが試合をする予定となっています。メイズ氏にはこの試合を観戦してぜひ一言感想を残して欲しかったです。心からご冥福を祈ります。

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2024年05月10日

1975年5月9日

関心のない方はスルーして下さい。

49年前の昨日、日本時間でいえば今日、シンチナチレッズ・ビッグレッドマシーンのグレート8がスタメンに初めて連なった日なそうです。
というのはピート・ローズは前年まで外野手で起用されており、三塁手固定が始まるのはまさにこの頃です。その何試合か前までに三塁手で試行されていましたが、ゲームの後半は守備固めで別の選手が入り、本人は外野手に戻っていた記録があります。

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【Bench,Griffey,Rose,Morgan,Perez,Foster,Geronimo,Consepcion】


Pete Rose 3B
Dave Concepción SS
Joe Morgan 2B
Johnny Bench C
Tony Pérez 1B
César Gerónimo CF
George Foster LF
Ken Griffey RF

Don Gullett P

S.アンダーソン監督はフォスター選手の非凡な能力(特に長打力)を活用できないかと常に考えていたようで、その結果がローズの三塁手へのコンバートでした。シーズン序盤にこうした決断が実行されるのはスパーキーならではと思います。ローズはデビュー当時は二塁手でしたので内野を守ることは大きな苦ではなかったと思いますが、なにせシーズンに入ってからのコンバートなので何ごとにも恐れない彼だからこそ受け入れて実現したことと推察します。

フォスター選手は翌年から打撃成績が飛躍的に改善し、77年にはホームラン王のタイトルを獲得しました。スパーキーとコーチ陣の慧眼には恐れ入るばかりです。打撃だけではなく1975年のワールドシリーズ第6戦では驚異的な返球を見せてピンチを脱する技を世に知らしめたのでした。

野手の先発8人は後にグレート8と呼ばれビッグレッドマシーンの象徴的存在となりました。

この8人は走攻守に優れ、ローズ、モーガン、ベンチとMVPを獲得する実力を有するだけでなくチームの勝利のために何をすべきかをゲームの中で判断し実行できた選手たちでした。それを束ねたのがアンダーソン監督です。打撃は優れていても走と守に難があるプレーヤーは躊躇なくトレードに出しました。自分の理想のチームを追求し実現する、モーガン選手はアストロズ時代は口が過ぎる厄介者との評判がありましたが、それを逆手にとってチームのために貢献できるリーダーとして養成しました。選手たちと常に対話を通してチームが良くなることを常に考え実行する監督でした。スパーキー・アンダーソンがまさに名将と呼ばれている所以です。

リーダーのあるべき姿としてとても参考になる事例です。
posted by 飯沢ただし at 10:04| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月28日

宮下瞳騎手に黄綬褒章

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春の叙勲の季節になりました。

競馬会から地方競馬の名古屋競馬場から宮下瞳騎手が黄綬褒章を受章したとの嬉しいニュースが入りました。

女性騎手では初めての受章です。(地方競馬では大井の的場文男騎手が以前に受章)

新聞記事にもあるように一時は出産と育児のために騎手免許を返上していましたが、厩務員を経験した後に再度騎手免許を取得して現在も現役のママさんジョッキーで活躍中です。通算1000勝、シーズン100勝も達成している技量が認められてる騎手なのです。

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競馬会にも女性の進出がめざましい昨今ですが、女性騎手のレジェンドともすでに呼ばれている宮下騎手が敷いたレールはどれだけ後輩に勇気と自信を与えてくれたか計り知れません。今回の受章は競馬会のみならず社会全体にいい影響を与えてくれるものと確信します。

これからも乗り続けていくことを明言した宮下瞳騎手。おそらく息子さんが騎手デビューして一緒にレースに出るときまでは最低頑張ってくれるものと思っています。怪我だけには気をつけて活躍を心から祈念致します。

今年の秋も盛岡のレディースジョッキーシリーズでの参戦を心待ちにしております。
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2024年04月12日

とても悲しい・・・

季節の変わり目なのか、ここ最近ご逝去の報が絶えない日が続きます。

スポーツ界でも元横綱 曙 さんが亡くなるというニュースが入りました。曙さんは元東関部屋所属でしたのでかつて夏季には恒例の東山町松川での合宿に来町しており、地元の人たちとの交流も盛んに行われていました。若い時から体を酷使しており膝に故障をかかえたまま相撲を取り続けていたと言われています。若貴ブームの最中に敵方として存在感を示しました。私が印象に残っている取り組みは舞の海が三所攻めで曙関を倒した一番。(負けた相撲ですみません)まだ50代とはいえ闘病生活が長く、大変苦しい晩節だったと推察します。本当にお疲れさまでした。ゆっくりお休みください。

競馬会では藤岡康太騎手がレース中に落馬負傷し、病院に収容されたものの息を引取ったという悲しい知らせが届きました。中堅どころでこれから期待されていた騎手だけにとても残念でなりません。騎手という仕事がいかに大変なものかあらためて知ることになりました。これまでもプロテクターの着衣義務など落馬事故には最小限で収まるような対応はされてきましたが、レース中の事故だけは防ぎようがありません。心からご冥福をお祈り致します。


私が大リーグファンになったきっかけとなった1970年代のシンシナティレッズ黄金期を支えた投手2人が相次いで亡くなる訃報が入りました。ドン・ガレット投手とパット・ザクリー投手。

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ドン・ガレット投手は早いモーションから剛速球を投げ込む正統派。まさにビッグレッドマシーンの左エースでした。1977年にFAでヤンキースに高額の年棒でさらわれるような形で移籍したときのS.アンダーソン監督の嘆きようは著書にも記されています。

パット・ザクリー投手は1976年にルーキーとして彗星のごとく登場し、WS二連覇に貢献しました。長身なのに体を畳み込むようなフォームは打者を幻惑させたに違いありません。当時のチーム事情でトム・シーバー投手と交換トレードされることとなりました。もう少しチームにとどまって欲しかった選手でした。

お二人の突然の他界は思い出の欠片を削られる思いがして悲しい気持ちにさせられます。

しかし、これからこうした事例が多くなっていくことを考えれば、対処の仕方を考えなくてはいけませんね。
posted by 飯沢ただし at 23:12| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月17日

大谷選手ご結婚おめでとう!

今シーズンからドジャースに移籍した大谷選手が結婚を発表してからしばらく経ちますが、数日前には奥様の身元もさりげなく球団から発表されて好感度は増す一方です。

それにしても秘密交際が世に出なかったことに驚きます。奥様も浮かれて匂わせることもしなかったところも大谷選手の信頼を得たところと思います。さらにバスケット同僚の選手の皆さんもよくぞ洩らさなかったと感心します。

何はともあれ、これから佳き家庭を築かれて本業でのパフォーマンスがさらに発展することをお祈り申し上げます。

選手嫁で思い出されるのはダルビッシュ選手が渡米が決定した時に、巨人軍にも在籍したことがある元大リーガー、クライド・ライト氏がダルビッシュ選手に対するアドバイスはと聞かれた際に

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【長嶋監督第一期時代に在籍したクライド・ライト氏(在籍1976〜1978年)スクリューボールが決め球でした。】


「アメリカの悪い女に騙されないことだ」と真顔で言ったのには腰を抜かしました😵

ご本人の経験がそう言わせたのでしょうか。

大谷選手はわき目も降らずに野球に集中した選手。日ハム時代にも中田選手からの飲みの誘いも断ったくらいですから、これからも佳き奥方を迎えてさらに精進して頑張ってくれることでしょう。
posted by 飯沢ただし at 23:49| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月29日

四年に一度の閏年

今日は2月29日。四年に一度の閏年です。

この日の記事はオリンピックイヤーになぞらえて過去の五輪思い出話をすると決めていましたので、予定通りにこの後に書くのですが、実は昨日の午後から今日の夕方にかけていろいろな事が起きすぎて頭も体も混乱しております。

昨晩はミスタービーンのコントのような妙な夢を見て魘されて夜中に起きてしまいました(英語のテストの場面で設問があやふやでそれとなく答案用紙に書き込んだが、試験が終わった後に、実は問題は裏に書いてあったというオチ😖)

今日の常任委員会では事前に打ち合わせしたことと真逆の仕切りを委員長が行ったり、答弁を遮って勝手に発言する議員がいたり(結果、議長に注意される😞)気持ちが冴えない日中を過ごしたのでした。

そして委員会終了後には大谷翔平選手の結婚報道🐶富士急ハイランドのジェットコースターに乗ったような二日間でした。

私の携帯電話には週刊誌報道のことやら遠くの友人からは大谷選手結婚の祝福やらかなりの賑わいぶりでした。
今この時点で言えることは現実を直視して前に進むことしかないと気づき、そのことに気を向けたいと思います。

さて、四年に一度の特集。

今年は夏季パリ五輪が開催されます。

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以前はオリンピックという単語を耳にしただけで気分が高揚しましたが、年を取ったせいかここ10年くらいは気持ちの盛り上がりが起きて来ないのが自分でも残念なところです。

4年前はモスクワ五輪について書いたので、今日は1984年のロサンゼルス五輪について記します。実は4年後の2028年には3回目のロス五輪が決定しています。このロス五輪は五輪として初めて商業主義が導入されて、五輪の運営に大きく転換された大会でした。後にオリンピックはビジネスになるということで大会招致や大会公式グッズをめぐって黒い歴史も起こってしまうことになります。モスクワ大会は西側諸国が大会ボイコットをし、ロス五輪では東側諸国が不参加をした片肺大会でした。

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【カリフォルニアの空に生える白いオリンピックスタジアムの姿は印象的でした】


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【ロス五輪1984を象徴する開会式の出し物】


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結果、開催国アメリカが金メダルを大量獲得という大会になり、私の心の中では不完全燃焼な印象が残っています。その中にあって悲願の五輪出場を決めたj柔道の山下選手が負傷したにもかかわらず決勝でエジプトのラシュワン選手に勝利した感動の場面や正式種目ではなかったが野球で金メダルを獲得したのが記憶に残っています。

開会式は母校の艇庫(当時コーチ役を仰せつかっていた)で断片的に観た記憶、久々にボート競技が五輪に日本がエントリーして心が躍った微かな記憶も蘇ります。

今もってロシアのウクライナ侵攻、パレスチナのガザ地区をめぐる戦闘が続き、世界が未だ戦禍を終えることが出来ない現実は如何ともしがたい気持ちになりますが、4年に一度のスポーツの祭典だけは選手がフェアに競ってほしいと願い、パリ五輪の成功を祈るばかりです。
posted by 飯沢ただし at 23:33| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月16日

大谷選手がドジャース球団へ

私にとっては移籍先はドジャース以外にないと思っていたので驚きはないが、クリスマス前に決まって何よりである。
100%とは言えないが大谷選手のこれから選手生活の最後までドジャースで過ごすことになるのだろう。

ナショナル・リーグもDH(指名打者)制度を導入したこともドジャース入りの大きな要因となったことは間違いない。そうでなければアメリカン・リーグへの移籍しか道はなかったはずだ。

名門チームは東海岸に多いが、シーズン当初の春先は天候も不順で寒いうえ、メディアの取り扱いも厳しく大谷選手にはフィットしない。意外かも知らないが同じカリフォルニアでもサンフランシスコは海流の関係で夏の夜は冷える日が多い。あらゆる点でドジャースは最適な球団だと私は思う。

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驚いたのは総額7億ドルの契約だが、そのうち6800万ドルは後払いで受け取る予定とされていることだ。しかも、この案は大谷側から提案したと記者会見で答えていた。今後10年間は年棒200万ドルの支給だという。球団はペイロールを抑えることが出来、ぜいたく税も払う必要がなく、他の選手の獲得にそのお金を充てる子ことが可能となるらしい。アメリカンドリームを謳うアメリカ人にとっては信じられない大谷選手の感覚だが、実は同じチーム内では年棒の高い選手がチームメイトの面倒(一堂に会しての食事とか)をみなければならず。結構気を遣う場面が多いらしい。そういう意味では200万ドルの年棒なら気を遣う場面も少なくなりゲームに集中できるというものだ。ただ身売りの激しいMLBではドジャース球団もそうならないとは限らないが、実際、お金に執着しない大谷選手はあまりそんなことは気にかけないのだろう。

いずれにしても世界で唯一無二の選手。大きな怪我無く世界中の野ファンをこれからも魅了してくれることを期待する。

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私のドジャースの強い印象は野茂英雄選手でもなく、1977年の30本ホームランカルテット。レッズの3連覇を阻止した憎い存在でした。

ドジャースのユニフォームは腹の背番号が赤色なのが、とてもいいセンスだと思います。私が一番好きなユニフォームです。
posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月19日

世界中で唯一無二の存在

岩手が生んだヒーロー大谷選手が二度目のMLBのMVPを受賞しました。それも史上初の二度目も満票で👀

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【スポーツ紙に掲載された一面広告】


イチローのMVP受賞時も大きな驚きでしたが、大谷選手は複数回の受賞で、もう押しも押されぬ世界のスーパースターです。
イチローも大谷もMLBに革命をもたらしました。イチローはスピードや強肩で、大谷は二刀流での活躍を、どちらも忘れていた野球本来のあるべき姿を体現させたのです。それもアメリカ人ではなく、日本人が表現したことは本当にすばらしいことです。

地元紙も特別号外を出して県民に祝意を発信しました。

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私の次なる楽しみはナショナル・リーグでのMVP獲得。

来年の所属先がどのチームになるかまだ分かりませんが、私としてはナショナル・リーグに行って、偉業を達成してほしいです。両リーグでのMVP獲得はフランク・ロビンソン氏しか過去にはいないはず。

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しかし、大谷選手は岩手県民として実に誇らしい。こんな選手はおそらく二度と現れないでしょう。

なんとかこれから怪我無く充実した野球人生を全うしてほしい。ただそれだけが願いです。
posted by 飯沢ただし at 23:29| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月05日

カークランドが三振で終わった日

ワールドベースボールクラシックから始まった2023年の野球シーズンもMLBのワールドシリーズが一足先にテキサス・レンジャースの初優勝で終わり、日本のプロ野球も本日、日本シリーズで阪神タイガースが38年ぶりに優勝して終了しました。

阪神ファンの皆様おめでとうございます。岡田彰布監督の緻密な采配が優勝に大きく寄与されたと思います。監督が過去の栄光に胡坐をかいて仁術を失ったチームとは対照的でした。今年の阪神は日本一に値するすばらしいチームでした。

今からちょうど半世紀前に川上巨人が9連覇を達成しました。50年が経過し野球も大きく質が変わったことに驚きます。9連覇当時の1970年代はエースが大車輪で先発もリリーフもこなしていました。

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巨人のセ・リーグV9を決めた阪神最後のバッターはカークランド外野手でした。阪神の助っ人外国人選手の中でも印象に残る選手でした。

半世紀前、海の向こうの大リーグはチャーリー・O・フィンリーオーナーのオークランド・アスレチックスが2連覇を達成した年でした。

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写真は第三戦の先発投手のキャットフィッシュ・ハンターとトム・シーバー。どちらもチームの大エースなのに第三戦でマッチアップしたということはその前に行われているリーグ優勝決定戦が日本と違ってワールドシリーズの直前まで行われていたせいでしょう。

残念なことにハンター氏は若くして1999年にご逝去。トム・シーバー氏も2020年COVID-19による感染症との合併症により逝去されています。

当時のメッツの本拠地であるシェアスタジアムもすでになく、アスレチックスも本拠地が近いうちにオークランドからラスベガスに移転することが決定しています。まさに年月の流れを感じる出来事です。

流転していく世の中において今生きている私たちが、次の時代のために何をすべきかを常に考え行動していくことを求められることを考えさえられる50年前の振り返りの日となりました。
posted by 飯沢ただし at 23:52| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月29日

ラグビーシーズン真っ盛り

2023ラグビーワールドカップが終わりました。

決勝の南アフリカvsニュージーランドのゲームはまさに死闘。ラグビーの粋を集めたゲームでした。
連覇の南アフリカはここぞという時のディフェンスの気迫が凄い。

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ジャパンも健闘しましたが、決勝トーナメントへは進めず。コンタクトが年々強くなっている現代のラグビーでは勝ち続けるためには選手層が課題となった大会でした。

岩手県では先週22日、北上市において関東大学ラグビー対抗戦の試合が組まれ成蹊大vs慶応義塾大が行われました。歴史ある対抗戦で東北で行われたのは初めてではないでしょうか。母校の成蹊大が出場するということで岩手県の成蹊OBら東北や関東から応援団が大集合でした。

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試合は慶応のブレイクダウンの働きかけが圧倒して、成蹊は中々ボールを支配することができず敗戦となりましたが、後半に2トライをもぎ取り善戦しました。但し、慶応を倒すにはまだまだ厳しい基本反復が必要と感じました。

それにつけても母校の応援を地元でできた喜びは大きく、ぜひともこれからも岩手や東北での開催の継続を切望するところです。

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2023年10月11日

前人未到の将棋タイトル8冠達成!

藤井聡太竜王・名人(7冠保持者)がとうとう前人未到の将棋タイトル8冠を達成しました。

かつて羽生善治氏が7冠を達成し全タイトルを保持した時は叡王戦がタイトル戦に入っていませんでした。それはそれで大変な記録ですが、藤井聡太棋士の8冠同時保持はとんでもない記録を達成したことになります。

王座戦第4戦は私も両者1分将棋になる直前あたりからLIVEで観戦することができましたが、大熱戦でAI判定では永瀬王座も勝ちがある場面もありました。しかし、一分将棋からが将棋タイトル戦の真骨頂。藤井7冠は劣勢をもろともせず逆転するとしっかり最後まで詰めきりました。見る将ファンにはたまらない一戦でした。

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👆は永瀬王座が敗着に気づき、もんどりうって苦悩する場面😵

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👆永瀬王座、投了の瞬間。この瞬間に藤井聡太竜王・名人が8冠達成✨

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しかし、勝利した藤井総太8冠は前人未到の出来事にも、大きな感慨もない風で、目の前の将棋にだけを集中していた様子でした。大谷翔平選手にも似た求道者のみがこうした偉業を達成できるものなのかと感じました。

藤井8冠はまだ21歳。これからどれだけ記録を伸ばせるのか、果たして藤井棋士から奪取できるライバルが現れるのか、双葉山の連勝や巨人の10連覇を阻止する如きの楽しみがあります。
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2023年10月04日

大谷選手がまた快挙!

大谷選手が日本人初のMLBで本塁打王になりました!

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1976年から大リーグファンである私からすれば、とんでもない快挙です。
イチローの快挙も凄いですが、パワーを象徴するMLBの並み居るプレーヤーの中で日本人が本塁打王になるなんてつい最近まで想像もつかない事でした。

70年代ではジョニー・ベンチ、マイク・シュミット、レジー・ジャクソン、デーブ・キングマン、ジョージ・フォスターなど
私が思い起こせる本塁打を量産する選手は、大柄で腕っぷしが太い選手ばかり。日米野球でオリオールズが来日した時にブーグ・パウエルと日本人の体格差は歴然としていて、この差を埋めることは永遠に不可能と思っていました。

二刀流も然りですが、不可能と思っていることを可能にしているのが大谷翔平選手。

来年は打者に専念することになりそうですが、いつまでも私たちをワクワクさせる存在であってほしいと願うばかりです。



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2023年09月15日

ラグビーワールドカップ

現在フランスで行われているラグビーワルドカップ。
第1回大会が開催されたのが1987年、場所はニュージーランドとオーストラリアでした。

私は三井倉庫の横浜支店に勤務している時代で、当時担当していた代理店がトランスメリディアンのCHARGEURS REUNISというフランス船会社の本船でスーパーカーゴアテンダントのJEAN ROUGERY氏から「ところで日本は出場出れるのか?」と聞かれ、「もちろんだ。」と真顔で答えたらかなり馬鹿にされた笑いをされたことを思い出します。

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【このポスターの通りの西アフリカ航路の貨物船の仕事でした】


JEAN ROUGERY氏はスーパーカーゴの中でも最も仲良くさせてもらった人物で、ポートキャプテンの本田さんに連れられて居酒屋で一緒に酒を酌み交わしたこともありました。南仏出身の彼は南仏で盛んなラグビーをこよなく愛しており、二人でよくラグビーの話を仕事の合間にしていました。ラグビーワールドカップ開催時にフランスの結果がとても気になって、準決勝でオーストラリアを激闘の末破った記事を見た時に彼のお得意ワードのジーザスクライストを連発して興奮していたのを記憶しています。

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彼の写真は残っていなくて私が退社する時に一緒に撮っておけばよかったと今でも後悔しております。上の写真は70年代前半無敵のオークランド・アスレティックスのクローザー、ローリー・フィンガース投手ですが、そっくりな髭をしていた人物でした。とてもお洒落で会話もユーモアに溢れており、フランス人には珍しく仕事熱心な人物でした。CHARGEURS REUNISという船会社は私が退社寸前にDELMASという会社に吸収されることが決まっており、どっちみち彼とはお別れすることになっていました。当時は40台半ばくらいの年齢ですから今御存命ならば80歳位です。お元気で過ごされているでしょうか。とても懐かしい思い出です。

当時の日本のラグビーは国際大会も親善的なテストマッチしかしておらず、本気で戦ったのはこのワールドカップだったかもしれません。予選でニュージーランドでコテンパンにやっつけられるなど井の中の蛙を知ることになった大会でした。

ちょうど当時の私と同じ年齢の選手が代表で選ばれており、私も期待していましたが、まったく歯が立たない状態にがっかりした記憶があります。

いよいよ明後日はイングランド戦。ここ40年ほどの間に大きくレベルアップした日本のラグビー。一泡吹かせて欲しいところです。
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2023年06月17日

伊勢ノ海部屋の激励会

標題の会が盛岡市内のホテルで行われ、出席しました。

伊勢ノ海部屋(親方は元北勝鬨)は今週の月曜から盛岡市内で合宿しており、さらに先場所では地元出身錦木関が中日から8連勝の快進撃で9勝6敗の勝ち越し、そして奥州市出身の漣さんが三段目で優勝を飾るなど上潮ムードのこともあり、多くの参加者で賑わいました。

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【錦木関とツーショット、自分の方が顔が大きい!?】


一関市出身の鬨王(ときおう)さんともお話をすることができました。

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桜町中学校出身の22歳。中学時代は錦木関と同じく野球をやっていたそうです。現在体重は150kgと紹介されました。私から25歳までには実績を残せるようにと激励をしました。

部屋のマネージャーさん(お名前を聞くのを忘れました。ごめんなさい)が私がブログで時折錦木関のことを書いているのを見ておられているのを聞き大変うれしく気持ちになりました。その方はお祖母さんが大東町猿沢出身の方ということもあり、私のことを認識頂いていました。

勢(いきおい)関は引退しましたが、有望な若手力士がいる伊勢ノ海部屋の発展を心からご期待致します。
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2023年05月28日

期待高まる名古屋場所

大相撲5月場所は千秋楽を迎え、郷土出身の西前頭4枚目の錦木関は本日も勝利し、なんと中日8日目から8連勝!!で9勝6敗の成績で終了。

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千秋楽の相撲も盤石な取り口で阿武咲を圧倒。中日に関脇若元春に勝ち、翌日の大関貴景勝を撃破してから相撲内容が充実。物言いのついた琴の若戦もいつもの調子なら負けていた相撲だったが、出足が良かった分勝ち切った(と思う)。こんなに安定した相撲内容を見るのは初めてです✨ついに本格化?同部屋の後輩三段目 漣(奥州市出身)の優勝もいい影響を与えたかもしれませんね。

来場所の番付が気になるところです。初の三役入りの可能性もあるかも?

次回開催場所が楽しみですね。自分はその頃はもっと余裕がないですが・・・錦木関は怪我には気をつけて名古屋場所頑張って下さい。


そして、宮古市で行われていた将棋叡王戦第4局、藤井叡王が挑戦者菅井竜也八段を異例の二度の千日手を経てタイトル防衛。三連覇となりました。タイトル戦で二度の千日手は私は記憶がありません。このまま現在行われている名人位も獲得して、残る王座も獲得すると8冠独占となります。果たして今年中に達成なるか?

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【叡王戦大4局投了図】


菅井八段が1勝してくれたおかげで宮古市で行われる第4戦が回ってきました。菅井八段の健闘に拍手です。
posted by 飯沢ただし at 23:55| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月06日

甘すぎるぞ!JRA!

JRA若手騎手6人が30日間の騎乗停止 開催中にスマホ使用のため
【日刊スポーツ電子版 5/3(水) 13:45配信】

 JRAは3日、永島まなみ騎手(20=高橋康)、古川奈穂騎手(22=矢作)、今村聖奈騎手(19=寺島)、角田大河騎手(19=石橋)、河原田菜々騎手(18=渡辺)、小林美駒騎手(18=鈴木伸)の6人を、それぞれ30日間の騎乗停止としたことを発表した。 

 永島、古川奈、河原田、小林美の4騎手は4月23日第1回福島開催において、女性騎手のジョッキールームにスマートフォンを持ち込み、インターネットを閲覧。今村、角田河両騎手は同22日に、調整ルームで通話したことが履歴から確認された。これらについて、騎手としての業務上の注意義務を怠ったものと認め、日本中央競馬会競馬施行規程第147条第19号により、騎乗停止となった。

 JRAの説明によると、各ジョッキーはルールについて誤った解釈があったという。

 JRAでは公正確保のため、競馬開催中の騎手の外部との接触を禁止しており、調整ルーム内での携帯電話やスマホの使用、外部との通信を禁止している。


GW中ということもあり政治以外の気になる話題を提供したいと思います。

この不祥事は残念どころか、私は怒りさえ覚えます。

携帯電話の調整ルームへの持ち込みが絶対厳禁なのは競馬学校で教わっているはず。新人騎手(それも女性が5人)ということは教育機関が機能していなかったことであり、JRA組織の中身が伺い知れるというものです。

実は海外の競馬では調整ルームというものは存在せず、そうした流れに徐々になっていくのだろうという矢先にこうしたプロ意識の欠如たる事案が起こってしまうとその流れも当分の間なくなることは確実。ルールに従って行っている他の騎手に対して多大なご迷惑をかけたことになりました。

それにしても過去の大崎昭一事案などに比べて30日の騎乗停止の処分は甘すぎ。少なくても一年相当のペナルティが必要ではなかったと思われます。藤田騎手を除く女性騎手5名が該当したことが処分の甘さに起因したのかと疑う声も多いです。今日と明日は当該騎手らは騎乗されているようですが30年前ならパドックでファンから罵声を浴びることになったのは間違いないでしょう。

ルールに例外を作るとますます組織は緩んでいきます。JRAはしっかりしてほしいものです。 
posted by 飯沢ただし at 17:23| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月21日

WBC決勝へ

今日は花泉地区の閉校式最終日でした。後日まとめて感想を書きたいと思います。

今日は朝からWBC準決勝メキシコ戦があり、2校(老松小と金沢小)の閉校式の合間に8回からの攻防を車内のテレビで観戦することができました。

結果は日本の劇的な勝利で明日の決勝に進出です。

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村上選手の活躍は、このブログで期待していた通り、アメリカに渡って彼はしっかり最後の最後に仕事をしてくれました。

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この試合は日本の野球スタイルを象徴したような試合で、痺れるプレイが満載でした。相手の6点目を防いだ吉田外野手の返球、代走周東選手の鬼足など選手の一人一人が与えられた仕事をきっちりこなす積み重ねが勝利を呼んだといっていいでしょう。もちろんベンチワークもみごとでした。トーナメント戦はジャパンの選手は高校時代で経験済みですから選手もベンチも若かりし頃の雰囲気を自然に思い出しているのではないしょうか。9回の大谷選手のセカンドベース上でのベンチへの鼓舞する姿はアツいものを感じました。

周東選手の代走起用は実のところまだ早いのではないか、また昭和54年の日本シリーズで9回ウラに足のスペシャリスト藤瀬選手を起用して失敗した事例を思い出したりもして若干不安要素があったのですが、栗山監督采配はズバリ的中🎯でした。

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【大谷の足が遅く見えるほど早かった周東選手の快速ぶり】


メキシコの戦いぶりも見事なもので、日本のエース山本投手から安打を連続するなど集中力もありました。先発した佐々木朗希投手や山本投手も将来はメジャーへと思い描いていると思いますが簡単には抑えられないということを痛感したのではないでしょうか。

明日の決勝はアメリカ戦。明日は打ち勝つしか勝利はないように思います。どちらも継投が鍵になるでしょう。WBCの特別ルール、三人の打者と当たるまで投手交代ができないことが明暗を分けそうです。

明日は県議会の復興特別委員会が開かれます。吉報を待ちたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:53| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月10日

WBC日韓戦を爆勝!

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WBCファーストステージのヤマ場、韓国戦に爆勝!ヌートバーと近藤が最高の働きをしてくれました。

韓国では民放3局すべてで中継されたそうですが、おそらく多くの国民は途中でチャンネルを変えたにちがいないと思います。

やはり野球の勝敗は投手が鍵を握るという象徴的なゲームでした。ジャパンは出てくる投手出てくる投手がまったく質が落ちない。

ただ、この勝利で浮かれてはいられません。オーストラリアには過去オリンピックで負けた苦い記憶があります。一発勝負はとにかく怖い。

村神さまはフロリダに行ってから調子が上がればよしということにして今の不調には目をつぶります。

posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月23日

甲子園とこれからの高校野球

連荘で高校野球ネタで失礼します。やはり昨日の興奮冷めやらずということでご理解願います。

備忘録の意味で今日は私の4回目のワクチン接種でした。前回までユードームでの集団接種でモデルナでしたが、今回は県立大東病院でファイザー。一関市では60歳を超えると自動的に黄色の封筒でワクチン接種が促されます👀。今のところ体調に変化はありません。


さて、今日の本題に移ります。
仙台育英高校の優勝の大きな原動力になったのは、何といっても5人の投手陣。一週間に500球以内という一人の投手の球数制限がかかってからトーナメント方式の大会を勝ち進んでいくためには複数(最低3人)の投手を揃える必要があります。仙台育英は3人どころか5人もの投手を用意しつつ、各々の投手が実力を発揮したところがすばらしい結果を生みました。技術だけでなくメンタルも強くないと勝ち進んでいけばいくほど結果を出すことはできません。この点の日ごろの鍛錬がいかにされてきたのかが伺い知れるところです。

仙台育英の成功よって強豪校と呼ばれる学校は、さらに投手の人材確保に拍車をかけることでしょう。確保するだけでなく怪我をしないような体調管理ができ、なおかつ適切な指導ができるコーチも必要となりますし、練習用のブルペンや捕手の数も必要不可欠となります。これが可能となるのは私立の経済的に恵まれた学校のみが現実的に対応できる訳で、公立高校はほとんど無理でしょう。

岩手県では最近公立高校が県予選で決勝まで進出することも稀であり、甲子園出場となると平成8年の盛岡四高まで遡ります。

急激な少子化の影響もあり、さらに私立と公立の実力差は開いていき、公立の甲子園の出場は夢のまた夢となる可能性が高くなります。高校野球がプロ養成所ではなく学生野球の本文を貫き将来は社会に貢献する人材をつくるためとするならば、甲子園出場の在り方も考慮すべき時期にきているのではないかと思います。

確かにそれを補うためにはるの選抜甲子園で21世紀枠が施行されているところではありますが、私学強豪校の全国スカウトや他県からの野球留学がすでに固定事実として継続されていることも忘れてはならず、今一度検証することも必要かと思います。ただ他県からの人材流入は別の観点からレベルの向上につながっていることも事実としてあり、是非の判断には難しいところもあります。現に昭和44年の三沢高校は実は米軍基地関連の仕事のために全国から技術者が集まり、その子弟が三沢高校での主力選手であったという歴史的事実がありました。


いずれにせよ世の中の動きは急であり、時代に対応した大会運営をもっと模索すべきと思います。私としては高校野球は健全な人材の育成に寄与するものであって欲しいと思うのです。
posted by 飯沢ただし at 23:45| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月22日

深紅の優勝旗がついに白河越え

宮城の仙台育英学園高校がついに東北の悲願を達成してくれました。

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【プラカードを持つ市立西宮高校の生徒さんも感激の様子、これも一生の思い出になることでしょう💓】

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自分は昭和44年の三沢高校から幾度となく東北勢が決勝戦で苦杯をなめてきた場面を見てきて、ようやくここに新しい歴史がつくられたことに感激でいっぱいです。

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優勝にに至るには運も必要だけれども(大阪桐蔭とは直接対決なし)今年の育英チームは非常に完成度が高く、監督の意図を選手が良く理解しているように見えました。序盤・中盤・終盤と選手らがゲームの流れを理解し対応していました。東北勢もやっとここまでレベルが到達したという感慨が深いものがあります。

全国から選手を集めているかと思いきや宮城出身の選手が大半で、岩手の子も二人活躍したのはとても嬉しいです。

決勝戦で満塁ホームランを打った岩崎選手は甲子園に来てからベンチ入りしたそうで、こうした選手が活躍するのは層の厚さはもちろんのことですが監督の喜びもひとしおと推察します。

仙台育英の優勝で東北の各校も次はわが校と自信を持って甲子園に臨めそうです。白河越えの次は宮城岩手の県境越えを目指しましょう。


今回の大会で解説の大矢正成さんはご勇退とのことでした。

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大矢さんは私が高校一年生の時に東邦高校の捕手として甲子園に出場されて準優勝されています。その東邦高校の投手が坂本選手で同じ高校一年生。華奢な姿がバンビと命名され一世を風靡しました。東洋大姫路の安井選手に延長10回にサヨナラ3ランホームランが出た瞬間は私の記憶の中でも鮮明です。

当時の高校野球の解説者は松永怜一さんや池西増夫さんが思い出されますが、大矢さんは技術だけでなく選手の細かい心理まで解説されてとても聞きやすい解説者でした。長い間おつかれさまでした。楽しも貴重な解説ありがとうございます。
posted by 飯沢ただし at 23:10| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月31日

謎のイチョウの木にまつわる話

暑かったり寒かったり最近は不順な天気が続きます。

昨日は火葬に立て続けに参列しました。元藤沢町長の佐藤守氏、会社OBの佐藤靖臣氏。もう一件町内猿沢の佐藤友信さんは妻とも親交があったので代理で参列してもらいました。三氏ともご高齢でしたが、お世話になった方々なのでとても寂しく思います。月日の経過は希望もあれば悲しみもあります。

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日曜日に大東高校の獅子踊り部の演舞があったので室蓬ホールまで歩いて行きました。その帰り道、とてもいい天気だったので旧宅付近と今は無人駅になってしまった摺沢駅周辺をゆっくり散策してみました。

写真のイチョウの木は旧宅の敷地とJR(旧国鉄)の境にあり、私が子供の頃から唐突な場所にあるんだなと感じてましたが、今から思えば昭和20年代に旧宅を建てた頃に祖父の武雄が我が家に有利になるように目印として植えたものと推察します。旧宅地と旧国鉄との間で境界をわざと未定にしていたフシがありました。国鉄職員は転勤がありますから当初の事情を知る人間は月日がたてばいなくなるのです。

明治の男はまったく抜け目がありません。

明治の人の狡猾さと大胆さは相当なものがあります。

このイチョウの木の場所から少し下がると旧宅の勝手口があり、昔は洗濯場も屋外(といっても屋根付き)にあり、母は勝手口を頻繁に出入りしていたのを思い出します。そういえば書いているうちに思い出しましたが祖父の姪っ子さんたちも玄関から入らないで勝手口から出入りしていました。大船渡線がまだ機関車だった頃、当時の摺沢駅は貨物列車の待機のための引き込み線があり、真夏の暑い日に蒸気機関車の汗だくの機関士さんが「水一杯飲ませて下さい」と勝手口に来ることがありました。大きめのひしゃくで一気に飲み干した後の表情は今でも忘れられません。本当に生き返ったという満足な顔でした。

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昔はイチョウの木の先の線路を越えていくと中学校への近道になるので平気で線路を横断していましたが、今ではそんな不敵な生徒もいないし、現在では同じことをすると大変なことになってしまいます。昔は大らかでした。

考えてみるとこのイチョウの木がそのままあるのも、微妙な位置に植えてあるからかもしれません。

JR大船渡線はILCが実現すれば再び利用価値が見直されることになるでしょう。それまでこの木はこれからもずっと見守ってほしいと思います。
posted by 飯沢ただし at 22:50| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月23日

義経の最期

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

三谷幸喜作品ということもあり、毎週楽しみに観ています。
三谷作品は演者のキャラクターが立っていて見ていて楽しいです。今回の作品では北条時政役の坂東彌十郎さんや比企能員役の佐藤二朗さんが気に入っております。

前回は、ついに(というか あっけなく😞)の鎌倉側の平泉攻めの巻。

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義経の心理描写も菅田さんの演技もよかったのです。しかし、こちらとしてはどうしても平泉サイドで観てしまうので、義経が戦闘する場面なし状態で討ち取られたのはどうしても解せない。

鎌倉サイドの脚本なのでと言われればそれまでなんですが。(不満ならば過去に義経を描いた大河ドラマは複数あるのでアーカイブからどうぞなの?)それにしても、戸の隙間から弁慶の活躍を見てそれで終わりはないだろう。

思えば安宅関もなかった。弁慶のキャラも超薄め。やはり鎌倉中心の作品ということなんですね。

先輩の伊藤勢至議員が東北地方の歴史に精通しており、東北のヤラレ三大事件(阿弖流為、奥州藤原氏、戊辰戦争)にはいつも力が入り、いつか鎌倉に「平泉ナンバー」の車で大勢で押しかけて何かやるべ(って何を?)という話で盛り上がったことを思い出します。

後の奥州合戦で頼朝は自ら参戦して厨川まで泰衡を追いつめているので、義経の件はこれでおしまいにするのでしょう。

ドラマとはいえやるせない気持ちになるのは、やはり東北の人間の性(さが)なんでしょうね。
posted by 飯沢ただし at 23:42| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月20日

北京冬季五輪2022が閉会

コロナ禍の中で開催された北京冬季五輪が何とか無事に閉幕した。心配されたウクライナ情勢も大会期間中は何も起こらなかった。

しかしながら、この大会はロシアのスケート選手の薬物問題、ジャンプのスーツ違反問題など異例なことが起こった大会と印象付けられてしまった感がある。

その中で日本選手の頑張りには心から感謝を捧げたい。本県の出身選手も本当によく頑張った。拍手を送りたい。

そして、最終日まで夢をつないでくれたカーリング女子チーム、ロコ・ソラーレにはコロナ禍で沈んでいる国民に笑顔と勇気を与えてくれた。

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銀メダル獲得のあっぱれは当然のこととして、チーム全体でベストを尽くすという姿勢がとても感銘を受けた。今回は特に真剣にカーリング競技を観戦したが、時間によって変化する氷のコンディションの読みや選手の心理状態によって情勢は刻々と変化する。その対応は、当初の狙いとは違ってもセカンドベストに切り替えるタイミングなど、それらの判断は日々の練習や試合経験、チームワークの総合力が必要となるのだ。

ロコ・ソラーレの試合中でも笑顔を絶やさず、大きな声で励まし合う光景は他国のチームからも好感を得ているようだ。

メンバーの5人中3人が常呂町の出身者。スキップの藤沢さんは北見市、リザーブの石崎さんは旭川市出身でオール道産子のチーム。とりわけ常呂町は町をあげてカーリング競技に力を入れており、町内には国際規格の日本初の屋内リンクもある。こうしたたゆまぬ継続した人材育成がオリンピックという大舞台で活躍できたことは本当に誇らしい。四年前の平昌五輪の銅メダル獲得時からふるさと納税額がグンと上がったとも聞き、これからのまちづくりに関してトップモデルケースだろう。チーム名のロコ・ソラーレは常呂っ子のロコ、ソラーレは太陽という意味らしい。このネーミングもすばらしい。

八幡平市もジャンプや複合選手でメダリストを輩出しており、これからも期待したいし、民間からも惜しみなく選手の育成に力を貸す仕組みづくりスポンサーという形以外にも研究する必要がありそうだ。

メダルを期待されて獲得に至らずに終わった競技もあったが、日本国民は温かくそれまでの選手の努力に敬意を払うべきだと思う。帰国したら素直に健闘を称えたい。失敗した映像はもう繰り返さなくてもいい。
posted by 飯沢ただし at 23:51| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月06日

快挙!小林陵侑選手が金メダル

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現在開催中の北京冬季五輪2022、男子ジャンプノーマルヒルで本県出身の小林陵侑選手が見事金メダルを獲得!

すばらしいの一言。実力はあれどオリンピックでは結果に恵まれない選手が山ほどいる中で見事に金メダル獲得は本当の実力者の証です。

今日も追い風のコンディション。他国の実力者が苦戦する中で一本目にいいジャンプができたのは大きかった。

まだまだジャンプ競技は続くので小林陵侑選手にはコンディションを維持して頑張ってほしいですね。お兄さんも頑張れ!

本県の金メダリストは1992年アルベールビル五輪でのノルディック複合団体の三ケ田選手以来でしょうか。個人種目では初めてのはず。
ジャンプノーマルヒルの金メダリストとしては1972年札幌五輪の笠谷選手以来50年ぶり👀。あれから半世紀ですか。当時の日の丸飛行隊の熱狂は今でも記憶に残ってます。

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昨年のメジャーリーグ大谷選手が満票のMVPに続き、本県選手の大活躍が続きます。すごいぞ!岩手県のスポーツマン。

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2021年11月20日

2020年代の超新星

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✨岩手の雄、大谷翔平選手は満票でMVP獲得
✨藤井聡太棋士は将棋タイトル最高峰の竜王を獲得して10代初の4冠を達成

昭和の時代では考えられないことが今起こっている。可能性は無限ということが証明された。

令和時代を生きる若者たち。二人に続け!!!

ただ我々オジさん勢としてはベテランも頑張ってほしい。
特に羽生善治氏にはもうひと踏ん張りを期待しています(最近棋風が守りだよ、羽生マジックが見えない)。

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2021年10月23日

世代交代なんだよ

後楽園時代から場内アナウンス・山中美和子さん、きょうヤクルト戦で3000試合超キャリアに幕
【10月23日(土)11時0分 スポーツ報知 電子版】

 巨人軍の主催試合で、選手の名前などをコールする「場内アナウンス」を担当している山中美和子さん(64)が、きょうのヤクルト戦を最後に、その職を離れる。後楽園球場時代の1977年から“ウグイス嬢”を務め、1軍の公式戦からオープン戦、そして、以前は2軍も担当するなど、ここまで3000試合以上もマイクの前に座ってきた。

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 山中さんが巨人軍の球団職員になったのは、1977年のこと。長嶋監督の第1期政権時代で、前年の初優勝に続き、V2を狙う−という年だった。それまで山中さんは神奈川県高等学校野球連盟(高野連)の職員として、春、秋の県大会、夏の神奈川大会でアナウンス係を務めていた。そんな山中に、巨人軍への転職を勧めたのが、当時の神奈川県高野連・清水仲治理事長だった。

  一念発起。77年の夏、巨人軍球団職員募集の試験にチャレンジした。ところが、書類選考の段階で落ちてしまう。山中の自宅は後楽園球場の最寄り駅からは遠方にあった。現在のようにJR(当時は国鉄)の電車本数が多くはない。「ナイターが終わってから帰宅できない」というのが理由だった。

 「『ああ、ダメだったのか』と思っていたら、球団から連絡があったんです。『入社試験を続けませんか』と。それで、試験を続けると、ある日、原稿を読まされましてね。『5番、レフト・末次、背番号〇〇』というように『〇〇』という穴を埋めるような原稿でした。アナウンスの力と知識をいっぺんに試しているようなものでした」

 実はこの時、巨人は“即戦力”のアナウンス係を探さねばならない事態に見舞われていた。

 1953年からアナウンスを務めていた務台鶴さんが病気療養に入っていたのだ。古い巨人戦の映像でおなじみの「4番、ファースト、王」の声の主。王の調子の良し悪しが、打席の構えで分かる−というほどの大ベテランだ。もう1人、アナウンス係がいたが、こちらも結婚退職が決まっていた。高校野球の場内アナウンス経験がある山中は、チームにとっての救世主だったのだ。

 こうして、山中さんは試用ながら球団職員となった。8月末には、さっそく多摩川で2軍戦の放送を担当。秋を迎えた頃、体調を崩した務台が多摩川にひょっこり姿を見せた。

 「ちょうど雨の日でした。務台さんは傘も差さずに、2軍戦を土手の上から見ていてくださったんです。試合後、お話しする機会があり、私は『次打者の名前をコールするタイミングはどの辺りが良いのでしょうか?』と聞いたんです。先頭打者なら、投球練習の球が捕手から内野回しのために返球された時なんですが、先頭以外は、どうしてもタイミングがつかめなかったんです」

 すると、務台はこう答えた。

 「あなたがお客さんだったら、ジャイアンツファンだとしたら、どのタイミングで聞きたいの? それを考えなさい」

 選手の名前のコールを聞いて、ワーッと盛り上がりたいのがファンだ。「ジャイアンツファンだったとしたら、それが分かるはず」と務台は言った。

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【テレビアニメ巨人の星にも出ていた務台鶴さん】


 「それを聞いて『ハッ』としました。私がアマチュア時代、務台さんのアナウンスで『すてきだな』と思ったのは、倉田(誠)投手を呼ぶ時だったんです。倉田さんがリリーフで活躍している時期があり、務台さんが『ピッチャー、堀内に代わりまして…』と、ここでひと呼吸おいて、『倉田』とアナウンスすると、後楽園全体が沸いたんです。それが『いいな、すてきだな』って。だから、務台さんのアドバイスは効きました。それからは、ファンの気持ちを一番に考えて、コールするようになりましたね」

 務台さんは翌78年5月にこの世を去る。山中さんは今も命日には都内にある恩人の墓参を欠かさない。


私は務台さんの長嶋選手引退試合のアナウンスが印象的で今でも記憶に残っています。

務台さんの持っていた雰囲気が山中さんにも引き継がれていた感がありましたが、このような秘話があったのですね。心に響く話です。

時間の流れは止められません。大事なものは受け継ぎ、新しいものは果敢に取り入れる。会社経営にも学ぶことの多い事実ですね。

そのうえで、今日の締めの言葉は、「政権交代より世代交代」!
posted by 飯沢ただし at 23:34| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月30日

ゴルゴ13の生みの親がご逝去

さいとう・たかをさん、岩手に思い入れ強く花巻に別邸、市民ら悼む

【毎日新聞電子版  2021/9/30 09:25】

 「ゴルゴ13」などの作品で知られる漫画家のさいとう・たかをさんが亡くなった。さいとうさんは、妻が岩手県出身という縁で花巻市石鳥谷町に別邸を構えていた。「岩手の人は純朴で粘り強く、心穏やかな方が多い」と表し、岩手への思い入れも強かった。さいとうさんと交流のあった人たちが思い出を語り、故人をしのんだ。

「優しく温かい人だった」

 同町の懐石料理「いしどりや新亀家」の女将(おかみ)、加藤真利さん(57)は「別邸に帰ってくるたび、大好物のうな重を頼んでくれた。コロナ禍になってから岩手に来ていなかったので、今度はいつ会えるか楽しみにしていた。うな重を食べてほしかった」と別れを惜しんだ。


つい先日、このブログで紹介したばかりの「ゴルゴ13」の生みの親である さいとう・たかを氏がご逝去された。ゴルゴ13の作画はチームワークでなされており、今後もシリーズは継続されるという。

岩手に時々居住されているとは聞いており、いつかはお会いできるかと期待していたが、それが叶わずとても残念である。

劇画というジャンルを確立した方であり、背景の描写はリアルを求めたとテレビ番組で観た記憶がある。ゴルゴ13では東西冷戦時の題材も多く、今と違い当時の東側諸国の風景を入手するのはとても困難だったという。

劇画ゴルゴ13は今でも連載が続いており、こち亀を抜いて単行本発行の世界記録を保持している。

実は私は別冊版(単行本は各種存在する)のゴルゴ13シリーズの収集をしていて、貴重な第1号も手元にある。

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昭和44年に発行された第1号の内容は、まさに大人対象であり、今では考えられないような記事まで掲載されている。

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初期のゴルゴ13は現在では確立された冷徹なプロフェッショナルではなく、考え事も仕事以外のこともあり、何しろよくしゃべる(笑)

さいとう・たかお氏の偉業を称えつつ、まだまだ続くこれからのゴルゴ13の仕事ぶりにこれからも注目していきたい。
posted by 飯沢ただし at 23:49| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月29日

第103回夏の甲子園が閉会

今年の夏の甲子園大会が終わりました。

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⚾ 二年ぶりの夏の大会の開催が実現
⚾ コロナ禍により一般観客は入場不可
⚾ 7日間の雨☔による順延で決勝戦は29日に行われる
⚾ 選手がコロナに感染し2校が不戦敗😠に
⚾ 決勝戦は初の兄弟校の激突

いろいろなことが起きた大会でしたが、何とか閉会までこぎつけたのは選手ならびに関係者の尽力のおかげです。

しかし、課題も多く残しました。不本意ながら不戦敗となったケースで東北学院高校の辞退についてはモヤモヤしたものが残りました。

降雨によるコールドゲームの取り扱いについては以前から問題提起されていましたが、これまでの大会の進行に重きを置いたやり方が浮き彫りになり、サスペンデッドゲームの採用についてはやっと今後協議を始めることになりました。


閉会式をテレビで観ていましたが、進行は従前どおりの要領で行っており、工夫が見られなかったことは疑問です。特に主催者の新聞社社長の閉会宣言が長すぎる!東京五輪には感染拡大の恐れありと社説で中止を求めておきながら、自前の大会では時間短縮などの感染対策を取らなかったのはどういうことなどでしょうか。また、大会経費をクラウドファンディングで募りましたが、結局目標額の2割にも届かなかったことに関しては、内部留保が潤沢にあると噂されている高野連と主催者の朝日新聞社には運営方法をめぐって厳しい目が注がれるでしょう。入場が認められた父兄からも入場料を取っていた事実には驚きよりも呆れました。


一方、選手の皆さんの溌溂としたプレーには今年も感動をもらいました。岩手代表の盛岡大付属高校の重量打線も存在感を示してくれました。最近の高校野球は球数制限もあり、勝ち進んでいくにはエース級の投手を最低2枚は必要で、とりわけ公立高校が決勝まで残るのは困難な時代となりました。勝ち進むことが高校野球の目的ではないはずなので、良き伝統は残し、改革すべきは改革する勇気が求められます。
posted by 飯沢ただし at 23:41| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月30日

余裕と間合い

オリンピック東京大会2020も日程的におおよそ半分。
日本選手の活躍が毎日のように報道されています。金メダル獲得数は過去最高を記録とか。数ともかく私は選手の皆さんには悔いの残らぬようベストを尽くされることを期待します。

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本日の午前中は台風の影響で延期されたボート競技のシングルスカルとエイトの決勝をネットで観ました。ボート競技はまだまだわが国ではマイナーな競技なのでテレビ放映はされません(涙)。シングルスカルは出場選手がすべて順位付けされるので、順位決定決勝が行われます。初めて順位決定レースを観ましたが、ファイナル決勝以外のレースを観るのは初めてでしたので、ある意味新鮮でした。アフリカや中東地域のボート後進国の選手が技術的には未熟ながら全力で漕いでいる姿には胸に響くものがあります。これぞ世界選手権大会では見られないオリンピックならではの光景だと思います。できうれば現地観戦したかったのですが、このコロナ禍ではどうにもなりません。


日本ではシングルスカルのB決勝に荒川選手が残りました。日本のスカラーが決勝Bまで残るというのは快挙です。荒川選手は一橋大学出身でボート会では国立大学出がオリンピック選手に選ばれるのも異色。ちなみに私が学生時代に過ごした成蹊大学艇庫と一橋大学艇庫はお隣でした。当時はまったく交流はありませんでしたが・・・

話は変わって、柔道の大野将平選手の決勝戦と伊藤美馬選手の個人戦準決勝をダイジェストで観て感じたこと。両試合に共通して言えるのは大野選手は相手にわざと組ませて対応する余裕。伊藤選手の相手の中国の孫頴莎選手は伊藤選手に打ちやすい球を誘って勝負の組み立てをしたという高等な戦略。ただ単に相手の不利を攻める勝負ではなく、リスクをリスクとして取った上で相手を誘い出し全体の流れを有利に進めていく。勝負の世界だけではなくて、実際に自分のまわりに起きていることでも当てはめることができると直感しました。

そんなことができるのも自らの実力に自信があってこそ。いろいろと勉強になります。
posted by 飯沢ただし at 23:53| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月28日

13年ぶりの金。おめでとう!

昨日のソフトボール決勝戦しびれました。

日米両チームとも実力をいかんなく発揮した最高のゲームでした。そして日本がゲームを制して言うことなしです。

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勝負の分岐点は6回。一死一、二塁でアメリカの打者がサードを強襲するライナーを放つ。打球は三塁手の手首付近に直撃するも跳ね返る。そのボールを遊撃手がボールから目を切らすことなく反応して捕球とともに体を即座に反転して二塁手へ送球。ダブルプレー。これでアメリカは万事休す。日本チームが普段からよほどの鍛錬を重ねてきたかが表れた瞬間でした。

アメリカの外野手もホームラン性の打球を二本もミラクルキャッチの場面もあり、勝負に体を張った真剣なプレーに感動でした。

そして13年の時を越えても 神様・仏様・上野様。投球術に円熟味を増し、さらに試合全体を見渡せる精神的な余裕が見事に日本チームの柱として再び君臨しました。

宇津木監督のチーム作りと編成も描いていた状況にピタリとはまり、若手の後藤投手の登用など化学変化を起こして世界一にふさわしいチームだったと感じました。対してアメリカは北京五輪時代に活躍したオスターマン投手やアボット投手にいまだに頼らなければならないチーム事情で、かつての恐怖のスラッガーだったブストス選手のような存在はなく小粒な印象でした。13年の空白はむしろソフトボール王国のアメリカの方が深刻な状況だったのかもしれません。

決勝戦だけでなく予選でも接戦・熱戦が続き世界的なレベルの向上が見られます。2024年のパリ大会に採用されないのは誠に残念ですが、2028年のロス大会には再々度復活することが予想されます。宇津木妙子元監督が底辺の拡大に情熱を燃やして活動しており、何とかこの高いレベルを7年先までつないでほしいと思います。

それにしても、こうした熱戦を子どもたちに直に観戦できなかったのは残念でなりませんが、テレビの画面を通じてこの熱気は感じ取ってくれたと信じたいです。

選手の皆さん、関係者の皆さん、13年ぶりの感動をありがとうございました。
posted by 飯沢ただし at 23:47| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月24日

東京オリンピック2020+1が開幕

57年ぶりの自国夏季開催というのに自称オリンピックフリークの私がいまだかつてない高揚感のない今回の五輪。
大観衆の歓声もない近代五輪初めての出来事です。

開会式は当初から期待はしていませんでしたが、デモンストレーションはピクトグラムを除いては統一感がなく何を表現したかったのかわからない内容。こちらの言葉でいうところの、あさっぺない内容。我が国の企画力はこんなものだと思われたような気がして情けない気持ちがしました。(とはいっても私自身ロンドン以外の最近のオリンピックの出し物は真剣に観ていないのですが(・_・;))

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古関裕而先生のオリンピックマーチを聞くと今でも感傷的になってしまうほど心揺さぶられるのに、今回はドラクエなどのBGMだそうな。半世紀の時間の流れは昭和30年代生まれの者にとっては手が届かないところまできた感があります。アメリカ合衆国のジャージ姿での入場にはFBにもコメントしましたが、1964年の方が絶対的にスタイリッシュと信じて疑いません。

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プロ野球国民栄誉賞3氏は個人的には歓迎でしたが、北米以外の方々にはどういう印象だったか気になるところです。

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大阪なおみさんの最終ランナーには納得。


蛇足ながら開催前まで中止せよとまで社説を書いた全国紙がスポーツ欄では結果を堂々と掲載し、系列テレビ局でも堂々と松岡修三氏を擁して頑張れニッポンとは片腹痛し。私はこうしたダブルスタンダードが理解できません。

しかし、競技が本番ですから選手の皆さんにはベストを尽くしてほしいと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:50| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月13日

岩手の誇り

花巻東高校出身のメジャーリーガー、大谷翔平選手と菊池雄星投手がそろってオールスターゲームに出場することになった。メジャーリーグで常時出場すること自体大変なことなのにオールスターに選出とは快挙としか言いようがない。まさに岩手県人の誇りとなる二人である。

オールスターゲームの前日には恒例のホームラン競争があり、大谷選手は二刀流な上になおかつ選出された。ひと昔ならあり得ないことである。結果は一回戦敗退であったが、十分に全米のファンを楽しませてくれたと思う。

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【花東の後輩を現地で見守って応戦する雄星投手】


私は14歳で大リーグ(当時はメジャーリーグとは呼ばない)の魅力に取りつかれ、数えると大リーグファンとして45年にもなる。1980年代は大学生、社会人の勤め人時代はちょっと遠のいていた時代もあったが、野茂選手やイチロー選手の活躍でまた返り咲いたのであった。

70年代後半の大リーグ情勢ではホームランバッターは恵まれた体躯と技術を有する選手は限られていて、とてもとても日本人の及ぶレベルではなかった。あれから約半世紀が経過して大きく環境が変わったことを思い知らせれる。大谷選手が前半戦で30本もホームランを打ったことは実に感慨が深いものがある。

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明日はいよいよ本番。残念ながら雄星投手は登板しないことが発表されたが、大谷選手は投手として先発登板と同時に特別ルールが設定されて(アメリカならでは)DHでも出場する予定らしい。ぜひ怪我のないように楽しんでほしいと思う。

岩手出身のお二人が世界を股にかけた大活躍で、花東の佐々木監督も鼻高々で講演料も高騰するかも?!
posted by 飯沢ただし at 23:33| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月09日

東京五輪2020無観客に

五輪、1都3県の無観客決定 福島や宮城などは有観客に
【日本経済新聞電子版 7月8日 20:31 (2021年7月9日 10:58更新) 】

23日に開幕する東京五輪の観客規模を巡り、大会組織委員会や東京都、国際オリンピック委員会(IOC)などは8日夜、5者協議を開催し、都内の全会場を無観客とすることを決めた。組織委はその後、関係自治体との連絡協議会を開催し、神奈川、埼玉、千葉の3県の競技会場も無観客が決定した。

ほかに競技会場がある福島、宮城、静岡の3県は観客を入れ、定員の「50%以内で最大1万人」とする。茨城県は子どもたちに低価格で観戦機会を提供するための「学校連携観戦チケット」のみ有効とする。北海道は対応を検討する。


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政府が描いた最悪の五輪開催シナリオとなってしまった。が、開催すると国際機関を含めて機関決定した以上は、人命に影響を及ぼさないことを優先すべきで致し方ないと思う。政府の判断やコロナ対応に関しては、後日書く機会があれば私の思いを綴りたいが、ここでは今回の東京五輪の意義について述べたい。

近代五輪が1896年にアテネで開催されて以来、無観客開催はもちろん初めてのケースであり、1980年モスクワ五輪がソ連のアフガン侵攻により西側諸国が大会ボイコットした以上のマイナスインパクトで開催する大会となる印象だ。

1984年のロス大会以来、五輪の商業化が大会ごとに肥大し、IOC役員にも利益をめぐる事案が頻繁に起こるなどカネに関する問題がその都度指摘をされてきた。無観客開催になったことによりチケット販売額が灰燼と帰し、ライセンス契約によるグッズ販売も見込めなくなり、放映権主体の収入構造の大会になったことで逆の見方をすれば五輪大会の真の意義が見直されるいい機会になるかもしれない。

観客の熱気に包まれないことを想像しただけで高揚感はすでに私の中でもないが、しかし、これからもパンデミックに影響される大会もないとは限らない訳で、与えられた条件の中でいかに五輪の目的を達成できるか、人類の英知が試されることになる。

マイナス下限の限界点からスタートする東京大会。経験則のない大会からどんな発見が生まれるか。そうしたことをポジティブに考えながら私は大会を観たい。
posted by 飯沢ただし at 23:50| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月20日

岩手出身両選手がMLBで大活躍!

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【6月20日(日)の岩手日報朝刊一面】


つい最近まで岩手出身のプロ野球選手は数えるくらいだったのに、それが野球の最高峰MLBで岩手産(花巻東高校出身)の選手が大活躍をしています。県民としてなんと誇らしいことでしょう。私は中学時代から大リーグを観ていますのでこんな時代が来たのかと感慨ひとしおです。

大谷翔平選手は二刀流で打撃は40発も射程内に入っていますし、来月に行われるオールスターゲームではホームラン競争にも参加することが決定しました。松井秀樹選手もかなわなかったことです。菊池雄星投手は勝ち星こそ4勝ですが今期は内容が充実しています。

大谷選手がこのまま順調にいけばMVPも視野に入るのではと早くも期待の声が上がっています。今日も22号をレフトスタンドに叩き込み観衆が制限なしになった球場内からは時期的には早すぎるのですが、ファンが自然発生的に大谷選手が打席に立つと「MVP!MVP!」の連呼がされていました。地元ファンだけでなく今や全米の野球ファンから注目されています。イチローに続いてスポーティングニュースの表紙を飾るのも近いでしょう。

二人とも花巻東高校出身というのが興味深く分析する対象となっています。佐々木監督の講演を聞いたことがありますが、選手の自主性に基づいたと目標設定がしっかりしているのが印象に残っています。それを今でも継続しているのでしょう。

特に自己改革という意味で両選手は昨シーズンから技術的に改良を加えており、現状に満足せず果敢に新しいことに挑戦している姿は素晴らしいと思います。特に私は雄星投手はもう限界と感じていただけに、大変に失礼してしました👀 私の眼は節穴でした。

これからの後半戦、一番怖いのは怪我。いいコンディションでを継続して最高のシーズンにしてほしいと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:28| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月27日

佐々木朗希選手が初勝利!

大船渡高校出身の佐々木朗希選手が甲子園球場でプロ初勝利を達成!

おめでとうございます🎶

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高校時代には甲子園のマウンドを踏めなかったけれど、交流戦でのチャンスを一発でものにする運も持っています。技術的にはまだまだですが、自信をつけてこれからもどんどん活躍してほしいです。

入団以来大事に育ててくれたロッテ球団にも感謝したいですね。

米大リーグでは大谷選手、菊池選手、そして昨日は中日の一関一高出身の阿部選手も決勝ホームランを打つなど岩手出身の選手が今ホット💥です。


甲子園での初勝利記念に大船渡高校の校歌をアップしてお祝いします🎶

霊気みなぎる五葉山
朝に仰ぐ希望あり
茨も何ぞ ふみ越えて
学徳の実をそなえばや
ああ 視野ひろく たくましく
太陽にこたえんために
努めはげまん
大船渡高校 われら
posted by 飯沢ただし at 23:26| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月20日

甘栗太郎に思う

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盛岡市の川徳デパート地下で売っている天津甘栗「甘栗太郎」

小さい頃は祖母が好きで盛岡に行った時はよく買ってきました。

この甘栗太郎は東北地方の老舗デパートの一角に店舗を構えていましたが、現在東北地方では盛岡の川徳だけだそうです。

県庁所在地の老舗デパートも商流の変化で閉店する所も多く、こうした定番の商品も姿を消す運命となっているようです。川徳の店主に聞けば、そもそも全国の店舗は川徳を含めて3カ所だけになったとか。これも時代の流れでしょうか。


時代の流れと言えば、とある写真週刊誌のネット配信で岩手の高校の応援歌練習がパワハラではないかという記事が出ていました。昔人からすればそんなたった一週間の理不尽に耐えられないで世の中わたっていけるか〜と言いたいところですが、親にも叱られないこどもがいきなり竹刀でバンバンやられたら相当委縮するものなんでしょう。一義的には高校生なんだから生徒の自治に任せればいいのだと私は思いますが、叱られるのに慣れていない人が社会人になり、将来管理職になってときにどのように人心を掌握してまとめるのでしょうか?こちらの方のストレスは半端ないと思います。いろいろと難しい時代になりました。

私は家庭でも学校でも社会人になってからも、議員になってからも厳しくも温かい指導をたくさんの先輩方から頂きました。かけがいのない財産としみじみ思って感謝しております。
posted by 飯沢ただし at 23:59| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月27日

すごいぞ!大谷選手

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今日のレンジャース戦で先発した大谷選手が今シーズン初勝利を飾りました。三年ぶりの勝利でした。

昨シーズンから監督が代わり二刀流が貫けるかどうか不安視されることもありましたが、マドン監督は大谷選手を投手として起用し、なおかつDHを放棄(アメリカンリーグはDH制、以前は大谷選手が投手として起用するときは投手のみの起用)してまで打順に組み入れるなど、以前にも増して積極起用をしています。今日も投手で打順は2番でした。

また、現在大谷選手はホームランダービーのトップに位置しており、本塁打王が投手を兼ねるのはベーブルース以来100年ぶりとのこと。

今日も2安打をかっ飛ばし(一本はセーフティーバントでしたが)見事に投打でチームに貢献しています。

イチローがデビューした時もブームを巻き起こしましたが、こんなアメージングなことをできる選手に米国ファンも大絶賛で今後の活躍に大いに注目です。

本塁打30本に投手で10勝なんかしたら、MVP間違いなしです。大谷選手には怪我には気をつけて今シーズンを駆け抜けてほしいです。こうした選手が岩手県から出ているなんて県民の誇りですね。マリナーズの菊池雄星選手も頑張って下さい。
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2021年04月18日

ウルトラセブン4K

日曜の朝8時からNHKBSプレミアムでウルトラセブンの4K版を放送しているのを発見!残念ながら我が家のテレビは4K対応ではありませんが、これは嬉しい大発見!

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今日は第三話でした。ウィキで調べてみると第三話が一番最初に撮ったものらしいです。

放送された昭和42年〜43年は私は幼稚園の年長から小学一年生の頃。チャンネルの実権を握っていた祖父はHNKニュースを見たかったのですが日曜の夜だけは孫に譲ってくれたのを思い出します。

前番組のウルトラマンが怪獣対決を中心に据えていた路線を継承するのではなく、宇宙人の地球侵略を地球防衛軍が守ることを柱にしていて、子どもには難解な脚本もありました。そういえばウルトラセブンの格闘シーンはあまり今気づけば大々的にフーチャーアップされていませんでした。この難解なテーマをテレビで映像化しようと試みる円谷プロの熱の入れようは相当なものだったのでしょう。

イギリスのテレビ番組サンダーバードから取り入れた基地からの離陸場面やそれに併せた高度な音楽性など印象に残るシーンが数々あります。番組放映から50年以上経過しても古さを感じないのは明確なコンセプトと豊富なアイデア(カプセル怪獣など)があったからに他なりません。小物類で現代に実現したのは腕時計型のオンライン通信機でしょうか。(記憶装置がデジタル化するまでは当時は予測できなかったようです。ちなみに映画「2001年宇宙の旅」でもコンピューターは磁気テープでした。)

ちょうど高度経済成長の真っ盛りで作り手のエネルギーが感じ取れます。日曜の朝の元気なる楽しみができました。
posted by 飯沢ただし at 23:52| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月20日

大阪なおみ二度目の全豪オープンを制す

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大坂なおみ選手が二度目の全豪オープンを制しました。快挙です。

今大会は決勝戦以外は断片的にしか見ていませんが、精神的にもタフになり自分のプレースタイルに自信を持った余裕さえ感じられました。

準決勝のセレナ戦はテニス界のバトンタッチを感じさせる完勝でした。今日の決勝は準決勝に比べるとプレーの精度が落ちましたが、これまで大きな試合で決勝戦を戦ってきた経験値で相手を封じ込めました。

大阪選手は昨年のUSオープンにおいて自ら先頭に立って人種差別にも立ち向かうなど、社会活動にも熱心なアスリートです。

この調子でまだ制したことのないタイトル、全仏やウインブルドン大会でも活躍を期待されます。まだまだ23歳の若さですからもっともっと大きく成長してほしいと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:54| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月23日

ハンク・アーロン氏が逝去

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不滅の記録と呼ばれたベーブルースの714本の記録を破ったハンク・アーロン氏が逝去された。享年86歳。

アーロン氏がルース越え(特に73年のシーズンオフから74年の開幕まで人種差別を含んだ相当な脅迫を受けた)を達成した瞬間はアメリカ野球史においても金字塔であると思う。ドジャースの名物アナ、ビル・スカリーが実況した715号の瞬間は何度も何度も放送されたが、私が印象に残ったのはアーロンが二塁から三塁に向かう途中で白人の青年二人がグランドに入りアーロンを祝福したシーンだ。あの時こそアメリカ国民にとって人種隔てなくベースボールが真にアメリカ国技になった瞬間だったのではないかと思う。

後により多くアーロン氏の人徳についても知られるようになり、国籍や人種を問わず有能な選手が野球界のみならずあらゆるスポーツ界への門戸が広がったのではないかと推察する。

アーロン氏の755号があったからこそ王選手の756号も燦然と輝くことができた。

MLB初の黒人選手、ジャッキー・ロビンソンだけでなく、こうした偉大な記録を作って世に知らしめたアーロン氏の功績は大きい。


昭和49年に王選手とアーロン氏が後楽園球場でホームラン競争のイクシビジョンがあった。その時初めて見るライブのアーロン氏のバッテッィングを興奮して見た記憶がある。

ワールドワイドで野球の発展に尽力されたアーロン氏。安らかにお眠り下さい。
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2020年11月28日

朝ドラ「エール」終わる

コロナ禍の影響で予定が2ヶ月遅れで終了を迎えることとなりましたが、実際は10話分削られてしまったという異例の展開でした。

最終回の翌日はおまけ分としてNHKホールで出演者による古関メロディーの発表会。これもまた異例でしたが、ネットでの視聴者の反応をみると大好評だったようです。

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演ずる俳優陣も音楽に通じたメンバーを狙ったのかどうかはわかりませんが、実力者ぞろいでした。15分ではもったいない内容でした。

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プロの方の中では森山直太郎氏はさすがの安定感。薬師丸さんも声を聴けば彼女だ!とすぐ分かる清純な声は健在です。それにもまして心を動かされたのは皆さんが真剣に挑戦している姿でした。二階堂さんは確かに細部を突き詰めるとという技術的なものはありましたが、それ以上の魅力に引きつけられました。技術だけでなく心で歌うということでしょうか。

実は心の琴線に触れるという古関メロディーの神髄はそこにあるのかもしれません。

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モスラの歌のハーモニーもザ・ピーナッツを彷彿させる実力でしたね。

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私はひそかに藤丸ちゃんがお気に入りでしたので、もう見れなくなると思うと残念です。

東京五輪の記憶はほとんどない(当時3歳直前)ですが、今でも私は東京オリンピックマーチを聴くとジーンとするものを感じます。古関メロディーの偉大さを再認識した作品でしたね。福島三羽烏の設定もとても良かったと思います。名残惜しい作品の一つになりました。

いつかロケ地の豊橋市伊古部海岸を訪ねてみたいですね。
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2020年10月18日

最高の二塁手が逝去(涙)

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70年代のメジャーリーグで「ビッグレッドマシーン」とも「リレントレス(容赦ない)レッズ」と称されたシンチナチレッズの二塁手、ジョー・モーガン氏が亡くなった。最近はESPNで解説者として元気な姿を時折見せていたが、実は5年前から病気との闘いだったようだ。

私が大リーグに初めて触れたのは中学3年生の時にアメリカオハイオ州ミドルタウンの使節団が来町して、我が家にもハイアム一家が宿泊されてレッズの1976年版のスコアブックをもらった時だった。今でも大事に持ってている。以来大リーグに興味を持ち、今に至っている。

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レッズといえば生え抜きの上の写真にもあるようにピートローズやジョニーベンチが主力として最初に紹介されるが、レッズがマシーンとして完成形に達したのは72年のオフにモーガンをアストロズからトレードで獲得してからだ。

モーガンは走攻守に優れた選手だけでなく、チームの勝利のために率先して行動を起こした素晴らしい選手だった。ピンチの時は誰より先にマウンドに駆け寄り仲間を励まし、常に監督と積極的にコミニケーションを図りチームの向上を考えていた。個人成績だけでなくこうした貢献がワールドシリーズ連覇を果たした75年76年にナショナルリーグのMVPに連続で選ばれている要因と推察する。

決して体躯に恵まれてはいないものの打撃も走塁も迫力とスピードにあふれていて、そうした印象も相手に圧力を与えていたと思う。

ジョーモーガンは私の中では唯一無二の二塁手であり、今でもモーガンを超える選手は現れていない。

時が経つということはこんなお別れがこれからも起こるのだろうが、ビッグレッドマシンの最高のピースが最初に欠けてしまいとても悲しい。時間を見つけて映像でモーガン氏の雄姿を懐かしみたいと思う。

いつの日かかシンシナチを訪ねて最近建立された彼のスタチューに触れていろいろな思いを馳せたい。
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2020年09月26日

40年前の国勢調査

今年は5年に一度の国勢調査の年にあたります。我が家では調査員の方が来てその日のうちにネットで回答しました。

土曜の夜は「男はつらいよ」の4K版が放映されていて、今日も鑑賞しました。なんと国勢調査の依頼が「とらや」さんにも来ていました。

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寅さんこと寅次郎が同居人になるのかどうかでもめていて、結局はどうなったかは不明になっていました😞

今日の映画は「男はつらいよ」の第26作目で副題が「寅次郎 かもめ歌」となっています。封切りが1980年(昭和55年)の12月27日。私がちょうど大学1年生で東京生活にようやく慣れ始めた頃です。その時代の風景や装束をみるとまだまだ70年代の香りが残っています。

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マドンナ役の伊藤蘭さんが北海道から上京して働きながら定時制高校に通うことになるのですが、働き先が「セブンイレブン」。まだセブンイレブンが全国展開1000店舗位の頃で黎明期の様子をうかがい知ることができます。緑のユニフォームは覚えてますが、このオレンジのものは記憶にはありません。映画ではコンビニではなくスーパーと言っていました。あれから40年コンビニ産業はサービス力を強化して急成長。いまや都会よりも地方でなくてはならない存在になっています。このような現象は当時は想像もできた人がいたでしょうか。

産業の栄枯盛衰は時代の鏡。コロナ禍でまた大きく世の中が変わろうとしている今、我が国の存立、特に経済の糧を何に求めていくのかその指針は明確に示していく責任が我々の世代にあると思います。しっかりしなければなりません。
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2020年08月18日

東洋の真珠はこれからも輝き続けられるか?

香港が揺れています。

まぎれもなく香港国家安全維持法が原因です。同法は香港に高度な自治を保障する一国二制度の事実上の崩壊とまで指摘をされています。返還の際に出された英中共同声明で約束された2047年6月30日までは27年もあるにもかかわらず・・です。

かつては「東洋の真珠」とも称された都市も歴史の間に立たせられています。

私が初めて香港に触れたのは、祖母の香港旅行から持ってきたコインをもらった時でした。1969年頃だと思います。

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【右上の5セント硬貨はジョージ6世の肖像でエリザベス女王より前のもの】


香港への憧れは洋の東西を問わず映画のロケで取り上げられただけで説明がつきます。

🎥「慕情」
ウィリアムホールデンとジェニファージョーンズのリパルスベイでの逢引のシーンは印象的でした。映画の主題歌は後にナットキングコールやフランクシナトラが歌って有名になりました。

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🎥「社長洋行記」
森繁の社長シリーズが香港に営業拠点をもくろむという話でした。社長シリーズ初の海外ロケ。香港出身の女優 尤敏(ゆうみん)が出演しています(松任谷由実のユーミンは彼女の名に因んでいるとの説があるらしい)。

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そしてこれからどうなる香港!?

🚢貿易中継基地と世界の金融センターの地位はどうなるのでしょう?私が三井倉庫在職中は香港はアジア航路とヨーロッパ航路が交差する港で空コンテナの融通は香港で行っていましたが・・・政治の自由がなくなるということは自由貿易体制が崩壊することと直結すると思われます。

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🎠香港競馬は大いに地位が高まってきましたが、賭博禁止の中国本土の意向が強くなれば残念ながら消滅の可能性が高くなります。香港ジョッキークラブは中国本土にトレセンを建設して先行投資を行いましたが、回収不能になるのではと余計な推測を巡らしています。香港を拠点にしている関係者も世界に散らばり騎手などはJRAにも売り込みに来るのでは?

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香港が英国の租借地から返還されたということは、将来は本国の一部になるということは一定の覚悟があったと思われますが今日まで香港ならではの地位は政治体制が変化することによって大きく変わっていくことは避けられないと思われます。まことに残念ですが。民主化運動が力で押さえつけられるのを自由主義国がどのように対処していくのか・・・日本も対岸の火事では済まなくなります。
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2020年07月16日

藤井棋聖が誕生

注目の17歳の藤井聡太七段が初タイトル棋聖を獲得した。

実力はすでにトップクラスでタイトル獲得は時間の問題と言われていたが、この年齢で将棋界の強者を退けるのだから快挙とか言いようがない。

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渡辺明3冠をして「すごい人が出てきた」と言わしめたのは相当な実力なんだろうと思う。

現在藤井聡太新棋聖は王位戦にも挑戦しており、優位に戦いを進めていて来月には2冠を獲得する可能性がある。

今の将棋界は若手の台頭が著しく最高実力者の羽生永世7冠も無冠状態にある中で、さらに新しいビッグな新星誕生といったところ。おそらく向こう最低20年以上はかつての羽生氏と同様に段位で呼ばれることはないのではないか。タイトル戦50期は軽くいけそうな気がする。

平成の時代が羽生時代ならば令和の時代は藤井時代になる期待感がある。蛇足ながら藤井姓の棋士は藤井システムを考案した藤井猛九段もいるのでこれから識別する呼称も必要になるのかも・・・


17歳でこれだけ騒がれて可哀そうな気もするが、まだ先になるが今後はすばらしい女性と巡り会って結婚され(これが大事。だまされないこと)、ますます頑張ってほしい。

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2020年07月11日

基本に戻る

今日も雨降り。じとじとした陰鬱な模様が続きます。

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こういう日は晴耕雨読で読書をするに限ります。

基本に戻る意味で「ドジャースの戦法」を読んでいます。実際に野球をこれから始めるわけではありませんが。

この本は巨人軍V9、日本一11回を達成した川上野球のバイブル。チームプレーを日本の野球に浸透させた本とも言えます。中身を読んでみると有名なチームプレーのフォーメーションだけでなくバットに握り方からコーチのサインの出し方まで事細かく解説があります。

この本を読んでただ素通りして知識に留めるのか、実践して意識改革を仕掛けるのか、後者であった川上哲治氏はまさに先駆者であり革命者といえるでしょう。

キャンプ中にBGMを流すこと初めて行ったのも川上監督。キャンプ練習後のミーティングを取り入れたのも川上監督。さらにチームプレーを徹底させるために年棒査定まで改革しました。要はいいと思ったことは実践してみるという哲学があるからにほかなりません。ただ実践を通じて弾力的にチーム内のルールは変えていたようです。

間違ったことはすぐに撤回し軌道修正を図ることもリーダーの資質として必要不可欠なことと思います。

さて、本県の官製幸福理論は果たしてどこまで行きつくでしょうか・・・時空がねじ曲がった世界に入りこむことを心配しています。
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2020年06月22日

球音が聞きたい

プロ野球が3カ月遅れで開幕した。コロナの影響で無観客で行われていることは仕方がないがゲームを見られることは素直に嬉しい。いつもと違う二軍戦のような雰囲気は別の意味で発見もある。それは球がミットに入る音やバットに当たる音が意外に大きいことである。ベンチの声もよく響く。ゲームの臨場感は観客の熱気はないが、その発見は新鮮である。

1970年代前半のプロ野球はまさにプロの技を見るという観客の在り方だった。応援も私設応援団のおっちゃん達が内野席で三々七拍子の音頭をとるくらい。カープが昭和50年に初優勝したあたりからトランペットを持ち込み、高校野球の応援スタイルを真似するようになった。当時中学生の私も違和感があったのを憶えている。それからどんどんファン参加型の応援が進化して選手別のテーマソングまで昨今では標準装備になった。確かに参加型の応援が進化するにつれ若いファン、女性ファンが増えていったのは間違いないから完全に否定はしないが、試合中のべつまくなし音が鳴り続けるのには古いファンは少し煩いと感じることも少なくない。そこで球音を楽しむ日という年に何回か設定されるようにもなった。

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【伝説の1973年巨人対阪神10−10の引き分け試合 萩原選手ホームラン】


昨日のTBSの情報番組サンデーモーニングで元巨人の桑田選手が応援の在り方についてとてもいい示唆を与えていた。それは球の音を聞く場面と応援する場面のメリハリをつけること。そうすれば野球の楽しみがもっと深くなる。素晴らしい提案だと思う。

今回のコロナ禍によって新たに再発見したことも多々あり、いいと思ったことはぜひとも実行してほしい。

7月10日からプロ野球は観客を徐々に入れる方針を本日明らかにしたが、ぜひとも桑田氏の提案をもとに応援スタイルを工夫することを望みたい。

日本のプロ野球は開幕したがアメリカの大リーグはまったく見通しが立っていない。最悪今年は完全中止になる可能性もある。アメリカはフロリダ州などで依然として罹患者が増加傾向にあるとの報道もあるので無理はできないだろうが、まるまる一年ゲームができなくなることはファンも選手も辛かろう。
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2020年06月15日

昭和48年夏の甲子園

コロナウイルスの影響でテレビのスポーツ中継はほとんどなくなり、そのおかげで標題の番組をNHKさんがやってくれました😃

それも作新学院の江川卓投手が甲子園で最後の試合となった対銚子商業戦です。延長戦になり雨が降り最後は四球押し出しで作新学院が敗れるという結果は有名で、最後の場面はネットで見ることは可能ですが初回から見るのは初めてですので興奮して見ました。当時私は小学校6年生で延長戦になってから見たのは鮮明に記憶しています(柳川商業との一回戦は大島に海水浴に行ったため見られず)

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江川投手は高校時代が一番球が速かったといわれていますが、確かに速い!カーブはスライダー気味に横にすべる球筋でプロ時代のとは違うように見えました。加えて腕が振りがコンパクトなので打者は余計に速く見えたでしょう。

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銚子商の投手は土屋投手。次の年の夏の甲子園で日本一になるエースです。土屋投手は2年生ですので背番号は10。江夏に負けず劣らず球の速さが目を引きました。

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スコアボードには第一試合に盛岡三高の名が⤴藤沢商業に1−0で勝利しています。

試合は緊迫した投手戦。金属バット導入前ですからまさに高校野球クラシックにふさわしい試合内容です。そして選手の立ち振る舞いがなんと大人びていることに驚きです。江川投手だけでなくプレイには今の高校生とは比較にならない落ち着きを感じます。解説は甲子園定番の松永玲一氏。アナウンサーの指摘も解説も的確で煩い誇張もなし。野球観戦に集中できるというものです。

応援団はちらっとしか映像になりませんでしたが、BGMみたいな音で判断しても、チャンスにはワッショイ程度であまりシステム化されていない様子は窺えます。

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この選手は江川投手の捕手を務めた小倉選手。なんと現在は亀岡偉民(かめおかよしたみ)文部科学副大臣ご本人です。


今から47年も前の有名なゲームに触れて感激しました。あの頃の球児も65歳ですね。東邦の山倉、広島商の達川も同年代で年金受給世代なったのですね。感慨深いです。

甲子園に出場した選手は一生の思い出となることは間違いありません。今年は夏の甲子園は中止。仕方のないことですが、なんとも選手たちが不憫でなりません。
posted by 飯沢ただし at 00:06| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月31日

2020年の挑戦

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昭和41年、円谷英二氏が監修した空想特撮シリーズ『ウルトラQ』の第19話がこれである。この回に出現するケムール星人は「Qシリーズ」の中でも特異で、最も印象に残る宇宙人である。

「2020年の挑戦」は神田博士が書いた小説となっていたが、実は神田博士とケムール星人との交信の記録だったという。発達した医療により高度な知能と長寿を得た健全な肉体の維持には限界のあるケムール人は、2020年という未来の時間を持つ星へと送られた人間の身体を使って肉体の衰えを補おうと企んでいた。

ここで設定された2020年という未来は1960年代からみて科学の進歩が顕著になっていることを期待されていると思うが、実際に2020年に到達した今、果たしてどれほど人類の期待に応えられた発展をみているだろうか。

スペイン風邪以来の世界的パンデミックに陥っている今、ケムール人が高度な知能と長寿を得たが健全な肉体の維持に限界があるとは奇しくも54年前に人類の前に立ちはだかる壁や限界が暗示されていたような気がした。

人類の歴史は感染症との闘いの連続であり、新型コロナウイルスを克服したとしてもまた新たなウイルスが出現することは間違いない。科学の基礎研究が継続的に不可欠なのはここに意味がある。題名のとおり挑戦し続けていくしかない。

posted by 飯沢ただし at 22:44| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月16日

変わりゆく駅の雑踏

コロナの影響でソーシャルディスタンスが用語になり、人との距離感がますます離れていきそうだとは以前にも書きましたが、今日も衛星テレ東で放映された寅さん映画を見てつくづくその思いが強くなりました。寅さんのように他人のために世話を焼く人はこれからどんどん減っていくのではないでしょうか。

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このシーンが示しているように私が大学生の頃の昭和50年代後半までは改札口で駅員さんが切符を切っていましたね。ちょっとした瞬間ですがここでも小さなコミニューケーションはとっていたのです。

そしてまた駅の待合室は、それこそ他人との接点の場所でした。私は子どもの頃から気になる空間で、さまざまな人の行きかいがいろいろなことを連想させてくれました。小学生の頃に経験した上野駅や盛岡駅の待合室の雰囲気は今でも忘れられません。

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上の写真はビリーワイルダー監督「7年目の浮気」の冒頭場面で、ニューヨークのどこかの駅のシーンです。1950年代のアメリカは世界の最先端を走っていて活気にあふれています。この頃のアメリカは余裕だったでしょうね。


リモートワークはこれから大手企業は競って飛躍的に取り入れられていくでしょうが、私はITやAIが進化し、社会がそれを取り入れることは避けられないとしても最終的に人間力だと信じていますので、人との摩擦を避けるような社会には決して移行させてはいけないと強く思っております。
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2020年05月14日

いなくなると思うと寂しい

本日、政府から39県の緊急事態宣言を解除することが発表されました。厳格な規制は解けますがまだまだ油断はできません。産業部門では業種によって打撃の格差があり、経済対策は的確かつ迅速な対応が求められます。


さて、話題は大きく変わって、我が家の出来事について。
洋式トイレを導入して40年余(簡易水洗時代より)になりますが、以来ずっと我が家でお世話になっていたトイレットペーパー「白樺」がついに製造中止となり、この1ロールが最後となってしまいました。

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ほぼ毎日お世話になった「白樺」は再生紙ですが、質感はまったく問題なし。
傍にいつもあると思うと気付かないもの、無くなるとわかると急に愛おしくなるものです。

「白樺」という名前も今に思えばカタカナやローマ字のものよりも今に思えば風情を感じます。長年にわたって家族の健康的な生活保持を陰になって支えてもらった「白樺」に心から感謝を捧げたいと思います。



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2020年04月04日

追悼 志村けん 

老若男女から愛された志村けん氏が新コロナウィルスに感染し、この世を去ってしまった。亡くなって数日経つのに追悼の言葉がいまだに絶えない。入院して一週間で逝ってしまったことに衝撃が走り、コロナウィルスの恐怖と人の命の儚さが重ね合わされて悲しみがより深い。

人気者になっても奢らず高ぶらず庶民感覚の笑いを追求したところに志村けんへの愛着があった。台湾からも弔意が寄せられていることに志村氏の笑いの原点を知ることができるのではないか。

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私は完全にドリフ世代だが、志村けんがドリフに正式に加わったのは昭和49年。自分は中学一年になり多少大人になっていたので、爆発的に流行した「ひげダンス」や「カラスの勝手でしょ♪」は引いて見ていた。ただ「東村山音頭」は単純に面白いと思った(笑)

その後は特に加藤茶との息の合ったコントは本当に楽しませてもらった。志村ばあさんや変なおじさんは観察力、洞察力から生まれ出せれたキャラクターと知ったがそれを笑いに表現できる才能は誰もが一流のコメディアンとして認めていたところだと思う。

ドリフの正式なメンバーとなったのは加藤茶の強い進言があったと今回知った。加藤茶が志村けんの才能を認め、自らのドリフの人気者一番手を譲っても互いに共鳴し芸の質を高めていったことに加藤茶の慧眼と懐の深さを感じる。ドリフ時代はお客さんにウケたのは個人ではなくメンバー全員で共有されたという。こうしたグループの結束を揺るがさなかったのはリーダーのいかりや長介の力によるものに間違いない。


追悼番組で高木ブー氏が「オレ、決めたの。志村は絶対に死なない。心の中でずっと生きている。」と話したときは心にジーンと迫るものがあった。世の中を明るくしてきたコメディアンがいなくなるのは本当に寂しい。私の心の中でも楽しい思い出はずっと残っていきます。

ドリフの大爆笑のもしものコーナーでサービス過剰な銭湯があったらとのコントは忘れられない。ぜひYOU TUBE等でご覧あれ。ドリフのメンバーのいかりや長介への愛がよくわかります。

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posted by 飯沢ただし at 11:24| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月29日

うるう年は五輪年

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このブログを開設以来2月29日にはオリンピックの話題を記していました。

今回も例にならって書くのですが、わが国で56年ぶりの夏季五輪が開催予定となっているのに、この高揚感のなさは紛れもなく新型コロナウィルス感染症の影響です。今この時点では感染症終息の出口も見えず、五輪自体の開催もひょっとしたら・・・といった雰囲気です。政府は五輪中止や延期となれば政権にも大きな打撃となるので、必死の蔓延防止策を打ち出しています。五輪ムードに浮かれる状況ではありません。


過去にもオリンピックですっかり意気消沈した大会がありました。
それは1980年のモスクワ大会。ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議して西側諸国は英国を除いてボイコットした大会でした。我が国も欠場決定を巡って大きな社会現象になりました。柔道の山下選手やレスリングの高田選手が涙ながらに訴えた場面は今でも記憶に残っています。

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記憶をたどるとモスクワ五輪のテレビ放映権はテレビ朝日が独占契約を結んでいました。当時の岩手県ではテレビ朝日の系列局がなかったため私はかなり落ち込みましたが、東京の大学に入学してその課題はクリアしたと思いきや、日本は不参加となり、テレビ朝日は大打撃を被った形となりました。確かダイジェスト版で放送はされたと思います。日本が参加しないのでニュースの扱いも低く、チェルピンスキーがマラソンで連覇したこともかなり後で知ることになりました。

とにもかくにも東京五輪2020がこのような不幸にならないことを祈るばかりです。一日も早い感染症の終息を願います。
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2019年10月27日

すばらしいラグビー日本代表

ラグビー日本、国際化で躍進 「皆がリーダー」に

【2019/10/21 23:00日本経済新聞 電子版】

20日の南アフリカ戦に3-26で敗れ、アジア初開催のワールドカップ(W杯)に臨んだラグビー日本代表の挑戦は終わりを告げた。伝統チームの独占が続いた8強に割って入ったのは、ラグビーの歴史を塗り替える快事となった。

「タハ、ウア、トル、ファ、ニマ」「イル、イー、サム、サー、オー」。6月、宮崎市での代表合宿。トレーニング中に行き交うのはトンガ語、韓国語など5カ国語の数字だった。一人ひとりが大声で1〜5を数える際、海外出身選手が母国語で場を和ませた。今回の代表には日本代表で歴代最多15人の海外出身選手がいた。出身国は7カ国。トンガ出身の中島イシレリのパワー、南ア出身のピーター・ラブスカフニの経験などは大きな戦力だった。

ヘッドコーチ(HC)のジェイミー・ジョセフはルーツの異なる彼らを一つにまとめる工夫を凝らしてきた。ジョセフのチームはフラットだった。リーダーに指名された10人の選手が試合前、守備、攻撃、規律、密集戦などの戦術をほかの選手に伝達する。最終的には全員がリーダーにならなければと、南ア戦の直前はこのミーティングもなくなった。

大会を通じて選手の主体性、自律の芽生えが見えた。金星を挙げたアイルランド戦では選手たちが話し合ってスクラムの方向などを修正し、ピンチを脱している。



今回のラグビー日本代表は今後の日本社会の国際化を象徴する成功事例だと思います。

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東北大学の山本均先生が示唆に富む意見をFacebookに記事を載せています。


10月14日
やりました、日本代表。スコットランドの方のTwitterに'We were outstanding today. Japan were just better than outstanding. They were magnificent.'とあったように文句なしの勝利でした。でもそれ以上に心温まるものがあります。日本代表メンバーの生まれ故郷です。半分は日本以外からで、日本国籍でないメンバーもいます。トンガ、ニュージーランド、サモア、オーストラリア、韓国、、、それでいてこれほど強く団結したチームをみたことはラグビー以外も含めて思い出せません。そんな彼らが想像を絶する厳しい練習を耐え抜いてこれだけのことを成し遂げる。いま日本で働く海外生まれの人たちが増えていて、将来社会問題が顕在化することもあるでしょう。そんなときこのラグビー日本代表のことを忘れないようにしたいものです。



山本先生、私も決して忘れません。
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2019年09月30日

もうこれは奇跡とは言わせない!

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、日本がアイルランドを破った28日の試合で、「もうこれは、奇跡とは言わせない!!」という名実況が飛び出した。

生中継したNHKの実況は、15年W杯で南アフリカ戦の実況も担当した豊原謙二郎アナウンサー(46)。豊原アナは試合終了の瞬間、「ノーサイド! 日本勝ちました! アイルランドを倒しました!」。その後、「日本、前回大会南アフリカに続いて、2度目のジャイアントキリング!! もうこれは、奇跡とは言わせない!!」と絶叫。

少し冷静に戻り「日本は何か特別なことをしたわけではありません。鍛えてきたこと、ゲームプランを忠実に、何かそれ以上に遂行した」と伝えた。NHKはニュース速報でも勝利を伝えた。


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当日は私は地域行事の参加等のためゲームをライブで見たのは後半20分を切った時からでしたが、ジャパンは冷静かつ着実な対応で勝利を収めました。4年前の南ア戦も観戦していましたが、同じ勝利でも内容がまるで違いました。

ダブルタックルで確実に相手の攻めを止め、我慢強い防御からブレイクダウン時にも隙を伺いボールに絡んでいく姿勢を堅持。

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姫野選手がラックでボールに絡んだ場面と後でVTRで見たスクラムを押し勝ってペナルティを取った場面は勝利の鍵となった象徴的なシーンでしょう。

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勝利に酔いしれることなく次のサモア戦とスコットランド戦に備えることを発言したキャプテンのマイケル選手は4年前のことを経験したが故のこと。ここまで来たら力を出し切ってベスト8進出をぜひ実現して欲しいです。


それにしてもフィットネスもゲーム運びもジャパンは大きく成長を果たしました。私は感無量です。

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2019年06月30日

河北レガッタ2000

後輩たちがはるばる幻の東京五輪ボートコース長沼に遠征して臨んだ第28回河北レガッタ2000@アイエス総合ボートランド

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成蹊大学舵手付フォアチームは栄えある優勝の成果をおさめました😃副賞は地元のお米20kg

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女子シングルスカルに出場した三年生の水野さんも4位に入賞しました(惜しくも3位を逃す)

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近年は斉藤監督のコーチングによって母校成蹊大学は安定した実力をキープしています。

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今回の遠征の経験が9月に行われるインカレで大きく花咲くことを祈念してやみません。後輩諸君これからも大きく成長し続けてください。

posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月09日

初の花東対決は後輩に軍配!

海の向こうで岩手の大リーガーが対決!それも花巻東高校の先輩と後輩!

菊池雄星選手がマリナーズ入りしたことでいつ対決するのかと注目されていましたが、今シーズン開幕して2か月後に実現しました。ちょうど私は昼ごはんを食べに自宅に戻って頃にテレビの中継は3回目の対戦中😃すると雄星投手の投じた初球をものの見事に左中間へホームラン!なんと雄星投手にとっては3者連続被弾で、さらに3発目は大谷選手から打たれたとあってショックの色がありあり・・・

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雄星投手はここのところ環境が変わったことで疲労の色が見えます。チームも考慮して中4日の登板を一回スキップして調整していたのですが、これで3回連続KOとなってしまいました。メジャーリーグの厳しさはこのように一息もつけないところにあります。加えてマリナーズは西海岸のシアトルを本拠地としていることからチームの移動距離は30チームで一番長い。コンディションの維持は本当に大変だと思います。


大谷選手のホームランは喜ぶべきものなのですが、真面目な雄星投手の落ち込み方を見ると何とも忍びない。試合後のインタビューでこの苦い経験を次回の登板以降に生かしたいと話されておりましたが、何とか工夫して頑張って欲しいものです。

それにしても最近の大船渡高校の佐々木投手といい、岩手から逸材が次々に産出されていることは岩手県民として誇らしいことです。

花東出身のお二人の大リーガーにはさらに精進を重ねて活躍されることを心から期待いたします。
posted by 飯沢ただし at 23:48| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月22日

雄星君、君の第二のステージはこれからだ!

大リーグへ挑戦した岩手出身の菊池雄星投手が一昨日MLBでの初勝利を上げた!

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【この写真は本拠地シアトルでの初登板時のもの】



自分の夢を実現するために高校時代から目標を定めて努力してきた雄星投手。

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あこがれの舞台での初勝利は難産だったが、ようやく一歩を記すことができた。先日亡くなったお父さんにもいい報告が出来たと思う。シアトルの球団はメジャー30球団のうちで一番移動距離が長い。体調管理も実力のうち。夢の実現はまさにこれから、頑張って欲しい。
posted by 飯沢ただし at 23:12| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月22日

イチローありがとう!

イチロー選手が本日の公式戦をもって現役を引退することを表明しました。

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メジャーリーグ通算3089安打。まことに立派な成績です。私がMLBに触れたのは中学2年の時。アメリカ合衆国オハイオ州からのお客様からシンシナチ・レッズのイヤーブックをもらったのがきっかけでした。あれから40年余。まさか日本人プレーヤーが3000本もの安打を記録するなんて想像もできませんでした。

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【このイチローポーズも今日で見納めでした(泣)】


イチローのプレースタイルは他の選手からもレスペクトされ、米国の日本の野球に対する見方を変えてくれた存在でした。イチローの特異な存在はMLBの歴史でも稀有でMLB殿堂入りは間違いないでしょう。

昨年もプレーしたのは一か月とちょっとでしたし、この2試合のバットの振りを見ていても全盛期からは程遠いものになっていました。ここ数年も契約を継続してくれるかという不安とも戦っていたとのコメントもありましたので、力の衰えは本人も自覚をしていたのでしょう。

しかし、打撃の神様、川上氏をしてイチローのバッティングスタイルに驚嘆し大きな評価を与えていましたから、やはり神のみぞ知るといった技術において高いレベルを保っていたという貴重な証言です。


これまで私の生活においてもイチローの活躍は大きな励みとなっていましたので本当に寂しい限りですが、これからは菊池雄星投手や大谷翔平選手に期待してMLBを楽しむことにします。

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イチローの大ファンのエイミーさんのイチメーターも今日でお役御免となりました。


イチロー選手お疲れ様でした。これまで楽しませてくれて本当にありがとう。
posted by 飯沢ただし at 01:05| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月02日

岩手にまつわるスポーツ2019

今年は岩手にとって大きな国際大会があります。

言わずと知れたラグビーワールドカップ2019日本大会(釜石開催)です!
懸案課題の組織委員会からの指摘された鵜住居復興スタジアムへの追加設備の費用も何とか国の方から面倒を見てもらえるようで一安心。プレゲームとなる7月にはジャパンの公式試合も組まれました。このゲームが観客動員の導線などの課題最終チェックとなるでしょう。あとはいかに多くのファンに岩手に訪れてもらって楽しんでもらえるか。アクセス、ホテル、情報発信、’93世界アルペンの頃とは進化した情報媒体を活用させるか、大いに本県の観光総合力が試されることになるます。

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【リーチマイケル主将も7月に鵜住居に登場します!(予定)】


ラグビーの話題といえば今日の大学選手権準決勝で9連覇中の帝京大学が天理大学に敗れました。巨人もかつて達成できなかったようになかなかV10とは難しいものです。それでも毎年選手が入れ替わる学生スポーツで9連覇は偉業です。帝京大にはこれからまた新しい歴史を作ってもらいたいものです。

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もう一つのビッグな話題は、菊池雄星投手がシアトルマリナーズに入団が決定したこと。これで昨年エンゼルスに入団した大谷翔平選手と同リーグ同地区でプレーすることになり(19試合組まれる)海を越えての直接対決が見れることになりました。雄星投手は変則7年契約とのこと。怪我が最大の敵ですからしっかりケアして活躍を期待したいと思います。

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posted by 飯沢ただし at 17:27| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月22日

羽生竜王がタイトル失い無冠に

昨年の今頃は渡辺竜王から竜王タイトルを奪取して「永世竜王」の称号を得て「永世7冠」の記事を書いたのでしたが、今日の竜王戦7番勝負で敗れ、今年は持っていたタイトルをすべて失い、羽生善治前竜王は無冠となってしまいました。

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今回の竜王戦は防衛すれば空前のタイトル100期獲得となることから注目を集めていましたが、平成元年に初タイトル(竜王)、平成3年からは何らかのタイトルを保持していた記録も平成の元号と共にあった羽生時代にピリオドを打つことになりました。

 対局後は「(無冠は)結果を出せなかったのは自分自身の実力が足りなかったことだと思うので、また力をつけて次の機会、チャンスをつかみたいなと思います」20代、30代の棋士が続々とタイトルを取っていく中で、今後の抱負について聞かれると「パッとは思いつかないですけど…。今回のシリーズをしっかりと反省して、これから先につなげていけたらいいなと思っています」と淡々と口にしていたそうです。


あの大山康晴永世名人も中原誠氏の台頭で一時は無冠になりましたが、50代には見事に復活を果たしていますから羽生善治氏にもぜひとも復活を果たしてほしいと思います。
 
posted by 飯沢ただし at 00:34| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月25日

錦木関が前頭東3枚目で勝ち越し!

今日は午前中は大東町曽慶地区の芸能祭、午後は要望箇所の確認と藤沢町の「高橋東皐200年祭」に参加しました。

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【中途半端ではなく完全に子どもになりきっているのがすばらしい!】


曽慶地区の芸能祭は決まって11月の最終日曜日。ここの芸能祭は出演者も観客も楽しく参加していること。芸能祭というよりも地域のお楽しみ会という和気あいあいの雰囲気が私は大好きです。もちろん玄人はだしの演舞や民謡もあります。

毎年ご招待を頂き20年間ほとんど私も出席していますが、ここ最近は高齢化もあって観客の数も熱気もちょっと少なくはなってきました。しかし、曽慶地区は地域共同体でも「結いネットそげい」を中心に若い人たちが積極的に参加している地域。他の地域のモデルとなるよう頑張ってほしいです。

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藤沢町出身の俳人、書道家の高橋東皐に関しては恥ずかしながら初めて知りました。本日の高橋東皐200年祭イベントを通じ18世紀の地域の歴史についても理解を深めることができました。まだまだ近代の歴史については勉強が必要です。


そして本日は朝から夕刻の時間が気になった錦木と貴景勝の千秋楽の取組。

残念ながら錦木関は負けてしまいましたが、前日には幕内東3枚目で堂々の勝ち越し。三横綱一大関が休場したとはいえ大関の豪栄道には勝ったのですから今場所は上出来でしょう。

場所前は5勝が関の山と踏んでいましたので私の予想はいい方に狂ってしまいました。家人には錦木関に謝りなさい!と言われる始末です。

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【勝ち越しを決めた14日目の勝利者インタビュー、笑顔がはじけました】

今日の勝てば来年の初場所の三役も可能性がありましたが、残念ながら前頭筆頭か二枚目あたりに来場所はなりそうです。辛口コメントの北の富士からも力をつけたねと評価をされた今場所の錦木関。結婚も決まりさらなる飛躍を期待しております。

posted by 飯沢ただし at 23:53| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月24日

思い出のグロスター

現在ラグビー日本代表とロシアのテストマッチが行われていますが、何と試合が行われているスタジアムは英国のグロスター市のキングスホルムではないですか!観客席の色の度合いで一発で分かりました!


グロスター市のスタジアムは釜石の鵜住居復興スタジアムと規模が同等なのに2015ラグビーワールドカップ英国大会の会場となったことから2年前に視察団が編成されて私も副団長として参加したのでした。

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しかし、前半終わって来年の一次予選の初戦であたるロシアに苦戦を強いられています・・・


グロスター市にはプロチームがあることから、ファンも釜石同様に熱い町でした。あの若い市長さんは今でもやっているかな。


posted by 飯沢ただし at 23:58| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月09日

元横綱 輪島が逝く

今日のお昼のニュースで元横綱の輪島が逝去したことを知った。
北の湖が亡くなったときも胸に響いたが輪島はそれ以上だ。

夜のテレビニュースで増位山が「左下手と半身の相撲で横綱になったのは輪島くらいではないか。彼は本当の天才だった」と語っていたが、実に技に秀でた横綱だったことは誰もが認めるところだろう。


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【1973年に発売されたカルビー野球スナックでカードでなぜか大相撲編があった。その一枚がこれ】



輪島が横綱を張っていた頃、私は北の湖は勝手にヒールに仕立てていたので北の湖をやっつける力士は誰もがヒーローだった。輪島然り初代貴乃花然り、あとごくごくたまに勝つ富士桜も。

大人になって相撲に関しても知識が増してくると、いかに輪島の左下手と右の絞り(右手を巧みにつかって相手にまわしを取らせない)がいかに強烈で右と左の技の絶妙な連携であることを知り、輪島に興味が増してきた。


引退後は名門花籠部屋を継承したまでは良かったが、人の好さにつけ込まれ親方名跡を巡って相撲界を追放された形になったのは残念だったが、部屋の経営などに悩まされなくて結果的には良かったのかもしれない。


プロレスラーやタレントも生きていくためにやったのだろうが、私の中では今でも輪島は相撲界のヒーローだ。


最近は病との戦いだった聞く。輪島さんどうぞ安らかにご永眠下さい。子どものころ大相撲に熱狂させてくれてどうもありがとう。
posted by 飯沢ただし at 23:44| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月25日

四年に一度のサッカーワールドカップ

ブログを始めて3回目のサッカーワールドカップの記事を書きます。

開戦前は期待されなかった西野ジャパンが善戦を重ねるとすぐに調子に乗ってしまう日本国民。現金なものです。かくいう私もその一人ですが(^_^;)

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そうだとだとしても昨晩のというか今朝のセネガル戦の勇猛果敢かつ粘り強いジャパンの戦いに感動しました。前半当初はスピードで勝る相手に翻弄されながらも自分たちの戦い方を信じて貫き通しました。最初はライオンとウサギの戦いの様相でしたが西野ジャパンは精神力がタフで後半最後まで落ちない体力も今まで見たことのない戦いぶりでした。

西野監督には明確な戦略と指示があったのでしょう。戦い終わってからの選手の談話から選手たちに与えられたミッションが確実なものであったことが窺えます。

昨日のゲームはBS1の音声2チャンネルで聞いて観戦していましたが、NHK大越キャスターと岡野武史元監督のコメントと解説は本当に面白くてサッカー観戦の参考になりました。サッカーがいかに総合的な力のバランスが必要なスポーツだということがよく理解できました。岡野氏が話として出した問題点の因果関係を突き詰めても解が出て来ないのがサッカーとい球技であり、攻めも守りも早さもパワーも必要なトータルバランスが重要というのはとても納得しました。

一次リーグ最後の相手であるポーランドを倒すつもりで戦わないと決勝トーナメントに行けない状況は思ったより厳しいと私は見ていますが、選手の意気も上がってきていると長友選手も言っていたので次もいい戦いを期待したいです。
posted by 飯沢ただし at 22:47| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月29日

錦木、10勝で勝ち越し


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【私の地元中の地元の「スーパー松川屋」さんご主人作による錦木メーター】


先場所の成績では十両落ちはやむなしと思われた錦木でありましたが、番付に恵まれて奇跡的に幕尻にとどまり始まった夏場所。
望外の白星10を数えて堂々と幕内残留を果たしました。最近は押し一辺倒の取り口を研究されて、引きにバッタリとなる相撲が多く散見されていたところでしたが、今場所は体も動き、相手の動きもよく見えた落ち着いた相撲が良かったと思います。押しの圧力は皆さんに評価されているところなので、相手の変化にもついていけるスピードがつけば出世の道も開けてくるでありましょう。

今場所最高の取り組みは敢闘賞を取った千代の国戦。今まで買ったことのない相手でしたが土俵際しぶとく粘って勝ちました。あのような形がもっと出てくればと思います。

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来場所の名古屋場所は番付が上がりもっと厳しい対戦相手が出てきますので、精進を重ねてさらなる上を目指して欲しいと期待しております。
まずは錦木関、今場所おつかれ様でした。
posted by 飯沢ただし at 15:02| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月04日

大谷選手、本拠地で鮮烈のデビュー

本日、岩手の怪物、大谷翔平選手が鮮烈な本拠地デビューを飾りました。

何と初打席にホームラン⚾!!!

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地元の実況アナウンサーは「BIg fly Otani san!」と大興奮。観客も大興奮。チームメイトもと思いきや。

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ハイタッチもしない無視作戦(SILENT TREAT)。その後大谷選手がたまらず一人の選手においおい!と肩にぶら下がったら、その瞬間にベンチの選手が大祝福😃もうチームメイトにすっかり気に入られている存在であることが窺え知ることができました。

この日は3安打の猛打賞でチームも大勝。初回の大谷の一打が流れを作りました。

先日は初先発で初勝利。初打席では初安打。

ベーブルース以来の快挙と報道されていましたが、私は打撃はまだまだ様子を見ないとわからない、10試合もホームランが出ないと二刀流はあきらめよ、なんて厳しいMLB世界では十分あるだろうなと冷静に見ておりましたが、なんとなんとかつて本拠地デビューを満塁ホームランで飾った松井選手並みの活躍には称賛を惜しみません。

シーズンははじまったばかり。これからも大変なことだらけでしょうが、頑張って欲しいものです。活躍すればするほど目立つでしょうから、私生活でもくれぐれも悪い人にだまされないようにお願いします😠

posted by 飯沢ただし at 23:59| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月31日

すごいぞ!花巻東

今日の春の甲子園選抜大会3回戦、花巻東の戦いぶりに喜びと驚きが私の中で爆発しました!

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接戦をしのいで勝利したことはもとより、佐々木監督の傭兵とそれに応える選手たちは素晴らしいです。
今日は9回まで相手投手にノーヒットで抑えられながらも守備力で相手の攻撃を封じ込め、最後のチャンスをものにしました。岩手県のチームでこんな試合運びができるチームが出てきたこと自体私は感動ものです。試合巧者とは正にこのことです。

今日は運よくゲーム開始から終わりまで観戦できましたので勝敗の分岐点と勝ちを手繰り寄せた要因を私なりに分析してみますと

まず花巻東の底力は

◎ここぞという時の鉄壁の守備(とにかく実戦型で良く鍛えられている)
◎一球ごとに戦術を変更しても対応できる選手の対応力

これらの技術力は高校野球レベルを超えています。

そして今日の試合のキーポイントは

1)調子の出ない先発投手を6球で見限り、リリーフを一回から投入できる準備と監督の判断力
2)リリーフの伊藤投手が慌てることなく我慢の投球を継続したこと
3)10回裏の代打の八幡君の四球による出塁

と思います。

特に3)に関しては、小兵の八幡選手は実はタイブレーク用に確実にバントをこなす選手が必要との判断でベンチ入りした選手で、小兵(159cm)の体をさらに小さく見せて相手投手の心理を揺さぶり四球を取りました。実は花巻東は小兵選手の系譜があって佐藤涼平選手や千葉翔太選手の甲子園での活躍は記憶に新しいところです。八幡選手もこの二人の先輩の活躍を見て花巻東で野球をしたいと希望したとか。秋の大会に出てない八幡選手を躊躇なく起用し、その期待に応える選手、すばらしいではないですか!

こうした選手の傭兵と監督の指示を信頼をもって受け止めて、受け止めるだけでなく戦況に応じた自分の個々の判断ができる選手をつくる花巻東のチーム作りは本当に大したものです。

次のベスト8戦の相手は明日優勝候補の大阪桐蔭高校。壁は高いですが一泡吹かせて欲しいものです。ロースコアで踏ん張ればチャンスはあるでしょう。
posted by 飯沢ただし at 22:22| 岩手 | Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月07日

闘将星野仙一逝く

闘将星野仙一が逝ってしまった。

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闘将と言われた選手は数多く存在したが、闘将と呼ばれファンに長く支持され愛されたプロ野球選手は星野仙一しかいないだろう。

自分がプロ野球を見始めたのは小学校3年生頃。
巨人戦しかテレビ放送のない時代でONがいた巨人全盛時。ほとんどの子供がGマーク(それしか売ってなかった)の野球帽をかぶっていた。だからほとんどの子どもが巨人ファンで当然自分もそうなった。

その中で巨人キラーと言えば阪神の村山と江夏、大洋の平松、広島の安仁屋、中日の星野仙一だった。だけど星野仙一は豪速球を投げるわけでもない。王選手にはよくホームランを献上していたので完璧に抑えたという印象はうすいけれど、闘志をむき出しにする印象に残る選手だった。。

巨人のV9を止めた中日の大エース。その昭和49年には先発・抑えとフル回転した。そこで星野仙一の存在感は大きくなった。当時のドラゴンズ応援歌、坂東英二が唄った「燃えよ ドラゴンズ!」には星野仙一だけがフルネームである。

〽星野仙一 強気の勝負
松本、渋谷のミラクル投法
鈴木、竹田の快速球
三沢も稲葉も水谷も
いいぞ がんばれ ドラゴンズ
燃えよ ドラゴンズ!

昭和43年のドラフトで巨人指名が確実視されていたが、巨人の一位指名は星野仙一を吹っ飛ばして島野という投手を指名した。星野は「島と星を間違えたのではないか!」というコメントを残したのは有名な話。しかし、その結果星野仙一が対巨人に執念を燃やしたからこそ男星野の後の存在感が際立った。田淵が巨人に入れなかったのと同様にそれが運命だったのだ。その運命を逆バネにして努力した結果が星野仙一の野球人生を決めたのだった。

アンチ巨人の父が仙一ではなく、仙太郎、仙太郎と言っていたのも思い出す。父にそう呼ばれたのもそれだけ印象に残るパフォーマンスをしていたという証であると思う。

有名な宇野遊撃手のヘディング事件。あの中継はボート部の艇庫で見ていたが、星野仙一がグラブを地面に叩きつけて怒りを爆発させたのは強く記憶に残っている。

指導者としてまだまだ日本球界に必要な人材だった。野村克也氏がコメントしたように野球界の大きな損失であり、残念でならない。心からご冥福をお祈り致します。

今日は小学生の頃集めたカルビー野球カードの星野選手を見て、現役時代の思い出に浸ります。
posted by 飯沢ただし at 23:58| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月15日

気分だけでもクリスマス

昨日まで車内の音楽は松田聖子の「硝子のプリズム」シフトを敷いていましたが、今日からは気分だけでもクリスマスモードにということでこの2枚↓

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以前にも同じような記事をアップしたかもしれませんが、過去のログ12月分を探してみましたがありませんでしたので。ナットキングコールは大学1年時にたまたま聞いたFMラジオのCMで流れたのを聞いてからすっかり声に惚れてしまいました。当時を思い出すと3か月くらい集中的に聞きましたね。あの深みのある優しさのある声は最高です。カーペンターズは中学2年からですからかなり古いファンです。このCDはちょっとテイストが違い、なおかつ音楽の完成度が高くてこの時期になると引っ張り出して聞いています。

師走になり街中も交通量が増えてきました。せわしなくなりますがこの2枚のCDを聞いて心を落ち着けて年末を過ごしたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 16:01| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月12日

祝 羽生永世7冠達成!

ついに羽生善治棋士が将棋タイトル7つ全部の永世タイトルをすべてを達成した。
これまで竜王のタイトルをあと一つまでとれば永世竜王となる資格を得るに迫っていたが、もう少しのところで渡辺明竜王に二回跳ね返されてきた。竜王戦はトーナメント制だけに竜王戦の挑戦者になるだけでも並大抵のことではない。
7冠すべて永世タイトル獲得は前人未到の大記録である。そしてタイトル戦100勝にも大手をかけた。

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【昇り竜時代の10代の羽生善治氏。平成元年のNHK杯で大山、加藤一二三、谷川、中原と名人タイトル経験保持者を撃破し優勝した頃】

羽生善治という棋士は本当に粘り強く諦めることを知らない。7冠達成のコメントでも将棋について極めたという感じはしないというほど将棋に対する姿勢が実に真摯である。決して勝負に焦ることなく最善手を考えることを最優先する。欲に溺れる凡人とは違う。

故にときに大逆転のドラマが生まれるのも羽生の将棋でもある。
特に10年前のNHK杯の当時中川大輔七段との熱戦&大逆転劇は有名で、解説した加藤一二三氏をしてNHK杯史上最高の逆転劇と言わしめた。

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その中川大輔八段が今年の10月に私が相談役を務める一関ごきげん支部の大会にゲストとして参加を頂いた。青いTシャツは同級生でもある横田努会長。

羽生さんといえば寝癖がトレードマーク。私も寝癖王であるが、それ以外は共通点はない。

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勝負の世界に長い間いると時にはスランプに陥りマイナススパイラルから抜け出せないものだが、羽生7冠は常に探究心を持ち前進しているところが素晴らしい。最近精彩を欠いている森内九段も奮起してほしい。

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子どものころから非凡な才能を持ちづつけているが、これからまたどういう羽生マジックを魅せてくれるか、60代の羽生氏がどんな進化を遂げるか楽しみである。
posted by 飯沢ただし at 23:06| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

見苦しい今日の結びの一番

たまたまライブでみた今日の結びの白鵬ー嘉風の一番。
嘉風が一方的に押し出して全勝の白鵬に土をつけた一番だったが、そのあとがいただけない。
横綱白鵬が審判に抗議の態度を示し、勝負がついたのにしばし土俵に上がらず、土俵に上がってからも礼をせずに憮然として後にした。

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嘉風は両手をついており素人の私から見ても立ち合いは完全に成立していたし、行司の軍配も返っていた。自分の勝手な判断で審判に文句をつけるなどもってのほか。それも模範を示す横綱だ。個人的にもっと気になったのは審判長が全く土俵に上がらない白鵬に注意を促すようなことをしてなかったと見えたが・・・真相はわからない。白鵬は優勝39回もしたという強者の驕りからくるものか?最近はやりのビデオ判定のチャレンジをしたつもりなのか?それにしても潔さを感じられない憮然とした態度は相撲ファンにとっては見苦しいものを見せつけられた。

その中で毅然としていたのはNHKの藤井アナ。

このシーンに、NHKの藤井康生アナウンサー(60)は「白鵬が手を挙げてアピールしていますが、これはもう成立しています。白鵬戻らない。これはダメです。もう勝負は成立して…。こんなシーンは見たことがありません」と冷静な語り口ながら厳しく実況。「これはいけません。こんなことはあってはならないことです」と続け、白鵬がようやく土俵に戻ると改めて「気持ちは分からないではないですが、この姿はもう…大横綱いけません」と前人未到の40度目優勝を目指す横綱に”ダメ出し”した。
(スポーツニッポン電子版より抜粋)


モンゴル勢力士の内輪もめ事件が連日ワイドショーで過熱報道が続いているなかで、大横綱白鵬までがこんな自分勝手な行動を起こすと問題はさらに複雑化しそうだ。グローバル化が招いた結果ともいえるが、この際興行とはいえ大相撲が何たるかは横審などでも徹底的に議論すべきであろう。
 
posted by 飯沢ただし at 23:59| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月14日

大谷がメジャー挑戦宣言!

岩手県出身の大谷翔平選手がメジャーリーグ挑戦を明らかにしました。

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本人はもともとメジャー志向でしたから、やっと夢の実現に近づいたということになります。
それにしても日本ハム球団は本人の意思を汲んで二刀流も挑戦させたし、メジャー移籍も容認しました。入団時の条件とはいえなかなかできるものではありません。そんな寛容な姿勢がドラフトでの強運をもたらしているのかもしれませんね。

これからメジャーの球団がどれだけ獲得に名乗りをあげるか注目です。

ただし、私の40年来のMLBファンの目からは見ると彼の優しい性格が少し心配でもあります。生き馬の目を抜く競争社会の縮図でどれだけ自分をアピールできるか、精神的なタフさも要求される世界です。また、メジャーには160km/hを超える球を投げる投手はざらに存在するし、彼の球筋は素直すぎて逆に狙われやすいのでは?と分析しています。どちらかというと打の方がフィットするかもしれません。私の見立てが杞憂に終わればいいのですが。

いずれにしても、本人の望んだ世界に入ろうとするのですから、とにかく怪我には注意して思い切り挑戦してほしいと思います。
posted by 飯沢ただし at 00:55| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月08日

何ということだ!

MLBのサイヤング賞を2度も獲得したことのある名投手、ロイ・ハラディ氏が飛行機事故で亡くなったというニュースが入った。まだ40歳という若さであった。

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飛行機事故で亡くなった選手と言えば、古くはロベルト・クレメンティ、サーマン・マンソンが現役で亡くなっている。マンソンの事故も小型飛行機だった。アメリカ合衆国は飛行機が日常的に足代わりに使われていいるが、墜落すれば命を落とす可能性が極めて高い。便利さと危険は隣り合わせであり、文明社会の皮肉な現実である。決して目を背けることはできない。

名選手の早逝に心から哀悼の意を表する。
posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月29日

錦木関、十両優勝おめでとう!

先場所幕内で負け越し十両に陥落した錦木関が、なんと優勝で来場所の幕内復帰を確実にしました。
序盤の2連敗で、これは体の調子でも悪いのかと私は心配しましたが、錦木関は慌てず、自分の長所である前に出る相撲の取り口を中盤戦に取戻し、終わってみれば十両優勝。たいしたものです。

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千秋楽の本割と取り直しの相撲は残念ながら見ていませんが、報道によれば多くの観衆が安美錦に味方する中でも勝ち切ったとされることは今後の成長にもつながることでありましょう。

十両優勝は岩手出身者では戦後六人目のことだそうですが、私は栃乃花が優勝したのは微かに記憶にありますが、それ以前は全く記憶にありませんでした。朝から誰なのか気になっておりましたが、今日のテレビ岩手の夕方のニュースで柴崎アナが取り上げてくれました。さすがです。

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栃乃花以前はまったく記憶にない力士ばかりでした😵

いずれにしましても、錦木関には幕内に戻ったら以前とは一皮むけた強さを発揮してほしいと切望します。まだまだ立ち合いでずらされたり、突っ張り合いになるとバタッと前に落ちる場面がありますので稽古に精進して頑張って欲しいです。体の力の強さは多くの解説者が認めるところですから。

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ところで表彰状を授与した元大関若島津、かつては南海の黒豹の異名を持った精悍な力士でしたが、時の流れには逆らえないもので頭が小サバンナ状態に・・・仕方ないですなぁ。奥様の高田みづえさんはお元気でしょうか??
posted by 飯沢ただし at 21:33| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月27日

稀勢の里の責任感、凄い。

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大関時代はここぞという時に力を発揮出来ず、ヤキモキさせられた稀勢の里がこんな大仕事をやり遂げるとはの思いが重なり昨日の連勝の快挙に夜が明けても感動がおさまりません。本割で勝った瞬間の会場の滝のようなどよめきは初めての感覚だったかも。

横綱稀勢の里すばらしい!連続優勝おめでとう。
綱の重さを一番に知っている稀勢の里が快挙を成し遂げたことに心から賛辞を送ります。

君が代演奏時に涙が抑えられなくなったり、弟分の高安が優勝が決まった瞬間号泣したという話にも感動しました。怪我を治して五月場所には元気な姿で頑張って欲しい。もし無理なら名古屋場所からでもいいと思うよ。
posted by 飯沢ただし at 10:39| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月23日

おめでとう!稀勢の里

とうとう、やっと、ついに稀勢の里が優勝を果たした!
土曜日の結びで白鵬が負けた瞬間、家族でテレビ画面に向かって大拍手。

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横審に動きがあり、どうやら横綱昇進も確実のようだ。実にめでたい。

何度も何度も優勝まであと一歩。
そしてここぞといい時に(はっきり言って)ダメだった。
その都度「あーぁ!」と何度も落胆したことか。
腰高、攻めが遅い、精神力が弱い、評論家にもメタくそに言われ続けた。

でもそれは稀勢の里に対する期待の裏返しだ。
ここ数年上位番付を占めているのはモンゴル勢。
なんとかその壁を越えてくれ!その思いは全国のファンに共通だろう。
昨日もお茶の間で何人もの相撲ファンが涙ぐんだことと思う。

優勝後のインタビューで見せた涙はかつての師匠亡き鳴門親方「隆の里」への思いがこもあげたのだろうか。隆の里も横綱昇進は早い方ではなく「おしん横綱」と呼ばれた辛抱が信条だった。

負けの辛さをこれほど知る横綱となる稀勢の里。優勝と横綱へのプレッシャーが解き放たれたこれから一皮むけて負けない横綱になるのではないか。

これからもがんばれ稀勢の里。
posted by 飯沢ただし at 00:55| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月03日

ヤギの呪いが解かれた日

今日は文化の日。
市内のホテルで市勢功労者表彰式に出席しました。永年にわたり自らの業務に精励され市勢の発展に寄与された栄えある表彰式に出ることは、県議会議員という立場を超えた市民の代表者として努めだと私は思っております。表彰を受けられた6名の方々には心から敬意と感謝を捧げたいと思います。

その後各地の秋の催し物に出席しました。風が強かったですが、どこの催場も大賑わいでした。今月の週末は各地で収穫祭が予定されています。

この間、MLBのワールドシリーズは第7戦が行われシカゴ・カブスが108年ぶりの優勝を果たしました。108年前の1908年は日本では明治41年。私の祖父がまだ6歳の頃です。米国野球の歴史の長さを改めて知らされます。

カブスが最後にワールドシリーズに出場したのが1945年。その時にカブスファンが本拠地のリグレーフィールドにペットのヤギのチケットも持って入場しようとしたところ臭いからと断られ、その時にワールドシリーズにも出れないというヤギの呪いがかけられたとされています。今年はすでにワールドシリーズノ出場は果たしたのですから呪いは解かれたはずですが、勝利すれば完全に断ち切ったということになるのでしょう。日本にでは考えれれない○○の呪いは国民性でしょうか。長い間勝てなかったボストンレッドソックスもバンビーノの呪い(ベーブルースの呪い)がありましたが2004年に払拭しました。何とその時の球団GMであったセオ・エプスタイン氏が現在はカブスの球団副社長であり、彼の手腕によって二つの呪いが解かれたことになりました。

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それにしても今年のシリーズは7戦までもつれこむ熱戦でした。すべてのゲームはダイジェストニュースでしか見ていませんが歴史に残るシリーズだったと思います。カブスは2年前まで主砲のリゾと主戦投手のアリエタしか目立った選手はいませんでしたが、若手ブライアントの成長や特に名将マッドン監督との契約を得たことでチーム編成が大きく変化していきました。何事も目標と戦略が重要なことを物語っています。

カブスファンはカブスのみならず心から野球を愛している熱狂的なファンが多いですから、今頃シカゴの街は大騒ぎでしょう。今日の球団副社長のコメントで歴代のカブスを支えたアーニー・バンクスらの存在があったからこそとの話があり、さすが物の考え方、視野の広さに改めて感服しました。連覇がかかる来年もどのようなチーム作りをするのか興味津々です。


さて、県議会は明日から一般質問。わが会派からはトップバッターで滝沢選挙区選出のハクセル美穂子議員が登壇です。二回目の質問ですが一問一答式に挑戦です。当局とのやり取りがどこまで深まるか、楽しみです。
posted by 飯沢ただし at 23:58| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月29日

名優 平幹次郎さんご逝去

私の俳優年鑑ではベスト3に入る俳優、平幹次郎さんがお亡くなりになりました。享年82歳。
巷では前妻の佐久間良子さんが葬儀に出るか出ないとかが話題になっていますが、この方の演技力をもっと評価してほしい気がします。

何といってもNHK大河ドラマの山本周五郎原作「樅の木は残った」の原田甲斐役のラストシーンは凄まじい迫力でした。当時は子供心に恐怖心を覚えました。地元の芦東山記念館の歴史講座を受講したのを機会にこの作品の総集編を見ましたが、重厚なストーリー展開に加えて原田甲斐役の幹次郎氏の存在は際立っていました。目で演技する役者はそうはいません。目が血走るほどの迫力に圧倒されました。

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時代が人をつくるといいますが、俳優もその通り。私も年を重ねてきたせいもありますが平幹次郎氏や仲代達也氏のような俳優が本当に少なくなったことを残念に思います。NHKの大河ドラマも然り。テレビ局は視聴率も大事でしょうが後世に参考になるような作品をつくってもらいたいものです。

流されないで生きるのは難しい今の世相ですが、私はあえて目指していきたいと思っております。

平幹次郎氏のご冥福をお祈りいたします。
posted by 飯沢ただし at 02:04| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月25日

訃報

【MLB】マーリンズのエース右腕フェルナンデスがボート事故で急死 24歳の若さ
Full-Count 9月25日(日)22時46分配信

 マーリンズはエース右腕、ホセ・フェルナンデス投手が急死したことを発表した。

「マイアミ・マーリンズはホセ・フェルナンデスの悲劇的な死去に打ちひしがれています。我々はとても困難な状況にいる彼の家族に祈りを捧げます。今日のブレーブス戦はキャンセルになりました」

 球団は声明を発表。米スポーツ専門テレビ局ESPNによると、地元警察は午前3時に船舶事故の通報を受けたという。マイアミビーチの岩礁に衝突した30フィート(約9メートル)のボートを発見。3名が死亡していたという。現在も警察当局は生存者を捜索している。

 24歳の若さでこの世を去ったフェルナンデスはキューバ出身の若きエース。2013年のナ・リーグ新人王。今季は29試合に先発し、16勝8敗で防御率2.86とリーグを代表する右腕だった。同僚のイチロー外野手を敬愛し、「キューバでは神様」と心酔していた。チームにとっても大きな悲劇となった。


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ショッキングなニュースが飛び込んできた。
イチローのチームメイトでありチームのエースが不慮の事故で死亡とのこと。
キューバからリスクを背負ってアメリカ辿り着き、実力でMLBに昇格。
アメリカンドリームをつかんだ矢先の事故死。
実績もさることながら陽気でチームのムードメーカーでもあったフェルナンデス投手。
イチローはじめチームメイトやマイアミのファンは深い悲しみに打ちひしがれているに違いありません。
私もとても残念に思います。

心からご冥福をお祈りします。
posted by 飯沢ただし at 23:58| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月22日

リオ五輪終幕

開幕前に懸念されたリオ五輪も大きな混乱もなく無事に終幕となりました。
地元関係者はさぞかし安堵されておられるでしょう。

自分自身はあまり期待してなかった日本勢の活躍でしたが、終わってみれば過去最多のメダル獲得数でした。隣国の中国と韓国は予想より低迷なようで国内で騒々しくなっているようです。
日本はロンドン五輪に続いて女性選手の活躍が目立ちました。金メダルを賭けての決勝ではなかったけれど卓球女子の銅メダル獲得への戦いは実に感動的でした。ビデオで何回見ても涙がこぼれてきます。

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なんといっても福原さんの涙。自身の体調は両足のテーピング姿が示す通り万全でないことは明らかで、その中で年長でチームリダーとしての役目をよくぞ果たしたと拍手を送りたいです。佳純選手もここぞという落とせないゲームを圧倒して勝利しエースとしての存在を示しました。若い伊藤選手を励まして実力を出させた日本チームの力はまさに世界一。ものづくりと同じで、道具を使った技術力を駆使するスポーツのチーム戦とならば日本の力が発揮されます。対してシンガポールのダブルスチームは失敗しても声もかけない、選手間には何とも言えぬ冷たい空気が流れていて日本チームとは実に対照的でした。福原さんの涙でちょっと湿りがちなチームを心配してか佳純選手が気丈に元気に振る舞っていたのに、最後にインタビューのマイクを差し出されたとたんに大粒の涙がこぼれた瞬間、視聴者の親父の涙腺ダムは決壊。実に日本女性は美しいと思わせた瞬間でした。

バドミントンの女子ダブルスのあきらめない戦いも見事でした。前衛の松友さんが土壇場で強気強気で押すプレーはさすが勝負師と唸りました。

まだまだ観戦記を書きたいところですが、またの機会に。
さて、4年後は二度目の東京大会です。震災からの復興がそのときまでに自信をもって世界の皆さんにありがとうと心から言えるこれからの4年間にするのが被災地の使命だと私は思っています。
posted by 飯沢ただし at 22:58| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月30日

イチロー3000本安打達成まであと2本

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このブログでも私の好きなベースボールプレイヤー、イチローを取り上げてきたが、とうとうMLBキャリアだけで3000本安打達成が目前となってきた。今シーズンはチーム内で4番目の外野手という位置づけが明確にされて代打での起用が多く4月終了時点では今シーズンの達成は困難とも思われたが、抑圧された起用をバネにして数少ない先発起用時に結果を出してきた。今日まで打率が3割超えをこの時点で残すというのは誰が予想できたであろうか。それも御年42歳である。

今日は3番先発で結果を残せなかったが、守備では補殺をしっかり決めるなど42歳で走・攻・守のバランスが取れているプレーをできること自体が驚異的である。

3000本と一言で言ってもMLBの長い歴史の中で29人しか達成したことのない記録である。日本人がその仲間入りをするということ、加えて27歳からMLBキャリアをスタートしたこと、この経過から見ても大偉業である。

MLB3000本ジャストで選手キャリアを閉じることになってしまったロベルト・クレメンティ外野手もイチローと似た三拍子そろった伝説の名選手だった。その選手を抜く寸前まで来たというのも私自身感慨深いものがある。

イチローは50歳までプレーするつもりでいるらしいが、私も一年でも長くプレーすることを期待したい。
posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月04日

築城3年落城1日

なでしこジャパン、今日の敗戦でリオ五輪の出場が、かなり困難な状況になった。

野村克也氏の言葉を借りれば、「負けに不思議なし」
敗北に至るには明確な要因がある。

ワールドカップ優勝から変わり映えのない同じメンバーでやっているマンネリ。
ベテランを押し上げるフレッシュな人材もなかなか出てこない。
加えてアジアの他国も日本を追いつき追い越せと目標にして力をつけてきている。

チームが生き物であることが悪い方で証明された中国戦であった。
勝負の世界はまことに厳しい。

残りの2試合は悔いのないように戦ってほしいが、監督も含めたなでしこ再編成が早まるのかもしれない。
posted by 飯沢ただし at 21:46| 岩手 | Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月29日

うるう年はオリンピックイヤー!

言わずと知れた4年に1度のうるう年は、夏のオリンピック年です。

かつては冬の五輪も夏と同時に行われていましたが、冬のリレハンメル大会から中間年に置かれることになりました。1992年のアルベールビル五輪から1994年のリレハンメル五輪の間は2年だけになり、当時日本の男子複合陣は世界でもトップクラスでしたから、この期間短縮のタイミングをも味方にして見事に複合団体で連続金メダルを達成しました。

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4年前も2月29日にオリンピックに関わる記事を書きましたが、4年前の状況と比較すると今回のリオ五輪は今の時期になっても不安要素が満載で、整備が進まない会場建設、そして追い打ちをかけるようにジカ熱の脅威の拡大です。はてさて大会も円滑に進むのやら直前になってもやきもきすることになるのでしょうか。


4年前は記憶にあるメキシコシティ大会とミュンヘン大会について書きましたが、今回は順番に1976年のモントリオール大会の思ひでをば。

何と言ってもこの大会はナディア・コマネチでした。
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後に白い妖精とも呼ばれ、同年代の男子の心を鷲づかみにしました。同級生の〇君は「コマネチ!コマネチ!」と熱狂していたのを思い出します。

私は日本体操の団体五連覇(ローマ⇒東京⇒メキシコシティ⇒ミュンヘン⇒モントリオール)が印象に残っています。チームの柱だった笠松選手が直前で虫垂炎で離脱、藤本選手も途中離脱、日本は一人もミスを出せないという苦境を乗り越えて達成した偉業です。最後の鉄棒演技者の塚原選手がムーンサルトを成功させた瞬間に金メダルが決まるという劇的なものでした。日本の体操団体はこの後中国の台頭などもあり低迷し、再び金メダルの栄冠を手にするのは28年後の2004年のアテネオリンピックまで待つことになります。

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スポーツ庁が創設されて間もないですが、2020年の東京五輪にどのようにつなげていけるか、結果と過程がいつもの五輪イヤーよりも注目されます。
posted by 飯沢ただし at 00:31| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月01日

恭賀新年2016年

明けましておめでとうございます。
今年は申年。申と言えば「猿の惑星」(強引😠)

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この映画を最初に観たのは懐かしい「月曜ロードショー」で、クリスマスイブではなかったかと記憶しています。衝撃的なラストシーンと人間狩りのシーンやチャールトン・ヘストンが鉄の首輪をつけられて文字を書いて見せたシーンは強烈に印象に残っています。

猿の配役も実は豪華キャストで写真のジーラ博士は「欲望という名の電車」にも出演したキム・ハンターという役をしっかりこなす俳優でした。単なるSF映画としての位置づけではないことが窺えます。(続・猿の惑星まではそこそこでしたが、その後のシリーズは確実に二匹目のドジョウ狙いでした。)

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近未来を描いた作品としては異色の映画でした。

近未来が確実に次世代の人々に重荷を背負うことないように、今を生きる私たちの責任はいつの時代も重大です。そのようなことにならないよう次の時代を見据えて私もその思いを胸に強く秘めて今年は行動していきたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 00:56| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月25日

北の湖の思い出

大相撲中継は場所がはじまると必ず祖父が見ていたので、自然に見るようになりました。そのおかげで晩年ではありましたが大横綱の大鵬や現役で急逝した玉の海の雄姿も良く憶えています。

大鵬引退後、北の富士や琴桜が横綱になりましたが、大鵬のイメージが強すぎて何となくしっくりこなかった。そんな中で新星のごとく出現してきたのが怪童、北の湖。

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土俵上のふてぶてしさと、左四つからの強力な寄りの圧勝の快進撃はまさに大横綱の再来でした。(そういえば写真のそんきょの姿は佐藤正春先生のご長男、一年先輩の硬野の佐藤太郎氏がよく形態模写をしてました)雲竜型の土俵入りを見てるだけで威圧感が半端ではありませんでした。

私は当時、初代貴乃花や魁傑を応援していたので、よく言われる「憎らしいほどの強さを」実感していました。しかし土俵の姿とは裏腹に毎日小学生新聞に北の湖の生い立ちを紹介する記事があって(我ながらよく思い出した)中学校の修学旅行には体調が崩れるという本人自身の判断で行かなかったというのを読んで、プロ意識は相当なものがあるのだなと意外な一面を知ることになりました。

引退後は相撲協会の運営を支え、理事長職も2度も務めることになりましたが、現役時代の華々しさ(御本人は横綱の責任を果たすことは辛かったと言っていたそうだ)とは真逆な不祥事の後始末に追われることが多かったですが対外的には内部には気配りができ、外部には強面の北の湖の存在感が角界では貴重な存在だったと私は見受けます。

北の湖理事長が急逝されて、私は昭和の大相撲の思い出が欠け落ちていくような気がしました。それだけ北の湖が持っていた存在感は想像以上に大きかったのだと思います。忍耐・我慢・辛抱、大相撲が持っていたイメージも変わりつつあります。社会の変化に対応していくのも必要ですが、大事なものはしっかりと守ってほしい。横綱が猫だましをするような大相撲では一気に魅力が失せてしまいます。

中学生の頃にちょっと気になる同級生から「私は北の湖のファン」と聞いた時に当時何で!と複雑な思いをしたのを思い出しましたが、今こうして北の湖が急逝して評価が日に日に高まるのをみるとやはり異性から見る男性像の方が正しい見識なのかもしれませんね。
posted by 飯沢ただし at 23:47| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月31日

たかだか40年、されど40年。

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今週の何曜日だったか忘れたが、決算審査が早く終わり議員会館に戻ったらBS放送で「刑事コロンボ」をやっていました。刑事コロンボの再放送は大して珍しいものではありませんが、上の写真をご覧いただきたい。コロンボが容疑者の関係者を訪ねた先がスーパーマーケット。そしてその背景に積まれている商品はタバコのカートンです。

この作品が製作されたのは70年代中頃ですから、今から40年前になります。
今の時代からは想像もつかない比較事実です。思い起こせば80年代以前の映画には飛行機の機内でも喫煙のシーンもありました。

世の変遷は恐ろしく急展開することは多くありますが、このシーンは象徴的なものと感じ携帯のカメラに記録した次第です。タバコマーケットを例にして、その希薄衰退化を振り返ると公共のあり方しかり、健康志向しかり、世の価値観は劇的に変わっていくことを実感しました。

これから先の40年は先進国と言われた国が人口減少を迎え、自国経済の維持のために価値観を変えていくことも余儀なくされていくことも十分に考えられます。食糧生産を維持するために水資源が豊富な国への移民政策もあるかもしれない。ゆえに私たちは常々、先先を読んで熟慮し、行動していかねばならないことを考えさせられました。
posted by 飯沢ただし at 20:57| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月23日

壁は越さねば意味がない

世界のラグビーファンの称賛が今も止まないジャパンvs南アフリカ戦。
あの一戦から相当な時間が経過し、ジャパンチームが帰国してもあの感激の興奮は冷めない。
おそらくこれから自分の残りの人生の中でもこれを越えるジャイアントキリングの闘いはもう来ないかもしれない。  

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体格の差をスピードとリロード(倒れてもすぐに立ち上がり次のプレーに参加する)で相手を凌駕した。
ジャパンの魂を持ったプレーヤーが徹底して80分間を戦い、最後の最後まであきらめずに攻め続けた。

YouTubeでは各地で観戦していたジャパンの戦いぶりに興奮し、賛辞を贈るシーンが今でも再生回数が伸び続けている。

この勝利を得るためにとんでもないハードなトレーニングを積んだと聞く。
五郎丸が最後のアメリカ戦後に流した涙は、もう同じメンバーでは戦うことが出来ない寂しさだったのではなかろうか。それだけチームが一丸となって闘った証拠だと思う。

ベスト4に残っている南アチームはあの日本との一戦がよい教訓となって勝ち進むことが出来ていると何度もインタビューで答えている。これこそラグビーのノーサイド精神の神髄である。

さて、4年後の大会は日本で行われ、岩手県釜石市の新スタジアムでゲームが行われる予定になっている。被災地でご苦労を重ねている方々にも何としてでも希望を与える経過を辿り、世界の人たちにこれほど岩手は見事に津波から立ち上がった姿を見せたいものだ。

この南ア戦をはじめジャパンの戦いぶりは私たちに勇気を与えてくれた。
本当に感動をありがとう!
posted by 飯沢ただし at 01:33| 岩手 ☀| Comment(2) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月22日

FIFA 女子ワールドカップ 頑張れ!ニッポン

朝一の放送しか今回はゲームをじっくり見れませんが、関心をもって毎日過ごしております。
今大会も日本は決勝トーナメントに進出。いよいよ明後日オランダと対戦します。男子のオランダは比類の強さですが、女子も恵まれた体格を利して近年実力を上げてきているとのことで油断はできません。

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宮間選手の精度の高いキックには評価が高いものがありますが、私が注目するのは彼女のキャプテンシー。
沢選手は自らのプレーで他の選手を牽引する力を持っていますが、宮間選手はコミニケーションも十分に図りながらチームをまとめ上げています。一戦必勝で力を出し切ってもらいたいです。

上の写真のキャッチコピーは何やら自分の置かれている状況にも似ています。
今秋の闘いもチームワークで乗り切りたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 11:49| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月30日

イチローにとって最後の球団となるのか?

昨日、イチローの「マイアミ・マーリンズ」への入団記者会見が日本で行われた。

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ヤンキース所属時は、引退したばかりのバーニー・ウィリアムズに遠慮して51番をつけなかったが、久々の51番復活である。

マーリンズではレギュラー外野陣が鉄壁かつ若く、また、マーリンズはDHのないナショナルリーグ所属であるので、レギュラーポジションを獲得する保証はない。けれど昨日の入団記者会見では球団社長はじめGMら球団の重役がこぞって同席し、イチローへの期待ぶりを示した。

ここ2年のイチローを見ると、空振りが多くなっており、動体視力の低下も囁かれている。彼も41歳の齢を重ね、技量に衰えはなくても体の衰えは否めない。

それでもイチローがアメリカでも彼のプレーをまだ見たいという声があるのは、イチローしか出来ない技があるからである。殿堂入りを確実にするMLB3000本安打達成まであと156本。もし今年中に実現することがあれば、それこそイチローマジックの炸裂を意味する。

初めてのナショナルリーグで対戦したことない投手が待ち受けている。DHがないので代打での出場がより多くなる可能性があるなかでどのようなパフォーマンスをしてくれるか。今年の10月にその結果が出る。楽しみにして見守りたい。
posted by 飯沢ただし at 00:32| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月30日

イチローの2014シーズンが終わる

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今年はシーズン前に予想していた通り、外野手がダブついたチーム事情がイチローの出場に大きく影響を受けた。大枚をはたいた新戦力をなぜ使わないのかという批判をかわす対象となってしまった。40歳という年齢も控えに甘んじた要因になったかもしれない。

143試合に出場したが、まともにフルにグランドに出たのは100試合に満たなかったのではないか。代走や守備固めに使われるケースもあった。

だが、そんな苦しい環境の中でも、打率はチームナンバーワン。これがイチローたる所以である。
与えられた仕事はしっかりこなす。一年間怪我なく過ごせたのも本人の精進の賜物。

ヤンキースとの契約は今年で切れる。盟友ジーターも引退し、チームの再編が加速を余儀なくされる中で来年も同じユニフォームを着る可能性はほとんどないでろう。

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【ピンストライプ姿も今年で見納めか】


メジャー3000本安打まであと164本。記録のために野球をするのではないと本人は強調するが、来年以降もプレーする気力は満々のようである。今年の経験はいい方に活きるとまで言い切っている。

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それにしてもジーターの最後の試合で惜別の三塁打を放った。それも普通に走っていっればランニングホームランにな可能性が高かった当たりだったのに次打席でジーターがホームに返してくれると思ってサードベースに踏みとどまった。結果、ジーターの生涯最後の安打と打点でホームイン。

なんという最後の演出なんだろうと舌を巻きました。

どの球団になっても、イチローには来期も健康でいいプレーをされることを心から期待します。
posted by 飯沢ただし at 00:49| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月16日

盛岡大付属校が夏の甲子園で初勝利!

8度目の挑戦で夏の大会初勝利! おめでとうございます。
それも相手は優勝候補の一角、強豪の東海大相模となれば喜びもひとしおですね。

ピンチの場面でも動じない松本投手は素晴らしかったです。
松本投手は超A級の逸材ですが、彼だけで勝てないのも野球。ナイン全員が盛り立てました。盛付が実力を発揮できたのも花巻東という県内でのライバルの存在があり、両校で常に凌ぎを削った戦いをしてきた賜物ではないかと思います。

今日は選手のユニフォーム腕の岩手県マークがひときわ目立って気持ち良かったです。

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明日の新聞でおそらく出ると推察するのですが
岩手県代表と神奈川代表の相性は、どういうわけか夏の大会の過去の戦いで

昭和 3年 1回戦  福岡中  9−4 神奈川商工
昭和30年 1回戦  岩手高校 3−0 法政二高
昭和48年 2回戦  盛岡三高 1−0 藤沢商業
平成21年 2回戦  花巻東  4−1 横浜隼人

なんと勝率100%! 激戦区の神奈川県代表と当たって負けたことがない。
今回の盛付もこのデータを裏切らない大勝利でした!  
次の戦いも盛付のハッスルハッスルを期待します。


話題は変わりますが、最近の甲子園の応援はどこの学校も特徴がないように感じませんか? 
PL学園とか天理高とかオンリーワンのスタイルは有名ですが、東京六大学の応援スタイルが浸透して、どうも発想の独自性がないように感じます。

ブラスバンドに頼らない肉声と手拍子だけの応援とか見てみたいものです。(岩手特有のバンカラとは限らない)
posted by 飯沢ただし at 23:04| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月30日

和田投手がMLBで初勝利

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シカゴ・カブスに在籍している和田投手がMLB初勝利を上げた!

即戦力として期待されてボルチモア・オリオールズに入団したのが3年前。オリオールズに入団して間もなく故障してしまい、手術を受け、リハビリを続けていたが、オリオールズから昨年に解雇。今年からマイナー契約でカブスに入団し、マイナーでの好成績が認められ40人のロースター枠も勝ち取り、そして初勝利。

日本での輝かしいいキャリアがあっただけにこの3年間の辛さは相当のものがあったと思うが、見事に復活した。素晴らしい精神力。今日はビデオで見る限り球も走っていたし全盛時に近い内容だったと思う。

耐えに耐えた3年間の蓄積を、思う存分体を労わりながらこれから発揮してほしい。

ダルビッシュ・岩隈・マー君・和田、この4人が同じチームで先発陣を組めたら相当面白いのだけれどね。
でも、いつか日本人カルテットの先発陣も夢ではないかもしれません。
posted by 飯沢ただし at 00:07| 岩手 | Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月26日

なでしこジャパン大したもんでがす。

 女子アジア杯サッカー初優勝

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アジア杯は国際Aマッチに認定されていないということで海外組の招集が限定的にもかかわらず、すばらしい成果を上げました。キャプテンの宮間の技術もキャプテンシーもすばらしいですね。見習うべき材料たくさんあります。

個人的には宇津木の評価が今回の大会で急上昇グッド(上向き矢印)。FWの高瀬も頑張りましたが、欲を言えばゴールが欲しかったかな。あらためて川澄のスタミナ、澤や岩清水の勝負強さに舌を巻きました。

次は来年のワールドカップ2連覇が目標になりますが、課題を克服して頑張ってほしいです。

今大会ベトナムvs中国のマッチが実現すればもっと面白かったですね爆弾
posted by 飯沢ただし at 01:13| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする