2008年07月22日

間近で見る爪痕

22日(火)に政和・社民クラブと及川あつし議員とで、岩手宮城内陸地震の被災状況を視察してきました。


今回は、18日(金)に土砂で国道342号が埋まっている矢櫃ダム付近を迂回する暫定路が完成しましたので、今まで踏破出来なかった地区を直に視察するのが主な目的でした。

暫定路も昼夜をわかたず3交代で24時間で距離700mを約1ヶ月の短期間で完成させたとのことで頭の下がる思いです。

市野々原地区の土砂ダムで埋まっていた地点も仮排水路が国土交通省直轄で整備をしており、水路幅を12mから20mにまで拡幅する工事を継続中でありました。


そして落橋した「まつるべ大橋」ですが、その破壊のすさまじさに目を疑うほどでありました。

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11m北東方向に橋が押されて、桁が外れてしまったとのことで、北東方向に橋が立地していなければ橋が落ちることはなかったとのことです。現に旧橋は無事でありました。一定の方向にかなりの力がかかった地震であることが伺えます。


国道342号は地元に住む方々にとっては重要な生活路線であり、栗駒、須川の観光ルートでもあります。いち早い橋の付け替えと、道路の復旧を後押していきます。
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2008年06月25日

岩手・宮城内陸地震 県議会視察

この度の地震災害に関して県議会から公式な視察団が結成され、議会派遣として災害箇所を視察してまいりました。


午前中は岩手県の防災ヘリ「ひめかみ」に搭乗して上空からの視察をする機会を得ましたのでその様子を報告します。

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【機内からの様子】


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【土砂が崩落して磐井川を堰き止め、自然ダムが出来ている】

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【矢櫃(やびつ)ダム付近の土砂崩落】

約9000m3あった土砂のうち約半分が一週間のうちに撤去されたと説明がありました。

上の方の黄色いエクスカベーターはリモコンで操作で作業されている(計2台)。

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【矢櫃(やびつ)ダムの少し上流にも大きな土砂の崩落】

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【磐井川右岸、大規模な土砂崩落 河道閉塞】

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【祭畤(まつるべ)大橋 落橋】



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【宮城県側 荒砥沢ダム付近】
岩手の崩落箇所と土の色が明らかに違う。
そして部分的ではなく山全体が崩落している箇所が多い。
岩手の比ではない。

上空から見ると全体が見渡せるので、報道されている大規模な被害箇所以外でも、あちこちで小規模な土砂の崩落が見て取れました。
あらためて今回の地震の爪痕を見せつけられました。



午後はバスに乗り換えて奥州市衣川区を視察。


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【栗駒衣川線 餅転橋 地面が橋を押し出しアスファルトがせり出す】

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【衣川水沢線 路面陥没】


これからの復旧にはかなりの時間(2〜3年)が必要と見込まれ、生活環境の復旧を優先しなければなりません。

復旧のための財源の確保は大きな課題ですが、国との折衝の中で、より効率的、より迅速な対処が出来るようにするためには県の役目は重大です。



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2008年06月06日

特別委員会視察

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【宮古市役所田老支所】

行財政改革等調査特別委員会で市町村合併した宮古市の行政運営について調査に行きました。

自分が興味あったのは、自治協議会の運営の仕方。

旧市町村に自治協議会を設置して市の建設計画等に関して諮問された事項以外に、当該地域課題について議会より先に諮られること。
また、旧町村に設置された地域自治会の長は「部長待遇」の役所の職員で、地域協議会の事務長も兼務していること。

さらに3つの地域協議会が合同に会して年に一度会議を開くこと。

合併して行政のあり方が問われるなか、宮古市は合併特例法の範囲で最大限の周辺地域に配慮したやり方を施行しているようです。

田老支所では、旧田老町民から「地域協議会の姿がなかなか見えない。」との不満もあることのようですが、組織は試行しながら十二分に思考して施行すればいいことで、大事なことは行政が「これに従え」ではなく柔軟に時代に対処とすることと周辺地域に配慮することだと思います。
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2008年05月29日

会派視察〜八幡平市

政和・社民クラブで八幡平市に視察へ行ってきました。

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アスピーテラインを登って行くと、頂上付近にはまだ残雪があります。
天気が良ければ新緑と残雪のコントラストで絶景のハズが、あいにくガスが立ちこめ天気も小雨模様。


視察先は3ヶ所。

1八幡平蓬莱荘の現況調査

2地熱開発促進調査

3雪冷房リンドウ培養育苗生産施設調査

その中で、雪氷エネルギーを活用して、リンドウの培養室を冷房する施設はなかなかのものでした。


旧安代町からリンドウ栽培で有名な八幡平市ですが、栽培農家への安定した種苗供給が課題となっておりました。

そこで、北海道大学の協力を得て本施設を考案し、実現にこぎつけたということです。

この施設は化石燃料に頼らず、1年間で約7000ℓの灯油と二酸化炭素80トンの削減に貢献しているとのこと。

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【800トンの雪氷を保存できる貯蔵庫】


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【培養室 すでに培養期に入っているため一般の人は立入禁止】


地元にあるものを活用して、地元特産のものを安定的に出荷できる体制を整え、無駄なエネルギーを使わない。

これこそ3拍子そろった取り組みです。

「産学官連携のあり方はこのような観点から取り組むべし。」
その見本のような施設でした。



posted by 飯沢ただし at 23:48| 岩手 ☁| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月16日

「ウッドストックデリバリー」

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農林水産委員会の視察二日目。

山形県最上町の「バイオマスエネルギー地域システム化実験事業」の様子を視察しました。

NEDOの100%補助で2機の木質焚きボイラーを導入して主に福祉施設への熱供給を行っています。

特筆すべきは、標題に書いてある「伐採からエネルギーの供給まで」を目標に、町の豊かな森林資源を活かすこと、林業と製材業を育成することを基本にすえて地域バイオマスの供給を綿密な計画性を持って行っていること。

熱の供給先は現時点では公共施設を中心にならざるをえないが、将来的には集落への供給も目指したいとのこと。

山間地の町で将来のビジョンを持ち、なおかつ地域の特性を生かした取り組みに対して思わず拍手です。
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2008年05月15日

「山形97号」

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農林水産委員会の県外視察で山形県に来ました。

今日は山形県の農業総合研究センターで山形米の新品種「山形97号」について説明を受けました。

山形県は現在「はえぬき」という品種を作面積の67%で作っていて、全国の米の食味ランキングでも14年連続「特A」評価とすばらしい成果を上げています。

しかし、入札価格が品質と呼応せず、19年度産で60kg当たり14200円。

そこで新品種「山形97号」で高価格帯のマーケットに参入を試みたいとのことです。

現状に満足することなく、新しい仕掛けを迷うことなく全県的に挑戦する気構えに感服です。


本県の「ひとめぼれ」も安くてマイッタと言う前に、次なる展開を図る必要があるのではないでしょうか。
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2008年05月13日

平泉世界文化遺産推進調査特別委員会

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議長を除く議員46名で構成された特別委員会で平泉周辺も含めた現地を調査しに来てます。

何しろ大人数ですから、移動だけでも大騒ぎ。

久しぶりに毛越寺に来て、説明を聞きながらの視察は新鮮でした。


明日は中尊寺です。
posted by 飯沢ただし at 16:49| 岩手 ☀| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月23日

葉たばこ納入

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本日、東磐井地区の葉たばこ納入(買い入れ)が盛岡市のリーフセンターであり、状況を視察してきました。一年間の苦労して育て上げた成果が、この瞬間に決まるとあって生産者の方々は緊張の面持ち。


葉たばこは東磐井地域の伝統ある換金作物。かなりの栽培技術のノウハウが蓄積されています。

かつては納入も千厩地区でも行われていましたが、最近は合理化の流れで、盛岡市内のリーフセンター一ヶ所に岩手県と青森県が集中することになったのです。

たばこ耕作者は年々減少の傾向で、将来が危ぶむ声もありますが、中山間地での優等生作物がこれからも生き残れるよう振興策を講じていかねばと強く感じました。
posted by 飯沢ただし at 23:25| 岩手 🌁| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月21日

これも格差?

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【群馬県議会本会議場】


それにしても今回視察した群馬県と栃木県の両県の議会棟の施設の立派さには目を見張るばかり。


「要は器でなく議論の中身だっ!」と自ら言い聞かせつつも

やはり羨ましい。
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餃子の町

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今日は栃木県議会に行き、特に議会開会中における議案調査日(休会中)の費用弁償の支給に関して調査。


栃木県では議会登庁日は議員個人が自己申告で登録するというユニークなシステムを採用していて、本県のように登庁毎に管理するやり方と異なります。

本県でも参考にしながら費用弁償支給の改革議論を前に進めたいと思います。


宇都宮市は餃子で有名な町。写真のようなマスコットを作って、餃子が健康食であることと餃子の町を内外にアピールしています。


盛岡もワンコそばの「ワンコちゃん」とかじゃじ麺の「じゃじゃ朗」とか共通のマスコット作ったらいいのに……と感じました。


まあでも、安っぽい宣伝をしない奥ゆかしさが岩手の良さでもありますがね。
posted by 飯沢ただし at 14:27| 岩手 ☁| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月20日

富岡製糸場

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県議会議会運営委員会視察で群馬県に来ています。

午前中に群馬県議会に往って議会運営の調査を行い、次の視察地な向かう途中に富岡製糸場に立ち寄りました。


明治時代の富国強兵政策における外貨獲得戦略の象徴的な工場。

元富岡市長の今井さんから直々に紙芝居で富岡に製糸工場が立地された経緯を説明を頂き、現在は富岡市で保存している実際の工場を見学。


工場建設から操業初期の話はとても興味深いものでした。フランス人技術者のブリューナーという人の日本人の技術力を取り込んだ機会の開発の話や、また東北地方から女工さんを政府が半ば強制的に集め、技術をつけさせた後に各地元で技術の普及に努めたという話は特に印象深いものでした。


かつて東磐井も養蚕産業で栄え、千厩町に片倉製糸工場がありました。富岡工場も戦前に片倉工業が工場を買い取りしたして工場閉鎖になるまで操業していたことから、千厩工場の資料もすべて富岡にあるそうです。
posted by 飯沢ただし at 15:21| 岩手 🌁| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月23日

県議会基本条例

またまた視察記事で恐縮ですが、

11月の20〜21日の1泊で三重県議会を訪ね、県議会基本条例制定の先発地で意見交換をしてまいりました。


私の所属する「政和・社民クラブ」の政策立案の基になっている。
「岩手政和会マニフェスト」にも

県議会に議会基本条例の制定を目指すと書きましたが、他の会派も同様趣旨の条例制定をマニフェストに載せたことから、

県議会の総意として県議会基本条例を制定することとなり、改選後に「議会のあり方委員会」が設置され今制定に向けて協議が重ねているところです。


先発地である三重県議会での制定後の活動等を伺い、

岩手県が従来議会活動として行ってきたことが決して遅れをとっていたものではないこと。また、自分自身としてもパフォーマンスに留まらない確実な議会改革の必要性を強く感じてきました。


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【執行部との対面式の質問席、資料等を画面に出すことも可能】



posted by 飯沢ただし at 19:37| 岩手 ☀| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月15日

農林水産委員会視察(2)

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伊万里市の中国木材(株)を視察。この会社は全国展開をして社員1500名を越える大規模な会社であり、様々な木材関連事業を展開しているが、異樹種集成材(ベイマツとスギ)に伊万里事業所では力を入れている様子。


国内の住宅着工率は落ちているが、地の利を活かして今後は中国等輸出も視野に入れているとのこと。
距離は東京より上海の方が近い!!

製材もトレーサビリティが導入され、誰が引き、誰が運んだかがラベルで一目瞭然。

先進的に取り組む会社の姿勢に感じ入りました。


同じ林野庁から補助金をもらって設備投資するのに、本県の「森のトレー」とはマインドに大きな隔たりが…
木質バイオマス利用にも積極的で、広島の本社には発電所まで整備しているのには驚きました。



上の写真は長崎市にある平和祈念像。五年前に訪れて見た時より青色が強くなっていると思ったら塗り直ししたとのこと。


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【自前の木質バイオマスを使い、蒸気エネルギーで木材の乾燥する】
posted by 飯沢ただし at 11:43| 岩手 ☁| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月13日

農林水産委員会視察(1)

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所属の常任委員会視察で、今日は佐賀県の唐津市に。
唐津市で活イカの輸送を産学官で行っている状況を伺いました。

イカは長時間に狭い空間に閉じ込めていると、ストレスで共食いするそうな。

首都圏まで21時間。いかにストレスを与えずに輸送出来るかが鍵のようです。


写真は地元の祭「唐津くんち」で使われる曳船。

初めて間近に見ましたが、いろいろな部位が可動式になっているのには驚きました。
posted by 飯沢ただし at 22:32| 岩手 ☁| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月12日

短角牛の故郷

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在来の「南部牛」にショートホーン種を交配し、品種改良を重ねた末、日本固有の肉用用種として「日本短角種」が誕生したとされています。


今日は議会の畜産議員クラブで、久慈市山形町の飼育状況を視察に行きました。

短角牛は霜降りの黒毛和種と比較して、赤身肉なので、健康志向にマッチしていて消費者からも最近再評価されています。


歯応えのある肉は何度も食べたこてがありましたが、今日は現地の加工所で初めて生レバーを食し、その美味しさに驚きました。


この短角牛は闘牛の牛の種類のルーツだそうで、これもまた今回の視察で初めて認識した次第。


年々生産頭数が減っていますが、特色ある種の生産維持と販路の拡大は行政サイドもお手伝いが必要と感じました。


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【短角牛と会話する私】〔及川敦氏提供〕
posted by 飯沢ただし at 16:28| 岩手 ☁| Comment(1) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月24日

男女共同参画

9月20日と21日に県議会の超党派で構成する議員連盟「岩手県男女共同参画を目指す議員協議会」による視察が行われ、今年は大阪府にある「ドーンセンター」と島屋に行ってきました。


県議会で企業訪問する機会はあまりないので、昨年の東芝鰍ノ続き大企業の総務人事に関連するものに触れる機会は大変ありがたいです。


島屋は東北地方では店舗がないので、あまり馴染みがないですが、実際に行ってお話を聞いたり、所有する美術品を拝見すると、時代の先を行くグローバルな営業展開を明治時代からやっていたのを知り、大変勉強になりました。

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【女性の人事部長さんのご挨拶】


島屋は雇用均等法施行以前から男女社員の給料は一元化されていたとのことで、女性比率が高い職場環境でこのような考えを実現されたということは、なかなか先見の明のある企業トップが存在していたことを証明しています。


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【社内エレベーターも味があり、〔上り〕〔下り〕の赤い点滅ランプがある】


しかし、フルキャスト(正規雇用)以外の嘱託や臨時雇用者者の比率は約50%であり、上手(謎)に人事配置をしているな と感心しました。

posted by 飯沢ただし at 22:37| 岩手 ☀| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月11日

特別委員会視察

自分が所属する「行財政構造改革等調査特別委員会」の県南視察が本日ありました。


調査事項はIGR(いわて銀河鉄道)の経営状況と住宅供給公社の現状について


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【紫波町のアヴェニール紫波の住宅供給公社の建売物件】


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【環境を配慮したヒートポンプがこの建売住宅の目玉】




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【昨年開通したIGRの青山駅で現地の説明を受ける】


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【ちょうど下り電車が青山駅に停車】


今朝の新聞報道にタイムリーにJRの貨物運行がIGRの負担になっているとの記事がありましたが、やはり今日の調査で線路を最も痛めつけているJR貨物が初期の負担だけで使用料金を済ませていることに対しては理不尽さを強く感じました。これは総合的な物流政策の観点からも見直しを国とJRに対して迫らなければなりません。
posted by 飯沢ただし at 21:41| 岩手 ☀| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月21日

県立伊保内病院

本日は環境福祉常任委員会の任意視察で「県立伊保内病院」に行ってきました。

9月定例会に出された「県立伊保内病院の充実を求める請願」が継続審査となり、委員会としても現地調査が必要との判断で行ったものです。


この請願の願意は来年の4月から県立伊保内病院は診療所化される計画に対し、現状維持の体制を求めるものです。


所要時間一時間半の大半を佐藤院長との懇談で費やしました。


現実問題として現在では伊保内病院の常勤医師は1名だけで、あとは周辺病院の診療応援で何とか対応しているとのこと。


勤務医不足の厳しさを再認識させられた懇談でした。







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2006年11月17日

子育て支援・少子化対策特別委員会

 去る11月13日〜15日に特別委員会視察で、静岡市、磐田市、名古屋市に行ってきました。


特に興味を持ったのは静岡県で企画した「しずおか子育て優待カード」


石川県で既に事業化しているものを少しアレンジして行っているとのことで、子供をもっている親が買い物をする場合に店がディスカウントするシステム。

そもそも値引きが目的ではなく商店街を中心に

地域全体で子育ての気運の醸成を図ることが目的


これであれば事業自体の初期投資はさほどかからないし、母さんがカードを提示して、買い物してお店の方と気軽にお話できることで地域のコミニュケーションもずいぶんと図れると思います。



とかく行政の事業は 補助 だとか 助成 だとか お金をつけてすますものが多くて、さほど効果の上がらないものが多いですが、このように小額で大きな効果を狙える事業は珍しい。


そして疲弊している商店街にも足をはこんでもらう効果もあるから、一石二鳥です。


 頭をひねれば山ほどあるんやなということを実感致しました。


これからの行政はアイデアと実行の勝負ですね。




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2006年09月14日

「みつぎ公立総合病院」視察

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向井院長から説明を受ける


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 病院のリハスタッフのミーティング風景


リハビリ施設内にある卓球台をデスクにして行っていました。
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環境福祉常任委員会県外視察

9月12日〜14日まで常任委員会視察がありました。

今回の視察の目玉(個人的に)は
地域包括ケアシステムの先駆けとなった尾道市(旧 御調町)の

「公立みつぎ総合病院」

保健と医療と福祉を連携統合し「寝たきりゼロ」を目指して
病院と保健福祉センター(行政部門)を核として地域包括ケアシステムを
構築した。

中山間地の高齢化が著しい地域には、まさに夢のようなシステムが
どのような過程をたどって、どのように運営されているのか
私は興味津々でした。

とかく医療と保健福祉の壁は法制度の運用などから、とても厚くて
連携なんてできるのかいな というのが普通の感覚。

ところが驚いたのは 医師の方から保健福祉の連携を探っていったということでした。そこから行政を巻き込んで、このシステムの形をつくっていったということなのです。

行政の方からのアプローチでは100%無理でしょう。なにせお医者さんが
そんなの無理ですわ と言ってしまえばそれで終わり、まったく前には進みませんから。


山口医師の地域医療にかける情熱がこのシステムの構築を可能にし、たくさんの人たちを動かしていることを感動とともに理解を深めた次第です。


実は私の最初の選挙(平成11年)のとき、同級生のO君が「みつぎ公立病院」のことを調べてくれて、この地域包括ケアシステムをこのときに初めて知り、福祉と医療の連携について政策として掲げただけに、この視察が実現して大変うれしかったです。
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2006年09月09日

男女共同参画

9月7日と8日に県議会の超党派で構成する議員連盟「岩手県男女共同参画を目指す議員協議会」による視察が行われ、横浜市と川崎市の鞄月ナに行ってきました。

鞄月ナは言わずと知れた大企業。視察前は「大企業のやることだから・・・比較対象にならんでしょ」なんで不届きな心構えでありましたが、担当の「きらめきライフ&キャリア推進室」の方の説明を聞いて、参考になることばかり。男女共同参画の推進のためには


@経営者のトップダウン方式で強力に「何が何でもやるのだ」という意思を示さないと社内に風土が根付かない。
Aワーク/ライフ・バランス(仕事と家庭や自分の生きがいのバランス)を実現することは結果として会社にとって豊富な人材の育成につながる。

特にこのふたつは胸に響きました。
男女共同参画に限らず、時代に沿った「社内風土を変えていく」こと
大事なことです。
 
posted by 飯沢ただし at 08:03| Comment(1) | TrackBack(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする