2025年04月19日

内需拡大?

今朝の新聞報道によると昨日の定例会見で、米国の関税政策に関し、全国知事会の農林商工常任委員長として来週中に日本政府に緊急要望をすることを明らかにしたと報道されている。

@「暮らしや経済の悪化を防ぐための政策」A「内需拡大型の経済政策」などを求めるとしているが、@については燃料の高騰を防ぐ対応策は最優先に行われるべきと考えるが、要点を絞った具体的な対応を求めて欲しいものだ。

問題はAだが、人口減少などによって内需拡大については物理的に限界に達しているのが現状であって、リアル感に欠けているのではないか。達増知事は就任以来経済対策に関して内需拡大をずっと念仏のように唱えているが、県内でも実現した形跡はない。理想論ばかり唱えても実績が伴わないのでは政策たる意味を持たない。

Aのついてはどんな政策を求めるのか注目したい。

達増知事の政策に関する発言はこういうふうにやれば悪くはならないとか抽象的なものが極めて多い。加えて知事会を主語にして語ることが最近とみに多い。特に経済政策は数値目標を掲げて具体的に政策を語るべきであり、知事会の話は二の次でいい。

暮らしの現場は急激に悪化していることを把握した上で情報発信に努めるべきではないかと思う。
posted by 飯沢ただし at 14:25| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月17日

道の駅だいとうが開所

本来の予定であれば昨年の秋にオープンする予定だった「道の駅だいとう」が本日グランドオープンしました。

地域住民にとって待ちに待ったオープンであり、本日は天気に恵まれ眩い春の光の下で多くの関係者が集い、賑々しく開所式が挙行されました。

そもそも国道343号の渋民バイパスの完工が道の駅構想の起点になっており、さらに話を遡ると国道343号の整備促進がことの始まりになります。

平成8年に小原伸元町制が始まってから、国道343号の整備には大きな構想から着手したことを決して忘れてはいけません。

大原バイパスには増田県政時代に導入された事務一括委譲事業にいち早く呼応して着手し、完工にこぎつけました。渋民バイパス構想は国道343号の迂回路(渋民から摺沢を経由して大原に至る)を解消するために事前に大東町時代に創設換地をして事業の促進を県に訴え、実現しました。

そして画竜点睛の要点が新笹ノ田トンネルの建設となっています。

また、小原構想では国道343号の枝葉路線として旧大東町から旧東山町を経由して平泉町の箱石橋に至る路線も新規格として当時、北緯39度路線として提案していており、まだその旗は降ろしていないところです。

今回の渋民バイパス路線沿いに道の駅が誕生したことに関しても多くの方々の示唆や協力を得て実現したものであり、すべて単体ではなく一本の線でつながった成果であるのです。

この「道の駅だいとう」の愛称も地域住民にとっては聞きなれている室蓬譲水(しっぽうじょうすい)の里に決定し、より地域密着型の道の駅になると思います。

本日のオープンを機としてより多くの地元産の一次産品が認知され、より多くの交流人口が図られ創造交流が進むことを心より期待するものです。今日まで準備に携われたすべての関係者に感謝を申し上げ、これからの「道の駅だいとう」の発展を祈っております。


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2025年04月13日

村山祥栄氏が参議院選に出馬

維新、参院選比例に元京都市議・村山氏を擁立 京都市長選は「政治とカネ」発覚で落選
【産経WEST電子版 2025年4月1日】

日本維新の会は31日、夏の参院選比例代表に、新人で元京都市議の村山祥栄氏(47)を擁立すると発表した。村山氏は同日、京都市内で記者会見し、「地方の苦悩を国政で改善していきたい」と決意を語った。

村山氏は左京区出身。25歳で京都市議となり、地域政党「京都党」を結党し、長く代表を務めた。

3度目の挑戦となった昨年2月の京都市長選では、告示直前に架空の政治資金パーティーの開催が発覚。維新などが推薦を取り消し、落選した。維新の吉村洋文代表(大阪府知事)はこの日、記者団の取材に村山氏が二度とこうした問題を起こさないとする誓約書を提出したと明らかにした上で、「本人も若く、反省している。京都や日本をよくすることに頑張ってもらいたい」と述べた。

また前原誠司共同代表も同日、京都市内で記者団の取材に応じ「1年間政治活動を自粛して自分の思いを改めて考える時間を持った。パワーアップした村山氏を見たい」と話した。


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村山氏とは地域政党いわて時代に及川敦氏の仲介によって地域政党京都党と連携した経緯があり知り合い、その後もお互いの選挙の折には応援し合うなど、今でも村山氏だけでなく京都党の市議の方とはお付き合いが続いている。私の選挙の2連ポスターで村山氏をお借りしたことがあったが、そのことを記憶している人はよほどの選挙マニアだろう。

村山氏は京都市長選にも3度挑戦をしており、京都市内では知名度が高い。前回の市長選挙は誠に口惜しい経過と結果となったが、この度の国政進出は地方の苦悩を少しでも解決に結びつけたいとの意思を示している。私にも本日出馬の連絡ととも地域主権を目指す地方議員の窓口になりたいとも話しておられた。

岩手では維新という政党はなかなか馴染みがないが、村山氏には頑張って頂き、地方で起こっていることを霞が関に直に伝える唯一無二の国会議員になってもらいたいものだ。
posted by 飯沢ただし at 23:48| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月12日

どこまで続くチキンレース

中国、米国への報復関税125%に引き上げ 12日発動

【日本経済新聞電子版 2025年4月11日 17:21】

【北京=塩崎健太郎】中国政府は11日、米国製品への報復関税を84%から125%に引き上げると発表した。12日に発動する。トランプ米政権が中国への相互関税を125%に引き上げたことに対抗した。米中は極めて高い追加関税を掛け合う消耗戦に突入し、両国や世界経済の重荷になる。報復関税の引き上げ幅は米国が直近で上乗せした分と同じにした。

「米国が中国の利益を侵害するのであれば中国は断固として対抗し、最後まで付き合う」と付け加えた。米国がさらなる措置を講じれば、引き続き関税以外で強硬措置をとるとの意思表示とみられる。

中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は11日、米国と中国による関税の引き上げを巡り「関税戦争に勝者はいない」と述べた。北京の釣魚台国賓館でスペインのサンチェス首相と会談した際の発言で、中国外務省が発表した。

米中は繰り返し関税を引き上げ、双方とも100%を超える水準に到達した。

ホワイトハウスは相互関税と合わせて累計125%になると説明していたが、4月10日に相互関税が125%であり、累計では145%になると訂正した。


超大国がまるで子どもの喧嘩のごときの振る舞いの応酬で世界経済が翻弄されている。

アメリカ合衆国、とりわけ共和党の主張は自由経済の尊重だったと記憶しているが、もうどうでもよくなっている。
トランプ大統領は来日した際に日本でアメ車が走っていないのは関税が高いせいだからアンフェアだと言ったようだが、単に日本ではアメ車は人気がないだけだ。

良心や寛容のある、いいアメリカ合衆国の存在はもはや輪郭さえ失っている。輸入関税をかけても今のアメリカの製造業には国内マーケットを満たすだけの力があるとは私は思えない。

高いハードルを上げて相手の様子を見て取り直すやり方は、徳のある人がやるやり方ではない。

はてさて世界を巻き込むチキンレースはどこまで続くのだろうか。善良な小市民の生活を脅かすのはリーダーのあり方ではない。
posted by 飯沢ただし at 23:54| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月10日

秋田県の挑戦に注目!

秋田県知事選挙、鈴木健太氏が初当選 「新しい時代を」

【日本経済新聞電子版 2025年4月6日 20:11 (2025年4月6日 23:23更新)】

任期満了に伴う秋田県知事選は6日投開票され、無所属で元秋田県議の鈴木健太氏(49)が初当選を決めた。無所属で前秋田県副知事の猿田和三氏(62)らを破った。4期16年を務めた佐竹敬久知事の後任を決める選挙で、鈴木氏は県政の刷新を強く訴えた。

投票率は59.59%と、過去最低だった前回を3ポイント上回った。

当選を果たした鈴木氏は、秋田市内の事務所で支援者らに「新しい時代の新しい秋田を皆様とつくっていきたい」と決意を語った。

鈴木氏は人口減、少子化への対策として県外に出た子育て世代の流入、秋田への移住促進などによる就職人口増を訴えた。組織力よりも草の根活動を重視した選挙活動で支持を広げた。


鈴木健太氏は前秋田県議会副議長で北海道・東北議長会で何度か顔を合わせ、知事選への挑戦についても知っていましたので昨年の8月末から激励をしていたところでした。

当初は保守系の鈴木氏vs革新系の対立になることが予想されていましたが、同じ保守系から前副知事の猿田氏が出馬を要請され、後に立民や共産などが猿田氏に相乗りする形となりました。支持県議も18対18でかなりの接戦が予想されていましたが蓋を開ければ8万票の大差がつく予想外の結果になりました。

私も選挙戦を両陣営から毎日更新されるSNS投稿を見て様子を興味深く見守っていましたが、鈴木氏は「一新」を掲げ、人口減問題について既存の政策の延長上では解決できないとしてマーケティングの導入など新しい視点での政策を淡々と訴えていました。猿田氏は多くの国会議員らの支持を受けた護送船団方式を戦いを戦い軸としましたが、政策の根拠が曖昧だったり、前副知事という経歴上、佐竹県政の後任というイメージがついてまわり伸びを欠いた印象です。

鈴木新知事におかれては秋田のため東北のためにやれる政策を総動員して頑張ってほしいと思います。県庁を思い通りに仕切るまでには時間を要すると推察しますが、人事を巧みに使って厚い壁をぶち破ることを期待しております。

方や敗れたとはいえ、猿田氏の敗戦の弁もさすがでした。いの一番に鈴木氏の当選への祝意を述べたことに猿田氏の懐の深さを感じました。

この度の選挙は大きな選挙では有利とされた既存政党の枠組みを整えればといった手法が機能せず、秋田県の危機感を有権者がどちらに託すのかという選択をし、結果として表れた形となりました。これからの選挙はさらに難しくなっていきます。

それにしても岩手でも2年前にこのような形になることを期待しておりましたが、成就しなかったことは今でも残念でなりません。何が足りなかったのか今回の秋田県知事選からさらに分析を進めたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:45| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月06日

ドラウマチック2025岩手競馬開幕です

最近、このブログの一日あたりの訪問者が平均90人を越えるようになり、嬉しいかぎりです。辛口コメントがうけているのかどうかはわかりませんが、これからも真面目に更新を続けてまいりますのでよろしくお願い致します。

本日は岩手競馬の開幕日でした。

岩手競馬における元旦みたいなものですから、岩手競馬を応援する立場としては足を運んで景気づけしなくてはならないと考えて水沢競馬場まで行ってきました。

山本聡哉 調騎手会の元気のいい宣誓から始まり、いよいよ2025シーズンの始まりです!

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さすが開幕日ということでヤング(!)層のファン、家族連れもたくさん来場していました。競馬が地元密着で健全なエンターテインメントになることを目指す私としてはとても嬉しいことです。また、私の地元の有権者の方々にも多数お会いできました✨これで飯澤議員の競馬愛の噂はさらに広まることは間違いなしです💦

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【縁起のいい紅白餅を頂戴しました💕】


昨年まで2誌あった専門誌がなんと1誌のみとなっていました。景気のいいときは5誌もあったので寂しいかぎりです。(非公式ではありますが以前馬吉新聞というのもありました。自称馬吉さんが手書きしたものをコピー機で印刷した新聞でした。今頃馬吉さんはどうしているのでしょう。)

競馬組合の副官、馬主会の会長と短い時間でしたが、今後の運営について意見交換をすることができました。実はこうしたついでの時に話すことのほうが思いがけない情報を得られるものなんです。岩手競馬の売上は上がっているのですが、課題は山積をしており、運営方針がぶれるとパッチワーク的な経営に終わってしまいます。

県財政がひっ迫をしており、競馬組合の利益を当て込んで歳入計画を立てているという話も仄聞しているところですが、現場で必要なところに投資をしていかないとある日突然ファンの心は離れてしまうことを関係者は肝に銘ずるべきと私は思います。

岩手競馬が今シーズンも無事に大いに盛り上がることを期待しております。

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第1レースだけやって帰りました。9点で3連単的中!これは春から縁起がいい。
posted by 飯沢ただし at 15:02| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月29日

心からお詫び申し上げます

広瀬めぐみ元参院議員に有罪判決 秘書給与詐取で東京地裁、
懲役2年6月、執行猶予5年
【産経新聞 電子版 2025/3/27 15:16】

勤務実態のない公設秘書の給与など計約350万円を国からだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元参院議員、広瀬めぐみ被告(58)に、東京地裁(石川貴司裁判長)は27日、懲役2年6月、執行猶予5年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。

広瀬被告は初公判で起訴内容を認め「違法なことを違法と認識することができなくなっていた」と釈明していた。

起訴状によると、広瀬被告は2023年12月までの約1年間に公設第2秘書の給与名目で計約342万円を詐取。解職届も出し、退職手当として計約16万円もだまし取ったとされる。

広瀬被告は弁護士を経て、22年の参院選で岩手選挙区から出馬し初当選。東京地検特捜部が昨年7月に詐欺容疑で東京・永田町の議員会館事務所などを家宅捜索したことを受け自民党を離党し、同8月に議員辞職した。

裁判所の判決が出ました。有罪判決が出たことは極めて遺憾なことであります。

議員辞職の際にもこのブログで書きましたが、私も積極的に広瀬氏の応援に回ったことで、多くの皆様にご迷惑をおかけしました。政治不信への片棒を担いだことには間違いなく、ここにあらためてお詫びを申し上げます。

公判中の本人の発言もメディアで発しておりましたが、その内容に関してはお粗末なもので、不愉快極まりないものでした。

困った時になぜ周囲に相談しなかったのか、不思議で仕方ありません。我々も弁護士という資格を有していることに過信をしていたのかもしれません。

広瀬氏の影響は知事選にも大きくあり、大変残念でなりません。皆が一所懸命応援してせっかく一穴を開けたと思った矢先に一気に暗転してしまいました。
posted by 飯沢ただし at 23:03| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月25日

ありがたき哉、隣の友人

昨日、宮城県議会の高橋伸二議長が岩手県議会議事堂に来庁し、大船渡市の山林火災への見舞金を岩手県議会に贈呈して頂きました。

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【岩手県議会議長室にて贈呈式】


義援金として日本赤十字社を通じて被災者支援に役立てられます。

宮城県議会とは岩手・宮城県境議員連盟やILC共同推進議連などを通じて日頃から共に活動する佳き関係でありますが、今回の大船渡市の山林火災についても何か役に立てて欲しいという心根がとても嬉しく感じます。

今回の災害にもいち早く気仙沼選挙区選出の守屋議員が自民党の小野寺五典政調会長と共に現地入りして頂くなど、感謝に堪えません。高橋議長からもお見舞いの電話も頂戴していたところでした。

こうしたお互いの議会の信頼関係をこれからも大事にしていきたいと思います。

宮城県議会の皆さん、本当にありがとうございました。

岩手日報社と岩手日日社が記事として取り上げてくれました。河北新報社が取材に来ていただければもっと嬉しかったのですが・・・

3月26日追加:当日取材には来なかった河北新報社さんが、今朝の朝刊に記事にしてくれました。ただし、私が写ったところはカットされ(苦笑)
posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月22日

いよいよ最終章か?

県立大学の人事が発表され、理事長に同大専務理事の石堂淳氏を起用することが報道されました。

千葉理事長の高すぎる報酬に関して5年間あらゆる機会を通じて議会で追及してきましたが、この任期を満了することで詰めることが出来ませんでした。まことに慙愧に堪えません。

助力を頂いた自民党会派の臼澤議員、福井議員、正義に問題意識を持ち取り上げてくれた河北新報社には感謝を申し上げます。

事の発端は千葉氏が副知事時代にあった県職員からの告発投書でした。パワハラにより職員が委縮をしているという内容でした。告発より以前に私は職員から直接その実態を聞く機会もありましたが、結局事実関係を明らかにしようとする最中、退職され、県立大学の理事長職に収まりました。それも前職の任期が残っているにもかかわらず、差し込まれた異常な人事でした。

その後、県職OBから報酬を前職から37万円も上乗せしている(副知事時代と同じ水準)という話を聞き及び、新たな追及を開始しました。

県当局は、県立大学は独立した機関であり、理事会で決定したものは尊重すべきもの、他の公立大学に比して決して高くはない、千葉理事長就任以来多大な貢献をしているという礼賛答弁に終始しました。

ところが、県立大学はこの間、県内就職率は上がらず、県の最高特別職にあった人物を配置した割には成果に乏しい結果となっています。

そもそも報酬は職責に応じて決定されるものであり、前職の報酬水準を維持するということは役所内のお手盛りでしかありません。それも公共の利益を最も意識しなければならない人物が、それに甘んじること自体に問題があります。甘んじるどころかそうした環境を整えて理事長職に収まったという証言も私は県職OBから頂いています。

自分は特別である。有能である。報酬に値する実績を有している。まさに自信の塊です。私は権力を有している人ほど謙虚であるべきだと思います。

河北新報社が報酬問題を取り上げたところ、立ちどころに同社に対して記事の訂正を求めるなどの独善的な行動を複数回にわたって起こしました。メディアへの堂々の介入です。これは県立大学理事会の意思で行ったと私の質問に答弁していますので、理事会を私物化していた可能性も否定できないものです。

多くの県職員がこの実態を認識しながら、私の質問に守備に徹した行動をするのは、県大理事長職にあっても県の人事や政策にも影響力を誇示していと仄聞しており、特に副知事時代の巧みな人事によってこのような体制が維持されていると十分に推察されます。

また、県大理事長職は知事の任命によるものであり、知事との良好な関係により、誰も口出しできない状況にあるのです。

実は千葉氏は副知事時代から政治にも介入してきました。私と同じ会派に所属している議員を呼び出し、「(達増知事に批判的な会派色)色に染まらない方がいいですよ。」と発言しています。何を勘違いしたのか二元代表制をも脅かす増長ぶりをこの頃から発揮していました。

さらに、県職時代に世話をした団体を通じて批判をしないように議員に圧力もかけました。本当に大物です。県職OBでこのような形で名を残すのはかつて厳しく同様に追及したIGRの元社長のK氏と千葉氏くらいなものでしょう。

こうした批判的な空気がある中でも選挙管理委員に就任し(県議会では異例の選挙)権力の維持に余念がありませんでした。加えて教育機関に属しながら民間会社の顧問にも就任されています。この間、達増知事にも質問しましたがまったく問題ないとの認識でした。

このような尋常ではない事態を是正できなかったことについて私の力不足を感じます。私の議会での一連の行動が過度な県政への介入の抑止力に少しでもなっていれば良いのですが。いずれいつか達増知事には任命責任について質問はすることになります。

理事長退任で最終章となるのかは4月になってみないと分かりませんが、当面監視体制は維持をしていきます。
posted by 飯沢ただし at 22:12| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月20日

予算特別委員会付帯意見

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【3月19日 岩手日報朝刊第2面】


令和7年予算を審議する予算特別委員会が閉会しました。
終了時間は3月18日の午後23時30分。
新聞記事の通り付帯意見を付けて全会一致で付託された議案は可決しました。

知事の政務秘書のあり方に関して、本会議や予算特別委員会でも議論が複数の会派から指摘をされたことから、付帯意見に盛り込むべきという項目で意見の一致をみるのに時間を要しました。県議会の交渉会派のうち、自民党、いわて新政会、いわて県民クラブ・無所属の会の3会派が盛り込むべきとの意見で、希望いわてが盛り込むことに難色を示していました、が、結局、

「知事の政務秘書については透明性の確保など、本会議や予算特別委員会の議論を踏まえて十分に検討すること。」

全会一致で知事の政策秘書については盛り込むことになりました。

千田正知事、中村直知事の頃にも政策秘書は置かれていたと聞き及んでいましたが、工藤巌知事誕生の折に継続して設置をするものだと周囲で期待する人がいたそうですが、工藤知事は断固拒否したのだと我が会派の村上貢一議員からいい話を知らされました。

増田寛也知事が誕生し、政策秘書が復活しました。(この理由は当時の国政の政治背景が大きく影響しています)二期目の知事選挙直前に県民党を標榜することを自ら宣言し、政策秘書を廃しました。

達増知事になり、再度復活し、現行まで継続されています。

その折の記者会見で達増拓也後援会の活動を補佐してもらうと言及していますので、もはやこの時点で公費で政策秘書を設置する根拠は失っています。

政治活動の透明性に対する動きが高まる中、公費で賄っている政策秘書について情報公開が不十分ならば議会として問題提起するのは当然のことです。今回全会一致で付帯意見に盛り込まれた意義は大きく、今後ともその在り方について追及されていくことになります。
posted by 飯沢ただし at 23:36| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月17日

世の中どうなってる?!

選挙染めるバズり経済 収入6000万円迷惑系YouTuber当選

【日本経済新聞電子版 2025年3月17日 2:00】

「歴史上初めて誰もが携帯電話を使うだけで、自分の考えを国民に納得させ、政治家になる力を手に入れた」。2024年6月の欧州議会選挙でキプロスから当選したフィディアス・パナヨトゥ氏(24)は12月、議場で訴えた。

「10日間空港で無料で暮らしてみた」といった動画で数百万回の再生数を稼ぐユーチューバーだった。日本旅行中の23年に新幹線やバスに無賃乗車を繰り返す動画で物議をかもし、JR九州が被害届を出す騒ぎに発展した。

パナヨトゥ氏はSNSを駆使して欧州議会選に当選した
選挙戦では上半身は背広に3本のネクタイ、下半身は下着でテレビに出演したり、キプロスを縦断する動画を配信したりと型破りな行動で耳目を集めた。投票日の数週間前には投票先の世論調査で2%ほどだったのに、尻上がりに支持を伸ばし20%近くの得票を果たした。

欧州議会では無所属で活動し、欧州委員会の官僚主義などを動画で批判する。最大会派・欧州人民党の幹部は「新世代ポピュリストだ。彼と同じ行動を起こす若者が増えれば民主主義は危うくなる」と眉をひそめる。

世界中でSNSが選挙の信頼・公正を揺るがす。24年1月の台湾総統選では頼清徳(ライ・チンドォー)氏の偽音声が投稿された。9月のスリランカ大統領選でトランプ米大統領が特定候補の支持を表明する偽動画が拡散した。

「アテンションエコノミーと選挙は親和性が高い」。慶応大の山本龍彦教授は指摘する。政治は大衆のアテンションを引きつけ支持を得る。攻撃的な言葉で対立をあおり、構図を単純化して自身の正当性を主張する光景はSNS登場前からあった。

演説を支持者に撮影してもらい「拡散して」と呼びかける政治家も多い。芸能関係などの素材と異なり著作権や肖像権に気を使わなくてもいい点も収益源として政治を扱う配信者には都合がいい。

日本の公職選挙法はマイクを使った演説を午後8時までに限り、ポスターやビラの枚数も制限する。SNSの選挙活動には時間や数量の制限は乏しい。旧態依然の選挙のルールもSNSの負の側面を制御できない一因になっている。

有権者の関心を引きたい政治家、自社サービスに長時間滞在させたいSNS事業者、収益目当ての配信者。互いの利害が結びついて政治がコンテンツ化され、現実の政治を侵食している。

24年は国連開発計画(UNDP)の集計で72の国・地域の37億人が選挙に臨んだ人類史上最大の選挙イヤーだった。25年は日本に男子普通選挙が導入されて100年、女性が参政権を得て80年に当たる。

歴史を重ね成熟したはずの民主主義が日本で、世界で、危機にひんしている。SNSの登場という社会の不可逆の変化の中で、誰がデモクラシーを殺すのか――。


後援会をつくり、街頭演説を定期的に行う。
私のように、このようなやり方しか知らない人たちはオールドファッションと言われる世の中がすぐそこというより、もう来ている。

歴史を重ね成熟したはずの民主主義が危機に瀕している。まさにその通り。正直者が馬鹿を見るような世の中になってしまってはおしまいだ。
posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月14日

予算特別委員会より

今回の予算特別委員会はいつになく張り切って質問しております。

本会議場での質問が制限されていることもあり、エネルギーが貯まってきたのかもしれません。執行部側はどう思われているか分かりませんが😃

本日まで総務部、ふるさと振興部、ILC推進局、保健福祉部、医療局、商工労働観光部の部局審査にて手を上げました。
来週も農林水産部の農業部門と林務部門、県土整備部でも質問を用意しております。

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本日は、昨日行われた医療局の審査の内容を岩手日日紙が詳しく取り上げてくれたので、内容について解説します。

県立病院の経営は今日まで基幹病院(二次医療圏ごとに設定されている病院、両磐一関地区でいうと磐井病院)が収益を上げて、地域病院が苦戦している部分をカバーするという図式で採算の帳尻を合わせていました。その上一般財源から200億超が投入されています。

しかし、今年度の決算見込みは78億円の赤字を見込んでいますが、今までとは中身が異なり、中央病院をはじめ基幹病院が軒並み赤字となる結果となりそうなのです。こうした図式は私にとっても初めての経験であり、おそらく関係者の中でも激震が走ったと推察します。

こうした異常事態から立て直すのは容易ならざるものがあり、基本的な立て直し策を開示することを求めました。

熊谷正信経営管理総括課長は、「地域連携による入院患者の受け入れ、病床見直しやエネルギーコスト削減、費用の効率化といった収支両面の取り組みは不断に進めていく。高額薬のコスト削減についても見直していく」と述べました。

本県だけでなく全国の公立病院も同様の状況にあり、この原因は診療報酬改定が主たる要因となっています。あまりに影響が大きいということで総務省では特別な起債制度設計し、本県においても「資金手当債」の発行し、キャッシュフローを補うことを予定しています。

それにしても、机上でも容易ならざるのに現場まで浸透するには相当なエネルギーが不可欠であるので、私からも新しい県立病院の経営委計画初年度(2025〜2030)に当たることから徹底した協力を得られるようにと意見を述べました。

千厩病院に関しては、来年度から地域包括医療病棟を新たに設置することから医療体制について問いただしたところ、診療科として呼吸器、循環器内科の医師2名を増員するとの答弁がありました。

県立病賓は厳しい経営環境が続きますが、小原医療局長、熊谷総括課長の不退転の決意が滲んだ答弁でしたので、ぜひとも頑張って欲しいと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月05日

今日の総括質疑

今日から令和7年度の県予算を審査する予算特別委員会が始まり、初日は会派を代表しての総括質疑でスタートです。

本日の見せ場は16時から始まりました。いわて新政会の吉田敬子委員が令和7年度県の目玉であるジェンダーギャップ解消について質問。看板施策と言いながら事業は例年行われているものの焼き直し、さらに組織体制も先進地が積極的に問題解決に目に見える形で再編しているのに本県は従来のまま、これでは効果が期待できないとバッサリと斬り捨てました。指摘は的を得ているので答弁に窮しており、県の本気度が問われることが浮き彫りに。

さらに、次は我らがいわて県民クラブ・無所属の会を代表して質問にたったハクセル美穂子委員。本日は袖口がレース状になった城みちる風のブラウスを下に着こんで気合十分。予算の編成のあり方について、以前から議会で指摘をされている知事の政務秘書のあり方を問題提起。需要がある女性デジタル人材育成事業には予算を増やさないで、この財政難の折に知事の政務秘書は温存されていいのか。

知事は淡々と答弁すればいいものを、この種の問題についてはクレションドヒートアップ。戦後の右傾化を防いできたなどと論理の大飛躍まで飛び出すあたりは何かあるのかと勘ぐってしまいます。

この女性委員お二人は質問内容をしっかりと精査して、事業の効果を質し、自分の考えを真正面に述べたのはとても良かったと思います。

執行権におもねるのではなく、さわやかに自説を展開する。これこそ二元代表制のあり様です。

財政難だからこそ、事業効果を上げるよう予算配置をするのは行政の役目。そこに矛盾があるのなら躊躇なく指摘、改善を迫るのは議員の役目です。なぜなら予算の原資は県民の税金であることに他ならないからです。

明日からは部局審査が始まります。私も委員の一員ですのでしっかり議論してまいります。

【今日の失敗】
帰りの新幹線で政務秘書の件を検索し、佐藤正春議員の過去の質問をチェックしていたら夢中になり、駅を一つ乗り越してしまいました。仙台まで行かなかったのでとりあえず良しとします(苦笑)
posted by 飯沢ただし at 22:16| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月03日

遠ざかるアメリカの信用

大船渡市の林野火災は延焼が続き2100haまで広がっています。
見守るしかないもどかしさは如何ともしがたいものがあります。一刻も早い鎮圧がされることを祈っております。

今日は宮城県議の守屋守武氏と宮城県議会議長の高橋伸二氏からお見舞いの電話を頂戴しました。
私からはいち早く小野寺五典自民党政調会長に大船渡入りをして頂き、災害対応をしてもらったことに感謝を申し上げました。守屋氏からは避難されている方から自宅の状況を知りたいとの要望を受けて中谷元防衛大臣に調査を依頼されたと聞きました。本当にありがたい限りです。

さて、今や毎日報道されているウクライナ大統領とアメリカ大統領の会談が酒場の言い合いの様相になり、私はとても落胆しております。

アメリカという国は寛容と包摂の精神で自由主義国の代表として、度量を示す国という常識はもう過去のものになったようです。かつて映画アラバマ物語等で見られた良識ある国の風土はどこへ行ってしまったのでしょう。これでは世界の宗主国としての信用は失うことになってしまうでしょう。誠に残念な会談となってしまいました。

posted by 飯沢ただし at 22:09| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月28日

大船渡市における山林火事への対応

大船渡市で大規模な山林火災が発生しました。お亡くなりになられた方には心からご冥福を申し上げ、被災されている市民の方々にはお見舞い申し上げます。災害現場で懸命な活動をされておられる皆様方には事故に気をつけての活動をお願い致します。

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【2月27日、28日の岩手日報朝刊2面より】


26日の本会議中、上原康樹議員の一般質問が後半にさしかかった頃、議長席にいた私は左側の執行部席が少し動きがあったのを察知し、議会事務局長に確認していたところ、2分後くらいに事務局長からメモが差し込まれました。

大船渡市で新たな大規模な山林火災(昨日までの綾里、小友地区は鎮圧されていた)が発生し、質問の途中ではあるが、本会議を中断を求める内容。即座に私は休憩を宣じました。

実は午前中に工藤議長とは自衛隊への派遣要請等が必要な災害が起こった場合は本会議を止めることも想定しなければと打ち合わせをしたばかりでした。

一昨日の流れは、議長が議長室で新たな火災発生を知る⇒住家に燃え移ったているのを映像で目視確認⇒迅速な県執行部の本部員会議が必要となることを想定⇒県執行部と確認作業⇒本会議の暫時休憩することを確認、決定⇒メモが差し込まれる

工藤議長に危機管理意識がなければ成し得ない対応でした。その後県は本部員会議を設置。翌日には県議会も災害対策連絡本部を設置したところです。

大船渡市の林野火災はすでに1200haが焼失したと発表され、まだ延焼中とのことでいずれ行政、議会とも現場の消火活動を見守りつつ事後の確実な手立てを施していかねばなりません。

今回工藤議長の機転でこのように時間ロスなく流れましたが、本会議中に議長が議長席に着座している場合は議員も主要な事務局員も災害の察知、対応は遅れる可能性があるので議会事務局には今後その場合の危機対応を求めたところでした。

何はともあれ一刻も早く鎮静化されることを祈っております。
posted by 飯沢ただし at 23:50| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月14日

達増知事の知事演述を聞いて

本日は2月定例議会の開会日初日。恒例の知事演述がありました。

演説とはよく耳にしますが、「演述」は普段はあまり口語では使わない単語です。
調べると「自分の意見・思想を口頭あるいは文書で述べること」となっています。

果たして、本日の演述では達増知事の意見や思想がどれほど語られていたでしょうか。

ここ最近は、政策のカテごとに割り振られた各部局の原稿を集めたものを項目に応じて読み上げることが知事の演述の仕事になっていますが、今年もそのとおりでした。そこに自身の思い入れのある熱の入った政策も語ることもなければ、自身の課題認識も示すこともありませんでした。特にILCに関する課題は、視察団の報告書を受けて自身の具体的な行動指針すら示していないことは不満です。

今から10年前に当時社民党所属の久保孝喜議員が実に的確に知事演述について一般質問で発言したことがありました。
以下議事録から紹介します。

〇23番(久保孝喜君) 社民党の久保孝喜でございます。
今任期最後となる予算議会に登壇できたことを感謝申し上げ、実りある議論となることを願うばかりであります。
最初に、今議会冒頭に行われた知事の所信表明演述についてお伺いいたします。
正直に感想を申し上げれば、私は、大変驚き、ある意味びっくりさせられました。ささやかな歴史ではありますが、私の20年に満たない議員生活の中で、ここまで徹底された自画自賛、成果、実績のオンパレードの演述は初めてであります。私の認識の中での所信表明演述とは、過ぐる年度の成果と課題を丁寧に県民に提示し、提案予算における重点と方向性へのアプローチに理解を求めつつ、県政トップとしての決意や、その理念を明確にする極めて重大な意味合いがあると考えるのであります。
知事のそれは、全く別物でございました。残念ながら、今回もまた一方的な成果、実績を羅列し、課題や問題点、克服すべき点などには深く言及することもなく、したがって、トップとしての謙虚な反省や不十分さへの弁明すらなく、岩手県政の集中点がどこにあるかの訴えも希薄でございました。改選を意識した選挙演説とでも言うべき内容に終始したと断ぜざるを得ません。
こうした実績の羅列や成果をうたい上げる姿勢は、厳しい被災地の現況、懸命な営みへのある種の傲慢さにも通じ、深刻な問題の所在を曖昧にするばかりか、県政の方向をミスリードすることにもなりかねないと思わずにいられません。県職員の誰もが一生懸命に取り組んでいることを疑う何物もないのは自明のこととして、トップとしての姿勢、振る舞いの問題として、極めて遺憾な態度と受けとめざるを得ません。
〔副議長退席、議長着席〕
行政は、法と計画に基づく真摯な営みであると思います。予算が投下された事業における問題点や課題の存在は、当然ながら常に目の前に繰り返し立ちあらわれます。そのとき、計画の達成や事業の終了を成果に読みかえてよしとしてしまう、そんなことがあってはならないと思います。
一定の時期に一定の進捗があり、事業が滞りなくまずは完了したとしても、それは新たなスタートにしかすぎません。不断に将来につなぐ課題を洗い出し、原因と背景に関しての不十分さに謙虚な反省の姿勢を示すとともに、これからの決意や展望を語る、そうできるかどうかは、まさにガバナンスのありようとして問われることになるものだと思います。
知事の所信表明には、そうした姿勢が全く読み取れませんでした。
昨日の岩崎議員とのやりとりを聞いてなお、そう思わずにいられません。トップとしての感性に欠ける態度と言わざるを得ないことを指摘したいと思います。
その上で、まずお伺いいたします。復興の現状において、高らかに成果をうたう知事のスタンスと直近のいわて復興ウォッチャー調査のずれをどう説明し、対応するのか、その認識を伺います。
また、4年間の成果をこれでもかとうたいながら、復興の成否に関して大きな課題でもあるJR線の復旧問題や緊急雇用創出事業の不適正な経過や現実に一切触れない理由は何か、根拠ある説明を伺いたいと思います。見解をお示しください。


達増知事の所信表明演述は今回で19回目となることで、所信の演述とはこんなものと固定観念を持たれることを危惧します。
このブログを読んで頂いている県職員の方々も久保議員の指摘をぜひ読んで頂きたい。久保議員の指摘は県のトップのしての基本的な振る舞いであり、見事に正鵠を射ていると思います。

ちなみに、この久保議員の指摘に関しては達増知事の答弁は完全スルーでした。
posted by 飯沢ただし at 23:40| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月08日

岩淵健彦先生ありがとうございました。

中学時代の恩師である岩淵健彦先生がご逝去されました。享年93歳。
本日火葬に同級生と参列し、最後のお別れをしてきました。

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約20年前に患った重病を克服されて、最近までお元気でおられました。お盆に開かれる藤沢町の縄文祭りには審査員として参加されており、毎年お会いするのを楽しみにしていました。昨年は久しぶりに参加されていたのを見つけましたが、お声をかけられず今思うと残念でなりません。

大東中学時代の思春期は人格形成の上で重要な時期で、私にとって岩淵健彦先生、北村弘郎先生、及川勇恒先生は三大恩師です。

中でも健彦先生は3年時の担任であり、1年時は生徒会の指導役でもありました。教科は3年間美術を、3年時には社会を担当されました。

健彦先生は満州から引き揚げて、苦学されて教師になられた話は何度となくお話を伺っており、時には当時のことを涙して語られることもありました。私にとって命の尊厳について初めて考えさせられた時でした。私が入学した昭和49年は学テ闘争の盛んな時期で、先生同士の意見の対立もあったようですが、懐深い健彦先生の存在はそこでも貴重だったと推察されます。いつも笑顔を絶やさず優しく接して頂きましたが、時には核心をついてびしっと厳しく指導も頂きました。

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【このような所見を書かれる先生は当時唯一無比で、今読んでも魅力的です💓】


中学三年時の通知表に記された「ロマンを追う」の言葉は卒業後も心の隅に置かれています。(今では私のロマンは趣味のMやKに大人になって色濃く反映されていますが😵)、教えの「ムダの美」の観念は体の芯に組み込まれ、生きていく上での指針になっています。このような豊かな言葉を贈れる先生に出会えて幸運でした。還暦を越えても趣味以外のロマンを追い続けたいと思います。

先生の自宅は県立千厩高等技術専門校の近くにあり、入校式参列の折に何度か立ち寄りお話をしました。先生は中学時代と同じく平らな目線で、何気ない会話の中に、虚飾ではない本質を見極めることをしみじみと教えて頂きました。本当に感謝にたえません。

今は、大好きなサントリーの角を携えて、空の上で成仏されることを願っております。

健彦先生、ありがとうございました。安らかにお眠り下さい。合掌。
posted by 飯沢ただし at 23:54| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月18日

松川誠氏ご逝去

本日元東山町長松川誠さんの火葬に参列しました。

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享年89歳。

とても悲しいお別れでした。火入れの際、参列者からは「どうもありがとう」の声、男性からは涙、多くの女性から慟哭が漏れました。

松川さんは若くして昭和39年1月に町議会議員になられており、私の祖父武雄とも接点があります(祖父は昭和47年1月まで大東町議)。父忠雄は松川さんとはほぼ同年代なので菅原喜重郎氏との関係で深い関りがありました。そういうご縁で私は県議選に出馬する時の後見人を務めて頂くなど言葉で言い尽くせぬほどの面倒を見て頂きました。

世間一般には毒舌でよく知られていますが、人とのご縁をとても大事にする方で人情家、熱愛家でした。

政治の本質を極めており、折に触れてご示唆を頂戴しました。歴史・文化・芸術・スポーツにも精通しており、残すべきものについては豊富な人脈を駆使して自ら動いて形を残されました。この点は大いに松川さんの本領を発揮された分野だと思います。

時折、一線を越えるギリギリの発言をして、周囲に冷や汗をかかせましたが、実は恥ずかしがり屋で、私のワイフが大東町摺沢で主催したILCの講演会で昼食を用意してますのでどうぞと進めると「昼飯は昨日食ったがらいい」とか、私と会うといつも「よっ!どごがで見たごどのある摺沢の旦那さん」という言い回しをされる方でした。

大東町長の小原伸元さんと同様に親子ほどの年齢差があっても決して上から目線で説教することはなく、大事な話をするときは立場をわきまえる方でした。豪放磊落のように見えて内面は気配りをきっちりしておられました。

松川さん、小原さん、室根の小山寛さん、3首長は皆昭和10年生まれで意思疎通が抜群でした。加えて川崎の千葉荘村長と東山、大東は鉄の結束「砂鉄川連合」で平成の市町村合併時には各々のキャラクターを生かして、特に松川さんの剛腕で現在の一関市合併をリードしたと私は思います。(平泉町を入れられなかったのはかなり残念に思っておられましたが)

同年生まれの伸元さんと寛さんが時を大体同じくして逝去され、この時はちょっとご本人も落ち込んだとみえ、私に「俺より早く死ぬなよ」と予想外の言葉を投げかけられ、私はかなり当惑したことを思い出されます。

昨年の12月末に東京で安治川部屋のパーティーがあり、同席したのが最後になってしまいました。あの太い声の本音トークが聞けなくなるのはとても残念です。

多くの方に愛を降り注がれた松川さん。お疲れ様でした。また大変にお世話になりました。

松川さんから頂いたご温情は私も次の世代につないでいきたいと思います。松川さんが心血注いでこられたILCの実現、新笹ノ田トンネルの実現、引き続き頑張ります。

心からご冥福をお祈り致します。合掌。
posted by 飯沢ただし at 23:37| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月13日

令和7年一関市消防団出初式

本日地元自治体の消防団出初式が挙行され、私も来賓として参列しました。

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「寒風吹きすさぶ中ものかは・・・」と屋外での分列行進を含んだ出初式になるのが通常ですが、会場は昨日20歳を祝う会が開催された一関市Uドームの屋内会場ですべて行われました。

佐藤団長が訓示で@消防体制の強化A団員としての自覚の向上B団員の入団促進の三点を今年の目標に掲げられましたが、屋内会場の開催は大きな変革へのチャレンジと拝察致しました。

佐藤善仁市長が「消防団は市民の宝だ!」と統監告辞で申さましたが、消防団は私はもっと評価されてしかるべきだと常々思っております。ロサンゼルスの山火事の惨禍を見るにつけ、初期消火活動の重要さをつくづく考えさせられます。私も公職の身になって以来、災害現場に駆け付けた例が度々ありますが、常備消防が駆け付ける前にすでに消防団が到着し消火活動に着手しているケースが多く、かなりの確率で火災の最小限化が消防団によって図られていると思います。

私は全国議長会の海外研修でロサンゼルス災害対策局へ行った経験がありますが、消化活動をするのは常備消防と一部の企業のボランティアのみという体制でした。

加えて消防団は水害等の他の災害への対応、イベント等へのサポート、防火安全啓発活動など地域にとっては不可欠な存在です。

しかしながら、団員の減少と高齢化はますます顕著になっている現状では、何らかの時代の流れに沿った改革に挑戦するのことも求められていると感じます。暗中模索の試行の中にいろいろなヒントを見出すこともできるかもしれません。住民の安心安全確保のために挑戦し続けることに私は賛辞を贈りたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:52| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月11日

拡大する鳥インフルエンザの脅威

今季3例目の鳥インフルエンザ確認 約40万羽の殺処分 農林水産大臣政務官が来県し対応協議 岩手
【2025年 1月11日 IBC岩手放送 によるストーリー 】

盛岡市の養鶏場で高病原性の疑われる鳥インフルエンザが確認され、約40万羽のニワトリの殺処分が進められています。11日は農林水産大臣政務官が来県し、知事と対応を協議しました。岩手県によりますと、10日に盛岡市の養鶏場から「死んだニワトリが増加している」との報告があり、遺伝子検査の結果、高病原性の可能性が高い鳥インフルエンザと判定されました。これを受け県は採卵用のニワトリ約40万羽の殺処分を進めていています。半径10キロ圏内にある25戸の養鶏場に卵やニワトリの搬出を制限するなどの措置を取っています。

県内の鳥インフルエンザは今シーズン3例目で、殺処分は過去最大規模となったことから庄子賢一農林水産大臣政務官が県庁を訪れ、達増知事と対応を協議しました。県は陸上自衛隊に災害派遣要請を行っているほか、一般会計で6億円の補正予算を専決処分で決定し迅速な対応を進めることにしています。


岩手県総務部から同様の対応策を午前中に知らされました。年始から相次ぐ同事案の対応に県職員の皆さまのご労苦に感謝と敬意を捧げます。
3例目の事案は40万羽と規模が過去最大ということで自衛隊に災害派遣要請をしたとのことで、妥当な措置と思います。それでも処理には1週間程度を要するとのことですので大変な作業です。処理の金額も多額になり、財源が心配になります。

全国でも令和4年時に鳥インフルエンザが大流行した時には及ばないものの政府では警戒を強めています。

令和4年シーズンでは、累計殺処分数1,771万羽のうち462万羽が1月に殺処分されており、1月はまさにトップシーズン。今シーズンも、これ以上発生が拡がらないよう、関係者一丸となった更なる警戒と対策の徹底強化が必要。
【農林水産省のホームページより】


本県はブロイラーの出荷額では全国三位の位置にあり、産業全体にも大きな影響を与えることからこれ以上の拡大は何としても避けたいところです。関係各位のご努力に感謝をしつつ最善の予防策を張ることを望みます。

posted by 飯沢ただし at 22:30| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月10日

新しい家族を迎える日

本日の交賀会は千厩会場にてのみ。開始時間が17時からということで・・・今日の日中を昨年から設定してしていました。

実は昨年からご縁がつながって新しい家族を迎えに仙台空港までワイフと出かけてきました。新しい家族とは・・・ブリンドルのフレンチブルドッグ♀🐶(ちょうど8カ月)です。

まだ新しい環境に慣れていないので、落ち着ついたら皆さんにあらためてご紹介いたします。名前もまだ正式に決めていません。

我が家ではこれもご縁ですでに同じくブリンドルのフレブル♀5歳が先住犬としております。以前アメコカ犬と一緒にいましたが、4年前にアメコカのポム君は虹の橋を渡っており、しばらく女王様体制でした。新参者が来てどのような反応をしていくのか、そちらも楽しみです。

今日は仙台方面の道中はずっと雪降り。挙句にトラック火災で大和IC〜泉IC間が通行止め😵
大和ICは出口は渋滞との情報で古川ICで下車して三沿道を目指す行路に変更。結局約1時間遅れで仙台空港に到着し、受取を完了したのでした。

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話題は変わって、本日の新聞紙上で訃報がありました。

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【1月10日 スポーツニッポン紙より】


伊藤孝雄氏は一関市出身となっていますが、実は旧大東町の摺沢出身。高校も私の先輩で一関一高卒です。

実家は和洋品店の「伊庄」というお店で、お父様と私の祖父が碁打ち仲間の間柄でした。

小学生の頃に初めて真剣に観たNHK大河ドラが「国盗り物語」で伊藤孝雄氏も出演していたこともあり、家族全員で観ていた記憶は鮮明です。

舞台での活躍が多かったようですが、私は一度も観たこともなく、今になってみれば東京在住時代に機会を得るべきでした。

心からご冥福をお祈り致します。
posted by 飯沢ただし at 23:40| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月09日

岩手県立大学へ出前講座

本日は父の28回目の命日でした。昨晩は議員会館に宿泊したため起床後に南に向かって手を合わせました。

午後からは県議会の広報委員会が昨年から取り組んでいる「出前講座」を県立大学で実施のため滝沢市へ向かいました。
「出前講座」は昨年は小学校3校で施行されておりますが、大学は初めてです。(私は昨年オブザーバーで奥州市江刺地内の小学校に参加しました。)

県立大学での対象は総合政策学部の学生142人。市島宗典教授の担当のもと、県議会からの出席議員は7名(当初は8名の予定だったがご家族の不幸があり1名欠席)オブザーバー2名の計9名が参加。意見交換のためのテーマはあらかじめ議員毎に議員の希望で設定されています。7カ所にそれぞれテーマに興味のある学生が一議員に張り付く格好で始まります。時間は25分を2回、学生を都度入れ替えて行い、よって一議員につく学生は20名程度となります。

私が設定したテーマは大学生の政治参加就職についてがテーマ。ワンクールの設定時間が25分と限られているので主に政治参加について時間をかけました。

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地元、滝沢の松本雄士議員は自らフリップを用意して対応していたのを遠目で確認しましたが、進行の仕方は議員それぞれに任されました。今回の出前講座による意見交換会は総合政策学部の政治学の必修コマということでした。

逆に必修ということはそもそも政治学に対して興味が薄い学生もいることを想定して、私からは県民生活と政治がいかに密接にかかわっているかについて県立病院を例に出して冒頭話をして、その後に学生から意見をもらうという形式にしました。

7割は本県出身の学生ということで県民性がでるのか静かに問いかける学生が多かった印象です。12月末に母校の成蹊大学の一年生とも話をする機会がありましたが、共通して今の学生はあまり大きな声を出さないのですね。私は話を進めるとどんどん専門性が高くなり固い方向に行くので注意して話をしましたが、果たしてどうだったか。学生が後に提出するレポートの内容が楽しみです。

事後の感想で、私からは今度は興味のある学生はぜひ県議会に来て実際に議論をしている様子を見にきてほしいと述べました。

県議会ではこれからも児童、生徒、学生への「出前講座」を来年度も予定していますのでどんどん応募してほしいものです。

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👆追加:昨日の様子を1月10日の岩手日報朝刊で取り上げてもらいました。私のコメントも出ています。
posted by 飯沢ただし at 23:20| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月07日

年賀状あれこれ

本日で新年会は4日目に突入です。

今日は一関倫理法人会の初モーニングセミナー(新年の誓い)➡初街頭宣伝活動@東大橋➡会社の初ミーティング➡新年交賀会@興田会場➡新年交賀会@平泉会場の日程でした。

本日で松も取れるということで、年賀状の整理を始めました。今年頂いた年賀状をファイルに入れるための準備作業です。私は年賀状の整理ファイルを6年に一度更新をしていて、今日は干支でいうと猪の6年前の年賀状をファイルから取り出しました。

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【取り出した6年前に頂いた年賀状】

こうしてみると6年の月日は短いようで長く、頂いた年賀状の中にはにはすでに他界された方も少なからずおりました。

近年メールやライン等での伝達方法が普及したことや、今年は郵便料金がはがきが63円から85円に値上げになったこともあって今年で年賀状終いの告知をされる方が多く見られます。先日摺沢郵便局に出向いた時に局長からは年賀はがきの取り扱いが約3割減くらいとの話がありました。

確かにこれまで郵便はがきの値段は割高という印象は少なく、年賀状のやり時を始めた小学校3年生頃には官製はがきの値段は7円でした。ほどなく10円に値上がりしましたが、世間では原価意識は大きく働かなかったような印象です。

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【昭和46年正月用の完成お年玉つき年賀はがき】


これから先を考えると年賀状を頂く枚数は増えることはないのですし、取り巻く環境は厳しくなる一方ですが、郵便積極活用派の私としては私の分は年賀状は続けてまいりたいと思います。これは決して年賀状終いの方をディスるものではありませんので誤解のなきように。

今でも頂く年賀状の中にはオリジナル版画等でつくられたものがあります。まさに芸術品ともいえる逸品です。紙の上に踊る絵の具の凹凸がなんとも言えない風味を演出しています。とてもありがたいことだと心から感謝しています。
posted by 飯沢ただし at 22:38| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月03日

63歳になりました

千厩町千厩字町裏にあった県立千厩病院で生を受け、63年を数えました。

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【寅年63円切手 こんな半端な単位の切手はこれかは新発行されないことでしょう】


本日は早朝からFBやメッセンジャー、メール、ライン等でお祝いの言葉を頂戴しております。この年になってお祝いされるのは恥ずかしい思いも一瞬頭をよぎりますが、やはり嬉しいものです。ありがとうございます。

数字が大きくなると野球選手の背番号も有名どころは厳しくなる一方ですが、今年は格好の選手がおりました。

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今やビッグダディこと新庄選手の阪神在籍ルーキー時は背番号63でした。

今年は新庄氏のチャレンジ精神にならって新しいことに挑戦する年としたいです。(議員の立場からでは敬遠の球にバットを出すことはないですが😃)

それともう一つ。世の中DXが進み、良い意味では効率性が進展していますが、同時に人と人と距離感がさらに顕著になっていることを感じます。人間社会ですからツールに頼らない人間性を新庄選手にも学び、今年はあえて非効率的な人間関係を大事にすることを意識する年にしたいと思います。

読者の皆さま、これからもどうぞよろしくお引き回し下さいますようよろしくお願い申し上げます。

posted by 飯沢ただし at 23:31| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月02日

昭和100年

今年は2025年。昭和がスタートしたのが1925年なのでちょうど昭和100年の年になります。

明治100年の時は記念切手も発行されましたから昭和元年の12月末には同様に発行されるのでしょうか。

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発行の折には是非とも昭和天皇の肖像画をモチーフをすることを切望します。

私が愛して止まない大船渡線が開通して100年になります。大船渡線が開通して摺沢駅が誕生したから我が家も摺沢に居住することになりましたので大船渡線なくして飯澤家の歴史も語れません。

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赤丸で囲ったところが以前の我が家があった場所で、まさに我が家の暮らしは摺沢駅と共にありました。JRの地方路線における単線毎の経営状態が示され、人口減が利用客減に追い込みをかけています。この100年を機にマイレール意識を啓発して存続をアピールしていかねばと考えております。

戦後80年の節目を迎えます。今年は天皇陛下も地方行脚をする予定とのことで、より一層平和についての意識が深まる年になることが期待されます。何より正しい戦後の歴史を学校教育でも社会教育でもあらためて行われることを期待します。

ガメラ誕生60年だそうです。今から思えば大映が生き残りをかけた怪獣映画でした。

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今はなき摺沢銀映でガメラ対ギャオスを観たのが怪獣映画鑑賞の始まりでした。手足の穴からジェット推進(?)で回転して空を飛ぶガメラに感動しました。

2025年は何かと区切りの年。昭和も遠くになりにけり。体験に囚われずリアルかつビジョンを持って対処することが求められる時代ですが、温故知新の精神だけは忘れないようにしたいと胸に刻みたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:42| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月01日

迎春2025

新年明けましておめでとうございます。

令和7年の幕開けです。

今年の元旦は2年ぶりの磐井若水送りに早朝から参加しました。

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【後列4人組は一関第一高等学校 昭和55年卒のお馴染みの同級生4人組】


朝方軽い降雪があり、中尊寺に向かう月見坂の様子が気になりましたが大事に至るほどではなくて良かったです。かえって周囲の雪化粧が行事にを盛り上げてくれました。

私の役目は磐井地方の総代役。

お迎えのご挨拶は佐々木邦正中尊寺住職様より頂き、高浜虚子の俳句

去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの

を引用され、今年の心構えを示唆し頂きました。

この句は調べますと昭和25年12月に新春ラジオ放送用に発表したもので、しかも、虚子の住居があった鎌倉の駅でこの句がかかっているのを発見した川端康成が「背骨を電流が流れたような衝撃を受けた」と激賞したそうです。禪の一喝に遭ったようだとも。

「過去、現在、未来と時は流れていくが、私には一本の棒のように貫くべき大切なものがある」

私の生き方に通づるものがあり、この句はこれからも大事に心に留めていきたいと思います。


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今年は乙巳の年。60年前の昭和40年にはホンダが初めてF1で優勝を勝ち取った年だそうで、F1参戦二戦目の快挙でした。

私も新しいことに挑戦する年にしたいと心に決めた元旦でした。

読者の皆さん、いつもご愛読いただきありがとうございます。今年も月最低投稿12回をキープしてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
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2024年12月31日

さようなら2024年

今年もあと3時間を切りました。

今年はわが物流業界では2024年問題がスタートし、労働時間が減る分を実質の賃上げを行ったところ、秋には最低賃金の引上げで大幅な人件費増。円安、物価高も相次ぎ(特に燃料高騰!)とてつもない経費高に襲われた一年という印象です。この調子では年明け早々にさらなる運賃交渉が必要になる可能性が大です。

副議長職になって丸一年。議会対応に可能な限り対応した結果、地域の皆さまとの触れ合いの時間が制約されていることを実感しています。しかし、これも与えられた役目ですので任期内の責任は果たしてまいります。

今年も携帯電話で日の目を見なかった画像を表舞台に出して令和6年を振り返ります。ほとんど公務以外の写真です。

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1月。新型コロナ感染症が第五類になって初めてのお正月。各地で新年交賀会が復活しました。写真は川崎町地区での交賀会の様子。踊り手がパフォーマンスがすばらしくバッチリ決まっていたので思わず写真に収めました。

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2月。三井倉庫に勤務していた頃の同僚から自家製の蜂蜜が送られてきました。彼女は養蜂家になって東京のど真ん中(霞が関付近のビルの屋上)で養蜂していると聞きました。そうしているうちに今度は沖縄に家族ともども移住されて現地でも養蜂を継続することになりました。どのような動機かはまだ知りませんが、彼女のセカンドライフに幸あれとお祈り致します。(Facebookと一部記事重複)

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3月。岩手成蹊会の会長に就任したことで成蹊会同窓会の総会に参加。今はなき5号館後に新しい6号館が建設され、そのビルからのワンショット。本館を上から見ることは私が学生時代には不可能でした。全国の支部からの近況報告に熱が入り総会は時間オーバー😖会議の時間は守らないとね。

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4月。閉会中の委員会が開催され、石割桜の桜満開をバックにセルフ撮り。髪の毛に色がついているのは議員25年の証で3月に議会運営委員会室に肖像写真が掛けられるのを機に髪を染めた名残が若干残っていたため。石割桜も老木になってきましたが頑張っています。

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5月。北海道東北議長会議に出席するために函館へ。函館市長は俳優の大泉洋さんの実兄で大泉潤氏。懇親会の祝辞では北海道新幹線の話がメインでした。久々の函館は駅前が再開発されてホテル群が乱立。インバウンド客の増大は国内でしっとりとした和式旅館の付加価値を増すことになりますが庶民価格からはどんどん離れていくことになりそう。

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6月。取引先のご招待で楽天vs巨人戦を観戦。久々の野球観戦でした。肝心の試合内容はお寒い内容でしたが、球場内の購買はすべて電子マネー決済になっていました。今年は縁あってハマスタでも観戦しました。その結果、ベイスターズは日本一に。自分は福男かもしれません😃

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7月。還暦の同級会が延期になっていたのを本年に開催。今回も地元の同級生が3寺への慰霊塔の建立から当日のお世話までフル回転。久々に参加して入れた人もいて大いに盛り上がりました。やはり開催してよかったとの開催後の評判でした。月日が経っても性格は中々変わらないものだと実感。大東中同級生の皆さん、いつまでも元気でお過ごしください。

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8月。東北成蹊会の開催が青森市であり、岩手代表として参加。初めてのねぶた祭りを鑑賞。短い夏を祭に情熱を注ぐ津軽衆の熱気を直に感じました。東北成蹊会は来年は岩手開催の順番。チャグチャグ馬コの日に行う予定です。

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9月。お隣東山町の唐梅舘絵巻祭に参加。以前参加した時は馬に乗ってセリフもある役でしたが、今回は武士装束でもおとなしめの役。コロナ感染症の後遺症でまだ咳き込みがあり、この役で十分でした。しかし、芸能人のファンというのは全国から駆け付けて大したもんだと感心しきりの一日でした。

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10月。工藤議長の計らいで議長代理で佐賀スポーツ大会に岩手代表の来賓として参加。選手と一緒に入場行進もしました。国民体育大会から全国スポーツ大会へと規格が代わって初めての大会。夜の懇親会では達増知事とお隣のテーブルで話題提供を私から積極的に行いました話が盛り上がることは残念ながらなりませんでした😞

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11月。いわて県民クラブ・無所属の会による市町村ヒアリングの月。この写真は釜石市を訪問した時に撮った一枚。麻雀人口も減り続け雀荘経営も楽ではないようです。この看板の色のような鮮やかな大三元をいつかは上がってみたいものです。

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【十両に昇進した安青錦関と 来場所の成績次第では大阪場所には幕内入りも】


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【東山町の後援会の皆さんと安治川親方を囲んで】

12月。東山町松川で夏合宿をすることになった安治川部屋の2周年記念、安青錦(あおにしき)関の関取昇進祝賀会に参加。安治川親方は元関脇安美錦。親方とおかみさん、弟子たちも一生懸命のもてなしでとても好感が持てました。この部屋はこれからどんどん伸びていくでしょう。安青錦関はウクライナ出身の20歳。会ではウクライナ国歌の斉唱もあり、この取り巻くご縁に胸が熱くなりました。

来年も日々精進を重ねて務めを果たして行く所存です。どうぞ叱咤激励をよろしくお願い致します。
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2024年12月26日

残念な話

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【12月26日 河北新報朝刊】


先の9月定例議会で私が所属する文教委員会において県と矢巾町が文部科学省が新しい観点を提示した「共創」という概念で進めていた、来年度開校する盛岡南高校と不来方高校の統合高の新体育館の建設工事契約案件は委員会で委員会日程を追加してまで慎重審査し可決、本会議でも可決したにもかかわらず、契約解除という結果になってしまった。

文教委員会では覚書締結に至るまで経緯や費用負担県2、矢巾町1の算定根拠について委員会で質疑が交わされていたが、最終的には県と矢巾町との協議が事務レベルでは詳細にわたって詰めている状況や開校に向けて準備はいち早く進めるべきだという空気があり、可決に至ったのだが、

ここにきて矢巾町側から今までの経緯については白紙に戻し、ゼロベースで再スタートしたいとの動きがあった。この契約解除という結果になったのはここに大きな要因がある。契約を突然解除された会社には当然迷惑がかかることになる。

矢巾町の言い分は私は直に話をした訳ではないが、議論を積み重ねて覚書まで町長名で署名している事実がある中で、こうした動きに至ったのは何なのか今の時点では理解が難しい。今後県とは別の案件で折衝することもあるだろうが、そうしたリスクを背負った上で判断したのだろうか。

今後の動きとしては決して楽観的になるものは考えられず、逆に損害賠償などの厳しい動きがあるかもしれない。

いずれにしろ生徒たちには迷惑はかけられない。1月の閉会中の常任委員会でこの内容については質疑が交わされる予定となっているが、困った状況になった。
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2024年12月24日

クリスマスイヴの日

今朝は今年最後の一関倫理法人会のモーニングセミナーに出席のため朝4時起き。
昨晩からの雪で道路は黒いミラー状態で最も危険な状態。朝の街宣活動は中止して安全な車両で会場に向かいました。普段30分で行けるところを45分かけて会場に到着。

今日は私の予定に合わせてもらった会員スピーチの当番なので、何が何でも行かねばならない理由がありました。

会員スピーチは10分程度で日々感じていることを話すのですが、今日はイヴの日ということもあり、それに因んだ思い出を中心に話しました。

✨20年前、会社業務のクリスマスケーキの出荷体制の話
✨44年前、特急で帰省したときの話

活気や人混み、懐かしいけれど決してあの日にはもどれない。今を生きている私たちが世の中の流れを読みひとりひとりに与えられた使命を果たすこと、その使命を果たすには人と人との関係性が大事ではないかと結びました。

実はスピーチでは中では入れませんでしたが、大学1年の12月24日に帰省する予定が大雪のためにすべての特急が運休になり、指定席を取り直すことになりました。結局席は取れたものの翌日ではなく2〜3日後になったと思います。帰省するために現金を使い果たし、その間かなりひもじい生活を余儀なくされました。80年代の東京はクリスマスや年末で街全体が浮かれていて、布団に入ってなぜか涙がポロリと出たものでした。

午後は議長代理の職務のため盛岡市へ。「令和6年度優良県営建設工事表彰式及び建設業新分野進出等表彰式」に参列。
議長代理で祝辞を述べました。県営の工事は物件が激減しており、建設業に携わる方々は賃金増、経費増で大変苦しいとのお話を開会前に聞き、前日の県の補正予算の議決はありがたいとの感謝の言葉も頂きました。

車で帰宅すると東の空にはオリオン座がくっきりと。冬の大三角形のシリウスがやたら明るく見えました。

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明日はクリスマス。なんとこの年末に常任委員会の県内視察があり、陸前高田市を訪問します。冬のループ橋は通るか通らざるか・・・
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2024年12月16日

地域医療を守る砦

地方医師、待遇改善に保険料から支援金 26年度にも

【日本経済新聞電子版 2024年12月5日 18:17 】

厚生労働省は医師偏在の解消に向けた財源として保険料を使う方針を固めた。早ければ2026年度から年100億円程度を用いて、地方で働く医師の給与を引き上げる。都市部や特定の診療科に集中している現状を改める。

地方で働く医師を増やすために支援金を新たに設ける。人口と比べて十分な医師がおらず、特別な支援が必要な区域を、厚労省の意見を参考にしながらそれぞれの都道府県が決める。この区域内にある医療機関を対象に支援金を支払う。同省の試算では、現在対象区域で働く医師の数は全国の約10%に相当する。

支援金の使い道は主として人件費に限る。勤務手当の増額、休日に代理出勤する医師の確保などに使う。対象地域に医師を派遣する区域外の中核病院も支援の対象に含める。支援金と同じ規模の給付抑制に取り組み、実質的に国民の保険料は増えないようにする。

健康保険組合連合会や全国健康保険協会(協会けんぽ)など、被用者保険の関係団体と年内の合意をめざす。それぞれの団体は保険料を医療提供体制の整備に充てるのは、目的外だと反対していた。厚労省は使い道を人件費に限定して、保険料の負担が増えないようにすることで、健保側の承諾を得る。

地方で働く医師の待遇を改める一方で、公定価格である診療報酬の仕組みは全国一律を維持する。診療報酬に地域差をつける案には日本医師会が反対している。

厚労省は6日の有識者検討会で、医師偏在対策のとりまとめ案を示す。この中に保険料の活用を盛り込む。他には美容医療への医師流出対策として、保険医療機関の管理者となるのに要件を設ける案などを用意する。

6日のとりまとめ案には、開業医が過度に多い地域での新規開業希望者に対し、都道府県が一定の要件を課すことができる案も盛り込む。開業希望者に対し、在宅医療や救急対応など、地域に足りない機能を担うよう要請し、従わない場合には勧告や公表などの措置をとれるようにする。


医師の地域偏在を解消するために厚労省が思い切った手を下す見込みとの記事。国民の保険加入者から徴収した保険料を財源に新たに支援金制度をつくり地方の医師へ人件費を上乗せするという考えだ。
しかし、記事内でも指摘をされているが、診療報酬に地域差をつけること、特に都市部の医師の手取りを抑制することは日本医師会からの反発が強そうだ。

また、開業医が過度に多い地域での新規開業希望者に対し、都道府県が一定の要件を課すことが出来る案も盛り込むとされているが、果たしてどこまで規制が行政にできるものか不透明な部分も多いと感じる。すでにドイツでは医師会が自ら自由診療・自由診療科標榜に歯止めをかけている実態があるが、これも我が国ではハードルが高そうだ。

だがしかし、県の医療局が来年の収益が90億円も赤字になることを発表し、経営の抜本的な見直しが迫られる状況下にある中、遅きに失している感は否めないが地方に勤務する医師への支援は不可欠であり、なんとか突破して欲しいと念ずる。
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2024年12月14日

大船渡線100周年記念事業

2025年にJR大船渡線が開業して100周年を迎えることから、沿線各地でプレイイベントが実施されています。

一関市大東町の地域協同体・摺沢振興会と市、摺沢市民センターではJR大船渡線摺沢駅の駅舎脇に建立されている佐藤秀蔵・良平翁頌徳碑のそばに説明版を設置することを企画し、本日除幕式が行われました。

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【除幕された瞬間!】


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【頌徳碑の右側に設置された佐藤秀蔵翁の説明文】


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【来賓祝辞の指名を頂きました。空が青い!】


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佐藤秀蔵、良平親子は大東町摺沢出身。
秀蔵氏は貴族院、良平氏は衆議院の議員になり、私財をも投じて大船渡線の建設に尽力された大功労者です。

昭和31年5月に有志により建立された頌徳碑は以前は摺沢駅前の東側に設置されていましたが、平成11年に完成した摺沢駅とコミニティーセンターの合築により今の場所に移転しました。移転前には私が小学生の頃には夏休みに子供会で頌徳碑の清掃をよくしたものです。時間の経過とともに判読も困難な箇所が出てきたり、当時の表現や旧字が使用されたこともあり、この度説明版を設置することが企画されました。

大船渡線の歴史に関して研究を続けている菅原良太氏の資料によると、大船渡線が開業に至るまでには明治期には二回にわたり民間での鉄道建設が計画されたが失効した経過もありました。しかし、大正7年に当時の政友会と憲政会の対立と政党拡張という背景もあり、国による鉄道計画(一関〜気仙沼間の国有軽便鉄道敷設案)が可決されたのでした。

大正7年9月に政友会総裁・原敬内閣がスタート。大正9年5月の衆議院選挙の際に第7区(両磐地区)地盤の柵瀬軍之佐(憲政会)の対抗馬として摺沢の佐藤良平氏が出馬し当選。鉄道問題(経由地を明記しない)が大いに政友会に傾いた要因になっていたようです。

摺沢駅の誕生は摺沢地区はもとより大東地区に大きな経済発展をもたらし、半世紀前は駅周辺は大変な賑わいでした。

しかし、現在のJRのB/Cの考え方が示され、輸送実績が急激に落ち込んでいる大船渡線も存続の危機に直面しています。100周年を契機にマイレール意識の高揚、ILCの実現も見据えた地域産業の振興を皆で考え実行していきましょうと祝辞で述べました。

温故知新の精神で案内板を設置されたことを契機に一つ一つできることを住民が動いていくことを期待したいです。
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2024年12月13日

仲間に感謝

議員在職25年の記事が続きますが、ご容赦下さい。

先の定例会の最終日に会派の仲間からお祝いのお花を頂きました。

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【ハクセル美穂子幹事長から丁寧な贈呈😃】


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【会派の仲間全員と応接員の中野さんと一緒に。みんな笑顔😃😃😃】


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【感激のポーズ✨】


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【会派懇親会の後に寄ったお店で似たようなポーズの像が😵】


会派の仲間には県議会から2月議会に表彰された折にも、記念品を頂いた上に今回も祝って頂き感激💕です。

こんな温かい気持ちの仲間と一緒に活動をできて私はとても幸せ者です。みんな本当にありがとうございました。
posted by 飯沢ただし at 16:22| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月12日

令和7年度に向け政策要望

私が所属する「いわて県民クラブ・無所属の会」で達増知事に対して来年度に向けた政策要望を行いました。

政策の立案には毎年県内33市町村のヒアリングを行い、毎年年末に必ず実行しています。

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今回は物価高騰対策についても緊急的課題として追加をしました。
本日衆議院においても緊急経済対策が成立したところであり、県としても早急な施策展開が必要です。

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大項目で10の要望を行いました。

いわて県民クラブ時代から、人口減少・少子化対策については、特に注力して要望しています。

・結婚支援策の充実について
・子どもの医療費助成の拡充について
・企業による子育て支援の取り組みの促進について
・学校給食の無料化について
・少子化対策県民税の創設について
・子育て支援制度の拡充について
・児童虐待防止について
・子どもの遊び場の整備について


達増知事は全国トップクラスの子育て支援策を行っていると自負しておりますが、私達からすれば、効果を県民に対して共通認識を持ってもらい実効性を上げるにはさらに一歩進んだ取り組みが必要と考えています。トップクラスかどうかは第三者が評価するものであって、自身から喧伝するものではないと私は常々思っています。

さらに、先の一般質問で村上貢一議員が問題提起したブランド米戦略の推進についても盛り込みました。

特にフラックシップ米の一翼を担っている「金色の風」は生産面積が限定されて生産量も伸びていない状況から生産と販売体制の見直しを求める内容になっています。

知事の予定行動から要望活動を行うことを知った私の濃い有権者の方から「知事の目を見て要望するのか」という問いがありました。

しっかりと目を見て行っております。
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2024年12月07日

混迷するお隣の国

弾劾案は廃案に 野党代表「力不足、おわびする」

【日本経済新聞電子版 2024年12月6日 12:08 (2024年12月7日 23:25更新)】

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が3日夜に「非常戒厳」を宣言した。野党は戒厳宣言が憲法違反にあたるとして尹大統領の弾劾訴追案を提出したが、7日の採決は投票が成立せず廃案となった。混乱の経緯をタイムライン形式でまとめる。

【午後9時30分過ぎ】首相「任務を忠実に遂行」
韓悳洙(ハン・ドクス)首相は「現在の状況を早期に収束し、国民の日常が動揺なく維持されるよう、首相として全力を尽くす」と表明した。

【午後9時30分過ぎ】野党代表「私たちの力不足。おわびする」
与党「国民の力」は国会議員一同とする談話で「非常戒厳宣言について国民に心から謝罪する。重い責任を痛感している」と強調した。「採決に参加しないと表明した。弾劾より秩序ある方法で危機を早期に収拾する」と表明した。最大野党「共に民主党」の李在明代表は「私たちの力不足で望む結果をつくれなかったことをおわびする」と述べた。

【午後9時30分】国会議長「投票さえされず国民に申し訳ない」
禹元植国会議長は「世界各国が注視している。こんな重大な国家的事案に対し、投票さえなされなかったのは非常に残念だ。国の重大事を巡って可否を判断する民主的手続きすら判断できなかった。国会を代表して国民に申し訳なく思う」と話し、本会議を散会した。

【午後9時26分】投票数が200票に届かず、投票不成立に
禹元植国会議長が「投票は成立しなかった」と宣言した。弾劾訴追案は廃案となる。

【午後9時20分】投票を締め切り
与党退席のまま開票手続きへ。

【午後8時50分ごろ】国会議長「午後9時20分に投票締め切り」


韓国の野党が提出した弾劾案は廃案となった。しかし、来月以降も再弾劾案を成立に至るまで提出されるとの予測記事が他のメディアから出されている。伊大統領は辞職に触れていない。日本では大統領制を敷いていないため議会と大統領をめぐる不信任の提出の仕方は馴染みがないが、いずれ弾劾案が繰り返されるたびに政治は停滞し、韓国という国の世界的信頼は低下していくことになる。

せっかくの保守派の大統領の誕生に喜んだつかの間、この先にあるのは我が国にとって明るい見通しではないことはほぼ確実だ。
posted by 飯沢ただし at 23:40| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月04日

一般質問が終わる

本日で一般質問の日程が修了。

今回登壇した6氏は知事に対して深堀する議員がおらず、静かに進行した3日間でした。

昨年当選された一期生の質問者は2回目の順番が回ってきて、やはり、初回よりは相当ブラッシュアップされていると感じました。

議長席にいるときは真横を見ると答弁者の仕草がよく観察でき、さらに自席にいるときよりも集中力が増しているせいか耳に入ってきます。

答弁者の行動と言動が一致した時に、それぞれの答弁者の意気込みみたいなものが伝わってくるのです。

いつものことですが、知事は自分に関心の薄いことに再質問で振られると、表情には出るし、答弁内容も原則論を述べて時間をしのいで終わりという現象は変わりません。質問者との議論が双方向に成立しておらず、聞いている方も実に不完全燃焼状態になります。

質問者も知事がそうした行動に出ることを想定して、追及していかねばなりません。その勇気を持つことは何ごとも経験から学び取ることなのですが、事前の準備はそうしたことにも意を尽くしてほしいと思います。一年に一度しかない一般質問の機会なのですから。
posted by 飯沢ただし at 23:54| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月29日

@県議会

本県のローカル代表紙の岩手日報社では県議会の本会議が開催されている日に「@県議会」というコラムの掲載があります。

今回、私を取り上げてもらったので記録に残す意味も含めてアップさせてもらいます。

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【11月27日 岩手日報 朝刊第2面】


(「@県議会」はテーマに応じて3名の議員のコメントが紹介されるスタイルになっていて、本会議の日数は6月定例会が5日間、9月定例会が6日間、12月定例会が5日間、2月定例会が8日間で都合24日間、よって24✖3でのべ72人ピックアップされるのですが、私の記憶では私自身が取り上げられたのはかなり久しぶりと思います。3年ぶり位?(日報社との関係は普通だとは私は思ってますが😖))

さて、内容ですが、先日の投稿の続きとなりますが、やはり初当選からのことを振り返ると胸にこみ上げてくるものがあります。
3月にもこのブログで書きましたが、平成11年で当選した新人議員は16人。当時定数は51人でしたから約3分の1が新人でした。

この間、残念ながら鬼籍に入られた方もおられます。花巻の照井昭二氏、雫石の川口民一氏、釜石の阿部敏雄氏、久慈の岩城明氏、水沢の及川幸子さん、江刺の佐藤力男氏、滝沢の柳村岩見氏、7名の方が逝去されました。時の流れを感じずにいられません。

私の7回の選挙は無競争なしの全て戦いでした。私個人を信じて名前を書いてくれた支持者の皆さまの報いに応えるためにどの期も議員の責任ととは何かを常に背負いながら活動してきたつもりです。しかし、年数をいくらかけてもゴールというものはありません。これからも精進を重ねて与えられた責務を果たす所存です。どうかこれからもよろしくお願い致します。

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2024年11月26日

議員在職25年表彰を受ける

今年の3月には県議会から在職25年の表彰を受けましたが、本日の12月議会の開会日、本会議場にて全国議長会から在職25年表彰の栄に預り工藤議長から伝達を受けました。

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【該当の議員3人と達増知事 左から佐々木順一議員、達増知事、工藤大輔議長、私】


長い県議会の歴史の中でも在職25年の議員は10数人しかおらず、大変名誉なこととしみじみ感じ入りました。

また、以前もこのブログで記しましたが、国政政党に所属せず在職25年を果たしたのは、過去には岩城惣一郎議員1人のみです。

その意味において、これまでお支え頂きた支持者、有権者の方々に感謝の言葉しか伝えることばはしかありません。本当にありがとうございます。なんの掛値なしに「飯沢ただし」とご指名頂いたことに感銘を新たにしております。

これからも、地域課題解決のため、ILCの実現はじめ政策課題実現のため、二元代表制の発展のため、議会の権能を発揮するため、精進してまいります。

そして、本日はこの時期恒例の「宝くじ幸運の女神」の訪問を副議長室に受けました。
気前よく○○枚を購入😃

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【今年訪問された幸運の女神様は出井怜奈(いでい れいな)さん】


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特製スタンプを押してもらえば、運気が上がる⤴かも?

今日の表彰の栄に浴した佳き日の購入ですから大いに当たりが期待できそうです。
posted by 飯沢ただし at 21:57| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月24日

将来の見通しは明るいのか?

キオクシアHD、12月中旬上場へ 時価総額7500億円

【日本経済新聞電子版 2024年11月21日 11:31 】

半導体メモリー大手、キオクシアホールディングス(旧東芝メモリ)が12月中旬に上場することが21日分かった。22日に東京証券取引所から上場承認を得る見通しで、想定の時価総額は7500億円規模となる。当初の1兆5000億円以上の目標を下回るが、人工知能(AI)向けのデータセンター需要などで2025年からメモリー市況が上向くと判断した。

キオクシアは上場により最大991億円を調達する。同社の大株主である米投資ファンドのベインキャピタルと、東芝も保有株を売り出すとみられる。調達価格はAI向け最先端メモリーの増産にあてる。

キオクシアが東証に上場を申請したのは8月23日。10月末までに1.5兆〜2兆円規模の上場を目指したが、投資家の需要調査の結果、承認直前の9月下旬に延期した。11月8日には「承認前提出方式(S-1方式)」と呼ぶ方式を日本で初めて採用し、東証の上場承認前に金融庁に有価証券届出書を提出した。

上場承認後は証券会社と公開価格を決める作業に入る。想定の時価総額は当初の目標に及ばないが、上場後に増産投資で収益力を高め、市場の評価を上げたい考えだ。

キオクシアは20年に東証から上場を承認されたが、米中対立の激化を受けて延期した経緯がある。20年の公募・売り出し価格の仮条件から算出した時価総額は約1兆5000億円超だった。同社には特別目的会社を通じてベインキャピタルが56%出資する。東芝は41%、HOYAは3%出資している。


上場して資金調達の道筋は見えてきたが、はたしてNANDの技術だけでこれから生き延びていけるのか?
ノンウエハーの次世代の半導体への技術移転は進むのか?分社化した時に有能な技術者は会社を去ったと報道されていたが、その後の対応はどうなのか。

私は常に懐疑的にこの会社の行く末をこれからも監視していく。
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2024年11月22日

2024ヒアリング@大船渡市、釜石市

さて、自治体ヒアリングの2024ファイナルは大船渡市と釜石市。

両市とも市長と市幹部の皆さんにご対応を頂きました。

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【大船渡市長 渕上市長と要望書の手交】


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ILCの実現、大船渡港の整備拡張、サケに変わる主要魚種への転換に対する県の支援、国道107等横軸アクセスの整備について詳細に説明を受けました。大船渡港はコンテナ専用バースが無いにもかかわらず県内重要港湾の内で輸入取り扱い量がナンバーワンであり、今後ILCの実現によってさらなる港湾の利活用の可能性が高まります。

お昼ごはんは、釜石市の飲食店に精通している同級生の推薦で工藤精肉店の食堂部で。

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釜石ラーメンとかつ丼のセットメニューを注文。小丼と書いていたかつ丼が並み丼🍚以上のボリュームで大苦戦しました。

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【釜石市長の小野共氏はかつて県議会での同僚で直前の副議長】


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釜石市も釜石港の整備拡張、特に東日本トヨタ社の完成車の積み込みを是非とも釜石港に戻したい(現在は仙台港を利用)との強い意志を小野市長が述べられました。後背地が狭小のため新たな岸壁整備を要望されています。二次医療圏の再編に伴う県立釜石病院の機能や沿岸部に予定されている(知事が39の追加マニフェストで示したもの)リハビリセンターのサテライト施設について強い関心を示されました。大船渡市と同様に地域の産業振興の柱である沿岸漁業の再生に苦慮されている様子でした。

両市とも東日本大震災からの復興では大きなインフラ整備は終えたものの、震災前から課題であった人口減少は加速度を増しており、次なる課題は産業振興と地域医療の確保が共通課題です。県はもっと踏み込んだ産業振興策が必要であると実感した今回のヒアリング活動でした。
posted by 飯沢ただし at 23:34| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月10日

紀室裕哉氏 国土交通大臣受章祝賀会

私が日頃敬愛してやまない一関一校の2級先輩、大船渡市、豊島建設代表取締役の紀室裕哉氏が国土大臣表彰を受賞されました。
本日受賞祝賀会が開催され、私もご招待と祝辞を述べる機会まで頂きました。

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【受賞者の挨拶を述べる紀室裕哉氏】


紀室先輩は入学時の応援団副団長。当時の関高の副団長といえば全校生徒が知らぬ人がいない有名人で、応援団幹部の中でも紀室先輩の存在は飛びぬけており、生徒はその歩き姿を遠めに見るだけで畏怖の念を持ち、周囲を圧倒しておりました。トレードマークの黒縁の厚めの眼鏡が存在感を際立たせておりました。

祝辞では高校生当時の思い出から御父上の正視(まさみ)様のことにも触れました。

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【在りし日の紀室正視氏 懐かしい・・・ 】


というのも御父上は椎名素夫先生の連合後援会の会長を長くお努めになっており、椎名先生の国政報告会等の集会で何度もお目にかかりお話をさせて頂きました。特にも記憶に残っているのは椎名素夫先生が米国国務長官特別賞を受賞された時に一緒に米国大使館公邸に招かれたことは鮮明です。当時、建設業社で椎名派を名乗ることは中々勇気のあることで、御父上はぶれずにしっかりと椎名先生を支えておられました。その姿は裕哉先輩にも投影されています。ご縁がつながり親子二代にわたりご厚誼を頂き大変光栄至極であります。椎名先生が育てたPSG(国際経済政策調査会)からも祝電がありました。

裕哉先輩は事業を継承され、今や岩手県建設業協会の副会長や大船渡商工会議所の役員も歴任され地域の発展に大きく貢献されています。

会の〆にエール交換があり、46年ぶりに紀室副団長のエールのリードを見ることが出来ました。当時の技にキレと迫力は不変で、感激の嵐でした。祝賀会の司会は千葉詢子さん。昨年の知事選でも紀室先輩は惜しみない応援をじゅんこさんに注いでおりました。関高OBも多数集結して大盛会の祝賀会となりました。

あらためて今後の紀室先輩の益々のご健勝とご活躍をお祈り申しあげます。この度のご受賞誠におめでとうございました。
posted by 飯沢ただし at 23:53| 岩手 | Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月06日

103万円の壁突き破れるか?

自公が過半数割れをした結果を見て、国民民主党の動きが速い。
早速、選挙を通じて訴えた年収103万を超えると所得税が課される現状の税制見直しについて動きが出ている。

これぞ、有権者との約束を実行に移すといった政策重視の政党のあり方と言える。

自民党の政調会長は小野寺五典氏なので、丁寧に前に進めるのではないかと思われる。

メリットとしてパート労働者の勤労意欲が増すことにより、経済の活性化、人手不足の解消が見込まれるが、デメリットとして巨額の税収減、高所得者の減税額が大きくなることが指摘をされている。

財務省の抵抗は相当のものと推察されるが、関心を持ってこの行方を見守りたい。

私としてはこの際、トリガー条項の撤廃、石油製品の二重課税についても議論の俎上に上げることを切望する。
posted by 飯沢ただし at 07:53| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月31日

戦い終わって

第50回衆議院選挙が終わりました。

岩手第三区において藤原たかし氏は議席を保持することが出来ませんでした。残念でなりません。

私も応援した立場上、ここに藤原たかし氏を応援してくれた皆様に心から感謝を申し上げます。

【逆風からはじまり後ろから突風に煽られる戦い】
私の経験上から言うと、候補者が第一声でお詫びからはじまる選挙はほとんど苦戦を強いられています。自民党が組織ぐるみの政治資金規正法違反を行った影響のみならず、参議院議員の不始末問題が重なり、ご本人がこの3年間、真面目に地域のために行ってきたものが吹っ飛んでしまいました。その事実を知っている人たちは理解していますが、一般の有権者まで浸透させるのは困難でした。中央メディアの力の恐ろしさを痛感した選挙でもありました。自民党本部の失態はさておき、前回の票数を上積むする取り組みが甘かったのは否定できません。ここはしっかり次回に対応する必要があります。

【相手方の逆襲】
前回小選挙区で敗北をした相手陣営は早くから体制を整え、達増知事まで応援に繰り出す徹底ぶりでした。そもそも支援組織が弱体化したとはいえ、基礎部分までは朽ちておらず、以前から優勢な地域の底固めに注力したとみえました。

【既存政党の凋落】
共産党は東北ブロックで虎の子の議席を失いました。驚くことに、れいわ新鮮組が共産党を上回る票を獲得して1議席を得ました。格差社会の是正をどちらの政党も訴えていますが、SNSの発信や、若い人たちの共感がこのような新勢力を台頭を指示したと推察されます。公明党も全国的に不調で組織は絶えず新陳代謝をくりかえして行かねば退潮するという現実を見せつけられました。

【国政の代弁者の不在】
国会は首班指名が終えておらず、内閣がどのように編成されるかは今のところ不透明ですが。比較数で自民党が与党となった場合、県南地区で与党の国会議員を失ったことは影響が大きいです。私も大きな国政マターから地域課題まで意見を素直に吸い上げてくれる存在がいなくなったことは無力感を禁じ得ません。県南の首長も同じ考えではないかと十分に推察されます。

今回の戦いは終わりましたが、次なる選挙も4年以内には必ずやってきます。反省から得た課題を次に生かすことが極めて重要です。
posted by 飯沢ただし at 23:45| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月23日

小沢一郎氏とのご縁について

早いもので私も政治の世界に入り四半世紀の時を数えました。

国会議員との出会いもこの世界入ったことにより一般の人たちよりも機会が多いと思います。その中でも世間でも有名な小沢一郎氏は私の政治の世界に入る際の大きな判断の材料になりました。

これから書くことは私と小沢一郎氏との接点により私が感じたことですので、意図的にデフォルメを施したものでは決してありません。

この先もう小沢一郎氏のことを記すことはまずないと思われるので、この機会に自分自身の備忘録も兼ねて記したいと思います。

時は平成6年の頃に遡ります。私の父、忠雄は無所属で昭和62年に東磐井選挙区から県議会議員に初当選しました。平成6年に小沢一郎氏が自民党を飛び出し、新しい政党をつくりました。父が連携をしていた東山町出身の菅原喜重郎氏も新しい政党に参画したため父も決断を迫られました。元々政党色を鮮明にせず無所属を標榜したことは大東町の政治勢力を分断させないことも目的としていたため父もかなり迷った様子でした。しかし、新生党から新進党となった当時の勢いは飛ぶ鳥を落とすほどの勢いで、小沢一郎氏の秘書からも参画せねば対立候補を出すと再三にわたって強く促されました。結局、父は平成7年の県議選は新進党公認で出馬。当選をしたものの知事選との連動で当時の小沢氏の秘書から連日矢のような指示命令と対応を迫られたのが影響で体調を乱し、闘病の末、平成9年1月に逝去するに至りました。平成7年から平成11年までの4年間は父のように北上の片方盛先生など逝去された県議が異常なほど多かった期でした。

父は新進党籍のまま現職県議で亡くなったのですが、小沢氏の葬儀出席は、上記の経緯や入院時にもご本人や秘書から一切見舞いの言葉も行動もなかったこともあり母と私は丁重に断りを入れさせてもらいました。増田知事からは是非に弔辞を上げさせてほしいとの言葉を受け入れて、立派な弔辞を頂戴しました。

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初盆の季節が近づき、町内の小沢支持者の方々が小沢一郎氏を連れてお焼香に来家されました。断る理由もないのでお迎えをしましたが、仏壇に焼香後ご本人からは母と私に対して一言も発することもなく、速やかにお帰りになりました。後に連れて来られたのが不本意だったのだと知りました。

(その後、私が県議になり、小沢一郎氏の支援県議の重鎮だった及川幸郎県議の葬儀の際も、当日秋田に政務があるということで葬儀前にささっと焼香をされて葬儀会場を後にした姿を見た時に、我が家で見た光景が蘇りました。小沢直系の県議にもこのような仕儀をしたのを見て小沢氏の人間性、評価が私の中で確定しました。)

私は父の代理で平成7年にある方の結婚式に出席した時に、ちょっと声をかけられたのを最後に今日の今日まで一度も会話をしたこともありません。ご縁がなかったということなのでしょう。

平成10年の夏。新進党から自由党になっていた頃、小沢氏の支持者の方々から自由党での県議出馬の要請を受けましたが、生意気にも出馬するなら無所属でと即答しました。3日後に同じ町内から公認候補者が出馬することが報道され、菅原喜重郎氏も自由党に参画していたので支持者がねじれた激戦になりましたが、勝ち抜くことができました。

無所属との判断は、父の入院中にあった衆議院選挙、町長選挙の中に入り、手段を選ばぬ集票手法に疑問を感じたこと。また平成10年7月に行われてた椎名素夫氏の参議院選挙の戦いぶりに感銘受け、これこそ真の選挙の在り様だと感じいったことにあります。また、当時の大東町が政治的に分断されていたことに対して私なりに旗幟を鮮明にすれば不幸な歴史がくりかえされるとも考えました。父が悩み経験したことが私の体の中に残っていたのだと思います。

椎名素夫氏とは私が入会した増田知事を支える県議会会派「政和会」との関係も良好で、県議会の開催の度毎に増田知事、椎名素夫氏、政和会のメンバーとの交流が図られました。

葬儀の話題に付言すると、椎名氏は支持者であった藤沢町議の岩渕維雄氏の葬儀では自ら弔辞を述べられ、法要の席まで出席され、故人に対しての感謝と地方自治に貢献された尊敬の意を示されました。私は小沢氏と椎名氏との対比に愕然とし、椎名氏への畏敬の念はますます深まりました。

その後、椎名氏からはILCに関して示唆を受け、それは私の最大の政策課題になっています。

私は選挙に関していえば候補者と有権者が信頼をつなぐことだ常々思っています。かって私が目の前で見た恐怖や指示一辺倒で人を動かす方法は私の主義と決して相容れるものではありません。現在がどうかは知る由もありませんが。



政治とカネをめぐる問題が今選挙の争点となっています。自民党が組織ぐるみで政治資金を還流し、帳簿に記載しなかったことは責めを負うべきものだと私も思います。しかし、政治資金規正法違反という点においては小沢氏は過去に群を抜いた額で秘書が起訴された事実があります。過去の事実は過ぎ去ったものとして敵方を攻める手法を堂々と行っている姿はとても奇異に見えて仕方ありません。このようなやり方がまかり通れば政治は決して成熟していかないと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:50| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月18日

政治資金規正法違反について

今回の衆議院選挙は政治とカネの問題が有権者の判断の材料とされるとされています。野党はここぞとばかり総攻撃をかけていますが、過去に裁判案件があったことを多くの人は忘れているようです。

以下の記事は2017年4月27日発行の新聞赤旗に掲載されていたものです。


政治資金規正法違反の虚偽記載の罪で強制起訴された小沢一郎・民主党元代表に対し、東京地裁は無罪の判決を言い渡しました。

 同じ虚偽記載では、会計責任者などを務めた小沢氏の秘書3人に対し、昨年すでに有罪の判決が言い渡されています。秘書は逮捕・起訴され有罪になり、議員本人は検察審査会で強制起訴されても無罪というのは国民に通用するのか。判決は「無罪」でも、小沢氏が国会議員として疑惑に答え、政治的道義的責任を明確にする責任は、いよいよ重大です。

資金の出所隠すため
 事件は小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐるものです。「陸山会」が2004年、東京・世田谷区に約4億円の土地を購入した際、実際には小沢氏が用立てた資金で購入したのに同年の政治資金収支報告書には記載せず、年間450万円もの利子を支払って銀行から4億円の融資を受けるなど、不透明な資金の出し入れがあったというものです。

 政治資金規正法は、政治団体などの政治活動が「国民の不断の監視と批判の下に」置かれるために、政治資金の公開を求めているものです。政治家が政治資金をめぐって疑念をもたれること自体重大であり、国会の政治倫理綱領は自ら説明責任を果たすことを求めています。小沢氏は事件発覚後、ただの一回も国会で説明していません。小沢氏が国会での証人喚問に応じ、疑惑に答えるのは当然です。

 秘書3人への有罪判決に続き、小沢氏への判決も政治資金収支報告書の虚偽記載があったことを認め、その動機は小沢氏から資金が出ていたことを隠すためだと指摘しました。小沢氏は秘書から政治資金収支報告について報告を受け了承していたが、虚偽記載についてまで「共謀」はなかったというのが無罪判決の論理です。

 小沢氏はこれまで、政治資金規正法の虚偽記載は「形式的」なものだといいのがれ、収支報告書の作成は「秘書任せ」だったと自らの関与を否定してきました。判決は、こうした主張がなりたたないことを示すものです。もともと政治資金規正法の政治家本人への責任追及は不十分だとの批判があります。形ばかりの「無罪」判決で小沢氏の責任が免れるなどと考えればそれこそ大間違いです。

 いったいなぜ土地購入が小沢氏からの資金によるものだということを隠そうとしたのか。ここにこそ“核心中の核心”があります。今回の判決はふれていませんが、昨年の秘書への判決はゼネコンからの闇献金が含まれていることを「追及・詮索」されたくなかったからだと指弾しました。公共事業の発注をめぐるゼネコン献金は税金の還流です。核心部分について小沢氏は説明すべきです。

市民による起訴の重み
 小沢氏の起訴は、検察が不起訴にしたものの市民が参加した検察審査会によって「起訴相当」と議決されたものです。市民が参加した強制起訴の重みを受け止める必要があります。判決が検察に対し、事実に反する捜査報告があったと批判する一方、起訴の議決自体は有効としたのも重要です。

 小沢氏は民主党の実力者です。小沢氏に説明責任を果たさせ、政治的道義的責任を明確にさせるうえで、野田佳彦首相と民主党の責任もあいまいにすまされません。


西松建設事件での報告書の虚偽記入は03〜06年まで4年分、陸山会の報告書では計2100万円とされています。

この記事の内容はきわめてまっとうなものです。

しかしながら時が流れ、いまや本県では野党共闘でガッチリ手を組み、当時のまともな意見は封殺。

いやはや政治とは恐ろしいです。


posted by 飯沢ただし at 08:22| 岩手 | Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月15日

藤原崇 出陣式に出席

本日、第50回衆議院議員選挙が公示されました。

私は現在の岩手3区に再編されてから、積極的に藤原崇さんを応援しています。

今回の選挙は前回の快勝時とはうって変わって自民党への逆風の風の中の戦いです。所属する自民党の不祥事に関してはご本人もその一端にいたことを認めています。

その事実に関して、直接ご本人から本日の選対会議で経緯について説明がありました。

その内容を把握した上で、私は藤原崇さんも応援する気持ちにいささかの揺るぎはありません。

私は自民党の党員でもなく、一貫して国政政党の傘には入らず無所属で活動しておりますが、衆議院選挙は政権選択の選挙でもあり、政治に身を投ずる身としては関りをなくすることはできないという考え方です。

藤原氏は地域活動に対して常に真摯に取り組まれ、選挙区内の首長からも厚い信頼を得ています。

例をあげれば長年の懸案であった国道4号線の拡幅の進展や特筆すべきは大きな自然災害のあった国道107号の災害復旧。復旧だけにとどまらず見事に改良された形になり、岩手県の財源持ち出しも最小になるという導きをされました。

私の政治課題である国道343号、新笹の田トンネルの実現についても積極的に整備局に関わってもらい、逐次ご本人から進捗状況を報告されています。こうした土木案件だけでなくILCの実現についても宮城の小野寺五典氏とタッグを組んで動いて頂いております。

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「継続こそ力なり。有権者との信頼を築かれてこられたこの年月を水泡に帰すことは決してなりません。岩手の良識が試される戦い。
地域のためにも岩手のためにも日本のためにも41歳の若さを投じて活躍が期待でき、将来に責任ある世代の只中にいる代表者を力強く押し出していきましょう。」

と出陣式の前で激励の挨拶を述べました。決算議会と選挙日程がまる被りで早朝や夜間しか私が動ける機会は限られますが、後援者への理解を求めるために別の手段で動きたいと思います。

それから相手候補のことについても、今まで何度かこのブログで書いてきましたが、おそらく最後になると思いますので後日記していきたいと思います。大事なことなので。
posted by 飯沢ただし at 23:58| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月13日

日本被団協がノーベル平和賞を受賞

核兵器の脅威訴え続けた70年 被爆実相に光当てる平和賞

【日本経済新聞電子版 2024年10月11日 20:04 (2024年10月11日 22:47更新)】

惨禍の「忘却」を防ぐため、70年近くに及び原爆被害の甚大さを訴えてきた被爆者らの取り組みに栄誉が贈られた。ノーベル賞委員会が日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)への平和賞授与を決めた背景には、核軍縮への流れが停滞する現状への危機感がある。被爆の実相に光を当て、核リスクに改めて警鐘を鳴らした。

「日本被団協と被爆者の代表らによる並外れた努力は、核のタブーの確立に大きく貢献してきた」。ノーベル賞委員会は授賞理由で、核兵器使用は道徳的に許されないとする国際的な規範を「タブー」という言葉で表現した。あらわにしたのは現状への警戒感だ。

核兵器保有国が兵器の近代化と改良を進め、新たに手に入れようとする国々もあると強調。「人類の歴史で今こそ、核兵器とは何かを思い起こす価値がある」と訴えた。フリードネス委員長は「被爆者の証言を聞くべきだ」とも語った。

米シンクタンク・軍備管理協会のダリル・キンボール会長は「ノーベル賞委員会は核保有国が核兵器廃絶に向けた具体的な行動を起こすよう、この問題の認知度を高めるという素晴らしい選択をした」と評価する。

委員会が核兵器使用を繰り返し「タブー」と明言した点について「核兵器を保有し、使用の可能性を持ち続けている全ての核保有国に対するメッセージだ」と指摘。「核兵器の数や役割を増やさないように知性と大胆なリーダーシップが必要だ」と語る。

広島大平和センターの川野徳幸センター長も「緊迫した国際情勢に歯止めをかけたいという強い思いの表れだろう」と分析する。「背景にはロシアによるウクライナ侵略やパレスチナ自治区ガザでの戦闘で高まった核の脅威への緊張感がある」とみる。

ノーベル賞委員会は近年、核廃絶や核軍縮の動きを重視している。核兵器禁止条約の採択に向け各国に働きかけた非政府組織(NGO)の核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が2017年に平和賞を受賞した際には、被爆者の国際的な認知度も高まった。

川野氏は「ICANに続いて日本被団協へも平和賞を授与することで、目指すべき平和な国際社会の姿を再度打ち出したと言える」と委員会の狙いを推測する。

委員会も「いつか歴史の目撃者としての被爆者は私たちの目の前からいなくなる」と言及した。広島や長崎では若い世代が惨禍を語り継ぐ動きがあるが、被爆者が減少するなかで記憶の風化を懸念する声は強い。

長崎大核兵器廃絶研究センターの吉田文彦教授(核軍縮政策)は「被爆者の高齢化が進む中で改めて被爆者の言葉に耳を傾け、核の不使用の規範を守ろうという期待が込められた授賞」と語る。「『長崎を最後の被爆地に』と、日本からの発信を強化していくべきだ」と話した。


このノーベル平和賞は現社会に起こっている危機的状況に対する警鐘を鳴らす意味合いを強く持つ。その意味で記事にも書いているように現在核使用に垣根が低くなっている状況を世界に知らしめるタイミングを狙ったものだろう。

だとしても被団協の今日までの弛まぬ活動に評価されたことは、国内外に大きな意味を持つものだ。

「いつかは被爆者がいなくなる」今後の活動の継続は新たな展開をつくっていかねばならないことを考えると容易ではない。

受賞者の方が話されておられたが、あと10年早く受章されていたらまた展開は変わっていたかもしれない。が、たらればを言っても仕方がない。以前紹介した映画スタンリー・キューブリックの「博士の異常なる愛情」のようなことにならないように今生きている私たちは未来に責任を持つ行動をしていかねばならない。
posted by 飯沢ただし at 23:29| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月08日

12年間国会で発言なし

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先日の河北新報朝刊。興味深い記事を発見しました。

この3年間の任期中に東北選出の衆議院議員が国会でどのような発言をしたのかAIで解析し、発言内容の頻度数に応じて文字の大きさや濃さに反映されたものを記事中にまとめたものです。これで議員がどの政策に興味関心があるのかが一目瞭然となります。

大きく目を引くのは下段の方の「発言なし」

それも同紙の解説によれば2012年以来12年間国会で発言をしていないとのこと。

国会は国の最高の立法機関です。代議士の仕事という点から見れば、「発言なし」はどう評価したらいいのでしょうか。思わずこの記事を見た瞬間に唸ってしまいました。

椎名素夫元参議院議員に関しては参議院の外交委員での発言を何度も私は観たことがありましたが・・・
posted by 飯沢ただし at 00:51| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月01日

石破内閣が始動

本日衆参両院で首班指名があり石破茂総理が誕生しました。

すぐさま9日には衆議院を解散とのことで野党から猛反発をくらってますが、この度の人事で私のみならずILC関係者の心に希望の灯がともったのは小野寺五典代議士の自民党政調会長就任ではないでしょうか。

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ILC推進国会議連の活動が停止中の現状の中で、どうにか打開できる可能性が出てきました。

今風に言うと「期待しかない」。早速お祝いメッセージをご本人に送りたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:10| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月27日

岩手県警察学校 卒業式

本日は9月定例議会の議会中ですが、議案調査日で休会ということで議長代理で標題の式典に参列し、祝辞を述べました。

正確には「岩手県警察学校 初任課第99期短期過程 卒業式」です。

岩手県警察学校には短期過程/警察官A【大学卒】と長期過程/【大学卒以外】、警察事務があります。

短期過程では、1⃣初任科   6か月 2⃣職場実習 4か月 
       3⃣初任補習科 2か月 4⃣実戦実習 3か月
計15か月の教養機間とされています。

本日は1⃣が修了され、正式に2⃣の段階の配属先まで決定しました。

第99期では34名の卒業生が入学式から一人の脱落もなく卒業を果たされました。

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【議長の祝辞を代読する】


(祝辞を述べる前に卒業生からの敬礼を受けるタイミングを失してしまいました。)

半年間の短い期間でみっちりと基礎的な学習や実技を学ばれ、晴れて卒業を迎えられた卒業生の表情と態度は凜としており、警察官の職務を託すに相応しい雰囲気になっており、感激しました。34名中12名が女性というのも時代を反映してすばらしいと感じた次第です。

副議長を拝命して1年が経過し、こうした感激する機会を得てありがたいことだとしみじみ感動しております。
posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月19日

どうなる兵庫県?

兵庫県知事の不信任決議可決 5例目、議会解散か失職選択
【日本経済新聞電子版 2024年9月19日 15:44 (2024年9月19日 18:11更新)】

兵庫県議会は19日、斎藤元彦知事に対する不信任決議を全会一致で可決した。斎藤氏がパワハラ疑惑などを内部告発された問題を巡り、「県政に深刻な停滞と混乱をもたらした政治的責任は免れない」と断じた。

知事の不信任決議可決は5例目。斎藤氏は10日以内に辞職・失職するか議会を解散するかの選択を迫られる。

斎藤氏は議会閉会後、対応について記者団に「不信任を重く受け止め、しっかり考えたい」と述べた。「新しい時代に向けて取り組んできた。それを続けていくことが私の思い」と続投の意欲を重ねて示した。

不信任決議案は、前回知事選で斎藤氏を推薦した自民党、維新の会を含む全会派と無所属議員が連名で提出した。「来年度予算は新たに県民の信任を得た知事のもとで編成されるべきだ」との文言を盛り込んだ。

可決により、知事は10日以内に議会を解散しなければ失職する。辞職か失職を選ぶと50日以内に知事選となり、解散した場合は40日以内に県議選が実施される。改選後の議会で再び不信任案が可決されると、知事は失職する。

総務省によると、過去に都道府県議会で不信任決議が可決されたのは@岐阜県(1976年)A長野県(2002年)B徳島県(03年)C宮崎県(06年)――の4例のみ。岐阜、宮崎県の例は可決後に知事が辞職を選択。長野、徳島県の例は失職後に出直し選挙に出馬しており、議会解散を選んだ知事はいない。


不信任決議を議会が全会一致で可決というのは極めて異例なこと。

県議会議員全員が「あなたは知事として不適格」とされても知事が今の時点で辞職をしないというのも異例中の異例。(だから毎日全国ニュースに流れているのだが)

長野県の田中知事のように完全無党派で戦って知事職を得た(田中氏は失職した後の出直し選挙でも当選)のではなく維新の会の支援を中心に当選された斎藤知事は出直し選挙を打ってもなかなか厳しかろう。

現在、完全孤立している状態だからがゆえに、史上初の議会解散になるかもという憶測も立つのだろう。そういうことも予想した上での全会一致であるから議員はある程度覚悟はしているのかもしれない。

それにしても一番の被害を被っているのは県民。斉藤知事がどのような選択をするのか目を離せない。


【欄外】

本日のテレビ中継を見て、本会議が普通の会議室で行われていたので、どうしたのかと思ってネットで検索したら、本会議場が耐震検査によって安全ではないという結果が出て当面使用中止の模様。これはこれで大きな県政の課題でしょう。
posted by 飯沢ただし at 23:34| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月16日

戦後80年を迎えるに当たり

本日は敬老の日。平泉町の敬老会にご招待を頂き今年も参加し、祝辞も述べさせて頂きました。選局区管内の敬老会は今年度は縮小モードで従来の集合形式で行う敬老会は少なくなりました。

これまで大東町内の大原地区、渋民地区、猿沢地区、千厩町の磐清水地区の敬老会に参加しており、出席予定は残すは地元の摺沢地区の敬老会のみとなります。

特に今年は祝辞の中で、来年は戦後80年の節目を迎えることについてお話をしています。

私は常々学校教育の中で明治維新後の近代歴史について偏りのある、もしくは不足していたと実感していて、正確な史実を知りたいと思っており、この種の書物はこれまでも積極的に接してきました。なかんづく、日本が第二次世界大戦に参画した理由については興味の深いところです。

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この度、ずっと教科書検定が不合格とされてきた令和書籍出版の中学校社会科用「国史」教科書が六年の歳月を経て合格となったと聞き及び、早速取り寄せて、毎晩就寝前の読書タイムに利用させて頂いております。

現代史に多くの分量を占めているこの教科書は実に読み応えがあります。

戦後80年を迎えるにあたり今この世に生きている私たちは正確な歴史認識を持ち、それを後世につないでいく必要があると考えており、この教科書だけでなく、別の視点、考え方で編集している教科書にも接して私の考え方をこの際しっかり固めていきたいと考えています。

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2024年09月15日

何をいまさら・・・

昨日の読売新聞岩手版の達増知事への単独インタビュー記事

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5期目「長すぎる」
の中見出しが目👀を引く。

以下記事引用

知事は県政史上5選を果たし、在任期間は約17年となった。5期目の現状認識と同様に「6期目以降(の在任)も長すぎるのではないか」と今後への考えを述べた一方、「次はこの人がいいというのがない中で、絶対やらないと言っていると、それは一種の無責任だ」とも語った。

「長い」という真意がこの記事の中だけでは計りかねるが、政治家がいかなる場面で物理的でも観念的でも自身の任期について「長い」と言った瞬間に、やる気が失せてると言ったに等しいと思うのは私だけか。

昨年の選挙からたったの1年のこの発言は何のために5期目に挑戦したのかも問われる発言ではないかとさえ思う。

本音なのか何か次のステップの布石なのかは不明だが、今はっきり言えるのはこんな心持ちで県政のトップにいる方がこの方だということだ。

posted by 飯沢ただし at 23:20| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月11日

続 佐藤公一〜伝記と追想〜から 下

昨日からの続き

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国保直診と県営医療施設は系統的連携を保て

地方自治体として、住民の健康管理は、極めて重要な事業であり、単位国保の直営施設は、その重要使命達成機関として、開設せられたのであるが、単位直診岳で、よく其の目的が、達せられない。必ずや其の指導的な立場において、協力推進する病院施設を必要とするが、単位町村だけではできない。数ヶ町村の協同に依ればできないこともないが、各ブロック毎に設置する場合、経営上成り立つ所と、成り立たない所とあって、全県的な普及は望めない。そこで、成り立つ所、成り立たない所をプールして、全県普及を目指したのが、県立病院の現れなのだから、単位町村直診と其の設置の意義に置いて、軌を同じうすのものであり、従而(したがって)、以上述ぶる如き体系において、県民の健康保全を観守ることは当然の行き方であろう。


国保病院(自治体病院)と県立病院の連携を説いている。

佐藤公一氏が農協組合運動に挺身した54年。その大きな足跡は何と言っても組合病院を発足させたことにあると寄稿された当時の千田正知事は明言している。

時代は当時とは大きく変われども、県医療が果たす役割、自治体との連携の意義はまったく変わらない。創始者の思いを心に刻んで9月議会におおいに議論の対象となるであろう県立病院の将来についてしっかり臨もうと思う。
posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月10日

続 佐藤公一〜伝記と追想〜から 上

現在、岩手医療局では岩手県立病院等の経営計画(2025-2030)を策定中で県民に対してもパブリックコメントを付している段階である。

お盆の時期に曽慶の岩渕甲次郎さんからお借りした佐藤公一氏の回顧録もそろそろ返さねばならないと思っているところで、もう一度読み返しているところである。

世の変化はあれど県民の命と健康を守るという問題の神髄に頼れば答えは変わらないということにたどり着くのが、佐藤公一氏が寄稿した昭和27年2月発行「岩手の保健」21号の文章である。

以下主な部分を引用する。

筋の通らない県立病院の悩み

県立病院とは県の直営にかかる開業医なのか、或いは県民病院として、県民医療の機会均等を得せしめ様とするのか、窮極するところ、医療のための医療を為さしめて、利潤を上げようと言うのか、それとも、県民の健康保全に役立たせ様という狙いなのか、である。

医療の機会均等を得せしめるためには、経営上採算不利なの地区でも施設してやらねばならないし、採算第一主義を採れば、都市以外の施設は廃止せねばなるまい。ところが、採算有利な都市地帯ならば、県立施設が無くても、日常の医療には事かかない。寧ろ、必要度から言えば、採算不利な地区程存在の意義が深いのである。従而(したがって)、医療の普及も達し、採算を割らない様にとの考え方は、成立しないのであり、其の絶対成立しない立場を歩んでいるところに、県立病院の悩が存在するのではないか。


今、県の一般財源から200億円を繰り出している事実がここにその意味を証明している。

県立病院は県民の健康保全のため存在す

保健所は、概ね其の趣旨に設置すべきであり、其の趣旨に保健所が活動して行く、其の過程において当面する患者をば、とりあえず付属病院に収容して治療してやる、という仕組みである。県営開業医ではないのだから、座して患者の来るのを待っている、呼ばなければ往診しない、と言ったものではなく、県民の健康管理の一環として進められる保健活動の一過程として、現実の患者を発見し次第、付属病院に入院さして治療したやるのであるから、医療のための医療でなく、当然の責務として、県民の健康を保障する手段として行われる診療行為なのである。

県立病院が存在する意義を分かり易く説き、さらに保健と医療の連携をここに語っている。

続く
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2024年09月06日

全国で頑張っている飯澤さん

今日は明治35年(1902年)に生まれた祖父の誕生日。祖父は私が大学4年生の冬にこの世を去りました。もう40年も経ちます。
飯澤家の本家は大東町鳥海丑石ですが、祖父が兄の商売を継ぐ形で昭和の初めに摺沢に根を下ろしました。祖父の兄の経済的援助があり大学まで学業を修めることができてその経歴を買われて摺沢町議、大東町議、大東町合併時の初代議長も務めました。亡き父も祖父の苦労を身に沁みて体得していたため祖父の影響(特に政治的行動)は大きく受けていたと推察します。

今日こうして祖父の幼少からの苦労を偲んで明日からの活動の糧としたいと思います。

飯澤という苗字は岩手では極めて少なく、一関市に数軒あるのみですが、秋田県や特に山形県では多く存在するようです。

何気なく飯澤でネット検索してみましたら山形県で若い方が運送業を起業されているのを見つけました。



「飯澤運送」さん

社長も若い方で2021年に創業したようです。

若い飯澤さんに触発されて頑張る気持ちが湧いてきました。
posted by 飯沢ただし at 23:47| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月01日

神子叔母さん さようなら

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母の実家、千厩の神子(しんこ)叔母が亡くなった。享年81歳。

数年前から肺に血種ができる病気に侵され、5年前の私の選挙の時は酸素ボンベを携えながら生活できていたが、最近は施設に入所していた。

振り返ると決して短くはない闘病生活だった。コロナ禍の時は家族との面会が厳しく制限されさぞ寂しくされていたことと思う。

昭和39年秋に叔父の維久郎と結婚し千厩に嫁ぐこととなった。私は当時まだ3歳にならんとする頃だったが、この結婚式の仙台ホテルの雰囲気はよく憶えている。初めて経験するホテルという非日常的な都会的な雰囲気と光景が目に焼き付いていたのだと思う。

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【新装開店の小野久商店前で神子叔母に抱っこされる私(当時3歳)】


千厩に行くと神子叔母はいつも笑顔で優しく迎えてくれた。歳を重ねても可憐でいつも綺麗にしていた。たまに語尾が上がる生まれ故郷の磐城のイントネーションが心地良かった。末っ子さんでちょっとおっちょこちょいなところもあったがそれが可愛い魅力だった。

千厩に嫁ぐとかなり癖のある明治生まれの千厩爺やそれにもまして癖があり過ぎる千厩爺のお友達が家に間断なく尋ねてきて、さぞ驚き戸惑いの連続だったことだろうと推察する。千厩婆はもっと大変だったが。

・自動車運転免許を取って間もなく叔父と3人で一関方面に練習のドライブに行き、ノッキングの連続ですぐ叔父に交代したこと。
・父忠雄の最初の町議選挙のウグイス嬢を初めてやることになって我が家の二階の両親の部屋でテープレコーダーで何度も練習したこと。

以上二つ、若き日の神子さんとのことを思い出した。

家庭では4人の子どもに恵まれて孫にもたくさん囲まれて、また趣味では太鼓や踊りも熱心に取り組んで楽しく充実した日々を過ごされていたと思う。

もう会えなくなると思うと寂しい気持ちになります。

明日は葬儀と火葬。心から感謝をこめて送ります。
posted by 飯沢ただし at 23:53| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月31日

八月の終わりに

八月も本日で終わりです。前半に体調を崩したせいか長く感じた一か月でした。

そして最後に広瀬めぐみ前参議院議員が在宅起訴のニュースがこの月の〆となってしまいました。

私自身も選挙戦で広瀬氏を応援し有権者の皆さんに働きかけた当事者ですので、私の思いに共感して動いてくれた方に対して本来であれば直にお話をする機会をつくるのが筋ですが、そうした暇(いとま)を物理的に対応するのは困難ですので失礼とは存じながら手紙に思いを託しました。


推薦企業・団体 各位
飯沢ただし後援会 役員・世話人 各位

岩手県議会議員  飯澤 匡

拝啓 残暑の候、皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
日頃より私の活動に対して多大なるご理解とご支援を賜っておりますことに心から感謝を申し上げます。
さて、去る8月15日に元参議院議員の広瀬めぐみ氏が辞職する事案が発生しました。
辞職に至る経緯は報道によれば公設秘書給与詐欺等の疑いがかかり東京地検が動いたことにより、本人もその事実を後日認めたこととされています。かかる事態になったことは看過できない重大な問題と認識致します。

もとより私、飯沢ただしは県議初当選以来、国政政党の党籍を有しない無所属の立場として一貫して活動してまいりましたが、2年前の参議院選挙に当たっては岩手の政治局面を変えること、そして私たちの最大の政治目標である知事選挙に向けての大事な選挙としての位置づけをして全面的に「いわて県民クラブ」の同志と共に全面的に自民党公認の広瀬氏を支援しました。
結果、広瀬氏は当選を果たし、椎名素夫先生が当選して以来の保守系議員の誕生を喜び、広瀬氏のキャリアを活かした活躍に期待がかかりました。
しかしながら、たったこの2年の間に社会の信頼を裏切る行為により辞職までに至ったことは慙愧に堪えません。広瀬氏が議員としての基本的な管理能力が欠如していたことを後援会活動や選挙期間中に私自身が見抜けなかったことについて皆様に心からお詫び申し上げます。皆様の期待を裏切り政治に対する期待感も失う結果となってしましました。重ねてお詫び申し上げます。自分自身の未熟さを恥じるばかりです。

今後はこの事案の反省を肝に銘じ、副議長としての職責を十分に果たしつつ私の政策課題であるILCの実現等地域発展のために研鑽と努力をあらためて傾注する覚悟です。今後とも叱咤激励をよろしくお願い致します。
末筆となりましたが、皆様におかれましては、御身ご自愛の上、ご健康に留意されますようご祈念申し上げます


本日の報道によれば、着服流用分の金額についてご本人は利子をつけて国庫に返納するとの意の文書を発信したようですが、問題の本質は金銭の移動がメインではなく、政治不信を引き起こしたことが大きな問題元公職の身ですから自分自身で説明責任を果たすべきです。
posted by 飯沢ただし at 17:06| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月30日

県庁の闇

兵庫県知事、叱責「当時の認識は合理的」 百条委で証言

【日本経済新聞電子版 2024年8月30日 5:00 (2024年8月30日 15:19更新) 】

兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラ疑惑などを内部告発された問題を巡り、兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)は30日、斎藤氏を公開で証人尋問した。厳しい叱責を受けたとされる県職員ら4人も出頭した。

これに先立ち、非公開で職員2人の証人尋問を実施。東播磨県民局長と兵庫県まちづくり技術センター理事長(前県土木部長)は報道陣と傍聴人の前で証言した。

東播磨県民局長は、視察先の入り口まで20メートル歩かされたとして斎藤氏から「『なぜこんなところに車止めを置いているのか』とかなり強い調子で怒鳴られた」と証言。業務に必要な範囲内だったと思うかと問われ「必要な範囲とは思わない。知事から謝罪やねぎらいの言葉はなく、理不尽な叱責を受けたと感じた」と答えた。

知事の側近だった片山安孝前副知事(7月に辞職)からこの件で聞き取りを受け、「あまりしゃべり過ぎるな」と言われたとも話した。

この件について、斎藤氏は「それなりに強く指摘をした。歩かされて怒ったのではなく、動線を確保していないことを注意した。当時の認識は合理的だった」と語った。

兵庫県まちづくり技術センター理事長は、尼崎市に2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の運搬拠点を新設するとの報道が出た際の様子を証言。斎藤氏が「こんな話聞いていない」と机をたたいたとされる疑惑について「事実」とした上で、「机をたたかれた経験がないのでびっくりした」と述べた。

23日の職員の証人尋問では、「知事が県幹部に文具を投げたのを目撃した」「知事レクなどの場で案件を『聞いていない』と叱責を受けたり、舌打ちされたりした」「深夜や休日にチャットで仕事の指示がくる」などの証言も出ている。

斎藤氏は深夜や休日の職員への連絡について「やや適切ではなかった面もあるかもしれない。(連絡した職員が)勝手知ったる仲ということで、少し甘えがあったかもしれない。反省している」と話した。

レクでの職員への接し方については「言い方が厳しく、不快な思いさせたことは反省しているし、謝りたい」と述べた。

百条委が実施した職員アンケートの中間報告では、伝聞を含め4割弱にあたる1750人が知事のパワハラについて見聞きしたとし、59人は直接目撃したと回答した。

斎藤氏はこれまで「県政をよりよくしたいという思いから厳しい叱責をすることはあるが、業務上必要な範囲内だった」と繰り返し述べている。百条委は職員の証言やアンケート結果をもとに、斎藤氏に事実関係などを問いただす。


他県で起きていることだが本県でもこの百条委員会の行方を興味深く見守っている方は少なからずいるのではないか。

本県の場合は知事ではないが、似たようなハラスメント事案を匿名で複数回報告を私も受け、県議会でも取り上げている。

書類を投げつけ「やりなおし〜」、「ブラックと言われてもいい」など数々の名言を残して現在は要職を去られている。あくまでも私の印象だが兵庫県どころではないハラスメントがあったと想像できる。しかしながら書類等の投げつけや「聞いてない」はあまりに行動が酷似しすぎて恐ろしさを感じる。

もし匿名でなく兵庫県のように氏名公表で表沙汰になっていたら本県でも百条委員会までは辿りつけたのではないかと思うが、一方で恩恵を頂いた職員もごく一部ではあるが存在したことは間違いないので、その点のリスク回避は巧妙である。

おそらくは仮に百条委員会を開催できたとしてもご本人は兵庫県知事と同様に正当性を主張するだけだろう。しかし百条委員会を開いただけでも後々に起こっている事柄(高すぎる疑惑の報酬問題等)を防げたのではと残念至極である。
posted by 飯沢ただし at 21:33| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月29日

秋田市にて二日間公務

28日は北海道・東北議長会の会議
本日29日は北海道・東北道県議会議員の研究会があり、一泊二日で対応しました。

議長会の会議は本県の工藤議長が南米の岩手県人会の式典に参加のため副議長の私が代表で応対しました。

議長会全体での政府要望への対応の確認と今回は有権者の主権者教育と投票率向上について各道県議会の取り組みが発表され質疑意見交換が交わされました。岩手県議会の取り組みに対してはYouTubeを活用した本会議の質問を発信している件について質問を受けました。各道県議会の発表を伺うと岩手県議会の広聴広報委員会の積極的な取り組み(県議会の出前講座等)は評価されていい活動です。

議員研究会では秋田県の洋上風力発電事業について講演を受けたのちに3つの分科会で各道県の取り組みについて報告と意見交換が行われました。私がこの研究会に出席したのはコロナ前の8年ほど前でその時は観光振興の分科会に参加したと思います。

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【真剣に発表に耳を傾ける本県の城内愛彦議員】


今回参加した分科会では教育がテーマでしたが、窓口が広くて教育行政方針全体を発表された県や不登校問題など問題を絞ったテーマに特化した県など内容がまちまちで議論の共通の深まりという点では課題があったと思います。これは幹事県がしっかりと対応すべきと考えます。いつもは本県の発表内容に対して辛口な私ですが、今回は特色ある県立高校の取り組みに絞った内容で、良かったと思います。

教育と言えば先進県は秋田県で個人的には注目して拝聴しました。

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レジメにあるようにかなり思い切った少人数によるチームティーチングなど、児童生徒に熟慮を促すやり方には一日の長があります。

さらに今後の課題として教員の質を上げることと平然と語ったところに常に客観的な評価がされていると感じ入った次第です。本県では絶対にそのような発表内容にはしません。

他県の議員と交流し、特に宮城県議団とはILCの実現に対して今後の活動について具体的に話合えたことは収穫の二日間でした。
posted by 飯沢ただし at 23:54| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月28日

安治川部屋合宿歓迎会

本日、大相撲安治川部屋が東山町松川で明日から合宿を始めることが決まり大歓迎会が東山町内の催事場で開催されました。

そもそも東山町では東関部屋とのご縁で30年以上も前から松川地区で合宿をしていた経緯があり、東関部屋が解散後も後援会は解散をせずに次なるご縁を求めて合宿する部屋をここ数年探していたところ、2年前に新しく部屋を創設したばかりの安治川部屋とのご縁がつながったのでした。

安治川部屋の親方は元関脇 安美錦関。

現役時代は大きな怪我がありましたが、怪我とお付き合いしながら相撲の技術を高めていった玄人受けする関取でした。

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50年後も東山町で合宿できるように部屋の力を高めていきたいと力強いご挨拶でした。

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部屋の出世頭は9月場所東幕下4枚目に番付されたウクライナ出身の安青錦(あおにしき)さん。これまでの成績も優秀で近いうちに関取になれる力士さんです。

また、宮城県の栗原市金成町出身の安大翔さん(19歳)も所属しており、本日は安大翔を応援する会から36名もの応援団が大挙歓迎会にも参加され、大いに会も盛り上がりました。

親方、女将さん、部屋力士全員が精一杯のご対応を参加者にしていたのがとても好感を持ちました。

東山町の方々はこれまでも温かい歓迎を松川誠元町長をはじめ部屋にしてきたので、安治川部屋の関係者もきっと気に入ってくれると思います。

また大相撲観戦の楽しみが増えました。安治川部屋のご繁栄を心からお祈り申し上げます。
posted by 飯沢ただし at 00:52| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月27日

両磐地区地域医療懇談会

令和6年度の標題の会議が昨晩開かれ、私も管内選出県議ということでオブザーバー参加しました。

昨日の協議事項のメインイベントは

🚩岩手県立病院等の経営計画(2025−2030)(素案)について

でした。

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実は私は先に閉会中に開かれた県政調査会にて医療局から説明を受けた折に、新たに「準広域型」としてカテゴライズされた千厩病院の方向性について質問をしたところであり、問題は現状の地域病院としての扱いとどのように違うのかです。

かなり以前に千厩病院は一時「地域総合病院」としての位置づけされたことがありましたが、実質の中身が伴わず常勤医の数も診療科も漸減している結果になっています。その後は「地域病院」として他の地域病院と同列になった経緯があります。

昨日の会議でも「準広域型」方向性に対して確認の質問や意見が出され、今後医療局は目に見える形で期待に応えていく必要があります。

県立病院の医師の総数については奨学金医師制度の定着などにより増加しているとの報告がありましたが、地域偏在と診療科偏在は一向に解決しておらず、地域病院が必要としている医師が足りていない事実はもっと真剣に受け止めて抜本的な対策を打つ必要があります。


全般的に両磐医療圏の会議は(他の圏域は知りませんが)いつも委員が建設的な意見を述べられて、とても実のある会議であるという印象です。地域医療を守る懇談会は病床削減問の折に議会からの提案で設置された会であり、これからも地域の未来の医療が保持できるような存在を期待しています。

posted by 飯沢ただし at 16:43| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月26日

人生の幕引き

工藤大輔議長が南米へ出張している関係で議長代理としての役目がありました。葬儀の参列と弔問の2件です。

先日は岩手県たばこ耕作組合の現職会長の滝沢正一氏の葬儀参列をしてきました。

滝沢氏とは私が葉たばこ振興議連の副会長や幹事長職にあるときに何度もお話する機会があり、また夜の酒席で偶然鉢合わせした時も度々あったりして親しいお付き合いをさせて頂きました。近年は全国のたばこ耕作者の重職もかねておられていたことで、最近県議会の議員連盟の総会も欠席されていたのかなと思っていましたら闘病されていたとのこと。快活で情熱溢れる語り口は誰にも好感を持たれており、たばこ耕作者の皆さんの信頼も厚かったと推察致します。病魔の進行が早く、こんな結果となりご本人もさぞがっかりしたことに違いありません。これまでのご尽力とご功績に深謝を捧げ、心からご冥福をお祈り致します。

本日は元県議会議員の折居明弘氏の弔問に行ってきました。県議会と県議会OB会からの弔意を奥様に捧げました。

折居先生は私と1期4年、亡き私の父とも2期8年ご一緒させて頂き、折居先生の明るいお人柄にはいつも元気づけられた記憶があります。観光に関して造詣が深い印象があり、こと細かく執行部に提案されていました。一緒に韓国を訪問した折に、ご自身の県議初当選の時の話をされて、ご自身が大層感激してロレックスの腕時計をそばにいた人に気が大きくなってあげてしまったとのエピソードで、後になってしまった〜と思ったとの逸話を楽しそうに話されていたのを思い出されます。

フランスの作家ジャン・ジオノが書いた木を植えた男という作品があります。南フランスの山岳地帯の荒地にたった一人で30年余り毎日木の種を植え続け、ついには森をよみがえらせた年老いた羊飼いの話でありますが、本当に世の中を変えることができるのは、権力や富や力に頼る行動ではなく、この羊飼いのように、名誉や報酬を求めず、静かな持続する意思に支えられた粘り強い行為なのではないでしょうか。
 県民の一人一人が力を合わせ、よりよい岩手を築く確かな意思を持続させていくならば、必ずや輝かしい岩手の未来が実現するものと私は確信しております。


👆は折居先生が任期の最後、平成15年2月議会の代表質問で最後に結ばれた言葉です。なんとも折居先生らしい味のある引用だと思います。

折居先生、安らかにお眠り下さい。合掌。
posted by 飯沢ただし at 22:59| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月25日

キオクシア社がいよいよ上場へ

キオクシアHDが10月上場へ 時価総額1.5兆円目指す

【日本経済新聞電子版 2024年8月23日 13:30 】

半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(HD、旧東芝メモリ)が23日、東京証券取引所に上場を申請したことが分かった。10月の上場を想定している。時価総額は1兆5000億円超を目指し、2024年最大の新規株式公開(IPO)になる見通しだ。人工知能(AI)の普及に伴って需要が拡大するメモリーの投資競争に備える。

キオクシアはデータ記憶用のNAND型フラッシュメモリーで世界3位。18年6月に東芝から独立し、19年10月に現社名に変更した。米投資ファンドのベインキャピタルと韓国のメモリー大手SKハイニックスによる特別目的会社が計56%出資し、東芝も41%出資している。東芝とベインはキオクシアの上場後、保有株を段階的に売却する。

キオクシアは20年に東証に上場を承認されたが、米中貿易摩擦の激化を受け、市況の先行きが不透明だとして上場を直前で延期した。その後、米ウエスタンデジタル(WD)のメモリー事業との統合交渉を進めた。NAND3位のキオクシアと4位のWDが合併して首位の韓国サムスン電子に対抗する狙いがあった。ただ、中国の独禁法当局の審査を通過するメドが立たないまま、23年10月に交渉は打ち切られた。

再び上場を目指すのは、事業環境が改善していることがある。メモリーの主力市場であるスマートフォンやパソコンの需要が底打ちし、24年4〜6月期の連結純利益は698億円と同期間として最高だった。AIデータセンター向けの需要も拡大するなか、借り入れに頼っていた資金調達の手段を増やして投資競争に備える。

キオクシアは24年3月期に2437億円の最終赤字を計上するなど2期連続の赤字に陥った。22年後半以降にパソコンやスマートフォンの消費が低迷したあおりを受けた。足元の業績回復ペースが鈍れば、上場時の時価総額は20年の公募・売り出し価格の仮条件から算出した約1兆5000億〜1兆8800億円を下回る可能性もある。

NAND2位のSKとの関係も焦点だ。同社はキオクシアの新株予約権付社債(転換社債=CB)を保有しており、上場後に約15%の株式を取得する。キオクシアとWDのメモリー事業の経営統合に合意しなかった経緯もあり、経営戦略を巡って摩擦が生じる懸念がある。


以前、県議会の決算・予算の特別委員会でIPOが頓挫した折に、私はキオクシア社の将来展望を絡めて当該部に質問をした経緯があります。この新聞社の指摘はもっともでSKとの交渉は決して楽観できるものではないと私もみており、今後の成り行きが注目されます。

NAND型フラッシュメモリーは汎用型で現状ではもっとも需要が高い製品とされていますが、台湾のSMTC等はすでに次世代の半導体製品に向け着手しており、将来の競争はさらに激化することは必至です。

日本政府も米国の動きに呼応して半導体産業の再生に力を入れていますが、このたびの市場からの資金調達によってキオクシア社がどのような設備投資をしていくのかについても興味があります。

本県の工業出荷額はついに自動車産業を抜いて半導体産業が一位になったということで、期待は高まりますが、一定のリスクを背負っていることも同時に認識しておかねばならないと私は考えています。
posted by 飯沢ただし at 23:48| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月24日

新鮮味がない・・・

枝野氏、立民代表選に出馬表明 政権交代へ「経験重要」
【日本経済新聞電子版 2024年8月21日 15:46 (2024年8月21日 21:40更新)】

立憲民主党の枝野幸男前代表は21日の記者会見で、9月の代表選(7日告示―23日投開票)に立候補すると表明した。「人間中心の経済」を掲げる政策の骨子も発表した。「失われた30年を作り出した古い政治に終止符を打ち、新しい時代へ向かって進むときだと考えた」と述べた。

立民の代表選について記者会見で出馬を表明したのは枝野氏が初めて。

政権交代に向け「政権運営の経験値こそが重要だ」との認識を示した。枝野氏は2021年衆院選の議席減を受けて代表を辞任している。この経緯に関し「躊躇(ちゅうちょ)する思いがなかったかといえば噓になる」とも話した。

次期衆院選で他の野党と全国一律でなく地域ごとに選挙協力する姿勢をみせた。「政党間連携のあり方を再構築し、個別の選挙区や地域で自民党に最も勝てる形を模索する。最大限一騎打ちをつくる」と展望した。

単独政権の樹立をめざすと主張した。「自力で政権を担えない姿勢の政党には託してもらえない。与野党伯仲に持ち込むことすらできない」と説いた。

21年衆院選で共産党との選挙協力を「立憲共産党」とやゆされた。枝野氏は「同じ轍(てつ)を踏まない」と振り返った。政権交代に向けて自民党支持層の取り込みが必要だと指摘した。

円安や物価高、自民党の政治資金問題などを踏まえて「国民は新しい政治の選択肢を求めている」と語った。「次の衆院選で民意を受け止めるため、立民は自民党に代わる新たな時代の国民政党へと進化しなければならない」と訴えた。

「アベノミクス後の経済をどう立て直すのかが問われている」とも発言した。具体策として生成AI(人工知能)の開発力強化や文化予算の大幅拡大などを挙げた。保育や介護分野などの職員給与は公定価格引き上げも提起した。

他党との連携に影響が出やすい政策分野は慎重な表現が目立った。

原発は政策骨子で「依存しない社会をめざす」と記すにとどめた。党綱領にある「原発ゼロ社会を一日も早く実現」は書かなかった。外交・安全保障も「現実的で実効性ある政策を進める」と主張した。

現職の泉健太代表は外交・安全保障やエネルギーといった重要政策で「現実路線」を強調してきた。これらの政策分野で大きな違いは打ち出さなかった。

消費税の減税も盛り込まなかった。中間層までを対象に5%分の減税に相当する給付付き税額控除制度を創設すると説明した。枝野氏は21年衆院選で消費税率5%への減税を公約に掲げて敗れた。22年に「間違いだった」と振り返っている。

9月末で任期満了となる泉氏の党運営に関し「任期満了で新たにここから3年間どうしたらいいかという時、敬意を踏まえた批判はあるだろう」と言及した。

現執行部には党内から次期衆院選の擁立状況が遅れていると問題視する声がある。国民民主党など他党との選挙区調整が不十分だとの指摘もある。


この方、私はまったく信用できません。立て板に水の説法が得意ですが実行力がまるでないことは東日本大震災時に実証済み。

単独で政権を目指すと大見得を切っていますが、今の立憲民主党は日本共産党と組んで我が国がどこを目指すのかが見えてこないし、大体にして東京都知事選の惨敗を受けて野党共闘をどのように進めていくのか自身の総括もなければ展望も示さない。

そもそも立憲民主党の誕生も希望の党から除外されて偶々出来上がった政党だった。

昔の名前はもう要りません。立憲民主党にはもっとフレッシュな人材はいないのでしょうか?
posted by 飯沢ただし at 00:22| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月20日

追憶 佐藤公一翁

先日曽慶地区の夏祭りで市役所OBの岩渕甲次郎氏が「佐藤公一 伝記と追想」とその「続編」を持ってこられたので、即座に貸して頂くよう懇願し、現在完読には至っていないが、主要どころは読み終えたところである。

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以前にもこのブログで紹介しましたが、佐藤公一氏は戦中戦後に産業組合運動を通じて後に県立病院の礎となる医療施設の拡充を図られた功労者であり、戦後の知事自治法制定時初の県議選において初当選され、その人徳を認められて副議長に選任された方であります。

その偉業を讃えるために昭和46年に現在の県立大東病院前に顕彰碑も建立されています。

伝記と追想には佐藤公一氏にご縁のあった方々が寄稿しており、実に興味深い内容ばかり。当時の大東町長伊東勇氏からはじまって、千田正知事、岩持静磨氏、志賀健次郎氏、金子太右エ門氏、加藤剛佐氏、菊池知勇氏など

大概は佐藤公一氏の偉大さを讃えるものであるが、私の祖父である飯澤武雄は文学に精通したところを魅せようと努力した跡が見えたり、遠藤保雄氏に至っては皮肉が効いた文章で自らの存在感を際立たせたりで明治生まれの方々の個性の強さにただただ驚くばかり。


ご本人が寄稿した「国保診療所のあり方と県立病院の行き方」には現代にも通ずる県立病院の存在意義についてその本質を極めて正しく突いておられ、これから何度も読み返してみたいと思う。

これぞ正に温故知新。
posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月31日

広瀬めぐみ参院議員に関して

既報のとおり、昨日東京地検は広瀬参院議員の詐欺容疑で家宅捜索しました。同日ご本人は自民党に対して離党届を提出し受理されたとも報道されました。

いまだ捜査段階ではありますが、ご本人が離党届を提出したことで議員としての資格に関して重大な局面を迎えたと私自身が判断し、以下私の現段階での考えをここに記します。


ちょうど2年前の参院選挙に当たっては岩手の政治局面を変えること、私たちの最大の政治目標である知事選に向けての布石として大事な選挙としての位置づけをして全面的に「いわて県民クラブ」の同志と共に全面的に広瀬氏を支援しました。

結果当選を果たし、椎名素夫先生が当選して以来の保守系候補が誕生して大いに広瀬氏のキャリアを活かした活動に期待がかかりました。

しかしながら、このたったの2年の間に今回の社会を揺るがすまでに至った詐欺疑惑がかかったことは国会議員のとしての資格が問われる重大な問題と捉えています。支持をしてくれた有権者の期待に完全に背くものです。誠に慙愧に堪えません。

議員としての基本的な管理能力が欠如していたこと、それを広瀬氏の後援会活動や選挙期間中に私自身が見抜けなかったことに支援してくれた皆様に心からお詫び申し上げます。皆様の期待を裏切り、政治に対する期待感も失う結果となってしまいました。誠に申し訳ありません。自分自身の未熟さを恥じるばかりです。

今後、支援を頂いた皆様には何らかの形で私の思いを伝えたいと思います。

広瀬参院議員にあっては真相を早期に自身の口から語って責任を果たして頂きたいと思います。

posted by 飯沢ただし at 23:02| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月23日

県商工会連合会が県議会に要望

議長が全国議長会の会議に出席のため代わりに副議長職の私が県議会を代表して要望書を受領し、要望書の内容について意見交換をしました。

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【県商工会連合会 高橋富一会長から要望書を受け取る】


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ちなみに商工会連合会の専従の宗形金吉専務は高校の同級生です。

中小零細企業の会員が多い商工会が抱える問題の深刻さは商工会連合会結成以来かもしれません。
後継者難、人手不足、急激な材料費高、賃上げへの対応、外国人労働者の受け入れ対応など課題が一気に押し寄せてきています。

急激な人口減社会に入ったことで行政がこれまで用意してきた既存の支援メニューの延長だけでは中小企業の存立そのものが困難な時代になってきたというのが私の認識です。したがって国は物価高騰対策についてはしっかりとした支援が不可欠。県も既存メニューの追随にとどまらない斬新な取り組みが必要となると考えます。

意見交換ではILCの実現の可能性などについても濃密な意見を交わすことが出来ました。

商流が大きく変化をし、街の経済の中心の役割を担っていた商店街も危機的状態。これまで経営支援などきま細かい指導等で商工会の存在は大きいものがありました。これからの商工会はどうあるべきか、何をすべきか本県のみならず全国的に同じ課題に直面しています。
posted by 飯沢ただし at 23:06| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月22日

混沌とする米大統領選

遅すぎた決断、まだ「どん底」ではない バイデン氏撤退

【日本経済新聞電子版 2024年7月22日 4:16 】

バイデン米大統領が再選をめざした選挙戦の継続を断念した。11月5日の投票日まで3カ月半しかない。遅すぎた決断は復権をめざす共和党のトランプ前大統領に勢いを与えた。後継候補に推されたハリス副大統領の下で民主党が結束できなければ、米国発の混沌が世界に広がりかねない。

「私の党と国家にとって最善の利益」。バイデン氏は21日の声明で選挙戦撤退の理由を簡潔に記した。81歳の老いと衰えをさらしたテレビ討論から撤退を決断するまで3週間あまりかかった。

「私は自分をかけ橋だと考えている。それ以外の何ものでもない」。4年前の選挙戦で、まだ70代だったバイデン氏はこう訴え、1期限りで退く可能性を示唆していた。

バイデン氏が再選をめざせば投票日を81歳で迎え、2期目を86歳で終えることは誰もが分かっていた事実だ。2023年4月にバイデン氏が再選出馬を正式に表明する前から、高齢不安は民主党内の最大の焦点だった。

不都合な事実に目をつぶり、早期の軌道修正に失敗した。「変化したのは私が引き継いだ経済、外交、国内分裂の深刻さだ」。バイデン氏は変心の理由をこう抗弁した。

バイデン氏だけの責任ではない。民主党全体が「現職大統領が再選をめざす以上、党が団結するのは当然」という「正論」を掲げ、新たな指導者を選ぶことで支持基盤が割れることを恐れた。

次世代のリーダーとされる人々も党内の協調を乱す「戦犯」となるのを危惧した。副大統領のハリス氏の不人気も思考停止に拍車をかけた。「非白人」「女性」という民主党の多様性の理念を体現するハリス氏を押しのけることも、大統領候補として担ぐと決めることもできなかったからだ。

皮肉なことに、22年の中間選挙で民主党が予想外に善戦したことも「バイデン再選」への異論を封じた。バイデン氏はトランプ氏と戦えば必ず自分が勝つと訴え続けたものの、暗殺未遂の銃撃の難を逃れた「強いトランプ」と、衰えの隠せない「弱いバイデン」という印象は覆せなくなった。

一つ確実なのは、共和党はバイデン氏が後進に道を譲ることを恐れていたことだ。バイデン氏は59歳のハリス氏を後継に推した。問題は民主党が大統領候補を選ぶ手続きの透明性を保ちつつ、早急に党内の結束を回復できるかどうかだ。

民主主義陣営を率いる米国の混乱は、中国やロシアといった権威主義国家にとって秩序の変更を試みる隙を生む。政治の迷走に嫌気した米国の有権者が投票に行く意欲を失えば、民主主義の復元力はそがれ、排外主義や孤立主義への米国の傾斜が早まるかもしれない。

王の老いが招く悲劇を描いた「リア王」で、シェークスピアは「最悪の状況から帰るところは笑いしかない」と記し、同時にこう戒めた。「『どん底だ』と言えるあいだはまだどん底じゃない」


遅すぎた決断が米大統領選挙にどのような影響を与えるのだろうか。トランプ復帰確実とは言われているが果たしてどうなるか。先が読めない。

しかし、1960年代に若きリーダー、ケネディ生んだアメリカの活力は今やどこへ行ってしまったのか。共和党も脛に傷だらけのトランプを推すしか道はなかったのか。社会の成熟と政治の発展はほとんど相関関係がないと言わざるをえない。今回の大統領選挙は民主主義のエアポケットに入ったような印象である。

この記事を書いた日本経済新聞のワシントン支局長 大越匡洋氏が懸念を示しているように政治の迷走を憂慮した有権者が参加の道を閉ざせば世界が混乱に陥る可能性が高く、その危険性を強く危惧する。
posted by 飯沢ただし at 23:27| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月19日

文教委員会東北視察

昨日と今日にかけて文教常任委員会で山形県に視察に行きました。

最初の目的地は酒田市。酒田には盛岡から北上、横手経由、新庄を経るルートで。

酒田市の駅前に立地する「酒田駅前交流拠点施設ミライニ」を視察。

駅前に立地していた商業施設が撤退したのを機に市が土地を買い取り市立図書館を中心に据えた子育て、イベントなどの交流施設を建設し、それらの複数機能は市教育委員会が所管。

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【二階の吹き抜けから見る図書室】


管理運営は指定管理者制度を導入し、TRC(図書館流通センター)が運営。
TRCは全国の図書館運営では有名な大手の会社ですが、この複合的な施設の運営にまでチャレンジする奥行きの深さ。

(実は私は以前、TRC主催の議員向けセミナーに参加したこともあり、また岩手県立図書館の運営について相談されたご縁がありました。)

運営スタッフの皆さんはとてもいきいきとして働いている印象で、図書館の枠を広げた複合施設は今後他の自治体へも広がりそうです。恐るべしTRC。


実は酒田市は平泉町とご縁があって

奥州藤原氏が滅亡した後、藤原氏三代秀衡の妹、徳尼公が平泉から酒田に36人の従者と共に逃れ、酒田湊の繁栄を築いたと伝えられています。徳尼公亡き後、36人の遺臣は向酒田の地侍となって、船問屋を家業とし、自らを「長人(おとな)」または「三十六人衆」と称して町政を担当したといわれています。泉流寺(せんりゅうじ)は酒田市にある徳尼公ゆかりのお寺です。【酒田市のホームページより】

立ち寄った「出羽遊心館」の茶室にも「泉流」の二文字が使われていました。よほど酒田市の基礎を成した事実は市民に浸透されているかが伺い知ることができます。

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昨年、酒田市と平泉町は文化交流協定を結び、両自治体の交流が盛んに行われているようです。

歴史的に経済が発展した酒田市。「出羽遊心館」の建設が象徴的で、市民にはどこかに心のゆとりがあるように感じました。
posted by 飯沢ただし at 23:51| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月12日

港湾振興議員連盟視察@

去る7月9日〜7月11日まで港湾振興議連で県外視察をしてきました。

港湾の視察は@清水港A横浜港でした。

どちらもコンテナ埠頭施設と実際に行われているオペレーションを視察しましたが、その感想については次回に記します。

Aの横浜港のうち、新たに整備された客船対応の新港埠頭のハンマーヘッド施設も視察対象でした。
新港埠頭周辺は旧高島埠頭も含んだ横浜新開発「みなとみらい」開発によって平成の時代から大きく変容して、私が働いていた40年前の姿は赤レンガ倉庫しかありません。

私がいた昭和の終わり頃は横浜港では在来船とコンテナ船が混在している頃で、新港埠頭も在来船バースとしてたまに活用されていました。たまにというのは埠頭に隣接している上屋がほとんど活用されていない状況にあり、艀(はしけ)荷役が中心の本船しか接岸しない状態でした。

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【かつての新港埠頭。ベーブルースもこの埠頭から上陸したという】


中国船の雑貨の荷揚げやインド船の鉄パイプ積みが思い出されます。中国船からの輸入は、そば、小麦などの袋ものや人毛(かつら用)などもありました。インド船の荷揚げ装置は能率が低く、2〜3本の鉄パイプを一日中カラ〜ン、カラ〜ンと音を立ててのんびり荷役をしていた時代です。
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戦後横浜の埠頭は米軍に接収され、瑞穂埠頭がノースピア(現在も接収されたまま)、大さん橋がサウスピア、新港埠頭がセンターピアと呼ばれて、新港埠頭4号はCP4と略されていました。私がいた頃ハンマーヘッドクレーンの存在は誰からも聞いたことがありませんでした。

新港埠頭内に当時、作業会社の笹田組の事務所があり、荷役が終わった時に歩いて事務所に寄った時もありました。

それが今や姿を変えて大型客船専用の埠頭に生まれ変わり、関連施設も(ホテルまで)整備されて綺麗な環境になりました。

街(まち)は時代と共に変わっていくものですが、これほど人為的に目的を持って変化したところもそうはないでしょう。

再開発されるところは再開発をされる価値が認められるところのみ。資本が投下される力の差は中央と地方では認めざるを得ませんが、岩手の場合どのような形で(たとえお金を多額にかけなくても)再開発されるのがいいのかしっかりとしたビジョンが必要です。
posted by 飯沢ただし at 23:47| 岩手 | Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月07日

東京都知事選挙終わる

結果は小池都知事の3選。

一人だけを選ぶチャンピオン選挙は現職によほどの失策がなければ現職有利と言われるがその通りの選挙ではなかったか。

石丸候補が敗戦の弁で述べていた「これが都民の選択。何も言いようがない。」はその通りで、結果がすべて。
石丸候補にあっては20代30代の支持が厚く、新しい局面を望んだ無党派層をSNSを活用した選挙戦術がずばり当たり、大善戦。今後の選挙活動にも大きな影響を与えた。

さて、現在のところ3位に甘んじている蓮舫候補者。政権批判に重きを置き、特定の政党と事実上二人三脚。公約は具体性を欠き、特に神宮外苑開発問題再検討は完全な後付け。都政へのビジョンを最初から持ってなかったことはマスコミにも指摘され、有権者も知事としての適格性を評価された結果と私は分析する。事前運動問題で告発されており、今後の動向がどうなることやら。

こうした候補者を2番にも押し上げなかったとすれば、都民はしっかりした見識を持っていたということだろう。


50名を超える候補者が出馬した今回の都知事選挙。私が学生の頃に経験した都知事選挙にもさまざまな経歴の方が立候補して大賑わいだったが、今回は意図的な候補者の乱立で今までとは様相が異なる。税金で賄う選挙事務費用であるから今後の東京都の選管の対応にも注目したい。
posted by 飯沢ただし at 23:52| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月02日

文教委員会

本日は常任委員会の審査日でした。

文教委員会には今議会では議案審査がなく、教育委員会所管の請願陳情の審査と教育委員会と文化スポーツ部からの執行部説明に関する質疑・意見交換のみでした。

のみといったところで審査は10時から16時35分までの時間を要し、いつもながらの熱心な審査となりました。

「ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げを求める請願」
については請願項目4項目中3項目が全会一致。1項目が賛成多数で採択となり、委員会で意見昌を発議することが決定しました。

私は教職員の適正な配置のために安定的な財源が不可欠としながらも、児童・生徒への教育の質を高めることこそが教育の本質であるとの意見を述べました。私が中学1年の頃、ちょうど学テ闘争で与えられるべき授業が行われなかったことにも触れ、教育の機会を担保することは歴史的な事実も再認識することも肝要であると述べました。

また、県立高校への入学者予定数が13年後には現在の60%になるという厳しい数字、人口減による県財政のひっ迫が教育行政予算に与える影響は大であることから急激な社会変化に対応する教育施設の財源確保の状況と対応、併せて県南地区の工業高校の新設にかかる財源の確保について当局の見解を質しました。

令和7年度には立地場所を含めた方針を明らかにするとの計画は現在のところは動かさないとの答弁でしたが、その後の竣工に至るまでの道筋は未だ予想の範囲を超えるものにはならない状況でした。

いずれ県南地区、ひいては一関地区にとっては重要課題ですのでこれかも議論の中で進捗管理をしていきます。
posted by 飯沢ただし at 23:50| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月30日

本年もあと半分

今日は6月の最終日です。明日から2024年の後半戦に入ります。
私は昨年末からの怪我、そしてコロナ感染と健康状態に不安を抱えることの多い前半でした。後半は心身ともに健康な日々を過ごせるよう気をつけていきたいと思います。

本日は前県議の伊藤勢至氏の叙勲祝賀会に招待を受け参加してきました。

伊藤先生は私の1期先輩の平成七年の初当選。会派は一緒になることはありませんでしたが、二人ともラグビー競技を経験したご縁から折に触れてお声をかけて頂きました。コロナ前にワールドカップ釜石大会を成功に導くために前大会開催地である英国を視察訪問した際にも伊藤先生が団長で私が副団長を務めました。また、私が一期生後半時には伊藤先生が農林水産委員会の委員長、私が副委員長を務めたこともありました。

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【祝賀会の会場には市議時代の2期分を含め県議7期、計9枚の歴史を伝える選挙用ポスターも掲示されていました。伊藤先生の容姿にはあまり大きな変化はないように思います。私のポスターはとても変化が激しくてお見せできるような代物ではありません😖】

祝辞の中でも触れられていましたが、伊藤先生と言えば本会議、委員会での不規則的発言は積極的に発せられた議員という印象が強く残っています。駄洒落風のもの、激励風のもの、その内容は多種に及んでおり、時には会議を和ませ、時には先鋭化させいろいろな場面を演出させてくれました。ただ大半は不発ものが多かった気がしますが・・・(ここには書けない際どいものもありました。)

東北の歴史認識に強い関心を持たれ、豊富な読書量から質問にもたびたび引用され、党派を超えて私たち後輩にも愛読書を手渡し、解説を頂く機会も少なからずありました。

伊藤先生との20年間の付き合いに感謝を申し上げ、これからも大切な奥様と健康でお過ごしになられますようお祈り申し上げます。
posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月29日

一般質問始まる

一昨日から一般質問が始まり、この二日間で議長経験者が3名登壇。

そのうち2氏は質問終了まで議長席にて見届けることに相成った。一般質問はベテラン議員ほど問題意識が如実に出るので興味深い。

野党系の議員は国政マターに絡めて知事の認識を問い、あらためて本県の知事が非自民の知事ということを際立たせることに余念がない。
私にも矢が飛んできたが、質問項目からある程度予想は出来ていたのでさほど驚くことはない。

一方、議長経験者の質問ではないが、議員が持つ問題認識に関して、そのアプローチの仕方に???という場面があった。ある程度期数を重ねた議員が自分だけの物差しを当てて、既成の制度を無視して強行突破する姿は後輩議員に対して決して参考になるものではない。二次医療圏で医療の完結を目指す形は本県の医療システムとして基本中の基本であり、それを無視しては事は前には決して進まない。

さしたる私も今は人のことを評価できる身分でもないが、誰かが指摘しないと議員全体のレベルが上がっていかない。


いわて県民クラブ・無所属の会からは盛岡選挙区選出の村上貢一議員が初登壇。

村上氏の指南役でもある佐々木博 元議員は私もかつて同じ会派でお世話になったご縁があり、「元気よくやってこい!」とアドバイスをもらってきたと村上氏から教えてもらった。

村上氏は本県の戦略米に関して厳しく追及。
「金色の風」のマーケッテイングについては常々議会から問題提起がされていたが、村上氏の現場を経験している視点からの提案は、今後は目を離せなくなってきた。期待十分である。

何はともあれ貢一議員お疲れさまでした。今後も頑張って下さい。
posted by 飯沢ただし at 23:54| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月24日

WIN-WINの関係を目指して

本日は午後から盛岡市内にて岩手県建設産業団体連合会の通常総会に議長代理で出席し、祝辞を述べました。

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その後、地元一関市に戻りRIP(両磐インダストリアルプラザ 金澤英治会長)の総会に会員の身分として参加。
この4月から一関高専の校長に就任された小林淳哉氏から「企業と高専がWin-Winとなるために」をテーマに講演がありました。

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これが中々興味をそそる話の中身で、目的を達成するために何をすべきかを実体験に基づいての内容でした。何かが足りないから止めるではなくてどうしたら前に進めるのかを追求する手立てに関して貴重な示唆を頂きました。

金澤会長からは外国人の実習制度に関して国の制度改正があり、今後市と県が連携した補助金のあり方について提言がありました。しっかり前に進めるよう私も尽力します。

このRIPには金澤社長のお父様からお誘いを受けて入会したのがきっかけで、これまでILCに関してもRIPでは吉岡先生を講師に招聘するなど何度も勉強会を実施してきました。今日も会員間の意見交換会ではILC実現の期待がしぼんでいるとの率直な感想がありましたが、少しでもチャンスがある限り私は粘り強く活動を継続発展させていくことをお話させて頂きました。

本日参加された会員(主に製造業に携わる会社の経営者)は中核が50代になっており、時代の変遷を感じました。
posted by 飯沢ただし at 23:46| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月23日

梅雨の戦没者慰霊祭に参加して

本日は連日のむせ返るような高温から一転、朝から霧雨のち雨降りへと一気に梅雨に突入。

午前中は社員の家族の火葬に参列後、地元摺沢地区戦没者慰霊祭に参列。午後は地元の那須議員と市政課題について情報共有後に「おきた林業祭」に参上、夜は来月14日に行われるファイナル同級会の最終打ち合わせ会へ。

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【摺沢地区慰霊祭で追悼の言葉を述べる那須勇市議会議員】


毎年5月の連休中に行われる慰霊祭が今年はこの時期に行われました。摺沢公園の忠魂碑前にて開催される予定が急遽摺沢市民センターに場所が変更され、大ホールのステージ上で役員のみの参加の形となりました。

戦没者慰霊祭で思い出すのは初当選後に初めて公的行事に案内をもらったのがこの慰霊祭。今から四半世紀前のことで、まさに当時の開催も忠魂碑前で遺族会と戦争に赴いた戦友会の方々との合同開催で50人強の関係者が集まっていました。私は臨時議会も始まる前で議員バッジもまだもらっていない段階で、いきなり司会から追悼のことばをお願いしますと言われてかなりの量の嫌な脂汗をかいた記憶は今でも鮮明です。

大概のイベントの祝辞ならばなんとかこなせるにしても、追悼のことばだけはごまかしがききません。

当時は町会議員の那須勇氏の父上であった那須甫議員が私より順番が前に言葉を述べられたので、少しづつ甫議員の言葉をなぞって急場をしのいだのでした。以後、戦没者追悼式には必ず原稿を用意して臨むようにしています。

この教訓から戦争に対する経験値のなさや認識の底浅さを自覚し、また、小原伸元町長の見識や示唆に触れることによって戦後史について勉強するようになりました。

今日の慰霊祭をみても参加者の高齢化と規模の急速な縮小は著しいものがあり、これから祖国を守るために散華された英霊を誰が慰霊し、平和の大切さを誰が伝えていくのか、つきつけられた課題は深刻なものがあります。

おそらく形を変えて戦没者慰霊祭の存続を模索していくことにはなるでしょうが、平和教育については政治思想を完全に切り離すことがは困難であると私は考えることからよほどの注意が求められることとなります。
posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月21日

6月定例議会が開会

令和6年度最初の定例議会が開会しました。
ひな壇には新しい部長さん方が着席。少し緊張した面持ちです。答弁は無難に済ますのではなく問題意識を明確にした未来戦略型でぜひお願いしたいと思います。

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本日提案された令和6年度岩手県一般会計補正予案(第2号)の総額は20億3649万円。

その主なものは

・(新規)経営者保証非提供促進資金貸付金
経営者保証に依存しない融資慣行の確立を加速させ、国の新たな制度と連動した経営者保証を不要とする融資に係る貸付原資の一部を金融機関に預託しよとするもの

融資枠    1、000、000千円
貸付限度額     80、000千円
貸付期間及び利率  3年以内 年1.9%以内、3年超10年以内 年2.1%以内

・港湾災害復旧事業費 
令和6年2月に発生した強風・波浪により被災した港湾施設の災害復旧に要する経費について、補正しようとするもの

補正額      320、890千円

・(新規)被災者農業者緊急支援事業費補助
令和6年2月に発生した大雪により農業用施設等に被害を受けた農業者の農業経営の安定化を図るため、農産物の生産に必要な施設の再建等に要する経費について、補助しようとするもの

補正額       77、000千円
補助先 市町村
補助率 2分の1、10分の10

です。

私の所属する文教委員会には予算案がなく、今回は請願審査と執行部説明に対する質疑意見交換となります。

私も今回は準備を進めて委員会に臨みます。
posted by 飯沢ただし at 15:16| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月14日

IGRが黒字

IGRいわて銀河鉄道、5期ぶり黒字を確保 2023年度決算
【岩手日報電子版 2024.6.14】

 IGRいわて銀河鉄道(鈴木敦社長)は13日、盛岡市内で取締役会を開き、当期利益2億1239万円を盛り込んだ2023年度決算を承認した。新型コロナウイルス5類移行に伴う人流回復、大雨災害の補助金収入により5期ぶりの黒字を確保した。

 輸送人員は453万5562人(前年度比1・9%増)で定期外の利用が伸び、旅客運輸収入は10億4836万円(前年度比7・8%増)。線路使用料収入などを含めた営業収入は40億5060万円(同2・8%増)だった。


鈴木社長は過去に滅茶苦茶な経営をしてIGRを赤字に路線に導いた元K社長の下で働いていた方。その苦労を経験しているので着実な経営方針で経営なさっていると推察します。

あの当時の無計画で思いつき経営体制を1年でも短縮できていたならIGRの財務基盤ももっとましだったはず。

私は当時総務員会や第三セクターを調査する特別委員会でも厳しくK社長の経営能力について指摘をして人事の交代を求めたきましたが、県は全く耳を貸しませんでした。K氏の能力については次の就職先でも同じことを繰り返して竈をひっくり返しているの事実があるので経営手腕に関しては確定的です。

K氏は前社長の任期が残っているのに押し込んで社長になった経緯があり、(あれあれ!後に同じことをやっている方もいるのでは?)私はその人事の決定過程も当時問題提起をしました。無理を通せば結果がおかしくなる典型的な例ですね。

鈴木社長には今後も黒字が安定的に継続できるよう努力をして頂くことを切にお願い申し上げます。

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2024年06月12日

総会シーズン

今日は議長代理で「岩手県空港利用促進協議会総会」に出席。
県議会議長は当協議会の副会長が充て職となっているのも初めて知った次第。

隣の席は県商工会連合会の会長の代理で出席した宗形氏。高校の同級生です。

花巻空港の利用実績はコロナ前の年に復活したことが報告され、空港開設60周年を機にさらなる利用拡大を図ることが当面の目標とされました。

札幌便と名古屋便は未だに一便減便されており、早期の復活が望まれます。国際線は上海便の復活のため先に知事が中国に赴いた際に航空会社に要請してきたとか。功を奏すればいいですが。

来週、再来週も議長代理の総会出席が続きます。

午後は議会の副議長室で、医療局、企業局から決算の状況、県土整備部とILC推進局から事業の進捗説明等をもらいました。6月議会は21日に開会。補正予算の審議を中心に行われます。

物価高騰や人件費増の中でも経済の歯車は動き出しており、将来の岩手の在り様をしっかりと県当局は示す必要があります。議会も大局な見地で議論することが望まれます。
posted by 飯沢ただし at 23:01| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月11日

出前授業にオブザーバー参加

体調は100%回復致しました。

読者の皆様にはご心配をおかけしました。体重は3kg減。33年前に結婚した時より体重が少ないという状態(そういやもう少しで結婚記念日)。なんと議員生活25年で最軽量です。出来うれば筋力は増強して体重はこのまま維持したいと目論んでいますが、うまいこといくように頑張ってみます。

昨日、今年度から県議会の広報委員会が企画した小学校へ出向いての「県議会出前授業」にオブザーバー参加してきました。

訪問先の学校は奥州市立江刺ひがし小学校。

江刺ひがし小学校は二年前に統合したばかりの学校です。人首、木細工、梁川、広瀬、玉里の江刺東部の小学校が統合しました。

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【こうした細かい心遣いが嬉しいです😃】


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【校庭前には旧玉里小時代の二宮尊徳像が鎮座。紀元2600年を記念して寄付されたもののようです。本人もっと笑顔がほしい。】


県議会では主権者教育の実践で小学生を対象に親子県議会を夏・冬休みに行ってきましたが、今年から一歩踏み込んで小学校を訪問してまるまる一限を活用させて頂き、広報委員の議員が県議会の役割を中心に説明し、質疑・意見交換を交わすといった運営内容になっています。

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江刺ひがし小の六年生はとても熱心に対応してくれました。

質問コーナーでは
「議員の給料はいくらか?」「なぜ起立で採決するのか」「休みはあるの?」「会議中いねむりしている議員はいるの?」とか子ども率直な感性でガリっとした質問があり、議員団もタジタジでした。

こうした触れ合いが政治に対して少しでも興味を持って政治参加してもらえれば幸いです。

参加された児童のみなさん、校長先生はじめ先生方ありがとうございました。
議員の方こそ子どもたちから大いに触発された日になりました。
posted by 飯沢ただし at 23:09| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月04日

気持ちも新たに

まだ体調は60%程度の回復。もう少し時間がかかりそうです。

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とはいえ体を慣らしていくには少し辛くともという思いで月一度のルーティン活動を決行!

倫理法人会のモーニングセミナー(今日はかつての県議同僚の米内紘正氏がゲストスピーカー)⇒朝街宣@一関東大橋⇒会社ミーティング

そして午後は橋田満元JRA調教師に面談のため遠野馬の里へ(後日詳しく報告します)

帰宅して夕食には家族の配慮により消火のいいとろろ芋を食す。なんだか元気が出てきました!

そしてご報告。月が替わり、事務所のメンバーがポスターの張替えをしてくれました。

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気分も一新して明日から頑張ります。
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2024年05月31日

政策なしで挑む首長戦に疑問

東京都選出の立憲民主党に所属している有名な参議院議員が都知事選への立候補を表明した。

反自民・脱小池都政で戦うという。

どんな選挙手法で戦うのかは勝手にされて結構だが、立候補の最初の記者会見でこれからの都政に対する自らの姿勢を一つも話さないとはいかがなものか。この方は民主党政権時代は大臣も経験されており、少なくとも地方自治に対する基本的なことは知らないとは言えない。

静岡県知事選挙や東京都の都議補選結果をみて出馬の判断をしたとも言及されていたが、選挙に勝つことだけが目的になっているようだ。


国民民主党の方が厳しくこの点に関して批判をされていたが、真っ当な考え方である。

マスコミも勝敗だけに関心を煽るのではなく、真に政策論争できるような環境をつくってほしいものだ。



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2024年05月30日

新笹ノ田トンネル建設実現期成同盟会総会に出席

標題の総会の顧問という立場で出席し、挨拶する機会を頂きました。

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一昨年度に当トンネル建設に関して技術等を検討する会議が設置され、これまで2度開催されています。総会に参加されているメンバーの方々もいよいよという期待が以前よりは高くなってきていると感じますが、実はこの検討会議が最後に行われたのは昨年の9月ですのでもっとスピード感を持って進めて欲しいと思うところです。(この件に関しては私は先の予算委員会でも強く要望しています。)

私の役目は今日までこの新笹ノ田トンネルの実現に情熱を注いでこられた先人の思いをしっかり次に伝え、実現にこぎつけることだと強く自覚をしてこれまでも活動してきています。何とか今の任期中に事業採択までもっていきたいと考えております。

先人といえば元大東町長でありご逝去されている小原伸元さんには幾度となくこの実現についてご教示頂き、町長退職後も一緒に霞が関関係者に面談して実現の道筋を立てようとしたことを思い出されます。政治家とはこうした石をも通す信念が必要であることをまざまざと近くにいて感じ取ることができました。関係自治体の経済団体をも巻き込んだ期成同盟会の設置に動いたのも伸元さんでした。

要望を継続するだけでなくしっかりと熱を入れてこれからも臨んでまいります。
posted by 飯沢ただし at 23:52| 岩手 | Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月29日

明日から公務復帰

療養生活も今日で終わり。
明日から再始動の予定。しかし、いまだに食欲は戻らずで体の芯がぶれている状態。もちろん体重も減ったまま。
このコロナ感染症はインフルエンザと違って熱が引いてもダメージがかなり残る。加齢のせいもあるかと思うが。

この間集中して読書などできる状況ではないが、スパーキーアンダーソンの自叙伝を本棚から引っ張り出して読んでみた。
日記調なのでさほど苦にせず完読。

この無名の監督を抜擢したレッズの球団首脳陣の慧眼には驚くばかりだが、選手やコーチ陣とのコミニケーション能力には相当ずば抜けていたことが見て取れる。1970年代までの阪神タイガースとは両極にある。

加えて、間違った選択をした時に側でしっかり諌めるパートナーが存在することも必要とも記している。

病中日記も今日で終わり。明日から頑張ります。

posted by 飯沢ただし at 23:41| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月27日

5日間が経過

発症日を0とした日から本日で5日間が経過し、昨年に第五類に準じた基準に応じた外出を控える期間に到達しました。

この間体重は2.5キロ減り、体力がかなり削がれた感じです。

感染症の症状はほぼなくなり、喉の痛みもなくなりましたが、咳き込みが時折激しく起こることから余計な不安をかけないためにあと二日間は外出を自粛し、静養に努めることにしました。

思い起こしてみればここ数年加齢によるものなのか食欲が減り、運動不足も相まって菌を跳ね返す免疫力が低下していたと思われます。これを期に毎日の食生活や体力の維持について考え直し行動せねばと決意を新たにしたところです。

時間がいくらあっても本を読んでも頭に入らず、睡眠も熟睡できず恐ろしい夢を見るなど不健康では何も生産的なことができません。身を持って痛感しました。65歳までに良き生活習慣ができるように努力します。
posted by 飯沢ただし at 23:59| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月25日

途中経過

本日感染4日目。

午後から喉の痛みも和らぎ、昨晩悩まされた耳の痛みもなくなってきました。
喉にまとわりつく粘着的な執拗な攻撃はこのウイルスの特徴のようです。とにかくしつこい。出てくる痰の量はすごいです。
デルタ株まではそのウイルスが肺にまで侵入し、肺炎を誘発しました。現在のウイルスは弱毒化してそこまで至らないのが幸いですが、経験したことのない感染症に振り回されています。

ようやく出口が見えてきたので油断せずに回復に努めてまいります。

この間にはお世話になった方の葬儀もありましたが参列もかないませんでした。回復後に心を込めて手を合わせに行きたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 22:24| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月24日

コロナに感染

不覚にもコロナに感染してしまいました。

本日で3日目。熱は平熱に戻りましたが、喉の強烈な痛みはまだおさまりません。
感染経路は不明ですが、先週から出張が多く体調が低下していたのが大きな要因と思われます。

公的行事も欠席となり多くの関係者にご迷惑をおかけしておりますことに心から申し訳なくお詫び申し上げます。

今朝には家人も感染確定となり、家族にも迷惑をかけてしまいました。

こうした私のどこからか状況を聞き及んでお見舞いのメール等を頂いています。元気づけられています。ありがとうございます。

世間ではコロナ感染も下火となっていますが、私のように体調低下につけ込まれる可能性があります。十分にお気をつけて下さい。
posted by 飯沢ただし at 10:26| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月17日

北海道・東北六県議会議長会議に初参加

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【会議の様子を報道した地元の北海道新聞の記事】


標題の会議に副議長の役職として初めて参加しました。今回は北海道の函館市での開催でした。
盛岡駅から新函館北斗駅まで新幹線で2時間10分台での所要時間。函館は好きな街で3年に一度のペースでプライベートで訪問していましたが、以前は青森駅まで高速道路で飛ばして、函館駅まで特急列車に乗って行ったものです。新幹線の威力をまざまざと実感しました。ちょうどコロナ前の4年前と比べて函館駅前も整備をされホテルの建設ラッシュが進んでいました。

会議では当該地方が抱える諸課題について政府への要望項目を確認し、要望活動についてはILCの実現に向けての要望は特出して行うことが決定しました。

会議の後の意見交換会では函館市の大泉市長も参加。祝辞の中で北海道新幹線にかかる期待を強くアピールされたのが印象的でした。各県の議長・副議長を意見交換するうちに岩手県議会が特異な存在であることをつくづく感じました。(そうでなければ私も副議長にはなれなかったのですが・・・)こうして顔を合わせて実際に意見交換すると本県の課題も客観的に見直すことができます。これからも連携を図って進むことの重要性を再認識しました。

次回は8月末に秋田市での開催です。
posted by 飯沢ただし at 23:29| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月14日

円安は国力の低下

円安理由のメーカー値上げ広がる 食品で上げ幅3割超
5月、単月で過去最高

【日本経済新聞電子版 2024年5月14日 11:30 (2024年5月14日 11:57更新)】

円安を理由とした企業の値上げが増えている。主要な食品メーカーの値上げ品目のうち円安を要因とする割合は今年に入り3割近くに達し、平均の値上げ率が5月に3割超に達する一因となった。円安が長期化すれば、日銀が追加利上げを判断するうえで重視する基調的なインフレの押し上げにもつながる可能性がある。

帝国データバンクの調査では、主要な食品メーカー195社の飲食料品で5月に値上げする品目数は417に達する。平均の値上げ率は31%で22年の調査開始以来、単月としては過去最高となる。原材料高や物流費の上昇といった従来の要因に加え、円安が値上げ率を押し上げている。

その予兆は既に統計に表れ始めている。日銀が14日に発表した4月の円ベースの輸入物価指数は前年同月比で6.4%上昇した。2月に0.2%上昇と11カ月ぶりにプラス転換した後、3月の1.4%、4月の6.4%と円安の加速につれて、上昇率が高まっている。エネルギー価格の一服で契約通貨ベースではマイナス4.3%だったが、円安が円ベースの輸入物価を押し上げている構図だ。

輸入物価指数は企業間のモノのやり取りの指数だが、輸入物価の上昇は今後、小売り価格の上昇に波及していく可能性が高い。実際、22年に企業物価が10%近く上昇した際も、その後、小売り価格への転嫁が広がった。

足元では日米の金利差などを背景に、前年同月を上回る円安水準が続いている。4月29日には一時1ドル=160円台まで円安が進み、その後も155円前後の水準で推移している。4月の輸入物価指数によると、電気・電子機器は契約通貨ベースではマイナス3.3%だったものの、円ベースではプラス7.4%だった。

既に顕在化している食品分野だけでなく、今後電気・電子機器などの分野でも円安の影響を小売り価格に反映していく動きが増える可能性がある。例えば、米アップルが昨年秋に発売したスマートフォン「iPhone15」の一部機種では、米国価格は据え置きだったものの、円安によって日本価格が上昇した。円安が長期化すれば、こうした現象も一段と広がることになる。


昨日中にこの引用記事を基に投稿する予定でしたが、拠無い事情により離席せざるをえなくなってしまいました。
気持ちも新たに投稿します。

昨日の街頭宣伝活動でも円安の状況について述べました。餌代の高騰により経営に大きく影響を受けている畜産業界、2024年問題と燃料費の高止まりのダブルパンチで困窮する物流業界など円安による影響は産業に今後も長期化することが予想されています。

一方、昨日のテレビのワイドショーでは海外での売春行為が摘発された件。これだって海外へ行って短期間で稼ぐというマインドが働いたもので円安の影響が遠因となっています。

記事でも指摘しているように私たちの生活にも影響が出ています。

ウクライナやパレスチナの紛争に端を発してはいるものの、この円安は紛れもなく現在の我が国の経済力の客観的評価だと私は見ています。アジアの中でも大学生の学力の低下が大学のランキングでも示されているように歯止めがかかりません。吉岡正和先生が以前から指摘をされているように我が国はすでにものづくり大国、技術立国の看板は色あせていることは明白です。

少子化の今だからこそ人材育成の道筋をしっかりと明示をして実行に移すべきです。
posted by 飯沢ただし at 13:14| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月12日

これからも慈母のごとく

本日一関市大東町渋民に所在する東川院(とうせんいん)が所持する国指定重要文化財「木造観音菩薩坐像」の大修理完了記念行事が開催され、私も参列に加わりました。

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【初夏の東川院 本堂を山門から臨む】


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【左が改修前、右が改修後】


「木造観音菩薩坐像」は1180年代の平安末期に制作され、奥州平泉において藤原三代による寺院造営にたずさわった仏師の手によると推察されています。今日まで渋民の方々の庇護の元に世の中の安寧を守り続け、平成30年には国の重要文化財の指定を受けました(一関市ではこの仏像のみが指定されている)。この度文化庁の指導を受けて保存修理を二年をかけて行い、東川院に無事に帰還をされました。

午前には開眼法要が当院で厳粛に行われ、午後には場所を室蓬ホールに移動して、記念式典と記念講演が行われました。

私はご縁があって改修前の仏像も直に拝見しましたが、この度の改修によってより表情が凜とした中にも柔和さも際立ったような印象を受けました。

これからも浄土の世界をひたすら祈った平泉文化の先人の思いをこの仏像は語り続けていくと思います。こうした機会を得た我々も努力を継続していかねばなりません。

本日の行事を完結するまでに東川院の檀家さんをはじめ実行委員の皆様、関係者の皆様に心から敬意を感謝を申し上げます。
posted by 飯沢ただし at 22:49| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月08日

県南広域振興局との意見交換会

毎年恒例になっている県南広域振興局幹部職員と一関選挙区・奥州選挙区選出の県議との意見交換会が行われました。

五月の連休が明けると世の中はクールビズの世界。職員の皆さんはスッキリとした姿で集合です。

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今年は小島局長の英断で従来とは形式を変えての進行。開始が17時とはいささか遅いなと感じていましたが、要は何ごとも新しいことにチャレンジすることが大事。用意された資料もシンプル版、詳細な資料は後日配送。県議の皆さんもいつもより濃密な意見交換をされていたと見受けました。

局長とは最近私が関心を寄せている県財政に寄与する地方消費税を獲得する具体策についてお話しましたが、これが本庁と情報を共有されて実を結ぶことを期待しております。詳細は後日詳しく書かせて頂きます。


帰りは大船渡線を利用。19時39分の列車には多くの学生が乗車しており、とりわけ摺沢駅では20人強の乗客が降車しました。今どきの高校生は寝ているかスマホに手がかかっているかのどちらか。時代は大きく変わっています。寝る派だけは変わっていませんが。
posted by 飯沢ただし at 23:58| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月27日

物流2024年問題

メディアに2024年問題が取り上げられない日はないと感じる今日この頃。
適用まであと〇年とカウントダウンされてきましたが、この4月からいよいよスタート。

トラック運転手に適用される規制は下記のようになる。

・時間外労働が年960時間以内
・時間外労働と休⽇労働の合計が⽉100時間未満
・時間外労働と休⽇労働の合計について、「2か⽉平均」「3か⽉平均」「4か⽉平均」「5か⽉平均」「6か⽉平均」が全て1⽉当たり80時間以内
・時間外労働が⽉45時間を超えることができるのは、年6か⽉が限度

働き方改革の一環でいよいよ規制がかかることになったのだが、運送会社だけで全国に6万社あり、従業員300人以下の中小企業が99%を占め、多くは下請け会社である現状から、問題をクリアするハードルはとても高い。中小零細企業の悲痛な声は元請けや荷主にどれだけ届くか疑問だらけ。

確かにこれだけ社会問題になっているので物流業界の理解は広がったとは感じるが、荷主もいざコスト増となるとあの手この手で総出し額の出費を抑える工夫はもちろん考える。総論は理解、各論は・・・というのが今の現状ではなかろうか。

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先に行われた県トラック協会一関支部の総会でもこの話題が主。加えて人口減や建設関係の急激な需要減で仕事が急減というダブルショックという悩みも共有された。

多重下請けを監視する物流Gメンも配置するという報道があるが、どれだけ機能するのかは不透明。

いずれにしてもこれまで時間通りに届くのが当たり前の時代は過ぎ去ったということは確かでしょう。この制度の行き着く先が真に豊かな労働環境整備に完結するかはまだまだ私にはわかりません。逆に労働基準法の適用外となる抜け道が出来やしないかとそちらの方が心配です。
posted by 飯沢ただし at 23:55| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月24日

消滅可能性自治体

将来なくなるかもしれない自治体を指す「消滅可能性自治体」。民間団体の人口戦略会議は24日、2050年に20〜30歳代女性人口が半減する自治体を「消滅リスク」があると定義してまとめた報告書を発表した。国や自治体に少子化への警鐘を鳴らすためだ。

報告書は全国の1729自治体・地域を大きく4分類した。
@「消滅可能性自治体」
A出生率が低く他地域からの人口流入に依存する「ブラックホール型自治体」
B100年後も若年女性が5割近く残る「自立持続可能性自治体」
Cそれ以外の「その他の自治体」


10年前の報告書と比べると
別の民間団体が2014年にも同様の報告書を出した。10年前と比べて「消滅可能性自治体」は896から744に減った。外国人が増えたことなどが要因で少子化傾向が止まったわけではない。「消滅可能性」から脱却した自治体は239あったものの、人口戦略会議は「若年人口を近隣自治体間で奪い合うかのような状況もみられる」と指摘し、日本全体の人口減少基調は変わっていないと訴えた。

【4月24日、日本経済新聞電子版より】


岩手県の場合、@に属さない半減を免れるとされている自治体は

滝沢市⇒ −35.9%、盛岡市⇒ −35.0%、矢巾町⇒ −41.7%
紫波町⇒ −41.7%、花巻市⇒ −48.5%、北上市⇒ −39.8%
金ヶ崎町⇒−40.1% の7自治体のみ

ちなみに一関市⇒−60.0%で@に見事に該当。

参考までに値が高い自治体は、
普代村⇒ー78.6%、洋野町⇒−75.4%、西和賀町⇒−74.4%


@を免れたといっても−30%代は3自治体のみなのでボーダー避けたに過ぎません。

岩手県の場合、対策本部を立ち上げているが掛け声だけで何ら効果を表せていない状態にあります。明確なモデルを複数示して対策を地域の特性を勘案しながら具体的に施策を展開することが急務です。
posted by 飯沢ただし at 23:37| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月21日

うしとら物語、続編

先週に引き続き同級生物故者の法要を渋民の東川院と摺沢の高建寺において各方丈様に先達頂き、その後同級生有志で山門前に慰霊塔を建立しました。

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【渋民東川院にて 焼香しているのは同級会副会長の岩渕ひろみさん】


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【供養塔を山門前まで運ぶ愉快な仲間たち】


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【東川院の山門から本堂を見通す景色は味があります】


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【山門前の桜の花はこれからも時をめぐる度に同級生の魂を癒してくれるでしょう】


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【高建寺では副住職のご先導を頂戴しました】


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【山門から踏切が見えるのは小原玉義君曰く高建寺以外では鎌倉の円覚寺くらいではないかとの説。左側の手前三列目に供養塔は建てました】


渋民地区では佐藤博美(旧姓金野)さん、芦 太君、摺沢地区では増田勝子(旧姓佐藤)さん、芦 幸男君がご逝去されています。

東川院の住職様に「これから寺院を訪問される機会に供養塔に手を合わせてほしい」との御助言は実行していきたいと思います。

これまで供養塔設置の段取り、準備を行ってきた還暦同級会実行委員役員の皆さん、参加された有志のみなさんお疲れさまでした。ありがとうございました。7月の同級会が成功するように頑張りましょう!
posted by 飯沢ただし at 23:47| 岩手 | Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月19日

お帰りなさい。ipad君。

3月31日に上京した折に東京駅内で置き忘れたipad君が約2週間ぶりに戻ってきました。

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31日に帰途につく直前に東京駅の東京駅内のレストランにて大谷選手のライブ中継をカウンターの壁に立てかけながら見ていたのを撤収し忘れて置き去りにしてしまったipad君。新幹線に乗車する直前に気づき、踵を返す暇もなく断腸の思いで乗車。新幹線ホーム上、上野、大宮間でレストランに連絡を取るも発見に至らず💧

もうこれは戻らないと諦め、帰宅後に各種手続きを始めました・・・

幸いに契約時に紛失した場合には代替可能なプランに入っており、とりあえず千厩警察署に出向き遺失物届けを出しました。遺失した事実確認を取ったので後は諸手続きを行う段取りへと・・・

と思っていた矢先に東京の丸の内署から届いておりましたとの報が!!!

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【返送時には厳重な包装を施してもらいました😃】


この間、確認書のやり取りを遺失物係りと交わし、4月16日にipad君は無事に我が家に戻り、感動の対面を果たしたのでありました。

どのような経路で警察まで届けられたのかは不明ですが、その後の警察の手続きについてはその迅速さと確実さに感心するばかりです。手に戻った瞬間感動すら覚えました。私なりの分析で発見に関して功を奏したと思うのはipad君に私の名前入りのシールと目立つシールを貼っておいたことです。これは後々警察の方の確認作業に大いに役に立ったと推察致します。

先進国の中でもこうした事例はほぼないでしょう。届けた方の恩情、警察の対応、我が国の誇りです。
posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月14日

うしとら物語

今日は私たち大東中学校同級会のお話です。


2年前私たち還暦の同級会がコロナ禍の影響で開催が困難となり、中止ではなく延期ということにしてましたが、昨年末から有志で働きかけが始まり7月に大同級会を(前回は49歳のときに一関市内で開催)することに決定していました。

その前段で同級生の供養塔を建てることも今回の同級会の活動の一環として計画し、本日第一弾で曽慶地区の供養塔の建立を安全寺にて行いました。南浦住職に供養の先達を頂戴し、参加10名で鎮魂の祈りを捧げました。

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曽慶地区では大久保みつるさん(旧姓畠山)、菅原一行君がご逝去されています。

お二人の魂の安らかならんことを参加者全員で祈りました。同級生が心を合わせて行動することにとても大きな意義を感じた日でした。

来週の21日には10時から渋民の東川院で、12時から摺沢の高建寺で同様の供養を行います。本日は下準備で各々の供養塔の穴掘りを有志の同級生で行いました。来週も天気に恵まれますように。
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2024年04月07日

男やましん

自民党安倍派の政治資金パーティー問題の処分をめぐって離党勧告とされた幹部お二人の対応が分かれています。

方や潔く離党届を提出し、もう一方は再審査請求を検討の考えとか。

この経過を見て私は政治家としての身の処し方について考えさせられます。

そこで思い出されるのは古い話ですが、1970年の「よど号ハイジャック事件」。人質となった乗客の身代わりとなって(独断で判断されたと言われる)機内に乗り込んだ山村新治郎運輸政務次官。

実は前年に大韓航空機のハイジャック事件があり、韓国と北朝鮮はかなり緊張を抱えるおり、ハイジャック犯人に対して韓国政府はかなり厳しい対応を求めていたようです。その間に入って山村新治郎政務次官は事態を打開する人間力があったと推察されます。

最終的には山村新治郎衆議院議員は無事に北朝鮮から帰還したのですが、その男気のある行動は社会に讃えられたようです。


時代が人間をつくるともよく言われますが、山村衆議院議員の行動は政治家としての原点を知らしめてくれます。



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2024年04月03日

例えが下手

川勝平太・静岡県知事が辞意 県庁職員は「牛の世話とは違う」と発言
【朝日新聞電子版 2024年4月2日 19時09分】

 静岡県の川勝平太知事が2日、県庁内で記者団の取材に対し、辞職の意向を示した。1日に「県庁はシンクタンクです。野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりということと違って、皆様方は頭脳、知性の高い方たちです」などと訓示して批判を浴びていた。

 1日の発言は、県職員としての心構えを説く中で出た。この後、「それを磨く必要があります。磨き方、色々あります。知性を磨くということ、それから感性を豊かにしなくちゃいけない」などと続けた。

 川勝知事は3月13日、女子サッカー選手らが表敬訪問に来た際、「男の子はお母さんに育てられる」と語り、子育ては女性の役割と受け取られかねない発言だと批判を受けた。同26日の定例会見で記者に改めて見解を問われ、発言の撤回や修正はしなかったが、「誤解を招く発言であったことは反省している」と述べている。

 川勝知事は3年前の参院補選の応援演説で、同県御殿場市を揶揄(やゆ)するような不規則発言をしたとして、県議会で辞職勧告決議案が可決された。昨年の県議会では、この決議を巡ってペナルティーとして返上するとした給料などを返していないことを受けて不信任決議案が提出され、1票差で否決された経緯もある。


舌禍が引き金となってついに辞任をすることとなった川勝平太静岡県知事。

シンクタンクを強調するならもっと使命感を強調するような事例を引けばよかったのに、一次・二次産業の方々を引き合いにするのはアイデアが貧困すぎる。

思えば椎名悦三郎・素夫親子は例え話はユーモアを含んでおり絶品だった。

椎名悦三郎外相の国会での変幻自在な「おとぼけ答弁」は世間の注目を集めた。過去の日韓関係について「深く反省する」と述べたことに社会党の戸叶里子議員が「どういう意味か」と質問した。椎名は「しみじみと反省しているという意味でございます」と答弁して議場は爆笑につつまれた。日米安保条約については「アメリカは日本の番犬であります」と答弁し、野党議員が「大臣、そんなことを言っていいのか」とたしなめると再答弁して「番犬さまでございます」と言ってのけた。

私もいつもかくありたいと思っているが私のそれはブラックがきつ過ぎて引かれる方が多いと思う。これを機に心を世の中が明るくなるように心掛けよう。
     
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2024年04月02日

令和6年度 新しい門出

4月に入り、令和6年度がスタート。

県庁関係で動きが早速、今朝の朝刊で報じておりました。

まずは新副知事、佐々木淳氏。

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【4月2日 岩手日日紙朝刊2面】


ソフトな語り口の中に、決して議員に媚びらない強い姿勢を感じ取れた印象の方。とにかく実行力に期待したい。

次は、意外な転身を果たした小原由香氏。

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【4月2日 岩手日報紙朝刊2面】


県土整備部副部長を辞して盛岡市副市長に選任される。将来は部長との呼び声が高く、私も部長職にある小原さんとの論戦を期待していたが叶わず、残念。事前に知っていたら先の予算委員会で指名してバッサリと斬られるのも妙味であったが時すでに遅し。

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「一致団結」の盛岡市を目指して頑張って下さい。
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2024年03月28日

安易さの落とし穴

紅こうじ健康被害、閣僚会合開催 政府対応を協議
【日本経済新聞電子版 2024年3月28日 22:40】

政府は小林製薬が製造した「紅麹(こうじ)」原料の機能性表示食品による健康被害の問題を巡り、29日に対応を協議する関係閣僚会合を首相官邸で開く。原因の特定などに政府一丸で取り組むと確かめる。

林芳正官房長官、武見敬三厚生労働相、坂本哲志農相、自見英子消費者相が出席する。


小林製薬の「紅麹」により健康被害問題はもっと拡大していくだろう。

同社が現時点で原因が分からないというところにさらに不安を増幅させている。
サプリメントは薬よりも安易に服飲する傾向が強いことから、みんな薬のタイトルに目を引かれて簡単に判断するケースが多いのではないか。
原因の特定に全力をあげてほしい。機能性表示食品にも法的な制約を強化すべものはしてほしい。

「痩せる」「脂肪を燃やす」

こうした謳い文句には要注意だ。
posted by 飯沢ただし at 23:10| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする