
【讀賣新聞ネット版より】
2位の「米」を抑えて選ばれたということですが、全国版で秋口から毎日テレビ放送されていた印象が強烈に残った影響でしょうか。
本県でも12月4日までツキノワグマによる人身事故は37件。うち死亡は5件と大型自然災害並みの深刻な被害となっています。さらに深刻度を増すのは37件中23件が里で被害に合ったということです。

今までは山道に☝のような看板を設置すれば注意喚起の目的は達成されたところですが、今年は全く状況が異なります。
花巻市でのヒアリング活動の際に熊対策について上田市長から、県が行うべきこと、県でしかできないことに厳しい意見を拝聴しました。箱ワナを増やすなどの物理的対応も必要だが、実態数の把握と年次ごとの捕獲頭数を把握して市町村へ総合的な指針を示すべきであるとの意見でした。
有害鳥獣駆除は県では自然保護課が担当していますが、自然保護と駆除は本来目的が相反するものでもあり、今年のような急激に被害が増加すると機動的な対応に優先順位が回ってしまいます。実際のところ県の役割としては市町村との連携が一番重要であることから専門の対策チームを設置して短期的、長期的な課題を年度中にも探る機動的な動きが必要ではなかったかと思います。
特に長期的な課題として里山との境界をいかに人工的に作っていくかなどの策定作業などがあげられます。秋田県知事の機敏な行動が目立った一方、本県の知事の情報発信が弱かったのも県民に対して安心感を与えきれなかったとも感じます。
いずれ今後中山間地域の人口は急激に減少していきますから、県の迅速な機動的対応を求めていきます。
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