質問者の岡田代議士の質問のやり方についても、今まで取り上げてこられなかったような珍しくいろいろと意見があるようです。
この一連の動きを見て、私は20年以上前にドイツのフライブルグ市を訪問して市議会のメンバーと意見交換したことを思い出しました。当時県議会「政和会」の新人4人のメンバーとヨーロッパ視察した時の話です。
フライブルグ市はドイツの南西部に位置する地方都市で、この市を訪問する目的は環境問題に対して世界で先進地であることでした。ごみの分別から市街地のエリアゾーン割、公共交通政策について学びました。
ドイツもフランスも地方自治制度には政党が深く浸透していて、わが国のような二元代表制ではなく、首長は議会で多数を取った政党が選出される仕組みになっています。その中で環境政策と政治の話題になり、こういう話をされました。
選挙は政党の政策で選ばれるので政策の対立、違いが有権者の関心を呼ぶことにはなるが、
市の政策の根幹をなす環境施策のような基本政策については与野党関係なく市に不利益がないように常に議論をして合意を得ながら進めている。
翻って今回の野党第一党の質問の仕方はどうだったでしょう。
国の安全保障問題は国の根幹を成す優先順位の極めて高いもの。フライブルグ市のような考えに立てばこんなやり方はあり得ないはずです。
そういう意味で野党第一党としての自覚が問われるものだったと私は考えます。
岡田代議士に限らず政府の揚げ足取りをして喜んでいる議員も複数散見されるこれらの姿を見ると、まだまだ我が国の政党政治は成熟していないことがわかります。ただ、その中でも野党では国民民主党の榛葉幹事長の質問やコメントがあるべき姿に近いと最近感じています。
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