2025年11月01日

Poltava Class Cargo Ship@

船会社Kwait Shippinng がK Class を導入する前に使用していた本船を三回にわたって紹介します。
例によって私の忘備録を兼ねた投稿ですので興味のない方はスルーで結構です。

私が担当したUASC(United Aarab Shipping Co.,)より以前にはKwait Shippinng という会社が原形にあり、三井倉庫では私が入社した頃に課長だった江利川さんがフォーマンとして担当していた本船です。よって私はこれらの本船は乗船した経験もないのですが、妙に以前から気になっていました。先日これらの本船で荷役監督経験のある藤崎先輩とお会いする機会があり、いろいろとお話を伺ったことを契機に記すことにしました。今思えばストウェージプランのブランクフォームは私が在籍していた時にファイル庫にあったので、手元に置いておけばよかったです。

K Class はペルシアンガルフ向けのプラント貨物が活況を呈していた背景から重量貨物を揚げるクレーンとデリックを備え付けたカスタマイズされた本船でしたが、それ以前は標題にあるロシアのPoltava という地名にちなんだ汎用型のPoltava Classを使用していました。汎用型ということでこの造船所では当時のソ連や西ドイツ、イラク、ハンガリー、インドにも提供しています。

al shamiahx.jpg

【Al Shamiah】

後に船体は年月を経てマイナーチェンジしていくのですが、一番最初に投入されたのがの型です。K Classに比して規模が3分の2程度でハッチは計6つで、ブリッジの艫に1ハッチあるタイプはこの時代では標準的な設計です。

造船所は当時ソ連、現ウクライナのBlack Sea Ship Yardで
1968年にAl Shamiah、1969年にAl Ahmadiah
1970年にAl Rumaithiahが先行投入されました。

al shamiahx.jpg

【Al Shamiah】


al ahmadiahxxx.jpg

【Al Ahmadiah】


al rumaithiahxxx.jpg

【Al Rumaithiah】

クレーンがデリック横に並列で2基あるの特徴で、全部で7基の装備です。藤崎氏の話によるとクレーンの揚力は5〜8トン程度、デリックは50トン位とのことでした。外見からしてデリック横は5トン、その他は8トン程度と推定されます。

posted by 飯沢ただし at 11:27| 岩手 ☁| Comment(2) | Good Old Vessels【懐かしの船】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
ワタシも1990年台にK classのフォーマンをしていました。
その後アラブに出向して、短期間ですがポートキャプテンをしていました。

懐かしいですね。

記事ありがとうございました
Posted by S .hiroyuki at 2025年11月20日 09:11
S .hiroyuki 様

コメントありがとうございました。私が三井倉庫に在籍していたのは1984年から1988年までで退職する頃にはプラント輸出が下火になっていました。若い頃に鍛えられたUASCの本船の記憶は今でも鮮明です。記事を見て頂き感謝申し上げます。

何か思い出でもあれば投稿していただけると嬉しいです。
Posted by 飯澤ただし at 2025年11月22日 00:50
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