2025年10月20日

あれから半世紀

MLBも日本のプロ野球もまもなくシーズンの最終日程ワールドシリーズ、日本シリーズに入っていきます。

ちょうど50年前の今日、ワールドシリーズで今でも最高のシリーズと評価の高いシンシナチレッズvsボストンレッドソックスの赤の戦いがあり、今でも語り継がれている第6戦の日です。

シンシナチレッズは1970年代に無類の強さを発揮してワールドシリーズ出場4回、そのうち2度世界一になり、ビッグレッドマシーンと呼ばれていた黄金時代です。

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名将スパーキー・アンダーソン監督の下、タレントに恵まれた選手の円熟期にあたっていたのが1975年と1976年でした。

1975年の第6戦はシンシナチからボストンに移動して行われましたが雨のため3日間も延期して行われました。序盤はレッドソックスが先制、中盤でレッズが逆転して終盤にゲームは進みますが、レッズのクローザーを任されていたイーストウィック投手から代打のバーニー・カーボ選手が3ランホーマーをセンター奥にかっ飛ばしゲームはタイに。延長に入るとレッドソックスがサヨナラのチャンスに楽々犠牲フライでセーフと思われたレフトのフェンスギリギリの大飛球をフォスター外野手が気迫のバックホームでダブルプレー。レッズもチャンスを掴み、ランナー一塁でジョー・モーガン選手がライト頭上へのライナー性の当たり、なんとライトのドワイト・エバンス外野手が窮屈な体制からジャンプして好捕、一塁へ送ってこれもダブルプレー。ポストシーズンならではの際(きわ)のプレーが両チームから出ました。

そしてゲームを決めたのはカールトン・フィスク捕手のレフトポールに当たるホームラン。

carlton-fisk1975x.jpg


「Stay Fair!」(切れるな)のフィスク捕手の両手を内野方向にかざし続けたポーズは有名です。

この第6戦の激闘の末、最終戦へ行くのですが、今度は逆に先行されたレッズが終盤で地力を発揮して大逆転で世界一の栄冠をつかみ取ります。1970年、1972年と世界一のペナントを掴み損ねたので優勝の歓喜は後のインタビューで相当はじけていました。

なぜにこれほど鮮明に私が描写できるかは、今ではYouTubeでも配信されていますし、10数年前にヤフオクでこのシリーズのDVDを入手して何度も何度も繰り返して観たからです。

あれから半世紀。レッズのビッグ8の主力メンバーのうちピート・ローズ選手、私の大好きなジョー・モーガン選手も鬼籍に入ってしまいました。エースのドン・ガレット投手も最近亡くなりました。寂しい限りですが時は止まってはくれません。しかし、この一戦いつまでも私の心に刻まれて光り輝き続けていくことは間違いないです。

今や岩手出身の大谷選手が大活躍し、MLBでもトップの選手になっていることは時の流れを感じるとともに、半世紀大リーグを観てきた私にとっては驚きと誇りが入り混じった心境ですが、大谷選手も佐々木朗希投手もずっと頑張ってほしいと願うばかりです。


明日は2001年以来ファンになったマリナーズが初のワールドシリーズ出場のかかったゲームです。今から気になって仕方ありません。
posted by 飯沢ただし at 23:05| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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