
市議選は定数26人に対して27人が立候補、少数激戦となりました。
新人も8人が立候補されており、市政に対する新鮮な思いを情熱込めて有権者に伝えてほしいと願います。
今回の候補者の背景を分析するとここ数年の急速な人口減少が、郡部からの擁立を困難にしていることを物語っています。地域代表として身近な人が代弁者になることは本来であれば望ましいことであり、従前は地域をまとめて擁立への動きが必ずありましたが、その構図が作れないほど活力が失われているということです。この点は今後も顕著になっていきますので何らかのセーフティーネットを考えていく必要もあるかもしれません。なかなか難しい問題ですが。
現代の世相を反映させた新人さんも出現してきました。SNSを中心に活動される候補者やご自身の子育て世代の両立を図りつつ時間の使い方を大胆に決めている候補者もいるようです。既存の選挙手法にとらわれない挑戦がどのような結果になるのか興味深いところです。
いずれにしても最終的には有権者との信頼が築けるかどうかが私は選挙の要諦と考えていますので、せっかく街頭で訴えることができる宣伝車が我が国では許可されていますから各候補者は自身の政策だけはしっかり街頭で訴えてほしいと切に願うばかりです。

