要望先は内閣府、文部科学省、復興庁(鈴木副大臣が対応)
北海道・東北六県議長会では年に2度政府等への政策要望の会議を定期的に行っており、特に重要な案件については会として要望活動を行うこととしておりILCの実現についてはここ数年優先順位が一番として位置付けているものです。
本来であれば工藤議長だけで岩手県議会としては足りるのですが、長年ILCの実現に関しての私の活動実績を評価されて同行することになっていると理解しており、工藤議長の配慮には感謝しております。

【8月9日(土)岩手日報朝刊第2面記事 研究振興局長 淵上 孝氏】
【記事が切れている部分の続きは「まずは政府として前向きなメッセージを発信してほしい」と述べた。】
今回の要望活動は少人数ということもあり、私も各省庁で意見を述べさせて頂きました。

内閣府では科学・イノベーション推進事務局 統括官 井上諭一氏のご対応。統括官からのコメントでITERの要望と口火を切られたのには耳を疑いましたが、なるべく表情には出さないように心がけました。

復興庁では山形県選出の鈴木憲和副大臣に対応を頂き、私もかなり多めのコメントをしました。一関市議会議長の勝浦氏が少し前に市議会議長会で副大臣に要望した際にILC技術がまだ確立していないことに疑義を呈しており、この件に関しては副大臣も慎重な言い回しになっているところに端を求めて、「ILCの衝突技術は10年前にすでに96%確立していると聞いている。科学の真実は一つであるからしっかりと副大臣も自らの目と耳で確認して、未来の東北に光が当たるこのプロジェクトを推進してほしい」と強く申し入れをしました。
やはり、政治家との面談は手ごたえを感じることがあり、とても有意義な時間を過ごせたと思います。やはり最後は政治決断でしか解決の方法は残されていません。
前日の7日に偶然、吉岡正和先生と盛岡駅でお会いしてILCの近況について情報交換しましたが、先生からは「ヨーロッパはヨーロッパ。問題はわが国でやる気があるかどうかということが問われているだけ。日本の企業は技術的に高いものを持っているし頑張っている。それをこのILCで生かすかどうかは政治の判断。」とおっしゃられ、欧州戦略に気を取られていた自分にとって目から鱗が取れた気持ちになりました。

