同会派とは以前にも沖縄県や鳥取県にも同行して勉強させて頂きました。
高山市ではインバウンド客が急増しており、実際、JR高山駅改札口や街中でも沢山見かけました。
高山市への外国人宿泊者は多くの国々からの訪れており、
全国の比率は中国27%、韓国24%、台湾15%ですが、
高山市ではアジア地域から台湾17%、中国10%、タイ9%、香港8%、シンガポール3%、マレーシア3%
欧米からではUSA6%、スペイン6%、イギリス4%、フランス3%、イタリア3%、イスラエル2%
オーストラリア4%と本当にバラエティーに富んでいます。
高山市の先進的な取り組みはインバウンド客増加に対するハード的な対応のみならず、産学官連携による地域社会DXという切り口で市内にAIカメラを設置して人の流れ、交通量をデータ化して、そのデータを地域の経済活動にきめ細やかに反映させている取り組みが紹介されました。
高山市役所の総務部、林 秀和課長からは詳細にわたる説明を頂き大変参考になりました。余談ですが林課長は以前パリのCLAIR(総務省が主管する一般財団法人自治体国際化協会)に派遣されており、私が以前県議会の会派研修で渡欧した際にお世話になった方々との話で個人的に盛り上がりました。

名古屋大学との産学官連携がミソで、今後より戦略的な観光策の進展に結び付く可能性を秘めています。また現在では数値データの解析には地元の高校生も加わっており、この活動は将来の地元への就職にも効果を発揮することは間違いありません。
興味を引いたのは、外交官の杉原千畝が岐阜県出身ということでイスラエル国観光客の誘客にターゲットを絞り、杉原千畝記念館や縁のある地域のポイントを連携しストーリー化して誘客の実績を上げている点です。イスラエル国というニッチな対象に着目した点だけでもすばらしいと思いました。(杉原千畝はユダヤ系難民のために命のパスポートを発行し、今でも日本人が誇れる外交官です。)
観光戦略を語るうえでこのような思い切ったストーリーを作れていないのが本県の観光戦略として欠けている点で、本県の観光素材の特色を生かし切れていなのが現状です。外部の人材を生かすべきはここにあると思います。

研修の最後に高山市議会の本会議場で集合写真です。
大変勉強になった視察でした。清和会の皆様大変お世話になり、ありがとうございました。

