これからり災証明手続きやら、仮住居の決定やら次の課題が出てきますが、まずは災害に一定の区切りがついたことに胸をなでおろしております。鎮火に至るまで消火活動がまだ継続されており、活動に当たっているすべての関係者の皆様に感謝を捧げます。
本日は東京大空襲の日。当時のことを経験した方々も少なくなってきており、命が目の前に晒される恐怖を伝えることも困難になってきたと報道されていました。B29のエンジン音がどれだけの恐怖を感じたことでしょう。
戦争といえば、司馬遼太郎の「坂の上の雲」のNHK再放送が昨日最終回を迎えました。
二百三高地、奉天会戦は以前は見逃していたので興味深く観させてもらいました。

以前観た日本海海戦はもっと尺が長く迫力があった印象でしたが、厳密な闘いのシーンはそれほど長くなかった感じです。

下瀬火薬と伊集院信管について、この再放送を機に勉強しました。

Z旗に関しても東郷平八郎がトラファルガー海戦の信号文「英国は各員がその義務を尽くすことを期待する」に倣ったことも知ることとなりました。
秋山真之が帰国後に「わしらの戦いは社会の役に立ったのだろうか。」の自問自答する場面はいろいろな思いが私も心をよぎりました。
日露戦争で失った敵味方の命のことを思えばこそです。
世界の帝国主義の流れは二度の世界大戦を経て、日本も大きな歴史の渦の中に巻き込まれることになります。
いまだに収まらぬ地域の紛争。人類の希求する平和というゴールはどこまで歴史を学べば辿りつくことができるのでしょうか。
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