Thomas Tschentscher 科学ディレクターから概要等の説明を頂く。
XFELは、毎秒27,000回の超短X線フラッシュを生成し、従来のX線放射源の10憶倍の輝きを放つ。この施設は科学者や産業界のユーザーに新しい研究の機会を与える。
装置の全長:約3.3km
加速器トンネルの全長:約2km
トンネルの深さ:地下6m〜15m
実験ホール(地下):5本のレーザービーム、10カ所の測定ステーション、4,500u
説明後に地下の実験場へ移動



【実験装置が準備のため停止中の測定ステーションの内部まで見学】
同施設において研究を行っている日本人研究者 Mikako Makita 氏、Motoaki Nakatsutsumi 氏の案内で見学。
その後、冒頭説明を受けた施設に戻り、ビジター機能を併設した新設された同施設の機能について説明を受ける。

ドイツ国内の若者に科学の興味を与えるための実験装置、デモンストレーション装置が複数備えられており、DESYが人材育成にも投資をしている様子を十分に理解することができました。
DESYでは、現在XFELの運用と発展に注力していることが十分に窺い知れる視察でした。