午後からは県議会の広報委員会が昨年から取り組んでいる「出前講座」を県立大学で実施のため滝沢市へ向かいました。
「出前講座」は昨年は小学校3校で施行されておりますが、大学は初めてです。(私は昨年オブザーバーで奥州市江刺地内の小学校に参加しました。)
県立大学での対象は総合政策学部の学生142人。市島宗典教授の担当のもと、県議会からの出席議員は7名(当初は8名の予定だったがご家族の不幸があり1名欠席)オブザーバー2名の計9名が参加。意見交換のためのテーマはあらかじめ議員毎に議員の希望で設定されています。7カ所にそれぞれテーマに興味のある学生が一議員に張り付く格好で始まります。時間は25分を2回、学生を都度入れ替えて行い、よって一議員につく学生は20名程度となります。
私が設定したテーマは大学生の政治参加と就職についてがテーマ。ワンクールの設定時間が25分と限られているので主に政治参加について時間をかけました。


地元、滝沢の松本雄士議員は自らフリップを用意して対応していたのを遠目で確認しましたが、進行の仕方は議員それぞれに任されました。今回の出前講座による意見交換会は総合政策学部の政治学の必修コマということでした。
逆に必修ということはそもそも政治学に対して興味が薄い学生もいることを想定して、私からは県民生活と政治がいかに密接にかかわっているかについて県立病院を例に出して冒頭話をして、その後に学生から意見をもらうという形式にしました。
7割は本県出身の学生ということで県民性がでるのか静かに問いかける学生が多かった印象です。12月末に母校の成蹊大学の一年生とも話をする機会がありましたが、共通して今の学生はあまり大きな声を出さないのですね。私は話を進めるとどんどん専門性が高くなり固い方向に行くので注意して話をしましたが、果たしてどうだったか。学生が後に提出するレポートの内容が楽しみです。
事後の感想で、私からは今度は興味のある学生はぜひ県議会に来て実際に議論をしている様子を見にきてほしいと述べました。
県議会ではこれからも児童、生徒、学生への「出前講座」を来年度も予定していますのでどんどん応募してほしいものです。

👆追加:昨日の様子を1月10日の岩手日報朝刊で取り上げてもらいました。私のコメントも出ています。