本日は気仙地区の2自治体を訪問しました。
午前は陸前高田市では石渡史浩副市長と千葉恭一総務部長に対応頂きました。
1⃣新笹ノ田トンネル整備促進及び国道343号の改良整備について
2⃣国際リニアコライダーの誘致実現について
3⃣国土強靭化の中期計画策定及び必要な予算・財源の別枠での確保について
1⃣と2⃣は私の政策課題の最重要課題でもあることから、現在の進捗状況について意見交換を濃密に行いました。また、復興公営住宅の管理における補助財源についても話があり、来年度からかなり厳しい対応がされるとの報告でした。震災復興から来年3月で14年。ハード事業の完了とともに被災地への対応が大きく舵が切られるようです。
午後は住田町に向かい、昼食は目当ての食堂がありましたが、予約がいっぱいで不可との残念な出足。しかし町の駅のレストランで美味しいランチを堪能しました。
ランチ最中に住田町役場から連絡が入り、町内の有住地区で家屋火災が発生し、神田町長はじめ幹部職員が現場に急行とのこと。
ヒアリングの対応は企画財政課 高萩政之課長に対応頂きました。
1⃣岩手県立大船渡病院付属住田診療センターの医療体制の充実と連携強化について
2⃣一般県道釜石住田線他3路線及び国道107号他2路線の整備促進について
3⃣鳥獣被害対策の強化について
4⃣岩手県立住田高等学校の存続について
説明はパワーポイントを使って、わかり易くかつ的確に説明を頂きました。
3⃣については今年4月に統合した住田中学校の校庭にサルが十数匹が侵入した動画を見せられ、被害の深刻さを認識することに。先の県議会決算特別委員会で大船渡・陸前高田選挙区選出の千葉盛議員がサル被害について熱心に訴えていた理由がよく理解しました。高萩課長の自宅前では50数匹も確認されたとかで町内の農産物の被害は甚大で、鹿などの被害対策よりもコストがかかると報告を受けました。
人口減や高齢化により畑への出入りが少なくなり、人と動物との生活境界が狭まっていることを実感しました。効果的な対策が早急に求められます。
医療と教育は人口をつなぎ止めるうえで必要不可欠な要件であり、住田町は県内自治体の県側かいかに対応するかのモデルとも言えます。
2024年11月15日
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