
それどころか今日はホームに帰って52−52まで到達した。ロバーツ監督が翔平は覚醒しているとの発言があったが、まさに手のつけられない状態になっている。王選手の全盛時代に相手投手が意識しすぎて手元が狂う場面も見たことがあるが、そんな状態ではなかろうか。
過去に有名なスラッガーでも50本に届かないプレーヤーは数多く存在する。MLBで50本ホームランを打つというのは容易なことではない。
ゆえに大谷選手の打撃の技術は並外れていることに加えて50盗塁以上もしていることはファンのみならず選手間でも想像の域を超えている。
かつてドジャースタジアムは投手有利な球場ナンバーワンとされ、60年代にはコーファックスやドライスデールなどの好投手を輩出したが、現在はそうでもなくなってきたにしろ決して打者有利の球場とは言えない。
1977年にレッズのジョージ・フォスターが70年代で初めて50本を超えたときに話題となり、最終的にはMVPを獲得したが、当時以上の盛り上がりを感じる。
シーズンは残り8ゲーム。ホームでロッキーズと2試合、パドレスと3試合。敵地ロッキーズで3試合。
パドレスはペナントレースを争っているので勝負を避けられる可能性があるが、ロッキーズ戦が5試合もあることは、55−55までの可能性も高いとみる。ポストシーズンへの参加も決まっており、今年の秋は楽しみな燃える秋となりそうだ。