令和6年度の標題の会議が昨晩開かれ、私も管内選出県議ということでオブザーバー参加しました。
昨日の協議事項のメインイベントは
🚩岩手県立病院等の経営計画(2025−2030)(素案)について
でした。
実は私は先に閉会中に開かれた県政調査会にて医療局から説明を受けた折に、新たに「準広域型」としてカテゴライズされた千厩病院の方向性について質問をしたところであり、問題は現状の地域病院としての扱いとどのように違うのかです。
かなり以前に千厩病院は一時「地域総合病院」としての位置づけされたことがありましたが、実質の中身が伴わず常勤医の数も診療科も漸減している結果になっています。その後は「地域病院」として他の地域病院と同列になった経緯があります。
昨日の会議でも「準広域型」方向性に対して確認の質問や意見が出され、今後医療局は目に見える形で期待に応えていく必要があります。
県立病院の医師の総数については奨学金医師制度の定着などにより増加しているとの報告がありましたが、地域偏在と診療科偏在は一向に解決しておらず、地域病院が必要としている医師が足りていない事実はもっと真剣に受け止めて抜本的な対策を打つ必要があります。
全般的に両磐医療圏の会議は(他の圏域は知りませんが)いつも委員が建設的な意見を述べられて、とても実のある会議であるという印象です。地域医療を守る懇談会は病床削減問の折に議会からの提案で設置された会であり、これからも地域の未来の医療が保持できるような存在を期待しています。
2024年08月27日
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