結果は小池都知事の3選。
一人だけを選ぶチャンピオン選挙は現職によほどの失策がなければ現職有利と言われるがその通りの選挙ではなかったか。
石丸候補が敗戦の弁で述べていた「これが都民の選択。何も言いようがない。」はその通りで、結果がすべて。
石丸候補にあっては20代30代の支持が厚く、新しい局面を望んだ無党派層をSNSを活用した選挙戦術がずばり当たり、大善戦。今後の選挙活動にも大きな影響を与えた。
さて、現在のところ3位に甘んじている蓮舫候補者。政権批判に重きを置き、特定の政党と事実上二人三脚。公約は具体性を欠き、特に神宮外苑開発問題再検討は完全な後付け。都政へのビジョンを最初から持ってなかったことはマスコミにも指摘され、有権者も知事としての適格性を評価された結果と私は分析する。事前運動問題で告発されており、今後の動向がどうなることやら。
こうした候補者を2番にも押し上げなかったとすれば、都民はしっかりした見識を持っていたということだろう。
50名を超える候補者が出馬した今回の都知事選挙。私が学生の頃に経験した都知事選挙にもさまざまな経歴の方が立候補して大賑わいだったが、今回は意図的な候補者の乱立で今までとは様相が異なる。税金で賄う選挙事務費用であるから今後の東京都の選管の対応にも注目したい。
2024年07月07日
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