本日は常任委員会の審査日でした。
文教委員会には今議会では議案審査がなく、教育委員会所管の請願陳情の審査と教育委員会と文化スポーツ部からの執行部説明に関する質疑・意見交換のみでした。
のみといったところで審査は10時から16時35分までの時間を要し、いつもながらの熱心な審査となりました。
「ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げを求める請願」
については請願項目4項目中3項目が全会一致。1項目が賛成多数で採択となり、委員会で意見昌を発議することが決定しました。
私は教職員の適正な配置のために安定的な財源が不可欠としながらも、児童・生徒への教育の質を高めることこそが教育の本質であるとの意見を述べました。私が中学1年の頃、ちょうど学テ闘争で与えられるべき授業が行われなかったことにも触れ、教育の機会を担保することは歴史的な事実も再認識することも肝要であると述べました。
また、県立高校への入学者予定数が13年後には現在の60%になるという厳しい数字、人口減による県財政のひっ迫が教育行政予算に与える影響は大であることから急激な社会変化に対応する教育施設の財源確保の状況と対応、併せて県南地区の工業高校の新設にかかる財源の確保について当局の見解を質しました。
令和7年度には立地場所を含めた方針を明らかにするとの計画は現在のところは動かさないとの答弁でしたが、その後の竣工に至るまでの道筋は未だ予想の範囲を超えるものにはならない状況でした。
いずれ県南地区、ひいては一関地区にとっては重要課題ですのでこれかも議論の中で進捗管理をしていきます。
2024年07月02日
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