コロナの影響でこの間政府要望の活動はやむを得ず控える形となりましたが、いよいよ再開です。
【小野寺五典ILC議連副会長に橋宮城県議会議長と工藤岩手県議会議長】
【若宮自民党政調会長と岩手県議団】
【塩谷立ILC議連会長に対して昨年の期成同盟会への出席に対して私から御礼を申し上げました。塩谷会長には他用務ご多難の中ご対応を頂きました。】
【塩谷ILC会長と岩手県議団】
【鈴木俊一財務大臣と両県議団全員】
【盛山文部科学大臣と両県議団】
このコロナの間に大きな実現の分岐点となった準備研究所の設置は時期早尚と有識者会議の見解が示されてから初めての要望だったわけですが、要望会を終えての感想は・・・
現状認識がほぼ一緒なのは塩谷会長と小野寺五典副会長のみ。
その中で朗報としては、所管の文科省だけではなく、組織的に内閣府も国際プロジェクトとして検討する組織に加わったということ。
あとは鈴木大臣を含めて所管の組織を越えたILC実現に向けた前向きな考え方を示されることはなく(かなり慎重という意味)、この5年間のブランクは相当なものがあると痛感しました。
また、ILCは陽子と陽電子を衝突させる(電子と陽電子が正解)、ILC議連はほとんど役に立たない、立地場所を含めて決定していないなどの発言を耳にして落胆しました。
ガッカリばかりしてはいられないので、この現状を認識して地元として実現活動を活発化していくしかありません。来月8日には盛岡市内で岩手・宮城の議連主催で講演会を開く予定なので機運を再起動するために頑張ってまいります。
追記:東北新幹線の架線事故が発生して、主要駅は大混乱。私は常磐線を選択して帰路に就きました。17時上野発の特急ひたち21号でいわきまで、いわきから原ノ町駅を経由して在来線普通列車で仙台まで(所要5時間16分!)仙台駅からは新幹線が動いていたので助かりました。
東北本線で臨時の快速便が編成され、その便で帰った方もいたようですが、幼少期からの経験で東北本線の臨時便は通常ダイヤの運行列車の合間を縫う運行なので信号待ちが多くなることを知っていた私は迷わず常磐線を使った次第です。
原ノ町で一回下ろされて、跨線橋を渡って仙台行きの列車に乗り換えることになったのですが、座る席を求めて多くの乗客が跨線橋めがけて殺到する光景はまさに昭和時代には駅ではよく見かけた光景で妙に懐かしくなりました。
それにしても上野から6時間の列車の旅は疲れました。新幹線の威力を再認識する日となりました。
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