阪神ファンの皆様おめでとうございます。岡田彰布監督の緻密な采配が優勝に大きく寄与されたと思います。監督が過去の栄光に胡坐をかいて仁術を失ったチームとは対照的でした。今年の阪神は日本一に値するすばらしいチームでした。
今からちょうど半世紀前に川上巨人が9連覇を達成しました。50年が経過し野球も大きく質が変わったことに驚きます。9連覇当時の1970年代はエースが大車輪で先発もリリーフもこなしていました。
巨人のセ・リーグV9を決めた阪神最後のバッターはカークランド外野手でした。阪神の助っ人外国人選手の中でも印象に残る選手でした。
半世紀前、海の向こうの大リーグはチャーリー・O・フィンリーオーナーのオークランド・アスレチックスが2連覇を達成した年でした。
写真は第三戦の先発投手のキャットフィッシュ・ハンターとトム・シーバー。どちらもチームの大エースなのに第三戦でマッチアップしたということはその前に行われているリーグ優勝決定戦が日本と違ってワールドシリーズの直前まで行われていたせいでしょう。
残念なことにハンター氏は若くして1999年にご逝去。トム・シーバー氏も2020年COVID-19による感染症との合併症により逝去されています。
当時のメッツの本拠地であるシェアスタジアムもすでになく、アスレチックスも本拠地が近いうちにオークランドからラスベガスに移転することが決定しています。まさに年月の流れを感じる出来事です。
流転していく世の中において今生きている私たちが、次の時代のために何をすべきかを常に考え行動していくことを求められることを考えさえられる50年前の振り返りの日となりました。
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