我が家の菩提寺である建寺さんから父の27回忌のお知らせがお彼岸の知らせとともに届いた。
もうそんなに時間が経つのかという思いが先に出たが、私自身が選挙を7回打っているのでそれを起点にしてみればそうなると納得した。
お彼岸の墓参は本日行ってきたが、いつになく感謝の念を込めて手を合わせてきた。当たり前のことだが今の私がこうして存在しているのも祖父母や両親があってこそである。手を合わせると生前の思い出が蘇ってくる。
父、忠雄は昭和47年に祖父、武雄の後継として大東町議会議員に選ばれており、3期目の昭和55年に副議長に選任されている。祖父は昭和30年に大東町が成立した時と昭和39年に議長を経験しており、一日の長がある。
母から聞いた話であるが、祖父から副議長の分を越えた父の行動を厳しく咎めたことがあったという。内容はよくわからないがかなり激しく指導したらしい。実は父にも言い分があって当時の議長は健康状態が良好ではなく議長代理で行わなけれならないことが多かったようだ。それにしてもあまりに厳しい指導だったが故に母は何度もこの話を私にした。
今回多くの同僚議員の恩情を頂いて副議長という要職に就いたことで、この思い出はより鮮明になって戻ってきた。この機会に副議長の職責について自分なりにしっかり整理しておきたいと思う。
多くの方々がお祝いの言葉を頂いた。なかでもかつて県民クラブを結成したときのOB議員からの言葉には心に響くものがあった。本当にありがたいと思う。一方、一般の方から一般質問が当分できないのは残念だという声もあった。これはこれで嬉しいものだ。
あらためて任期期間中はしっかりと職責を全うしたい。
先日秘書の方から11月に全国育樹祭があり、この役目は副議長が行うものと知らされた。今年の会場は茨城県の水戸市。父が学生時代に過ごした街だ。なにかの縁を感じる。
2023年09月24日
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