本日、標題の通り新会派を結成し、議会事務局に届け出を済ませました。引き続き記者会見も行いました。
いわて県民クラブは現職3名と工藤勝博議員の後継で八幡平選挙区から新人の工藤剛さんが当選を果たし、4名が全員当選。改選前の数を維持しました。本来ならば他の選挙区にも新人を擁立することが理想でしたが、知事選の絡みもあり至りませんでした。
4名では議会活動をする上で大きな恩典がある交渉会派の要件5名には1名足らず、同志を探していたところ盛岡選挙区で初当選された村上貢一さんが仲間となってくれて5名という人数を確保できました。
ご案内のとおり、いわて県民クラブでは先の知事選では会派のメンバーであった千葉じゅんこさんを擁立し、本人はもとよりメンバーも必死になって戦いました。岩手を少しでも前に進るためにと我々が取った政治的行動は民主主義の最前線に立ったものであり、勝利することはできなかったせよ恥じるものは何一つありません。戦いで流した汗は尊いものであり、決して無駄ではなかったと断言できます。
しかし、県民の選択は達増知事の継続に選挙結果として出た以上、行政への監視は引き続き行うものの県民の付託を受けた議員としての仕事の原点に立ち返り、政策立案から政策提案への活動に重きを置くことにしたものです。
こうした考え方に村上氏も同意をし、メンバー全員で共通認識の確認をしました。
ただ、激しく知事選を戦った余韻が「いわて県民クラブ」の名前に残っていることは否定できず、村上氏が今後広く活動をしやすくすることを考慮して「・無所属の会」としたものです。村上氏に限らず今後も賛同してくれる議員にも門戸を広げる意味も含まれています。
いずれ、今後の活動で何の形を残せるのか、すなわち政策が実現できるのかが課題であり命題でもありますので交渉会派になることによって活動の幅は広がっていくことを最大限に活用して行動してまいります。
村上氏が記者会見でこの会派で人間力をさらにつけたいとの言葉は期待を込められていると嬉しい反面、責任も感じています。
なお、政治団体「いわて県民クラブ」の今後の活動についてはメンバーと話し合って方針を決めたいと考えています。
2023年09月08日
この記事へのコメント
コメントを書く