1960年代に制作された近未来を予見したSF映画、テレビ番組を振り返ると実に興味深いものがあります。
有名どころの映画ではS.キューブリックの「2001年宇宙の旅」☝
【TB1とTB3のコックピット】
【TB2のコックピット】
テレビ番組ではサンダーバード☝
作品の出来栄えは今もなお色褪せることなく完成度が高いが、当時の科学技術水準から想像を膨らませても達することのできなかった科学技術が存在していることがよくわかる。
2001年〜ではコンピューターの記憶はテープ、サンダーバードでは計器類は針、スイッチ類は手動レバーの類。そして出てくる未来の工作機械類は大型化されていて燃料の省力化という概念はほとんどないことに気づく。
現代では半導体や液晶の技術が想像の域を超えたブレークスルーした技術が発展していることがよくわかる。
サンダーバードの時代設定は2065年とされているので、2023年の今の時点ではるかに科学技術がとびぬけているのである。
ということはAIの活用など近未来の予測がされているが、科学技術の発展はこれからももっと想像を超えたものになる可能性が高い。そのためにもILCが実現すればさらにその可能性は広がっていくことは間違いないと確信するものである。
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