本日は新年度の始まり。行政でも民間でも移動や新人の入社で式が行われていることでしょう。
弊社でも久しぶりの新卒の入社があり、ささやかながら入社式を執り行いました。
年度末には46年間務めた社員が退職し、人材が流動することは会社としては常時あることなので、日々の人材育成の大切さを忘れてはいけないですね。今日は新入社員と昼食を共にしながらこれからの人生を豊かに過ごしてほしいと話をしました。
さて、先月の県議会最終本会議で、あまり見ることのない光景を見ることになったことを記しておくことを忘れていました。
それは2月22日の岩崎友一議員の代表質問の内容について日本共産党の斉藤信議員から「質問中、日本共産党を誹謗中傷する内容の撤回、議事録からの削除、謝罪を求める動議」に関する議案の採決で第一会派の議員がすべて退席したことです。
本会議前の議会運営員会でも採決に馴染まないという理由を述べられていたいた内容を実践に移されたということでしょうが、議案に付された以上採決に臨むのが議員の責任であると私は自覚をしており、いろいろと理由があるのだろうとは想像しますが第一会派の責務というのも議会の中では重みがあるはずで私の価値基準の範疇には入らないものです。
しかし、この間斉藤信議員が日本共産党は達増県政を支持する野党共闘の中核をなすものであるという発言を思い出すと、ここまで県政に浸透していると自覚されていると思うと背筋が寒くなるのを禁じえません。野党共闘はこの単独政党の事案にまで採決を拒否するほどの思いやりを示さねばならない状況に慄然とした次第です。
米内紘正議員が質疑で指摘した事項には論拠を見事に得ているものでした。結果として動議議案は否決されましたが、返した刀で予算議案の賛成討論で岸田政権批判を長々と繰り返している様子を見て、いつもながらとはいえ自己都合のダブルスタンダードぶりに唖然としました。
我々が一般会計予算の反対したのは単なる政治パフォーマンスという発言の新聞記事を見ましたが、果たしてそれがどうなるのかは今後の予算施行効果次第です。6月議会までに市町村とのヒアリングをしながら動きながらも推移を静かにじっと見守っていきたいと思います。
2023年04月03日
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