今日の岩手日報4面各会派のコメントが出ています。
ここ数年達増知事への評価傾向は顕著になってきていましたが、今回ほど対立候補を擁立している会派と親知事会派との差が表れた年はないと思います。
大絶賛 ✨:希望いわて、日本共産党
評 価 💡:社民党
中 立 ♨:いわて新政会
評価せず💢:自民党、公明党
激 辛 💥:いわて県民クラブ
といったところでしょうか。見事に県政会の評価が割れています。
毎年、同じコメントをするのも辛いのですが、知事の演述内容は心に響くものがありません。冒頭に本人の県政の現状分析と評価、課題認識、課題を乗り越えるための手立てを示さないのはまったくもって「手抜き」としか言いようがありません。
将棋の大山康晴15世名人は晩年解説者となって「ここで手抜きをすると・・」という表現をよくされてましたが、一手間違うと勝敗が決まってしまう厳しい勝負の世界で最善手を積み重ねていかないと勝利を得ることはできないからだと思います。
最善手どころかここ数年事業名の羅列を大半の構成に甘んじている演述に心は寄せられません。
選挙という目前の勝つか負けるかの瀬戸際に立って親知事の会派は評価することに熱心になることはわからないでもないですが、客観的に二元代表制の一翼を担う責任ある立場として他の議員には本音を聞きたい気もしないではないです。
民間会社で社長が毎年このような年頭挨拶を繰り返していたら社員はどう思うでしょう。県庁職員の本音も聞きたいところです。
2023年02月16日
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