本日令和5年度の予算を審議する2月定例議会が開会しました。現知事と議員にとって今任期の最後の予算議会となります。
思い起こしてみれば県知事選挙に関して達増知事に対抗馬を持って予算議会を迎えたのは初めてのことです。(平成23年は震災後、平成27年は不発、令和元年は7月の対抗馬の立候補表明)現職の達増知事も5選を目指して立候補するのは濃厚(岩手日報紙の報道による)となっていることから千葉じゅんこ氏を擁立した側からすれば、これまでの以上に厳しい対応が求められることになります。私個人についてはいつも通りの対応になる訳ですが💦
本日の本会議では2月議会恒例の知事演述がありました。
岩手日報社から「いわて県民クラブ」の演述に対するコメントを要請されました。私のありのままの素直な感想を述べております。明日の朝刊に掲載されると思いますのでご覧ください。
総務部長から議案の提案理由説明があり、そのうち議案第一号の補正予算議案は緊急性を要することから先議の手続きが取られ、付託された常任委員会での審査を経て本会議で全会一致で可決されました。
その内容は物価高騰対策に係る国の補正予算措置を受けたもので、総額336億円の公共事業予算がすべてです。
土地改良事業については約90億円の予算が措置されたのですが、総務常任委員会では予算措置されることはありがたいことではあるが、本予算と補正予算のバランスが悪いと事業計画の立案に影響が出るのではないか、折しも私が地元で事業予算規模が不安定なことが理由で事業計画の見直しを迫られ、受益者をまとめる役員が苦労されていることを聞き及んでいることを例に挙げて本来あるべき姿について質したところ、
現状、15月のスパンで予算を見込んでおり、事業費総額については織り込み済みであるとの答弁でした。
それにしても物価高騰対策で組まれた補正予算措置でもあり、個所付け増よりもすでに予定されていた事業の増嵩したコストの吸収で終わってしまうのではという疑問は後に湧いてきたのでした。
12月の国会で決まったこの補正予算。他県では12月議会に議決をして個所付けは後にまわしてプールをしたケースが多いと聞きました。本県は個所付けをしたうえでの議決を目指したのでこの時期になったとのこと。どちらも一長一短で今の時点では何とも言えません。
2023年02月15日
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