2023年02月09日

ILCの意義と地域へのインパクト

昨日に引き続き「ILC」の日。

今日は一関市商工会議所大東運営協議会が主催する吉岡先生の講演会でした。大東地域運営協議会には大東ILC委員会(会長 小原玉義氏)が設置されて今までも積極的に活動されています。

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吉岡先生は毎度キレのある内容で本日聴講された会員は満足したことと思います。まず最初に吉岡先生から昨日発足した期成同盟会について大きな評価を頂きました。昨年の5月から(一社)国際経済政策調査会(PSG)の代表理事を務められておりますので期成同盟会の設立にも貴重なアドバイスを頂いていると思います。

本日の学びで一番インパクトがあったのは、国際(大型研究)機関立地の意義に関して

まずはFACT(事実)として日本は経済的にも、学術人材的にも世界のトップランクから滑り落ちている状況を踏まえること。

✨平和と国際化のシンボル
✨民主国家のシンボル・ステータス
✨ホストすることのメリットがある
・文化的波及効果
・技術的波及効果
・インバウンド効果
・高次波及効果、雇用誘発効果

これらは幾度となく学習してきましたが、

日本が給料を払わなくても高給の研究者がこの地にくる効果は大
このことは案外知られなかったことではないでしょうか。日本には海外から優秀な人材を民間企業も研究者も招致が難しくなってきた(客観的に分析しても国力が弱くなっている)状況から抜け出すには国際研究所は最大の効果を生み出すことである。

また、第二部ではグリーンILCについて〜ILCと岩手の豊かな農林水産業との協働・共栄〜

について。特に2050年までのカーボンニュートラルについて具体的な数値を押さえながら実行を具体的に起こしていくことを強調されていました。ILCと農林水産業の連携を深めることを起点としてタウンプランニングをしていくことはすでに吉岡先生の指導により実践段階にはいっているものもあります。

次世代への良きバトンタッチとして自ら行動される吉岡先生の教えを私たちは一つでも実践に移すことが求められます。
posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☀| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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