
本日NHKニュースで放映された岩手県の2022年の人口動態。
転出超過が4373人
コロナ禍によりここ3年は転出数が減少傾向でしたが、また大きく増加に転じたことに。議会への報告では「県外転出数が減少傾向であります。」とさも自慢げに行っていたが、この減少の原因は単にコロナの影響であって、これまで県が行ってきた施策は効果が現れなかったということに等しい。

さらに顕著なのが、10代と20代の転出。10代は進学や就職が理由でいったん外へ出るということなんだろうが、20代が2000人強の超過とは厳しい現実ではないか、大学生の数ににしても多すぎる。しっかりとした分析が必要だ。60代と70代の転入超過は退職して郷里に戻ったということ?

北上市以外は転出超過。一関市は今が底と信じたいが厳しい結果である。プレステージ社が稼働すれば数字が変わる可能性があるが、いずれ市政の重要課題であることは間違いない。
達増知事はこの結果をみてどのように語るのか。まさか北上市の成果だけを言うことはあるまいが。
【関連する記事】