
本日、岩手県自動車販売店協会の要職の方々に訪問を頂き、自動車エンジニアの養成と確保に関連したことについて相談がありました。
岩手県内に3校(千厩・宮古・二戸)県立高度技術専門校(旧職業訓練校)は、国家二級自動車整備士資格を取得するための養成機関として多大な貢献をされてこられて、これまで県内のカーディーラー等からの信頼も厚く修了者は引く手もあまたの状態ですが、近年の入校者の減少を憂慮されておるとのことでした。
このまま減少傾向が続くと3校の独立存続も心配されておりました。
確かに毎年私も千厩校の修了式(議会中のためほとんど参列できず)と入校式(できる限り参加している)の折に同校を訪れていますが、施設等も古くなってきており、入校者の減少は新たな施設整備を名目にした整備統合もありうるかもしれません。
自動車を中心とした移動手段はこれからもずっと継続していきますし、整備士の数的な確保はカーディラーにとっては必要不可欠な問題です。
岩手県高度技術専門校は年額12万程度の安価な授業料で経費が賄えますし、資格も取得できるとなればとても有効な専門校と言えます。
意見交換をしながら今後の運動展開について確認をしたところです。教育機関への周知、県当局への働きかけを今後していくことになります。私も自動車関連産業に身をおいており、自社でも整備士を抱えておりますので積極的に関わっていきたいと思います。