第一会派の「希望いわて」会派は恒例になった付帯意見なしで認定を主張しましたが、他会派は同意せず付帯意見付で認定案件はすべて全会一致で認定されました。付帯意見は「いわて県民クラブ」が主張した案がほぼ受け入れられた形になりました。後日、行財政研究会のワードが入ったことは執行部間で話題になったようです。
認定されたといえども、県政課題に大きく前進が図られためを画期的な事業は少なく、可もなく不可もなくという大きな失策がなかったことで認定されたようなものです。いわば消極的認定と言ったほうが正しいでしょう。こうした大きな失点を出さないのが達増県政の大きな特徴ですが、自殺対策など一年ぽっきりで効果が薄れた対策が散見されるなど、腰が入った対策を講じていないために効果が出るのは短期間のみとなるのです。これでは真の解決には至りません。
最終日、県道整備部で私は最後の質問に臨みました。
【同僚のハクセル美穂子議員も事業採択に祈りを捧げる】
【私の質問に答弁する田中県土整備部長】
1.道路環境整備事業の不用額91憶円の詳細について
2.一関市藤沢町黄海で採択された「北方地区圃場整備」に関連した河川、道路環境整備事業について県の総合的な対応について
3.国道343号の渋民工区沿線、道の駅整備事業と新笹ノ田トンネルの事業採択について
1の質問以外は個別地域課題となりますが、当該部の業務範囲の性格上やむをえないものと思います。菅原道路環境課長からは丁寧な回答を頂きました。
2についてはこれからの事業着手になりますので、しっかり地元からの声を聞きながら対処していきます。今回は問題意識の理解まで。
3はいつもの定番質問ですが、9万筆にも及ぶ署名に関して田中部長も時折目を通しているとのこと。ハードルはまだまだ高いですが実現するまで訴え続けます。なぜなら多くの人たちの願いが込められているからです。