エンゼルスの今シーズン最終戦、162試合目で大谷翔平選手がやってくれました。投打ともに規定回数をクリアした上に投手で16勝、防御率2.33、219奪三振。打者で。273、34本塁打、94打点、90得点。投打どちら片方でも一流の成績です。
投打二刀流はベーブルースが引き合いに出されますが、規定投球回、規定打席をクリアしたのは大谷選手が1900年以降の近代野球では初めての快挙です。こうした型破りの歴史を作ったのが本県出身というは実に誇らしいです。
以前にも書きましたが、私は1976年からの大リーグファン。
日本人がこうした快挙を成し遂げるのは夢のような話で感慨に浸っております。
2年連続MVPの期待が高まりますが、果たしてどうなるか。
シーズン中に来期1年の契約(年棒3000万ドル)を取り、2023年シーズンはエンゼルスでスタートしますが、私はシーズン途中でトレードされる可能性が高いと見ています。エンゼルス球団が身売りを検討中でもあり、球団にとって大きな価値のある大谷選手の商品価値をフリーエージェントとなる前に予め設定したというのが今契約に至った球団側の目算でしょう。
大谷選手は選手として慣れた環境でプレイすることは一番でしょうが、ご本人の夢はポストシーズンに行ける機会のある球団を希望しいることから同じロサンゼルスに本拠地を持つドジャースが移籍先の最有力と私は見ています。来年の今頃どうなっているかお楽しみです。
ポストシーズンインという話で個人的に盛り上がっているのはシアトルマリナーズが21年ぶりに進出したこと。イチロー選手がルーキーシーズンの2001年以来となります。当時の腕利きGMパット・ギリックが去った後にビル・バベシ、ジャック・ゼレンシックと無能なGMためにチームはガタガタとなり、やっと2016年から現GMジェリー・ディポトが就任してチームが整備されました。今年のシーズン中の補強もほぼ的確でした。やはり将来を見据えることができない戦略性を欠く責任者は結果が出ないということです。スポーツの世界も行政の世界も一緒ですね。
マリナーズは菊池雄星選手が在籍するトロント・ブルージェイズと対戦。
明日から和牛の全国共進会で鹿児島に出張ですが、どちらも目が離せません。東海岸の試合なので朝には試合が終わるので助かります。
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