【日本経済新聞電子版 2022年9月9日 2:37 (2022年9月9日 5:10更新)】
英国の女王エリザベス2世が8日、滞在先の英北部スコットランドのバルモラル城で死去した。96歳だった。在位70年7カ月は歴代の同国君主で最長。第2次世界大戦後の英国史のほぼ全てを見守り、亡くなる直前まで精力的に公務をこなした。国民から絶大な支持と尊敬を集め、歴史的な難局では常に国民に寄り添ったメッセージを発し続けた。
女王エリザベス2世は英国のみならず全世界において存在感を示した君主だったと思う。王室改革をはじめ常に新しいことに挑戦し続けた偉大な経営者でもあったのではないか。ゴッドマザーの存在はあまりに大きく王位を受け継いだチャールズ新国王のご苦労は大変だろうと推察する。英国と英国連邦やコモンウエルスとの関係にも変化が訪れるに違いない。

君主の交代により紙幣、硬貨、切手、そして憲法にまで改定の着手されることになる。
70年もの長い間君臨されたエリザベス女王の紙幣は幾度となく改定されてきた。写真の5ポンド紙幣はその一部であるが私は真ん中の紙幣に思い出があり一番馴染んでいる。

英連邦でも女王の肖像は多く採用され多様である。私が保有している紙幣でも真ん中のフォークランド諸島の50ペンス紙幣はレア物ではないかと思う。
英国王室を維持させていくためのご苦労は絶えなかったと思う。長い間本当にお疲れ様でした。JRAのエリザベス女王杯の冠タイトルはこれからもずっと残して欲しいと熱望します。
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