2022年04月17日

国連の限界

ロシアのウクライナ侵攻は長期化の様相を呈しています。

平和維持活動のために国連軍まで組織をされているのに、手を出せないもどかしさ。それは常任理事国にロシアや中国の存在があり、拒否権を発動すれば何も動かないシステムになっているからです。況や常任理事国のロシア自体が当事者になっているのですから話になりません。

第二次世界大戦後に戦前の国際連盟が戦争抑止に機能しなかったことを教訓として、国際連合は紛争解決にPKO等の組織化を図り、一定の成果は出してきましたが、今回のケースはほとんど国連の役目はなんぞやと問われるほどの存在感を失っている状態です。

この機に国連改革との動きがありますが、そうは簡単にいかないでしょう。

武力・資源力・核の保有の「力」によって国間の力関係が決まっているのが現実だからです。

残念ながらここに理性の入り込む余地は極めて厳しい。

そもそも国連の常任理事国は米・露・仏・中・英の第二次世界大戦の戦勝国で占められており、今や欧州をリードするドイツ(独)ですら敗戦国であるがゆえに常任理事国には入れないのです。

平和維持活動は国連を中心に進めるべきと論ずる政治家を知っていますが、こうした厳しい現実を認識した上で主張されているのでしょうか。

さはさりながら、このまま放置することも無責任であり、この機に国連改革には我が国も積極的に議論を深めていく必要があると考えます。


一方、今回のウクライナ侵攻をめぐって国防論に関して、自衛隊は憲法9条違反であると党の綱領に掲げた政党が、突如として自衛隊「活用」論が出るなど参議院選挙を目前にしていろいると動きがあるようですが、私は国を守る崇高な使命を与っている自衛隊に対して「活用」などという上から目線での発言については断じて容認できません。

posted by 飯沢ただし at 23:31| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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