2021年12月06日
千載一遇のチャンス、逃してなるものか!
本日は所属している総務委員会における議案審査でした。
今回付託された議案の大元は歳入案件だったので、議案審査はスムーズに流れました。
本日の発言の出番は、
@県内在住外国人に対する日本語教育システムについて
Aシンジケートを組んだ公募債にて100億円調達する件
BライフワークであるILC実現のための県の方針について
Bについては毎回のように進捗状況を確認しつつ今後取り組む方向について意見を述べています。
正直なところ、ILCは本県にとって千年に一度ともいえる最大の機会であるのに最近の県の取り組み方に私は本当に不満でなりません。
一般質問でも知事が政府に対して要望をするだけで仕事をしたような答弁で満足していては、岩手において県民の意識が変わるなどの化学変化など起こるべくもない。
私は常に岩手の将来ビジョンを政府に訴えていくことによって要望活動にも幅が出てくると確信しており、現在策定している振興ビジョンではまったく相手の心には響かない、大風呂敷でいいから本県の特徴である一次産業も付加価値をつける振興策まで用意していることを最低でも相手に伝えるべきと提案していますが、県当局は一定の線をキープしたまま壁を越えようとしない。本当に苛立ちを覚えます。
ILC推進の上部組織に追随し、調整作業だけでは新しいものは何も生まれません。
なぜやらないのか、なぜできないのか、その答えはやはりトップである達増知事のILCにかける情熱不足と現政府と対立する政治活動に軸足を置いていることに起因するものと思料します。これでは何年やっても岩手県は先んじてイニシアティブをとることができない。
今日も強い口調で提言しましたが、どこまで響いたのかは疑問です。令和4年度の予算編成でどれだけ熱を帯びたものが出てくるか注視をしたいと思います。
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