2021年11月21日
復興道路が完遂間近
先日、町村ヒアリングで利用した県北部の三陸自動車道、普代〜久慈間は工事中でしたが、来月中旬には完成の見込みとのニュースがありました。震災から10年で完遂をします。
思い起こすと青森・岩手・宮城三県の県議会が持ち回りで高規格道路と鉄道の縦貫完遂を目標に、震災前は年に一度集まり進捗状況の確認と早期完成を目指して会を持っていたころは、本当に進行が蝸牛の歩みで自分が生きている間にできるのかと思うほどでした。
やる気と予算さえあれば何でもできる。これが完遂に及ぶに至った今一番の感想です。
但し、完遂といっても片側一車線がほとんどで。SAもほとんどなし。場所によってはICも片側のみ入線化という箇所もあり、課題はまだまだあります。
時間距離の短縮が地域の振興にどれだけ寄与できるか、これはこれからの企画力、実行力にかかっています。
一方、宮城県北部では「みやぎ県北高速幹線道路」が完成の見込みとのニュースがありました。以前一般質問でも横軸道路形成について達増知事に本県の重要性を質したときに、この道路の認識と影響も聞きましたがほとんと興味を示しませんでした。本県の県南地区の高規格道路構想がR284号沿線で期成同盟会を結成していますが残念なことに全く進展の気配なし。未来構想の差がここにも顕著に表れています。
この新聞記事ははどちらも河北新報です。
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