6月定例会は去る6日に無事に閉会しました。今後のワクチン接種関連等の必要経費を計上した補正予算は全会一致で可決成立。今後のワクチン接種が順調に計画的に行われることを期待します。
総務常任委員会では2点質問と要請をしました。
1⃣ ILCの戦略的展開について
本会議の一般質問答弁を聞いて、当局がILCによる本県の産業振興策をはじめとした戦略的な内容がほとんど見いだせず、「待ち」の姿勢であることを危惧して、担当部局だけでなく県庁全体で策を前広に展開するよう求めました。そこであえて政策企画部に対して質問しました。残念ながら現時点では私の納得できる内容には至ってはなく、このままでは研究所が位置する本県の優位性が発揮できなくなります。9月定例会の一般質問でさらに深く掘り下げていくこととします。
2⃣ 長期間放置されている屋外用政治ポスターについて
私は政治活動は自由であるべきですが、そこには一定のルールがあってしかるべきと考えます。本県の屋外用ポスターの掲示は他県と比べて広く許容されていると感じます。その中で約2年もの間放置されている「野立て看板」を例に挙げて私は指摘を致しました。たしかに社会のルールをわきまえている政党や政治団体は所期の目的選挙が終わると見事に撤収するか、常設の看板等も管理をされています。しかし、長期間放置されている状況は見事にその政治団体の体を表しているだけではなく、2年間も放置すると景観上も安全上も問題となります。そうした事実から選挙管理委員会に見解を質したところです。こうした管理されていない看板は有権者の政治不信にもつながりかねません。県土整備部とも連携した指導を求めました。
2021年07月11日
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