昨日から一般質問が始まりました。
一般質問は質問者が自分の問題意識を表明する場面でもあるので、答弁を聞くのも大事ですが、むしろ議員の主張の方に重きを置いて聞いています。
今日は陸前高田選挙区の佐々木茂光議員の登壇し、私と問題意識を共有する国道343号の整備、新笹ノ田トンネルの建設についてILCの動向をにらんだ県の整備方針について再質問を併せて質しました。
佐々木茂光議員は達増知事に直接迫りましたが、答弁はILC関連の動向を見ながら という見解を変えることなく県は一歩も前に進む姿勢を見せない答弁。
これだけILC計画が煮詰まっている段階に至っても前々と戦略的に進める気が本県の知事はないようです。
振り返れば達増知事はDIOジャパン誘致に前のめりになって大失敗の失態を見せてからは自ら前に出てリスクを背負うことは止めたようです。リスクを背負わなければ傷を負うことはない。このような姿勢では他の課題であってもチャンスを逃がしてしまいます。
被災地復興に関しても復興防災プロジェクトの成功がすべてをいい方に導き出しているという持論を展開。被災地自治体の首長は知事が思い描いているような本当に実感を得ているでしょうか。一過性のイベントが急激な人口減地域という深刻な問題の解(かい)になっているとは私は決して思いません。
都合の悪いことは伏せることを徹底し、自画自賛のいいことだけを発信する。そのような姿勢がはたして県民の幸福に本当に結びつくのでしょうか?
2021年06月29日
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