2021年05月26日
10年ぶりの乾シイタケ品評会
地元で10年ぶりの乾シイタケ品評会が本日開催されました。東日本大震災時の原発事故の影響で出荷が出来ない状況が長く続き、現在は出荷制限は解かれたものの地元産のホダ木が使用できず、コスト高(東電の補助金対象にはなっている)である他の地域からのホダ木を調達して生産を行っています。出荷制限は解かれたものの市場の価格は低位のままというのも頭の痛い現況です。
しかし、そうした厳しい状況の中でも品評会を開催したことは大きな意義があります。生産者が生産品を持ち寄って競うことにより、情報交換の場にもなり生産意欲が少しでも上向きになることを期待したいと思います。
昨年は東京電力からの賠償スキームが多くの関係者の努力により、支払いサイトが短くなるなどのいい変化もありました。
まだまだ課題は山積していますが、かつてのレベルまでとは言わずとも山と太陽の恵みを活用できる特用林産物は本県の特徴でもあり、伝統産業ですので持続的な生産活動が維持発展できるようにこれからも支援していきたいと思います。
生産者の代表である岩渕謙一さんの熱意を私も心に刻んでまいります。
品評会の会場に出向きましたが余裕をかましすぎて30分前に終了していました(涙)
鈴木健治さんのどんこの部優等入賞作品を特別に写真に撮らせて頂きました。
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