私の愛読新聞、日本経済新聞が達増知事と宮城県の村井知事へのインタビュー記事が掲載され、興味深くくりかえし読ませてもらいました。

記事は2月24日に配信されたものです。
短いながらもこのインタビュー記事から両県知事の課題認識が明確にわかります。
村井宮城県知事
・課題に優先順位をつける
・課題解決へのアプローチを概況を分析して明確化する⇒県民に対して問題の共有化を図る
・重要な課題である経済対策についてはリアルな数値をあげて復興の足取りを明示しつつ、これからの課題について絞る
対して
達増岩手県知事
・課題をあげるより先に根拠のない自画自賛から入る⇒ここでも抽象的な希望という語彙を使う
・課題をあげるも県レベルのものではない枝葉的なもの
・重要な課題である経済対策については楽観・希望的なもので、県が取るべき大局的な視点による施策展開策は示されず
自信のない人ほど自画自賛を繰り返すという言葉がありますが、それの典型的な例ではないでしょうか。
両県知事の課題認識の差があまりに大きく唖然としてしまいます。
また、宮城県は畜産業に対しても近年主催会場になった全共を契機として集中的・戦略的に資本を投入しています。産業振興に対するダイナミズムにも差があり、これでは本県は宮城県とは周回遅れに近い格差を生じることとなります。
先の代表質問においても県政に対する知事の情熱を感じ取ることはできませんでした。その詳細については明日解説します。
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