最終回の翌日はおまけ分としてNHKホールで出演者による古関メロディーの発表会。これもまた異例でしたが、ネットでの視聴者の反応をみると大好評だったようです。

演ずる俳優陣も音楽に通じたメンバーを狙ったのかどうかはわかりませんが、実力者ぞろいでした。15分ではもったいない内容でした。

プロの方の中では森山直太郎氏はさすがの安定感。薬師丸さんも声を聴けば彼女だ!とすぐ分かる清純な声は健在です。それにもまして心を動かされたのは皆さんが真剣に挑戦している姿でした。二階堂さんは確かに細部を突き詰めるとという技術的なものはありましたが、それ以上の魅力に引きつけられました。技術だけでなく心で歌うということでしょうか。
実は心の琴線に触れるという古関メロディーの神髄はそこにあるのかもしれません。

モスラの歌のハーモニーもザ・ピーナッツを彷彿させる実力でしたね。

私はひそかに藤丸ちゃんがお気に入りでしたので、もう見れなくなると思うと残念です。
東京五輪の記憶はほとんどない(当時3歳直前)ですが、今でも私は東京オリンピックマーチを聴くとジーンとするものを感じます。古関メロディーの偉大さを再認識した作品でしたね。福島三羽烏の設定もとても良かったと思います。名残惜しい作品の一つになりました。
いつかロケ地の豊橋市伊古部海岸を訪ねてみたいですね。
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