憲法公布記念の本日 iDRT主催の学びの会があり、私もパネラーとして参加してきました。iDRTさんは independent(独立した)Dependable(頼りがいのある)Round Table(円卓)の略称の会で社会人向けのリカレント教育を実施している団体です。

【パネラーのうちのお一人元衆議院議員玉沢先生の熱弁 お元気です】
1、自己紹介
2、国際情勢と安全保障に関する問題意識
3、上記を踏まえ、日本のとるべき外交・安全保障政策への見解

私は普段から問題意識として強く持っている、かつて眠れる獅子であった中国が近年経済発展を背に受けて軍事費を増大し東シナ海の安全を脅かしている中国共産党の覇権主義に関して強い懸念を抱いていることを述べたうえで憲法に関しても現実的な対応が求められるとしながらも改憲派・護憲派が成熟な議論が交わされていない状況の方が我が国にとって重要な課題ではないかと提起しました。
元岩手大学教授である岡崎正道先生が現憲法がGHQから押し付けられた憲法だから改憲が必要というのは論拠が薄いとし、その作成過程においては明治時代の自由民権運動等の政治文化が練りこまれているのだという説に初めて触れて、まだまだ学ぶことがたくさんあると痛感した次第です。
政党に属しているパネラーが政党の主義主張に基づいて話すのは当然ですが、改憲に即座に迫られない今の現状の中で議論を交差する糸口が見えにくく国民の覚悟が意見として反映されないところが難しいところです。
いずれにしても今回初めて参加させて頂き、知識欲を喚起させるにありがたい会でした。
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