2020年08月18日

東洋の真珠はこれからも輝き続けられるか?

香港が揺れています。

まぎれもなく香港国家安全維持法が原因です。同法は香港に高度な自治を保障する一国二制度の事実上の崩壊とまで指摘をされています。返還の際に出された英中共同声明で約束された2047年6月30日までは27年もあるにもかかわらず・・です。

かつては「東洋の真珠」とも称された都市も歴史の間に立たせられています。

私が初めて香港に触れたのは、祖母の香港旅行から持ってきたコインをもらった時でした。1969年頃だと思います。

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【右上の5セント硬貨はジョージ6世の肖像でエリザベス女王より前のもの】


香港への憧れは洋の東西を問わず映画のロケで取り上げられただけで説明がつきます。

🎥「慕情」
ウィリアムホールデンとジェニファージョーンズのリパルスベイでの逢引のシーンは印象的でした。映画の主題歌は後にナットキングコールやフランクシナトラが歌って有名になりました。

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🎥「社長洋行記」
森繁の社長シリーズが香港に営業拠点をもくろむという話でした。社長シリーズ初の海外ロケ。香港出身の女優 尤敏(ゆうみん)が出演しています(松任谷由実のユーミンは彼女の名に因んでいるとの説があるらしい)。

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そしてこれからどうなる香港!?

🚢貿易中継基地と世界の金融センターの地位はどうなるのでしょう?私が三井倉庫在職中は香港はアジア航路とヨーロッパ航路が交差する港で空コンテナの融通は香港で行っていましたが・・・政治の自由がなくなるということは自由貿易体制が崩壊することと直結すると思われます。

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🎠香港競馬は大いに地位が高まってきましたが、賭博禁止の中国本土の意向が強くなれば残念ながら消滅の可能性が高くなります。香港ジョッキークラブは中国本土にトレセンを建設して先行投資を行いましたが、回収不能になるのではと余計な推測を巡らしています。香港を拠点にしている関係者も世界に散らばり騎手などはJRAにも売り込みに来るのでは?

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香港が英国の租借地から返還されたということは、将来は本国の一部になるということは一定の覚悟があったと思われますが今日まで香港ならではの地位は政治体制が変化することによって大きく変わっていくことは避けられないと思われます。まことに残念ですが。民主化運動が力で押さえつけられるのを自由主義国がどのように対処していくのか・・・日本も対岸の火事では済まなくなります。
posted by 飯沢ただし at 23:03| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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